2020_01_05_06









出典:https://kinyu1.com/post-782/

このブログでも何度か書いていることだけれども、ぼくは実はギャンブルをすることを神から許されていない人間なのである。

社会不適合者

「小さい頃から家族とトランプをして負けると泣くタイプ」「勝つまで(正確には『勝たせてくれるまで』)トランプをやめないタイプ」って言うの、今まで何度も白状してきたけど、それよりもさらに深刻なのは、「ぼくが自分以外(時には自分のことも)何も信じられない社会不適合者だから」。


…ほんと、だめなんだよね。

たとえば、カジノの「ディーラー」と呼ばれる皆さん。
あの人たちったら、本当にプロフェッショナルで、例えばトランプだったら「いつでも好きな時に思い通りの数のカードを出すことができるらしい」し、ルーレットだったら「99%の確率で思い通りの数に玉を入れることが出来るらしい」とか言うのを聞いて、「そんなのかないっこないじゃない!」って思っちゃうんだよね(苦笑)。

ギャンブラーの人に言わせると、「それも含めて『ギャンブル』なんだ」ってことらしいんだけどさ。
つまり、「『ディーラーの人と仲良くなる』とか『ディーラーの裏をかく』とか『ディーラーの心を読む』とかも含めて賭ける」って言うんだけど。

…まあ、確かに言われてみればわからなくもない話で、もし「ディーラーの人は何でもかんでも思い通りに出来てまじで100戦やったら100回勝てる」のであれば、「カジノで勝った」人なんてのは存在しなくなるわけで、そしたらそんなに時間がかかることなくカジノには誰も来なくなり、そのカジノは潰れてしまうよね。


…結局、考え方としては「ディーラー=演出家&脚本家」で、お客さんを勝たせるにしても負かすにしても、「お客さんが楽しめるようにすべてをコントロールしてる」って言う方向が近いのかも知れない。

「もしも」シリーズ

例えば、ぼくがもしも「何でもかんでも思い通りに操ることの出来るプロフェッショナル・ディーラー」だったとして。

その日の軍資金、100ドルをちびちびちびちび賭けていた日本人観光客(30歳前後のご夫婦)が、いよいよ負けが混んで、手元にある残り5ドルで最後の勝負に出たとしたら。

「いよいよ最後の5ドルだね」
「そうね」
「…ねえ、もう50ドルやらない?」
「だめ!約束でしょ!」
「でもさ…」
「って言うかなんであなたもう『この5ドルの勝負も負ける』って決めつけてんの?ばかなの?」


…なあーんて会話を目の前でされたら、勝たせるよね(笑)。その5ドルの勝負。

もしかしたら2~3回連続で勝たせて、所持金50ドルくらいまで戻して、

「…ねえねえ、今ついてる流れだから…」
「ん?」
「残り全部賭けちゃわない?」
「えっ。50ドル全部?」
「うん。だって今、ツキが私たちに来てるじゃない」
「…まあな」
「それにちょっともう眠いし」
「…まあな」


…ってなったら、あっさりぼくが勝つ。



で、帰り道、

「結局『あともう50ドルやる』って言うのと同じ結果になったね」
「そうね」
「くやしいなー」
「くやしいけど、おもしろかった」
「そうね、おもしろかった」


…って言う会話をしてもらうの(笑)。

もっと「おもしろい」を真剣に考えよう

いつもいつも書いてるけど、この最後の「おもしろかった」って思わせること、客商売に携わる人はもっともっと真剣に考えなくちゃいけないことだと思っていて、このご夫婦もそう思えたなら絶対に日本に帰って友だちとか周りの人に、

「軍資金100ドルで始めたんだけど初め全然勝てなくて、あっという間に残り5ドルになっちゃって。もうだめだと思ったんだけど、『最後の勝負!』って言って気合い入れて賭けたら勝っちゃって!その後も連戦連勝して。…その頃かな。私の中の誰かが『全部賭けて最後の勝負しろ』って言ってきたの!で、旦那に『全部行こう』って言ったら、どうやら私、『ギャンブラーの目』になってたみたいでさ、旦那も反対できなかったって(笑)。…で、全部行ったわよー。そして全部負けたわよー。私の中のギャンブルの神様、大間違いだったわよー(笑)。…でも、おもしろかった

…とかなんとか吹聴するのよ(笑)。


そして、絶対に次回もまた来てくれる(確信)。


…だったら、「勝ちに行く」のではなくて、「ディーラーの描く演出を楽しみに行く」って言う心構えでカジノに行ってもいいんじゃないの? って、自分に問いかけてはみるものの、やっぱり答えは「NO(キッパリ)」。

ぼくぐらいのクズレベルになると、「『おもしろかった』って思えるのは勝った時だけ」だから、やっぱりぼくにはギャンブルをやる資格がないのだ。


余談だけど、このブログでも何度かご紹介させていただいている、Cさん改めChloeさんのこちらのブログ



…読むと、「こう言う楽しみ方ができたらいいなあ」って心から思える。


…なんだろう、ギャンブルに対するすべてがかっこよくて、逆になんかちょっとムカつくよね(真顔)。






…とまあ、皆さんにおかれては、ぼくのクズさ加減が改めておわかりになったと思うんだけど、そんなぼくのような人間が、結果によっては大喜びしそうなニュースが、カナダのオンタリオ州から聞こえてきた。
2020_01_06_01














  後編に続く。



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