2007年11月01日

大阪 からほりまちアートにて展示

大阪市の中央区谷町六丁目界隈の
空堀というまち全体で行われている「からほりまちアート」で展示していた
『まちいろぶらブラー』をおえて無事に東京に戻っています。

まちいろぶらブラー 全体からほりの3つの商店街のうちの
空堀ど〜り商店街の藤井こどもクリニックさんの前にて展示しました。



27日の土曜日は曇りでたまにぱらぱら雨の中の3時間と
28日の日曜日はお散歩日和な快晴の日に6時間と展示したのですが、
たくさんのお客さまにみて頂きました。本当に良い経験となりました。



からほりまちアートとの”併催企画”という位置付けではありますが、
全部、自腹でやっていることなので、わずかな予算(笑)の中で、
材料もかっちりしたものは使うことはできず、当然ながら全て手作業でした。

同年代の友人たちは結婚し、子供をうむような、
(大阪滞在中の1週間には二人から出産の報告メールが!めでたい!)
この年齢になって、段ボールやシートと格闘している自分自身をかえりみながら、
誰に頼まれたわけでもないのに一体私は誰のために何をしているんだろう?と
深く深く考え込みました。。。

作業もひとりだったし、直前までものすごく忙しかったせいか、
体調もすこぶる悪く、実はとっても辛かったけども、
いろいろいろいろな意味で、やって本当に良かった。

自分自身を深く見つめる機会になりました。

まだまだ、粗い企画ですが、みなさんの反応もすこぶる良かったし、
老若男女、地元の方も、イベント来場者の方も、スタッフのみなさんも、
なにより私自身が、楽しめる、
良い企画だと実感できたので、今後も改良していこうと思ってます!


まちいろぶらブラー 見ている様子まちいろぶらブラー in からほりまちアート↓はこんな感じでした。

いろんな人
●いしまるあきこ 20枚
●からほりまちアートスタッフのみなさま 30枚
●住民の方(なつかし写真をおかりしました)20枚

によって撮られたからほりの写真『まち写真』がまず最初にあるのですが、
さらに

●イベント来場者(当日参加) 30枚

が加わることによって100枚の『まち写真』によって
『まちいろ』を表現しようという参加型の企画作品です。




まちいろぶらブラー 仕組み写真の裏には撮った人の写真に対する
『まちことば』(メッセージ:何が気に入ったか、おすすめポイント等)が
書いてあって、このメッセージをみた後に
めくって実際に写真を見ることになります。

『まちいろ』は”ブラー”(=blur ぼやかす)することによって
色 そのものも楽しんでもらうのですが、
何より、写真の裏に書いてもらったメッセージや実際の写真によって
本当の『まちいろ』を楽しんでもらいます。

ブラーをすることで、
「なんだろう?」と思い、写真に興味を持ってもらいやすくなります。
普段見なれたまちも他の人の視点でみることができるのは、
まちの人にとってもおもしろい機会です。
一番最初のお客さまは展示会場の向かいにお住まいの方で、
搬入の時から一枚一枚丁寧にみてくださいました。

たいていは”普通の人”が撮った”普通の写真”なので、
必ずしも写真では本当に伝えたいことがとらえきれてることばかりでは
ありませんが、言葉はみなさん伝える手段をそれぞれきちんとお持ちなので、
(特に関西の方はさすが、おもしろい w)
実筆のメッセージはとても強く、御覧になる方々も熱心に見て下さってました。

ほんとうにちょっとした装置なのですが、
不思議な”風景”が創れたし、この場を通して”会話”がうまれました。

例えば、
地元にお住まいの年配の女性は「なつかし写真」を見ながら
「この(学校の)食堂、わたしも使ってたわよ!
 うちにもこんなん写真たくさんあるのに、なんでうちに寄らへんの!!!」

とか

まちいろぶらブラー こどもとおかあさん地元にお住まいの若いお母さんは
子供3人(2人は小学校低学年くらいとベビーカーに1人)を連れて、
写真を指差しながらその子供にむかって
「ほら、○○ちゃんが好きなあの場所よ。知ってるやろ。」
「うちのすぐそばやないの。」

私自身あまり説明をされて何かを見るのが好きではないので、
特にあれこれ言わずに(それでも一応説明文は用意しました)
近くの植栽のところに腰掛けつつ、静かにみてました。

みなさん、なんにも言わなくても、
ちゃんと、楽しんで下さってました。

思っていなかった”動き”もうまれたのはおもしろかったです。
吊るしてある写真の下をくぐりぬけたり、こどもが下を普通に通って、
手を伸ばして遊ぼうとする姿がなんとも言えない素敵な感じでした。

たまに、質問される方もいるのですが、たいていが、
「なんでぼやかしているのですか?」という質問。
↑上記のような理由であえてこうしていますと説明すると、
「なるほどね〜」「おもしろいですね」とおっしゃって去っていきました。


短い期間ではありますが、
まちを体感しつつ、写真撮りつつ、毎日コツコツ制作したこの企画作品は
人間味のあふれるこの場所に合っていたかもしれません。

===
会場以外で作品、私を気にして下さっていてくれたみなさま
貴重なお時間をつかっていらして下さったみなさま
制作にあたってアドバイスをくださったみなさま
大阪滞在をサポートしてくださったみなさま
からほりに関わっているみなさま

本当に本当にありがとうございました!
素敵な機会を得たことに感謝。

ishimaruakiko at 00:24│Comments(0)TrackBack(0)clip!2007年 | 大阪

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