2005年04月
2005年04月29日
大仏と鹿(酒井 格)

龍谷シンフォニックバンド、スプリングコンサートに出演して感じたこと、第三弾です。
私が28歳の時に、奈良県吹奏楽連盟の委嘱で書いた作品。本格的な委嘱作品としては初めての物で、気合いが入りまくりです。具体的に言うと、音数が多い。(笑)
今回は二番を吹かせて貰ったのですが、一番はちょっと大変みたいです。(音が高いですからね)
で、この曲で一番思い入れがあるのが、中間部にあるフルートのソロ。今回はK藤君に演奏して貰いました。なかなか良い音を鳴らしていました。羨ましい。
実は、前日の練習中、K藤君が席を外していたとき、このソロに差し掛かり、隣に座っていたもう一人の一番フルートのO村さんから一番の譜面が回ってきたので、「よしっ!」と、少しばかり意気込んで、このソロにチャレンジしました。吹き終わったとたん、後ろの方から笑い声が…(T-T)くぅ〜続きを読む
2005年04月28日
Violin発表会1

今回の会場は、神戸市の六甲アイランドにある、神戸ファッション美術館。ファッションショーも行われるというホールで開催されました。
写真は会場に向かう際に乗車した六甲ライナーの先頭車両からの眺め。無人運転なので、全面の眺望は最高です。
さてさて、先日も書きましたが、今回私が弾いたのは次の13曲。続きを読む
2005年04月26日
来なかった快速列車
4月24日のViolin発表会も、無事に終わり、本当ならば、今日はそのレポートを書きたかったのですが、25日の朝、福知山線で大きな事故が起きてしまいました。
この列車、本当ならば、9:55我が家からJRで一番近い星田駅にやってくるはずでした。
でも、その列車は今(4月26日0:20現在)なお、大破した列車に閉じこめられている人たちの救出活動が続いているようです。
ひょっとしたら、大切な人が乗っている電車を、駅で待ち続けていた人もいたかもしれない。
そう思うと、胸が痛みます。
事故にあった207系という電車は、我が家から近いJR片町線の主力車両(と言うか、これしか走っていないかも)で、大きな窓からの眺めが気持ちの良い、私にとっても親しみのある電車でした。
片町線が全線電化されて、それまでディーゼルカーが1両か2両で走っていたところに、3両編成のぴかぴかの207系が走り始めたときは、本当にワクワクした物です。
それだけに、無惨な姿になった電車の中で、多くの人たちが犠牲になったかと思うと、残念でなりません。
事故の原因は、まだはっきりしていませんが、曲線部分での速度超過が一因ではないかと言われているようです。
電車は新しくても(と言っても、207系もデビューしてから15年くらいになるでしょうか)速度超過を制御する新型のATSはこの区間には導入されていませんでした。
国鉄からJRに変わって、スピードアップ、新型車両の導入、など、大きく姿を変えてきましたが、軌道や車両の保守、運転のバックアップシステムなど、安全に私たちを運んでくれる施設やシステムに力を入れてくれることを願います。
事故で怪我をされた方の一日も早いご回復と、犠牲になられた方のご冥福を心よりお祈りします。
この列車、本当ならば、9:55我が家からJRで一番近い星田駅にやってくるはずでした。
でも、その列車は今(4月26日0:20現在)なお、大破した列車に閉じこめられている人たちの救出活動が続いているようです。
ひょっとしたら、大切な人が乗っている電車を、駅で待ち続けていた人もいたかもしれない。
そう思うと、胸が痛みます。
事故にあった207系という電車は、我が家から近いJR片町線の主力車両(と言うか、これしか走っていないかも)で、大きな窓からの眺めが気持ちの良い、私にとっても親しみのある電車でした。
片町線が全線電化されて、それまでディーゼルカーが1両か2両で走っていたところに、3両編成のぴかぴかの207系が走り始めたときは、本当にワクワクした物です。
それだけに、無惨な姿になった電車の中で、多くの人たちが犠牲になったかと思うと、残念でなりません。
事故の原因は、まだはっきりしていませんが、曲線部分での速度超過が一因ではないかと言われているようです。
電車は新しくても(と言っても、207系もデビューしてから15年くらいになるでしょうか)速度超過を制御する新型のATSはこの区間には導入されていませんでした。
国鉄からJRに変わって、スピードアップ、新型車両の導入、など、大きく姿を変えてきましたが、軌道や車両の保守、運転のバックアップシステムなど、安全に私たちを運んでくれる施設やシステムに力を入れてくれることを願います。
事故で怪我をされた方の一日も早いご回復と、犠牲になられた方のご冥福を心よりお祈りします。
2005年04月22日
ヴァイオリンの伴奏
龍谷シンフォニックバンド、スプリングコンサートに出演して感じたこと、はちょっとお休みしてViolinの話。
大学院を卒業した頃から、とあるViolin教室で伴奏の仕事をずっと続けています。
メインは、毎年四月の末にある発表会なのですが、今年は13曲弾きます。
1.ハンガリア舞曲第五番(ブラームス)
2.アヴェマリア(バッハ=グノー)
3.ソナタ第五番より第一楽章(ベートーヴェン)
4.我が故郷より第二番(スメタナ)
5.イントロダクションとタランテラ(サラサーテ)
6.ロマンス(ベートーヴェン)
7.前奏曲とアレグロ(クライスラー)
8.協奏曲ホ短調より第三楽章(メンデルスゾーン)
9.スケルツォタランテラ(ヴィニアフスキー)
10.コンチェルトシュトゥック(シューベルト)
11.ソナタ第二番より第一楽章(ブラームス)
12.アルペジオーネソナタより第一楽章(シューベルト)
13.シャコンヌ(ヴィタリ)
最後の四人はプロです。しかも、トリのシャコンヌを弾くのは、東京フィルのコンサートマスターさんです!
と言うわけで頑張りたいところですが、3.-11.までの9人は連続なので、集中力が持つかどうか少々不安…
ペース配分に気をつけて行かなければ。
10.のシューベルトの曲は初めてで、どんな曲か知らないと言うのに、合わせは前日に一度しか出来ません。(T-T)
でも、一番神経使うのは、やっぱりベートーヴェンとブラームスのソナタですね。特にブラームスはピアノの長い前奏、間奏もありますし(これがまた素敵なのですが、音が多い、音が跳ぶ、リズムもさりげなくシビアと鬼門が多いです)素敵な演奏をしたい物です。
本番は、24日の13:00から六甲アイランドの神戸ファッション美術館で。
入場は無料(お布施方式だったか?)ですので、興味のある方はどうぞ。
大学院を卒業した頃から、とあるViolin教室で伴奏の仕事をずっと続けています。
メインは、毎年四月の末にある発表会なのですが、今年は13曲弾きます。
1.ハンガリア舞曲第五番(ブラームス)
2.アヴェマリア(バッハ=グノー)
3.ソナタ第五番より第一楽章(ベートーヴェン)
4.我が故郷より第二番(スメタナ)
5.イントロダクションとタランテラ(サラサーテ)
6.ロマンス(ベートーヴェン)
7.前奏曲とアレグロ(クライスラー)
8.協奏曲ホ短調より第三楽章(メンデルスゾーン)
9.スケルツォタランテラ(ヴィニアフスキー)
10.コンチェルトシュトゥック(シューベルト)
11.ソナタ第二番より第一楽章(ブラームス)
12.アルペジオーネソナタより第一楽章(シューベルト)
13.シャコンヌ(ヴィタリ)
最後の四人はプロです。しかも、トリのシャコンヌを弾くのは、東京フィルのコンサートマスターさんです!
と言うわけで頑張りたいところですが、3.-11.までの9人は連続なので、集中力が持つかどうか少々不安…
ペース配分に気をつけて行かなければ。
10.のシューベルトの曲は初めてで、どんな曲か知らないと言うのに、合わせは前日に一度しか出来ません。(T-T)
でも、一番神経使うのは、やっぱりベートーヴェンとブラームスのソナタですね。特にブラームスはピアノの長い前奏、間奏もありますし(これがまた素敵なのですが、音が多い、音が跳ぶ、リズムもさりげなくシビアと鬼門が多いです)素敵な演奏をしたい物です。
本番は、24日の13:00から六甲アイランドの神戸ファッション美術館で。
入場は無料(お布施方式だったか?)ですので、興味のある方はどうぞ。
2005年04月21日
ウェールズの歌(ALBERT OLIVER DAVIS)
龍谷シンフォニックバンド、スプリングコンサートに出演して感じたこと、第二弾です。
この曲のフルートは私とK藤君の二人、フィナーレだけ出てくるピッコロはS君と、男三人での演奏。
今回演奏した曲の中では一番、譜面がシンプルで、二楽章にいたっては私の吹いた最高音は、上第二間のBb。おそらく、楽器を始めて間もない子でも吹けるでしょう。一楽章と二楽章は、どちらもゆったりしたテンポの美しい歌。三楽章はピッコロも加わって、楽しいマーチになります。
とりあえず吹くのは易しいのですが、美しい音楽にしようとなると、二本のフルートのニュアンスを合わせるなど、結構気を使う曲でした。でも、こういう易しい曲を、丁寧に演奏するのは、とても大切なことですね。本番は、男三人で楽しく演奏することが出来ました。(^^)
この曲のフルートは私とK藤君の二人、フィナーレだけ出てくるピッコロはS君と、男三人での演奏。
今回演奏した曲の中では一番、譜面がシンプルで、二楽章にいたっては私の吹いた最高音は、上第二間のBb。おそらく、楽器を始めて間もない子でも吹けるでしょう。一楽章と二楽章は、どちらもゆったりしたテンポの美しい歌。三楽章はピッコロも加わって、楽しいマーチになります。
とりあえず吹くのは易しいのですが、美しい音楽にしようとなると、二本のフルートのニュアンスを合わせるなど、結構気を使う曲でした。でも、こういう易しい曲を、丁寧に演奏するのは、とても大切なことですね。本番は、男三人で楽しく演奏することが出来ました。(^^)
2005年04月20日
2005年度吹奏楽コンクール課題曲
龍谷シンフォニックバンド、スプリングコンサートに出演して感じたこと、第一弾です。
演奏会の最初に今年の吹奏楽コンクールの課題曲を4曲演奏したのですが、私は降り番。
練習で一度だけ吹いたのですが、「ストリート・パフォーマーズ・マーチ」のちょっぴり、メアリーポピンズ風な雰囲気が気に入りました。トリオの終わりで、小太鼓のソロ(ロール)があって、そのあとトリオの主題がだんだんテンポが上がっていくところや、コーダに打楽器セクションの見せ場があったりと、見せ場も多く楽しい曲です。個人的には一押しです!
18禁課題曲はまだ聴いていないのですが、某バスドラ奏者の日記(05/4/5参照)によると、かなりトリッキーな記譜で書かれているようです。一度、譜面を見ながら聴いてみたいですね。
演奏会の最初に今年の吹奏楽コンクールの課題曲を4曲演奏したのですが、私は降り番。
練習で一度だけ吹いたのですが、「ストリート・パフォーマーズ・マーチ」のちょっぴり、メアリーポピンズ風な雰囲気が気に入りました。トリオの終わりで、小太鼓のソロ(ロール)があって、そのあとトリオの主題がだんだんテンポが上がっていくところや、コーダに打楽器セクションの見せ場があったりと、見せ場も多く楽しい曲です。個人的には一押しです!
18禁課題曲はまだ聴いていないのですが、某バスドラ奏者の日記(05/4/5参照)によると、かなりトリッキーな記譜で書かれているようです。一度、譜面を見ながら聴いてみたいですね。
2005年04月19日
RSBスプリングコンサート

写真は、龍谷大学吹奏楽部現役生フルートパートからの差し入れ。感激!本当にありがとう〜!
さてさて、出演のきっかけですが、続きを読む
2005年04月12日
飯田線

小学生の時、教頭先生が、時刻表の索引ページにびっしりと駅名が並ぶ飯田線を指さして、「あまりにも駅が多くて、途中で急行に乗り換えちゃったけれど…」と熱く語ってくれてから25年、やっと乗ることが出来ました。
飯田線については、数多くの愛好家が、充実した案内ページを作成されているので、ご存じでない方は、ひとまず、「魅力発見・飯田線」あたりをご覧下さい。他にも、検索すればごろごろ出てきます。
どうせ乗るならば全線、乗ってみたいと思っていました。全線で6時間も掛かるので、途中で嫌にならないかと、少し心配もしていましたが、余裕でした。駒ヶ根付近と、東栄付近での記憶がないので、その区間は居眠りをしていたと思いますが…(笑)
なんと言っても、車窓からの景色が美しくて、飽きることがありませんでした。一番有名なのは、天竜峡から大嵐までの天竜川沿いの区間で、確かにダイナミックな景色が続いて圧巻だったのですが、結構トンネルも多くて、私としては伊那福岡から伊那大島までの区間がヒットでした。今ならば、土木技術に物を言わせて、長い鉄橋を架けるか、長いトンネルを掘るのでしょうけれど、ぐねぐねとカーブを繰り返しながら、果物畑の間を縫うように走って、谷を渡ったりと、変化に富んだ景色が面白かったです。高遠原駅の近くで渡った谷には、ぐるぐる魚道がありました!残念ながら写真は撮れませんでしたが、南アルプスの雪解け水が、勢いよく流れていて、じっくり観察したかったです。(本当に魚がさかのぼれるのか?)
写真は、その高遠原駅の次にある、伊那田島駅に停車した電車の中から撮影。今回は、辰野側から豊橋に向かって乗車したのですが、豊橋が近づくにつれ、桜の花がだんだん咲いてきたのがとても印象に残っています。今頃、この駅の横にあった大きな桜の木(ですよね?)も満開になっているでしょうか?
2005年04月04日
メトロノーム

でも実は私、メトロノームを使うのは、演奏の時だけなのです。
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