2007年12月

2007年12月25日

ポロヌプへの旅(その8)

9eafdf1b.jpg2004年7月31日。コンクール前日ですが、この日は土曜日。
メンバーが揃うのは夕方になるので、午前中はドライブに連れて行ってもらいました。
まずは、道路愛好家ならば一度は走ってみたい、北海道道106号線!
原野の中をひたすら一直線に伸びる道は、まさに北海道の象徴!
道路沿いにずらりと並ぶ風車は、国内最大級の風力発電所です!
そう、ここは北海道天塩郡幌延町。
幌延町の語源はアイヌ語で「ポロヌプ」大きな原野と言う意味です。
そう!まさしくこれが「ポロヌプ」な風景!

ismusic at 03:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 旅日記 

2007年12月15日

美ら唄たち

3871f852.jpg2007年8月25日。
大阪市音楽団の、東住吉区民コンサートで、私がアレンジした「美ら唄たち(ちゅらうたたち)」を初演して頂きました。
「さとうきび畑」「涙そうそう」「花」「島唄」と言う、沖縄にちなんだ歌を四曲メドレーにしたもので「歌があっても、歌が無くても演奏出来るように」と言う、少しばかり難しい注文でした…
歌が無くても、飽きないようにと、少しオーケストレーションを工夫したのですが、逆に歌が入ると、歌詞と曲想にずれが生じてしまい、その辺りは、歌手や指揮者から、指摘されました。

難しいものですね…
演奏時間についても、大衆向けの演奏会で使うには、少し長過ぎるなどともお言葉を頂き、今後「仕事として作曲をする」立場として、新たな課題が見えてきました。

とは言え、編曲とは言え、書いた譜面が音になるのは嬉しいものです。

写真は、演奏会のあとに、出演者と。
左から、コンサートマスターでSaxophone奏者の長瀬敏和さん。
わたし。
歌手の大槻温子さん。
指揮者の吉田行地さん。

ちなみに、大阪市音楽団では、来年の3月9日に岸和田市で、私の「風の精」を吉田行地さんの指揮で演奏して下さるそうです。
詳しくは、大阪市音楽団のHPをご覧下さい。
私も聴きに行きたいのですが、この日は京響のマーラー9番も聴きたいし、東京で「雲に架かる橋」も演奏されます。どこに行こうか、悩む所です…

ismusic at 03:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 音楽仲間と 

2007年12月05日

The World of Clarinet Orchestra Vol. 1

948a2af1.jpgいたる作品収録CD紹介第六弾♪

The World of Clarinet Orchestra Vol.1(2007年)
[OCMCO-01]

大阪音楽大学クラリネット専攻生による、クラリネットオーケストラの演奏会のライブ録音から、8曲が収録されています。
私の作品は、
「クラリネット吹きが壊れちゃった」
「私の好きな女の子」
「優しい風と君と」
「小さな家で」
の4曲が収録されています。

私の他には、私の恩師でもある、千原英喜先生と、管弦楽法の授業でお世話になった山口福男先生。
そして、親友の作曲家、高昌帥の作品が収録されています。
いずれも、大阪音大クラオケの演奏会のために書き下ろされた新作です。
(「クラリネット吹きが壊れちゃった」は、日本クラリネット教会の委嘱)

クラリネットを専門に勉強する学生たちの真摯な演奏は、クラリネット愛好家ならば、是非聴いてみる価値のある素敵な演奏です。
また、プログラムノートには、作曲した当時の私の想いが綴られています。
ちょっぴり恥ずかしくもあるのですが、クラリネットと言う楽器に、とにかく魅せられて、この曲が生まれたと言うことが、お伝え出来るかと思います。

大阪音楽大学の自主制作CDですので、購入は大阪音楽大学の広報センターに問い合わせてみて下さい。
電話番号は、06-6334-2131です。
大学のHPに簡単な紹介もあります。(下の方)
http://www.daion.ac.jp/publish/index.shtml

2008年1月追記:
ocm_co_1990@yahoo.co.jp
まで、メールで問い合わせることも出来るそうです。
(2008年5月アドレスが変更になりました)

ismusic at 03:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0) いたる作品収録CD