2019_02_15_02







出典:https://www.irasutoya.com/

↑の画像は、フリー画像素材でおなじみの「いらすとや」で「アルバイト」というワードで検索したものの中のひとつなんだけど。

サイパンのアルバイト事情

ちなみにサイパンでも、店の軒先に「働いてくれる人探してまーす」って貼り紙をしたり、Facebookで「スタッフ募集中!」ってアップしたりしているの、よくある。

だからと言って、例えばこれを読んでいる奥さんが3月22日からのチャーター便パンチョでサイパンに来て、すっかりサイパンを気に入って、「いつかはこんな場所で暮らしてみたいわねえ」なんて思ってた最後のお夕飯、あるお店でご飯を食べたら「あら、このお店、海の前でステキ」とか思って。
お会計済ませて帰ろうと思ったらドアの横に「スタッフ募集中」の貼り紙があったもんだからサア大変。
日本人と思われる送迎車の運転手さんに詳しく話を聞いてみようかしらと思ったんだけど運転手さんだからお店のことよくわからないかも知れないし、って言うかこの人無口で愛想ないし、たしかにちょっとブラッド・ピットに似てるかも知れないけどこの人に聞くのはやめて、明日その辺の紙にちゃちゃっと履歴書書いて、それを持ってもう一度自分の足であのお店に行ってみよう…。

…なんてことは残念ながら基本的にはありえないのだ(キッパリ)。


当たり前っちゃあ当たり前の話だけど、日本の学生さんが「バイト募集」の貼り紙見て「おっ。行ってみよ」って言うのと同じで、サイパンの求人広告で「おっ。行ってみよ」と思えるのは、アメリカのパスポートを持っている人たちだけで、まとめてみると

チャモロ人  ◯
アメリカ人  ◯
外国人(旅行者) ✕
外国人(サイパンでもう働いている) △


…こんな感じ。

「旅行者」の「✕」はわかりやすいにしても、サイパンですでにもう働いている外国人が「△」なのは、その外国人がどのステイタスで働いているかによって違うので、こう言う判定になるのだ。

これに関してもうちょい詳しく書くなら、

CWビザホルダー ✕
Eビザ(投資家・駐在員ビザ)ホルダー ✕
EAD(労働許可証)ホルダー ◯
グリーンカードホルダー ◯


…となる。

CWビザは会社が会社の名前で取得しているので、その会社以外では働けないし、Eビザも同様、ビザを取得した際の会社でしか働けない。

逆にEADホルダーやグリーンカードホルダーはどこの会社でも何の会社でも制限はなく、なんだったらふたつみっつ掛け持ちしてもいい。


と言うわけで、海の目の前のレストランに憧れた奥さんだったけど、「本気で働く」かつ「合法的に働く」のなら、まずは何らかの働けるビザ、いわゆる「就労ビザ」を手にしなければならない。

…って言うか、これくらいの基本的なことなら、その愛想のない日本人運転手でも知っていると思うので、聞いても良かったかも知れない。

まだまだくすぶるCW問題

原則として、ビザの取得費用は全額会社持ち。

だから、奥さんが真剣にそのレストランで自分を売り込んで、そのレストランの人が奥さんを「この人は即戦力になる! 雇いたい!」と思ったら、ビザ取得関連費用は会社持ちで、ビザホルダーになる手続きをすることになるんだけど、たとえばこのCWビザ、有効期間は1年で、1年毎に更新してまたそこそこのお金がかかることになる。
そこで最近よくあるらしいのが、「初回申請費用は会社と申請者で半分ずつ負担。就職から1年経った時点で、申請者が払っていた半額分を、会社が申請者に払い戻す」だったり、「初回申請費用は全額申請者が払う。雇用開始から1年が経った時点で会社がその全額分を申請者に払い戻す」って言うルールを採用している会社。
法律的に考えてこれが正しいのかグレーなのかぼくにはちょっとわからないんだけど、個人的にはぼくはこれはとてもフェアなやり方だと思う。人柄も能力も何もわからない人間に対して約1000ドルの申請費用かけてギャンブルするほどどの会社も余裕ないしね。


ところで、去年(2018年)、最初は4,999まで数が絞られて、後に「数を13,000まで増やす! CWビザ制度も2029年まで10年延長する!」って言う法案が通って、なんとなく「めでたしめでたし感」が島に漂ったのはまだ記憶にあたらしいところだけど、実はまだあちこちから「えええ… こんなのどうしたらいいのよ…」みたいな声が聞こえてきていて、それはどういうことかと言うと、せっかくCWの数が13,000に戻って、4,999の時は落ちちゃったけどもう一度申請したら認可されて、喜んでいたのはいいけれど、やっとの事で認可書類が届いてみたら「ビザ発給場所」のところに「マニラ」って書いてあってまあどうしましょ、って言うフィリピン人がすごく多いんだって。

どういうことかと言うと、「発給場所」が「マニラ」ってことは、一度フィリピンに帰らなければならないということであり、そうなると最低でも1ヶ月は仕事を休まなければならないということであり、そのフィリピンまでの航空券代は会社が負担しなくてはならないということ💦でもあって、二重三重の苦難なのだ。


しかも!

フィリピン人コミュニティーでは「(認可を受けているにもかかわらず)一度この島を離れたら最後、面接でアメリカからああだこうだケチつけられて、もうアメリカ大使館からはビザを発給してもらえねえ!」って言う噂が蔓延しちゃっているからサア大変。「おらこの島出ねえ」っていってる人もそこそこいるんだって。


実はうちにも「発給場所マニラ」の人がひとりいて、「おらこの島出たくね(泣)」って言ってるけど、真面目な話ししちゃうと、万が一この人が島から出ないままOLEAIで働き続けて、万が一見つかっちゃったとしたら、当然雇っていた側にも責任が問われ、軽くても罰金、思いと逮捕されちゃう。

なので、たとえ帰ってこれるか帰ってこれないかのギャンブルみたいな意味合いだとしても、残念ながら涙を飲んで帰さないわけにはいかないのだ。



その一方、来年のCW、12,500に数が減ることはもう決まっているけど、今年の13,000、実はまだ枠が余っているという話もあり、「CWの延長手続き」がこんなに厄介になる可能性を含んでいるのなら、いっその事「1年単位で割り切って考えて、新しい労働者を新規のCW申請でフィリピンとか日本とかから呼んできたほうが経営計画を建てられるのではないか」という声が出てくるのも当然なことで、実は奥さんにとってはもしかしたら今は大きなチャンスかも知れないのである♪

なので、日本人運転手のセクハラに耐える自信と覚悟があるなら、履歴書など送ってみてはいかがwww






…あ、そうそう、それでバイトテロについてだけど。


 後編に続く。


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