雪のパワーでデータセンターを冷やす都心型データセンター百選

2009年10月08日

三河と中空知の共通性 - 微妙な都市との距離感

三河と言えば、徳川家康、今はトヨタ自動車の本拠地です。徳川が興る以前は「草深き三河」と田舎呼ばわりされていました

。隣の尾張は水と広大な土地がある豊かで経済力がある土地、駿河の今川はと言えば駿府の公家、東海道の先進文化を支えて

いました。

明治維新以降、三河は愛知県に含まれていますが、三河は丁度、西日本と東日本の境にあります。言葉や食習慣が見事にこの

土地から変化します。

なぜそんな「草深き」田舎くさい土地から徳川政権が生まれ、世界のトヨタが生まれたのでしょうか。

都市からの微妙な距離感は、複雑に影響します。隣の織田信長、今川義元がいなければ、決して徳川家康は生まれなかったで

しょう。しかも東海道を行き来するには三河は必ず通らなければならない要衝です。

また、都市から微妙に離れた距離感は先進的なチャレンジを常に行うことができます。駿河の今川義元は、こうしたチャレン

ジを怠りました。大きな都市でチャレンジすることは大きな費用と努力が必要です。三河の侍軍団はこうした土壌に育ちまし

た。

砂川は北海道では珍しい内陸型工業都市です。都市の中や周辺部では実現できない化学産業で発展しました。よくも悪くも近代日本の経済を支えてきました。しかも、交通の要衝です。

甲子園代表となった、砂川北高校は「北北海道」代表でした。清原和博選手がPL学園に在籍していた84年の甲子園です。

sorachipt は「空知」にありますが「北北海道」と「南北海道」の境目にあります。ひとつの地方が二つの地域に分かれている非常に稀な例です。この例からも、このロケーションが北海道のメインストリートの真ん中という特殊な地域であるということがわかります。

都市に微妙に近く、十分な距離があることが、この街の最大の特徴です。

-Keyword-

省電力データセンター、雪冷データセンター、グリーンデータセンター構想

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islandcenter at 15:22│Comments(0)TrackBack(0)Surachipt と砂川 

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