石川三十五右衛門のつぼ

酒と芝居とネット の 三角地帯で難民キャンプを張る 三十路のサラリーマンblog。「石川五右衛門の7倍手ごわい」を目指す。


ラ・ラ・ランド

監督 デイミアン・チャゼル
出演 エマ・ストーン ライアン・ゴズリング


ららら八橋壮太朗です。

アカデミー賞を受賞して一気に注目されている映画「ラ・ラ・ランド」を見ました。ミュージカル風映画という、普段見ないタイプ。果たして、どうでしょう。

男女2人の物語。ハリウッドで女優を目指し、カフェでバイトをしながらオーディションを受け続ける女。ジャズピアニストとして成功する夢を持ち、自分の志向にあったクラブで雇ってもらおうとするものの、なかなか思ったような音楽性を受け入れてくれる場所がみつからない男。偶然の出会いで急接近。自己実現をお互いに目指し、この街での出来事を季節とともに描く。

さて、前評判も予備知識もなく見られました。ミュージカルは嫌いじゃないけど苦手ですが、「ラ・ラ・ランド」は、楽しく面白く見られました。初見の感想を、ひととおり箇条書きしてみます。

・キーワード「素敵」「いろどり」
・人生をある程度経験したオトナをアツくする。逆に言えば、若い人には刺さり方が違う気がする。
・うまくいかない毎日、目指す夢
・音楽は人を豊かにする。音楽に感謝。

そんなことを感じ取る。「この世界の片隅に」という映画を見たときと共通した感想もあって、それは、オトナにグッとくること、オトナたちの良心を感じること。この企画に出資し、配給している人たちがいて、そこに賞を贈る人たちもいる。世の中、そんなに悪くないよ、と言いたくてしょうがないんだろうか。それだけ現状の飽和感や閉塞感があるってことなんだろうか。

いや、そんな大局的なことも感じたけど、作品の中身よ、肝心の。
画作り、音作り、ああ、こういう表現ってできるよね!ひとつひとつ丁寧!嬉しくなっちゃう。ようこそフィクションならではの、作り物の良さへ。闘わない、SFしない、武勇伝でもない。ミュージカル風とは言え、スクリーンプレイと、素敵な画作りは、こんなにも魅力あふれる時間を与えてくれる。

歓喜や賞賛の嵐、とまで行くようなド級感は無い。
それなのに、この詰まった魅力はいったいなんなのだろうか。
誰しもが、足りてなくて、忘れていたような人生の機微に、ライトアップをしてくれる。
いろどり、そのものじゃないか。

見ると、なぜか嬉しくなっちゃう作品でした。


ラ・ラ・ランド-オリジナル・サウンドトラック
ラ・ラ・ランド-オリジナル・サウンドトラック

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