Openstack:クラウドソフトウェアって何?データのバックアップ

2014年06月08日

LibreOffice は地方自治体にピッタリ

北海道では深川市、弟子屈町など、また、会津若松市や徳島県庁、山形県庁などで導入されているオープンソースの Office アプリケーションが LibreOffice です。

LibrOffice の最大の特徴は

「Windows でも Mac でも Linux でも無料で使える」

ということです。

自治体には様々な業者が文書を納入し、必要であれば住民へのファイルの提供も行うことがあります。しかし Microsoft Office は Macintosh では開いて編集することができません。Mac 版 Office もありますが、微妙に問題が起こります。

また、今年4月にサポート切れで騒動となった Windows XP 搭載PCを Linux に置き換えた、という個人の方も結構周囲にいます。

LibreOffice が地方自治体に導入された最大の理由はライセンスコストなのですが、オープンソースを推進することで、その地域の事業者、住民も電子化のコストを削減できます。

何しろ、今やPCは一人1台の時代です。家族のPC全てに1ライセンス数万円の Microsoft Office をインストールするとなると大変な額を、住民は自己負担しなければなりません。

もっともプリインストールや、同一家庭で利用する場合の緩やかな制限など、様々にコスト削減はできます。それでも全てのPCに Microsoft Office を導入する場合のライセンスコストは馬鹿にはできないのです。

また、Office Home Edition や Academic Discountを行使して購入した Microsoft Office では、ビジネス向けのファイルを作成してはならない、というルールもあります。つまり「家庭用PCにプリインストールされた Microsoft Office Home」 では、個人事業者の青色申告の計算もできない、というルールです。また、学業と仕事と二足の草鞋を履いている苦学生は、自分のコンピュータで、仕事用の文書を作成することは禁止されているようです。

子供の学生証でアカデミックパックを買ってきて、お父さんのPCにインストールするのが非常識であることは当たり前ですよね。

その様にHome Edition がプリインストールされている Microsoft Office が仕事でつかえないので、別途ライセンスの購入が必要だということらしいのですね。日本では特別なルールがあるそうですが、海外では一応そういうことになっています。

またプリインストール版は、他のコンピュータに「移植」することができません。インストールされたコンピュータと紐づけられて、利用許諾をされています。したがって、PCを買い替える時はまた Office も買い替えなければなりません。

私の場合は、ノートPCからデスクトップ、更にはテスト用のサーバ環境にもライセンスフリーな LibreOffice を導入しています。何の懸念もなく導入することができます。

一方、Microsoft Offce を導入する場合、これがライセンスに適合するのか、あるいはインストールする途中で、あの長ったらしい呪文をセットしないと起動しないかも知れないという不安があって、ライセンス上やはり安心して使えないのです。


なーに、慣れだよ

Microsoft Office から LibreOffice への移行の最大の問題点は、利用者の「慣れ」の問題です。ほぼ文章を作成するとか、表計算をする程度のことであれば、何の問題もなく使い始められますが、ちょっと凝った作業をしようとするとたちまちこの問題にぶち当たります。

こういったちょっとした問題の「よくある質問集FAQ」を作っておけば問題は少ないでしょう。私は絶対に凝ったことはしません。何しろ時間の無駄ですし、凝った「文書」より凝った「文章」を大切にします。残業泥棒と呼ばれないためにも、できるだけ簡素な「文書」にすることを心がけています。

良くある互換性の問題


LibreOffice を使った場合、Microsoft Office の文書が崩れるという問題がまれにあります。多くの場合、俗悪な「Excel 方眼紙」を使ったケースにあるようで、早くこの Excel 方眼紙は撲滅して欲しいものです。Excel 方眼紙を使ったスプレッドシートでない限り、まずほとんど罫線や文字化けなどはありません。こういった問題は、レイアウトと印刷した時のクオリティのみを重視する政府や自治体からまず考え方を変えなければならないでしょう。

多くの導入自治体では、Microsoft Office も入った端末を数台用意しているようですが、これは場所の無駄というものです。リモートデスクトップを使ったVDIシステムであれば、サーバー室やデータセンターに導入した Windows 端末を Microsoft Office 専用にしておけば、スペースや電力、配線などの問題も解決します。

何よりも自分が使うPCに LibreOffce しか入っていない訳ですから、使うしかないのです。もし両方インストールされていれば、どうしても「慣れてしまった」Microsoft Office を使いがちになってしまいます。

役場がある特定のメーカーの製品を指定して納品を要求するというのは非常に不公平ではないでしょうか。

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islandcenter at 00:18│Comments(0)TrackBack(0)

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