2019_08_12_01

















昨日の前編で、
「北マリアナは日本のマーケットにものすごく期待してるけど、それは『日本に頑張ってもらわないとまじやばいんだから頼むよまじで』型の『期待』である」みたいなことを書いた。


ぼくらだってもちろん期待している

その「期待」の拠り所になっているのが、スカイマークの定期便パンチョであることは間違いのないことで、ぼくらと同じくらい、もしかしたらぼくら以上に「定期便パンチョまだーって思ってるかも知れない。

ただね、この島の悪い癖、本当に悪い癖として、「人に任せておけばもう大丈夫♪」と思っちゃうところがあるんだよね(苦笑)。


今回のことなら、

「日本からパンチョが定期便で飛んでくれば大丈夫じゃろ」
「そのパンチョも、スカイマークが飛ばすっつってんだから大丈夫じゃろ」


…みたいにね。


まあでも、今回のスカイマークに対する「期待」、もちろんわからなくはない。ぼくらだって同じようなもんなんだから。

ぼくらだって「スカイマークの定期便パンチョ、絶対に飛ぶはず(ゴクリ)」と思ってるし、「飛んだらまた日本からお客さんがいっぱい来てくれるはず(ゴクリ)」と思ってるし、「社長さん、いっそのこともう全部ぶちまけちゃえばいいのに」と思ってる。

でも、少なくともぼくらは、「定期便パンチョが飛んでくれさえすればなんとかなる」とは思っていない。


……よね(キョロキョロ)?

突然の決定

北マリアナ政府が「日本マーケットに頑張ってもらわないとまじやばい」と思っている理由の、そんなに大きくないかも知れないけど、そのひとつとして考えられるものに、こんな新聞記事があった。

MVA official disappointed with US decision to scrap visa-free entry for Russian tourists

マリアナ観光局の人が「ロシア人観光客のビザなし入国を廃止した連邦政府の決定にはまじがっかり」と言っている

つまり、ロシアの人たち、アメリカ本土とかハワイとかグアムに行くのには、たとえ2泊3日の観光旅行だってビザをトライとアメリカに入国できないはずなのに、今まではなぜかサイパンにだけはビザなしで入国することが出来た。それがある日突然ワシントンの連邦政府からの鶴の一声で、廃止になってしまった、と。


ロシアの人たちがサイパンにだけはビザなしで入国できた、つまりサイパンだけが「ロシアの人たちがビザなしで入国できる世界で唯一のアメリカ」だったわけで、もちろんこれは連邦化(2009年)以前の北マリアナ諸島連邦時代の名残り。

今ではもうなくなってしまったけれど、昔はウラジオストックからのパンチョがあったりして、ワールドリゾートのプールとか行くと「あ、この人絶対ロシア人だな」って言う人がけっこういたのよ。


ちなみになぜ「絶対ロシア人だな」って、「絶対」がつくくらいに確信を持ってそうわかるかというと、男の人がみんなめちゃくちゃ強そうで(泣)。

しかも皆さんなぜかがっつりビキニの水着で、その奥さんも負けないようなハイレグの水着で、モデルさんみたいな体型の人ばっかりで。

サイパン在住の日本人の方に「あれはいったいなんでなんでしょうね」って聞いたら、「サイパンに来れるようなロシア人たちは、成功してある程度の地位を持っているロシア人ばかりで、そう言う人たちは自分の体にもお金をかけているからみんなすごい体をしているのだよ(キリッ)」と言っていた。
ぼくは「なるほどねー(鼻ほじ)」と言った。


この記事には、「2014年には年間14,000人のロシア人がサイパンに来た」って書いてあるけど、その後ロシアからのパンチョがなくなって、ロシアの人たちも仁川経由で来るしかなくなって、どんどんどんどんその数は減少。

down to 2,000 annual arrivals

年間2,000人にまで下がっちった

…ということなんだけど。

北マリアナがびびっている

この記事の中で一番気になるのは、この部分。

the federal government did not consult Guam or the CNMI before scrapping the visa-entry program for Russian visitors.

連邦政府はロシア人観光客のビザなし入国プログラムを廃止する前にグアムや北マリアナに相談しなかった

つまり、今はまだ許されている中国人観光客のビザなし渡航も、ワシントンの連邦政府の心ひとつで何の前触れもなく廃止させられる可能性がある、という事。


これは北マリアナ政府、びびりまくりである。

もっとも、同じ記事の中に

MVA is refocusing its efforts in Washington, D.C. to ensure that “what happened with Russia will not happen to China.

「ロシアに起こったことが中国に起こらないようにする」ために、ワシントンでのマリアナ観光局の取り組みに焦点を合わせている

…って書いてあって、一応「がんばりまーす」って感じなんだけど、ぼくの予想ではまだ何も動いていない(確信)。

「島」にもやるべきことがある

おそらく、北マリアナの偉い人、つまり議員さんの中で、「これはやばい💦中国人のビザなし入国もなくなるかも知れない」って危機感を持っている人が20%くらい、残りの8割は「なんとかなるだろw」くらいに思っていると思うんだけど、「日本マーケット頼り」「スカイマーク頼り」の雰囲気が出てくるのも当然のこと。


…ただね。

「日本からパンチョが定期便で飛んでくれば大丈夫じゃろ」
「そのパンチョも、スカイマークが飛ばすっつってんだから大丈夫じゃろ」


これは違うぜ?


あまり日本からのパンチョに「おんぶにだっこ」状態でプレッシャーかけられても、「島」がちゃんと受け入れてくれる体制を整えてくれないと、なんにもならないんだよなあ。


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