通信回線は「遅い早い」は誤り「細い太い」が正解“ローグクラウド”実装が急増 管理部門の新しい頭痛の種

2012年11月30日

MBs と mbps の違い、転送速度と通信容量の表現

よく 8メガ ADSL とか 100メガ光などという言葉を使いますよね。
この単位の意味は何なんでしょう。

通常 100メガ と言う場合 100mbps (mega bit/second:ビット/秒)です。
しかし、ファイルをコピーするときに MB/s とあるのは MB/second (Mega Byte/second: バイト/秒)です。

さて、ここで数学に弱い私(皆さんも?)は混乱し始めるわけですね。

基本的に 1 Byte = 1bit × 8 です。

だから 100mbps の回線で送れるデータ転送量は 100 の8分の1 = 12.5 つまり 12.5MB/sec なのです。

さて、ここで更に私のような数字に弱いヒトはお怒りになるわけです。

「100Mだから100Mのデータを送るのに8秒もかかるのはおかしい!」

とても大事なことなのですが単位が違うのですね。

また、話がややこしいことに 1000 = 1K ではないのですね。実際に 2 の倍数なので 1024 byte = 1 Kbyte, 1M byte =(およそ) 1024 kbyte ということになります。

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普通、通信規格 bit per second の場合 bps と小文字で書き、転送速度 Mega Byte/Sec は MBs などと大文字で表現することが一般的なのですが、必ずしも「ルール」ではないので「光100メガ」などという広告表現がまかり通ってしまいます。

※実際 100Mbps の回線でデータを送っても途中の経路にある装置やディスクの速度によって 100Mbps で送受信、できる転送量は理論上 12.5MB/s なのですが実際の条件が良い環境でも現実には 8MB/s 程度のようです。

また、マンションのような集合住宅の場合、マンションの入り口は 100Mbps でも、中の100軒がみんな使えば1家庭あたり 1Mbps しか割り当てられません。同じことは無線回線にも言えることで、「40Mの高速無線通信回線」と言っても、同じ周波数をみんなで利用するわけですから、うたい文句ほど性能は出ません。以外と利用者の少ない地方都市の方が性能が出るケースは当たり前なのですね。

最近のパソコンでは GBe (ギガビットイーサネット)の端子が付いているのでギガビット対応の HUB とケーブル同士で繋げると、一秒間に 1000分の8 つまり 125MB/s 程度のデータを理論上できることになります。DVD一枚分のデータをわずか1分弱で送れるということです。

しかし実際は 70MB/s 以上の転送はできないようです。これはまだ録画したビデオのデータのような巨大なデータ(シーケンシャルデータ)の場合で「数Mb のデジカメデータ数百本」などランダムなデータを転送する場合は 10MB/s も出ればよいほうです。これは送信する側の性能と受信する側の性能が異なれば、当然遅い方に合わせて転送されます。

当然DVDに書かれたデータを読み出すにはDVDの駆動装置がその速度に耐えられないわけです。

一般にデータセンターなどで使われるサーバー用ディスクは普通のパソコン用のものとは、一桁違う精度のものを使っています。性能はファミリーカーのエンジンとF1マシンほども違います。精度や回転数、耐久性は数倍、価格も一桁違います。もちろん全てがこのような高性能なものを使うわけではないのですが、アクセスの頻繁なデータベースシステムなどでは良く使われますし、逆に1日に一度もアクセスされれば良いような、このブログのようなデータはもっと安くて遅いディスクが使われます。


石狩川流域をシリコンバレーに、勝手なプロジェクト



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