ありがたいことに、実際にお店に来ていただいたお客様のうち何人かの方に

「○○はどうなったんですか?」
「○○は本当のことですか?」

などと聞かれることがある。

そんな中から、比較的ご質問が多かったことについて、少しだけご報告しようと思います。



まずは、BEACH BOY。

お店を作っているとき、毎日のように遊びに来ていたわんちゃん。

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このこ。

幸い、あの後もからだにペンキを塗られるようなことはありませんでしたが(笑)、
彼はいつの間にかぼくたちの前にその姿を見せなくなった。

それにしても、びっくりしたのはこの島の人たちの、犬とか猫などの動物に対する考え方。

日本では、「ペット=家族」である。
少なくとも、ぼくがいままで過ごしてきた環境の周りでは、誰もがペットを家族のように扱っていた。

病気になったら当然のように病院に連れて行く。
いなくなったら当然のように血眼になって探す。

死んでしまったら、悲しむ。


確かにBEACH BOYは「ペット」ではなかったけど、彼がその姿を見せなくなった時も、
ぼくは気になってしかたなかった。


しかぁし!

…なんなんだろう、よく「農耕民族と狩猟民族の違い」とかって言うのを耳にするけど、
これもそういうことと同じくくりのことなのかどうかわからないし、ちょっと違う気もするけど、

誰もBEACH BOYの行方とか、全く気にしないのだ。

ぼくが「BEACH BOY最近来ないね?どこ行ったんだろう?」とか言っても、

「もっとちゃんと餌がもらえる場所を見つけてそっち行ったんだろう」
という、いうなれば『BEACH BOYに幸あれ』的なことはまだましな方で、
「車にひかれて死んだんだろう」「食べられちゃったんだよ」
などということまで言う。

しかもみんなにこりともしないで。

ええええええええええええええええええ

…そりゃないぜBROTHER。


ちなみに、「サイパンには野犬が多い」とよく言われる。
首輪をつけていない犬が、街中いたるところにいるからだ。

しかし、それはちょっと違うらしい。

サイパンには、「飼い犬に首輪をつける」という習慣がまだ行きわたってないのだ。

それでも最近は少しずつ首輪を付けた犬も見かけるようにはなったが、
首輪をつけている犬でさえ、基本はやはり放し飼いだ。

だから、街を歩いていて、首輪をつけていない犬がいたとしても、それは野犬ではなく、
どこかの家の飼い犬で、首輪をつけてなく、放し飼いにされているだけ、という可能性が少なくないのである。

なので、首輪をつけていない犬が自分の近くに来ても、過度に怖がる必要はないのである……。

……と思っていた。そう、あの日までは。


追記:蛇足ではあるが、こちらのローカルの文化として、犬を食べるという文化はない、ということを記しておく。