2019_10_23_02








出典:https://www.lifehacker.jp/2015/07/150721_enjoy_pay.html

けっこう前、去年(2019年)の10月の終わりに、2回に渡って「日本っていう国の人々はお金に関する考え方がちょっと他の国の人たちとは変わってるかも知れないね」ということを書いた。
(参考記事:『「キャッシュ」というものに対しての考え方の違い。(前編)』
(参考記事:『「キャッシュ」というものに対しての考え方の違い。(後編)』

で、ついこの間、「『働き方改革』に必要なのは『ノー残業デー』ではなくて『賃金』なのでは?」ってことも書いた。
(参考記事:『さあ、バイトを始めよう♪(2020年版・1/4)』

今回は「お金」がテーマ

このブログでも何度か書いてきたように、ぼくは日本人とそれ以外の国の人たちの、「お金」、特に現金に対しての考え方みたいなものが、DNAのレベルからして違うような気がしてる。

おさらいの意味で簡単に書くと、

日本人は「お金で買えないものもある」と思っている。
外国人は「お金で買えないものはない」と思っている。
日本人は「サービスは基本的に無料」だと思っている。
外国人は「無料のサービスなんてものは基本的にない」と思っている。


…とまあ、こんな感じかな。


そして、前回までの結論として、

日本人は「『カネで解決する』ことはちょっと恥ずかしい事」だと思っている。
外国人は「『カネで解決する』事が可能ならそれが一番簡単」だと思っている。


…って言うのもつけ加えていいと思う。


わかりやすい例を挙げると、日本の飲食店なんかでよく見られる(と思われる(笑))、こんな光景。

「ねえねえ、ちょっとお酒濃い目に作ってよ」
「店長に内緒で、上に載ってる肉ちょっと多めにして」
「今サービスしとけば俺たちだって『また来よう』って気になるんだからサービスしといた方がいいだろう?」


これらのこと、実はOLEAIでは今までただの一度もないのだ(笑)。

日本人はそーっと言うでしょ(笑)

正直、似たようなことを言う人たち、いないわけではない。

「ライスいらないから、代わりにフライドポテトつけてくれ」とか。
「サラダの上にチキンを載せてくれ」とか。

でも、こっちの人がこう言う事を言う時の特徴として、「すごく堂々と言う」ってのがあってさ(笑)。なぜそう言うお願いをするのに「堂々としている」かって言うと、お金を払う用意があるからなんだよね。

たとえばこれ、さっきの日本の例で言うと、「店長に内緒で、上に載ってる肉、ちょっと多めにしておいてよ(ニヤニヤ)」って言った人、100%の人が「お金を払う気はない」よね(笑)。
店員さん、「じゃあ、少しだけですよ!」とかなんとか言って実際にお肉を大盛りにして、涼しい顔して伝票に「肉大盛り 150円」とか書いてあったら、たぶんお客さん怒っちゃう(笑)。「話が違う」って。

でも、考えようによっては、「お肉の量を少し多めにする」って言う、「普段やっていないことを特別にやった」っていうだけでもう充分「サービス」なんだから、その「やってもらったこと」を無料にしてもらうだけでも充分ありがたいわけで、その上さらにお肉の分まで無料にしてもらおうだなんてちゃんちゃらおかしいっしょ、って言う考え方もあるわけで、この島の人はどちらかと言うとそっち方向、「いやいや何かやってもらうんだったらお金払わなきゃ」って言う考え方。

つまり、「お願いごとがあったらお金を払ってやってもらう」=「お金で解決する」的な考え方なのだ。

サイパンでの求人は大変

日本語に「カネにモノを言わせる」「札束で顔をはたく」などの言葉があるように、こう言った「お金で解決する」的なこと、あまりお行儀のいいことではない、って感じで受け取られることが多いけど、実はぼく、誤解を恐れずに言うと、もし金銭的にそれに見合うだけの余裕があるなら、「お金で解決する」ってこと、今の世の中そんなに悪いことじゃないなって思っていて。

一番わかりやすい例が、求人ね。

この島、サイパンは今、空前絶後の労働力不足とぼくの中で話題なんだけど、実際問題、OLEAIも慢性の労働力不足に直面している。ちょっと前から日本人女性をなんとか時給3ドルで雇おうと思って動いているんだけど、どうやらその人、北マリアナにも「最低時給」って言うのがあるの、知っているみたいで、交渉は暗礁に乗り上げている。

でも、この「労働力不足」も、「お金で解決する」ことは可能なのよ。高い給料出せば、いくらでも人は集まるんだから。

ちなみに、日本でサラリーマンをやっていた時、新入社員何人も見たけど、「多くの人にゴルフの楽しみを」とか「お客様に対してのぼくの使命が」とかいう人より、「稼ぎたいんです」って言う、いわゆる「カネ目当て」で入ってきた人のほうが、ずっと信用できたし、成績も良かった(笑)。



ただし、アメリカの場合、労働者がものすごく法で守られているので、特にローカルの場合、

「高い給料で募集しました」→「雇いました」→「稀に見るようなクズでした」

って言う場合でも、「お前もうクビな」って簡単に言えないようになっていて、仮に解雇することが出来たとしても、次の求人の時、

「〇〇〇日以内に解雇した者に必ずまず声をかけなければならない。声をかけてその者が『俺っすか? …まあ、そんなに言うんだったら働いてもいいっすよ』と言ったら必ず雇わなければならない」

なんていうとんでもないルールがあるので、めったにそんな方法もとってられないんだけどね。



  後編に続く。



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