2009年09月30日
吉村昭と北海道
2006年亡くなった小説家、吉村昭は、さまざまな題材を北海道に求めました。北海道や、オホーツクに舞台を選んだものとして主な大作ものは
間宮林蔵 講談社 1982.9 のち文庫
破獄 (読売文学賞 芸術選奨文部大臣賞 岩波書店 1983 のち新潮文庫(NHKドラマ 1985.4.6)
海馬(トド) 新潮社 1989.1 のち文庫
大黒屋光太夫 毎日新聞社 2003.2 のち新潮文庫
(wikipedia による)
特に「間宮林蔵」と「破獄」は北海道の歴史を語る上で描写に優れた作品です。リストにはありませんが苫前の羆事件を扱った「羆嵐」もお読みください。
「破獄」は戦後昭和の「パピヨン」と呼ばれた有名な脱獄囚「白鳥某」を主人公に、北海道の囚人文化を描きます。唯一、網走刑務所を脱獄した「白鳥」は砂川市北光地区で自警団と争い、一人を致死させ、再び収監されます。
Surachipt は都会ではありません。脱獄囚、犯罪者は容易に都市に潜伏できます。たとえ市街部であっても、農集落でも相互協力の伝統があります。
いわば、究極の「顔パス」システムが徹底しているため、都会ではいくら高度な認証システムを導入しても、カードやハイテクの認証システムだけでは「飲酒」「ドラッグ」「借金苦」などの性癖は見抜くことができません。
大都市周辺ではなく、Surachipt にデータセンターを作るということはこういうメリットもあります。
キーワード
雪冷データセンター、省電力データセンター、低環境負荷データセンター
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