2005年07月
2005年07月26日
2005年07月21日
デート!

龍谷大学吹奏楽部のOBで構成されている、龍谷シンフォニックバンドが、今年のコンクールでは若手作曲家の中橋愛生氏の新作を自由曲に演奏することになり、16日と17日、中橋君が東京から京都に指導に来ていました。
私も練習に顔を出したかったのですが、本番と重なってしまったので、18日に遊ぼうと約束しておりました。
と言うわけで男同士ですが、今日はデート!(笑)
最初は、琵琶湖一周!とも思っていたのですが、若林先生から龍大の新しい練習場を案内してあげてと、提案されていたので、トレーナーでTrp.奏者の森下君と男三人で練習場に遊びに行くことにしていました。
そして、当日の朝。愛車Allexで中橋君が泊まっている伏見区の宿に向かっていると…続きを読む
2005年07月19日
再会

今日は、17日の演奏会のレポートを簡単に。
写真は、打ち上げ会場にて、ショパンの歌曲で共演したソプラノの片山賀子さんと。
前日の練習時とは雰囲気ががらりと変わっていたので、同一人物だと気が付くまでに約3分ほどかかりました。(^^;
今回共演した、片山さんと吉矢さん(お出かけ日記に時々登場するVn.の友人と言えば、ほぼこの方)が、大阪教育大学の出身なので、教育大の卒業生たちの演奏会かと思いきや、相愛大学や、私と同じ大阪音楽大学の後輩も出演していました。
驚いたのは、ブラームスのピアノ連弾で出演していた山中美乃さんは、私が大阪音楽大学付属音楽学園で非常勤講師をしていたときの教え子でした。当時は小学校5年生か6年生でしたが、いつの間にか大学4年生だそうで…月日の流れるのは早い物です。
演奏の方は、どうだったのでしょうね〜?
お客さまは、吉矢さんのファンがかなり大勢いらしていたようで、アンケートではViolinばかり絶賛されていて、私はと言うと少々イヂケテいたかもしれません。(^^;
でも、Violinの邪魔はしなかったと言うことで、まあよかったかな、と言うことにしておきます。(笑)
それにしても、ブラームスのViolinソナタは、本当に名曲ですね。今回は2番を演奏しましたが、演奏していて本当に幸福感に浸れる曲でした。(^^)
ショパンの歌曲も、もう少し演奏されても良いのでは?と、個人的に思いました。
尚、今回演奏したホール。実は、大学時代の恩師(田中邦彦先生)が建てたホールでして、打ち上げには先生もお見えになっていました。
「一体何やってるの〜?」と、突っ込まれたり、まあ、楽しい一日だったと思います。
今度は、私の応援団も呼ぼう〜っと!
2005年07月16日
コーヒーゼリー!

コーヒーゼリーとアイスコーヒーです!\(^o^)/
でも、「ポロヌプ」の作曲料としては、もう十分なんですけれど、これは金五+打楽器の六重奏も書けと言う、意味が込められているのでしょうか…どきどき。(^^;
ちなみに、これが届いた日は、ちょうどVn.の友人が我が家に来た日だったので、早速おやつにコーヒーゼリーを二人でいただきました。
おいしかった〜!(^o^)
今日は、炎天下の中、自転車で銀行に行って来たのですが、帰ってからアイスコーヒーをいただきました!
おいしかった〜!(^o^)
コーヒーゼリーがあと5個。アイスコーヒーはあと6杯残っています。両親も食べて飲んでいるからね〜
明日から三日間、外出が続くのですが、私はあといくつ(何杯)頂けるでしょうか???
週明けまで残っていますように〜!
いつも、おいしい贈り物をどうもありがとうございます!>アンサンブル・フレンズ・ノ・メールのみなさん!(^o^)
2005年07月15日
消えろ!

「Mir aus den Augen」
と言う曲が、気になりました。
ドイツ語はさっぱり分からないのですが、「消えて無くなれ」「消え失せろ」という意味でしょうか?
で、非常に暗い、重苦しい、厳しい雰囲気で曲が始まるのですが、
後半はとても明るい、優しい、でもどことなく切ない曲想に変わって、
短いながらも、いかにもショパンらしい美しい間奏、後奏がとても気に入ってしまったのです。
歌詞の内容が気になるのですが、先述の通りドイツ語がさっぱりで…
(原曲はポーランド語なのですが、今回はドイツ語に訳された譜面で演奏します)
と言うわけで13日、大阪に出かけたとき。
そうだ!CDを買えば、日本語の歌詞も付いているかも〜!と、まずはJEUGIAへ…
売り場にきれいなお姉さんがいらしたので、
「ショパンの歌曲のCDはありますか〜?」と聞いたところ、
「ショパンはピアノの曲のCDならたくさんありますけれど…」
(そりゃそうだろう…)
「シューマンの歌曲でしたら、いくつかございますが…」
(1分足らずで幻滅…)
次はTower Recordへ…
イギリスからの輸入盤があるのですが、店頭には在庫無しとのこと…
梅田のレコード店は、この二ヶ所しか知らないので、CD入手は断念。
でも、やっぱり歌詞が気になるので、紀伊國屋書店に足を運んでみました。
売り場にひまそうにしているお姉さんがいらしたので…
「ショパンの歌曲について書かれた、なにか面白い本はありますか〜?」と聞いたところ、
さっとメモをとりだし、すかさずパソコンで検索。
約1分後、写真のような本が出てきました。
おおお!楽譜も付いている!しかも、ポーランド語と日本語の歌詞もばっちり掲載!
と言うことで、即購入!
まだ、全部は読んでいないのですが、ショパンの歌曲に用いられた(ポーランドの詩人たちによる)詩を通して、それぞれの歌曲を書いたときの気持ちや、ショパンが置かれている状況などが、結びつけられていて、伝記としても興味深い内容です。
で、私の気になっていた歌は、
PRECZ Z MOICH OCZU...(消えろ!)
でした。どう発音するのでしょうね?
ちなみに、歌詞の内容を抜粋すると…
**
消えろ!見えないところに。言われたとおり、そうしよう。
消えてくれ!心から。言われたとおり、そうしよう。
消えてなくなれ!記憶から。いや、それはできない!
ぼくの記憶も君の記憶も、その命令には従えない!
影のように、遠くに長く、悲しみの影が濃くなっていく。
遠くに行けば行くほど、記憶のベールは厚くなって、重くのしかかる。
あらゆる場所で、あらゆる時に、一緒に泣き、一緒に遊んだ。
どこでも、いつでも、ぼくは君と一緒にいるだろう。
魂の一部を、ぼくは、いたるところに、残してきたのだから。
**
私には、音楽家として、さらに活躍の場を求め、故郷を離れてパリを目指す、ショパンの強い決意と、祖国に残した大切な人たちを思いやる気持ちが伝わってきます。
ショパン−知られざる歌曲
小坂裕子著
集英社新書
2005年07月12日
序奏とアレグロ-3

引き続き、打ち上げです。
ホストでもある、高山市民吹奏楽団の方や、高山市の音楽振興に携わっている方が大勢いらしていました。
ドイツグラモフォンで働いていたことがある、と言う人もいらっしゃいましたね。
話の内容が、かなり濃かったです。
写真は左から、Trp.の井川明彦さん。Trb.の吉川武典さん。私。Tubaの池田幸広さん。
吉川さんには、結構この曲を気に入って貰えたのでしょうか?
「みんな、キツイって言ってるけれど、僕はそんなこと無かったよ。」
と、余裕の表情で、
「Tromboneのメロディーがたくさんあって楽しかった。」と言っていただけました。(^^)v
私はいつもNHKの映像で、Tubaの隣でBass Tromboneを吹いている姿が印象的だったのですが、
「二番三番奏者だから、Bass Trb.も持ち替えで吹くけれど、本当はTenor Trombone奏者だから。」
と、おっしゃっていました。京都市交響楽団の小西さんとは逆のパターン。
演奏会では、四オクターブに渡って素晴らしい音で演奏されていました。
これだけ広い音域を操れる奏者は日本でも数人とのこと。(関西のとあるプロ談)
で、Tromboneカルテットを書いてみないかと、かなり熱心に勧められました。(^^;
あまり、知らない世界なのですが、頑張って勉強してみます。φ(.. )
そう言えば、某大学吹奏楽部のOBにも書いてくれと言われている編成なのですが、あの話はどうなったのだろう?
Hornの日高さんにもHorn八重奏を書いてみませんかと、言ってもらえました。
実は、書くのですよね。先日、作曲料の話もまとまりました。(^^)v
依頼主はアマチュアですけれど、完成したら日高さんにも送りつけさせて貰います。(笑)
Tubaの池田さんは、NHKの番組「人間ドキュメント」でNHK交響楽団の37年ぶりのTuba奏者と言うことでクローズアップされていました。と言うわけで、今回は高山でも大人気。
私は、池田さんが大阪市音楽団に在籍しているときに、「大仏と鹿」「風の精」「牡丹の花とねずみ」と言う三曲を演奏して貰っています。
Tuba六重奏を…と、言ってくれましたけれど、それはネタですよね。(^^;
でも、縁の下の力持ちというイメージの強いTubaも今回の演奏で使われたF管は、想像以上に機動力も表現力もありますし、ソロの曲ならば、ちょっと挑戦してみようかなと言う気もします。
書きたい曲がどっさり!忘れないように整理しておかないと!
と言うわけで、本当に高山まで聴きに出かけて良かった!と言う、とても素晴らしい時間を過ごしてきました。(^-^)
N響のメンバーのみなさん。高山の皆さん。そして遠くから聴きに来てくれたnatsucoさんとJUNKOさん、どうもありがとう!
それにしても、この曲、次に聴くことが出来るのは、どこかな?京都かな?愛知万博かな?o(^-^)oワクワク
2005年07月11日
序奏とアレグロ-2

で、いよいよ、「序奏とアレグロ」の演奏が始まりました。
この曲を聴くのは、2000年の初演以来、二度目です。
曲が始まった瞬間から、華やかな響きに満ちあふれて、一気に引き込まれました。本当に五人?そんな錯覚を起こすほどの豊かな響きがホールいっぱいに広がりました。
Hrn.やTrb.でいくつかのメロディーが奏でられたあと、ppでTuba再度提示、残りの四つの楽器もppでそれに答える、序奏のハイライトが美しいの何の!
そして、超絶技巧満載のアレグロの部分へ。
跳躍が多く、リズムも複雑なTubaパートは、なんとも鮮やかな演奏で、トップダンサーの軽やかなステップのよう。
Trp.やHrn.の細かいパッセージも一つ一つが輝いている。そして、この曲で一番休みの少ないTrb.には中間部に長いソロがあるのですが、またそれが超オシャレ!楽譜には書ききれなかったニュアンスがバッチリ再現されていて「そうそう!そう吹いて貰いたかったの!」ともう、すっかりるんるん気分でした。♪
コーダに入ると、テンポがさらに上がり、Trp.の超高速パッセージがやってきます。そしてそのパッセージに乗ってTrb.がアレグロのメインテーマを演奏して、華やかにエンディング。ブラボーでした!
キツイなんて、少しも感じない、本当に楽しくてオシャレな素敵な演奏でした。(^^)
さて、舞台に呼ばれました。さすがに我に返って、顔が青くなりました。足も震えて。(苦笑)
舞台に上がって、演奏メンバーに思わず「すみませんでした!」と頭を下げちゃいました。(^^;
栃本さんに、「高校生の時に、なんでこんな曲を書いたの?」と質問されて、
「当時の自分なりに、金管五重奏の可能性を追求した…」ととっさに答えたのですが、
今思えば、この日が来ることを夢見て書いたのでは?そんな気がしています。
さてさて、打ち上げ。
まずは、Trp.の井川さんにお説教をいただきました。(^^;
やっぱり、各パートに休みが無くて吹き詰めな点をダメ出しされました。
音大に入って、まず師匠から「お休みを書く練習をしないといけないね〜」と言われたぐらいなので、重々承知はしていたのですが、ありがたくアドバイスをいただきました。
同じく、Trp.の栃本さんからも、ちょっと休みがあるだけで、もっと凄いことを気持ちよく吹けると貴重なアドバイスをいただきました。演奏会の最後に、「ウェストサイド」の金五版が演奏されたのですが、確かに序奏とアレグロよりも難しいパッセージ、高い音を吹いていましたが、圧倒的に良い音がしていたのは、金管五重奏の良さを引き出す素晴らしいアレンジがされていたのだからだと、改めて大切なことを教えて貰えました。
そして、「と言うわけで、もう一曲、金管五重奏を書くこと!」と、声をかけて貰えたのが最高に嬉しかったです。(;_;)
きっと書きます。(^^)v
写真は、左からTrp.の栃本浩規さん。かなりワインが回っている私。そしてHrn.の日高剛さん。
2005年07月07日
たなばた

私が17年前に書いた「たなばた」と言う作品が、広く演奏されていることもあり、今日はたくさんのメッセージをいただきました。本当に嬉しいことです。(^^)
でも、「お誕生日おめでとうございます!」というメールも届きましたね。(笑)
私の誕生日は、3月24日ですので、お間違えの無いよう、よろしくお願いしますね。(^^;
枚方は、午後3時頃から、激しい雷雨で、洗濯物を慌てて取り込んだり、家中の窓を閉めるのに走り回ったりしていましたが、夕方になると雨も上がったので、レッスンのあと、生徒と一緒に、お隣の交野市まで七夕祭りに出かけてきました。
私の住む枚方市、そしてお隣の交野市は、日本にいくつかある七夕伝説が伝えられた地域と言うこともあり、特に近年、七夕前後には、様々なイベントが開かれるようになりました。
いつも乗っている京阪電車でも、様々なイベントが、企画されていました。
2003年秋のダイヤ改正で、交野線と本線を直通する特急「おりひめ」と準急「ひこぼし」と言う愛称の列車が登場し、普段「おりひめ」は朝のみ。「ひこぼし」は夕方のみの運転で、出会うことがないのですが、7月7日には、夕方に「おりひめ」を臨時運転して、私市駅に二つの列車を並べるということで、久しぶりに私市駅に行って来ました。
でも、予想はしていましたが、大量の鉄道愛好家と、家族連れで、普段は静かな私市駅はごった返し、二つの列車が並んでいる様子を撮影するのは、断念しました…
代わりに、随分久しぶりに書いた短冊の写真。
織り姫さまに会えますように?なあんて。何を書いたかは内緒にしておきます。(^^)続きを読む
2005年07月06日
序奏とアレグロ-1

飛騨ヴィルティオーゾオーケストラという、飛騨地方にゆかりのある音楽家が集まって結成されたオーケストラがあるのですが、今回はそのオーケストラのメンバーによる金管五重奏の演奏会という位置付け。Trp.が栃本浩規さんと井川明彦さん。Hrn.が日高剛さん。Trb.が吉川武典さん。Tubaは池田幸広さんと言う、みなさんNHK交響楽団の豪華メンバー。栃本さんが地元、高山市の出身です。
それにしても「序奏とアレグロ」と言えば、私が高校生の時に書いた作品。それを何故、このようなメンバーが取り上げてくれることになったのでしょう?続きを読む