2009年07月
2009年07月17日
二つの談笑

第二トランペットは同じく長崎出身で現在は東京を中心に活動されているトランペット奏者の濱口勝治さん。
さてこの曲は、龍谷大学吹奏楽部の卒業生、花池敦子さんの、「森下先生と二人で演奏出来るデュエットを書いて下さい♪」と言うリクエストにお応えして書いたもの。「二つの談笑」は、良くある「断章」に掛けた、ささやかな親父ギャグですが、「情熱の森と」「美しい花と」と言う二つの曲で構成されています。作品のタイトルは、もちろん二人の名前をヒントにしています。
さて、演奏の方はと言うと「三つの小品」に比べると少し大変だった様子。
と言うのも、二曲目の「美しい花と」は2ndトランペットに難しいリップスラーがたくさんあって、でも、難しいからと言ってゆっくり吹きすぎると、1stのブレスが足りなくなってしまうと言う、罠があります。
それもそのはず。
花池さんと一緒に演奏したくて「三つの小品」の「プレリュード」をプレゼントしたのに、「森下先生とデュエットしたい♪」ですもの。ちょっぴりヤキモチ満載です。(笑)
でも、2本のトランペットのデュエット、素敵でした。
「誰にも邪魔されない二人きりの世界」がロマンチックに広がっていました☆
いつか、森下夫妻にも演奏してもらいたいものです。
え?夫妻?
そうなのです!森下くんと花池さんは、なんとこの初演の9日後、3月27日に結婚しちゃったのです!
もう本当にびっくりくりくりくりっくりです!
きっと、この曲がキューピッドですね♪感謝してもらわないと!(笑)
と言う訳で、打ち上げ中に初演奏者と記念撮影♪
2009年07月07日
吹奏楽コンクール・レパートリー・アルバム'95

吹奏楽コンクール・レパートリー・アルバム'95(1994年)
[TOCZ-9240]
国内で初めて発売された「たなばた」のCDです。
演奏は、尚美ウィンド・オーケストラ。指揮は近藤久敦さんです。
2009年7月5日に、NHK-FMの「吹奏楽のひびき」と言う番組で放送されたのは、多分この演奏と思われます。
現在、一番手に入りやすい、オランダ空軍音楽隊のような思い切りロマンチックな演奏とはまた少し違って、はつらつとした若さを感じる演奏です。この演奏を聴くと17歳の少年が書いた曲と言うのが、何となく素直に受け入れられる気がします。(笑)
もう15年前に発売されたディスクだけに、生産は中止されていますが、この演奏を収録したCD(集?)のようなものはあるそうです。
購入は、
こちらからどうぞ〜♪