┣室内楽のための作品
2012年11月27日
旅立つ小鳥

「旅立つ小鳥」
(ブレーン)
2011年7月に作曲。2012年1月に初演され、2012年8月発売された新譜です。
中級者向けのフルート四重奏で、初演では作曲者(すなわち私)自ら1stを吹かせてもらいました!(本ブログ2012年1月17日号参照)その程度なので今時の中学生ならば吹けてしまうのでしょうね〜♪
ただ、吹奏楽ではあまり使われないロ短調(h-moll)ですので、シャープアレルギーの方は気をつけて(笑)
購入は、
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などから、よろしくお願いします!
2012年09月27日
コン・マリンコニーア

「コン・マリンコニーア」
(ブレーン)
2010年4月に作曲。同年6月に初演され、先月(8月31日)発売された新譜です。
フリューゲルホルンをフューチャーした金管五重奏曲で、通常2nd Trp.のパートがフリューゲルホルンとなっています。10月18日には、初演してくれたブラスアンサンブル・ロゼさんの演奏によるCDも発売される予定です!
購入は、
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2012年07月27日
おはよう!

「おはよう!」
(ブレーン)
2003年1月に初演され、その年に出版されたフルートアンサンブル(四重奏)。
出版以降、演奏に出会う機会が無かったのですが、2011年になって再演に巡り会う機会が多く、アマチュアの笛吹きの子たちが心から楽しそうに演奏してくれる姿に刺激され、私もフルートを再開するきっかけに♪
作曲して9年が経ってから、急に愛おしく思えるようになった、とってもとっても不思議な曲なのです。でもこれも巡り合わせなのかな?「おはよう!」って挨拶が、なんて素敵なんだろう!?と教えてくれた曲でもあります。
購入は、
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2012年01月27日
スイート・フルーツ

「スイート・フルーツ」(Op.121)
"Suite Fruits"(ブレーン)
2010年12月、陸上自衛隊中央音楽隊の委嘱で書いた、ユーフォニアム2本とチューバ2本による四重奏曲です。日本では「バリチュー」と呼ばれる編成。作曲当初のタイトルは「ザ・フルーツ・スイート」でしたが、出版社から「スイート・フルーツ」でどう?と提案がありOKしたのですが、なぜか「フルーツ組曲」…なんでやねん…
せっかく「Sweet」にかけたタイトルなので、日本語表記をされる時は「スイート・フルーツ」でお願い出来ると嬉しいです♪
「みかん」「桃」「ぶどう」「りんご」の四曲からなる組曲です。
購入は、
http://item.rakuten.co.jp/bandpower/enms-84291/
からどうぞ〜
2012年01月17日
旅立つ小鳥

昨年の6月に、私の作品への想いを、美しい便せん四枚に達筆でびっしり綴って、お便りをくれた子がいました。
その子への感謝の気持ち、そしてその子のこれからの人生を応援するメッセージを込めて、フルート四本のための小品を書きました。
「旅立つ小鳥」
小さな勇気を振り絞って、初めて大空に飛び立とうとする、小鳥たちのドキドキを描いてみました♪
でも、それは表向きな理由で、本当は自分も久しぶりにフルートアンサンブルに参加したかったのが本音かもしれません(笑)

メンバーは1stが私。2ndが小学校の教員をされている、かおり先生。3rdは花の女子大生、ひろみちゃん。そして4thは私と一番歳が近い、ひろみちゃんのママ。
皆さん私よりずっとずっと上手ですが、作曲者のワガママで私が渾身の想いを込めて1stを担当させて頂きました。(^^;
クライマックスで、きゅーんと息苦しくなったのは、ハイトーンのロングトーンでクレッシェンドだったからでしょうか?

一緒に演奏してくれて、本当にありがとう(^^)
お鍋もおいしかったね〜(^o^)
え?パーティーって?鍋パですよ♪(笑)
2011年09月07日
四季の奏鳴

四季の奏鳴(2011年)
WKCD-0042
1998年、京都市交響楽団トランペット奏者の早坂宏明さんと門下生により結成された、トランペットによるアンサンブルのファースとアルバム。私の作品は2002年に委嘱され初演されたトランペット八重奏「シンフォニアとカプリス」が収録されています。
海外のオリジナル作品の他、早坂さんとゆかりのある作曲家の作品や、早坂さん自身の編曲によるガーシュインの名曲が収録され、トランペットの魅力を存分に楽しめますよ♪
購入は、
http://amzn.to/okuGJp
(アマゾンのサイトです)などからどうぞ〜♪
2010年03月27日
木の葉の旅

「木の葉の旅」
ISBN4-902411-67-9 C3073
クラリネット八重奏のための「木の葉の旅」(Op.67)が、ブレーン社から出版されています。
オリジナルの編成では、Bb管のコントラバスクラリネットを使用していますが、Es管のコントラアルトクラリネットでも演奏出来るようにパート譜をつけて頂いています。
購入は、
http://www.brain-shop.net/shop/g/gENMS-84099/
からどうぞ。
2006年01月21日
カタツムリの大冒険(後編)

左側が宇代君(7th)龍谷大学吹奏楽部が全国大会で「森の贈り物」を演奏した時の幹事長で、彼はフリューゲルホルンで出演しました。「あれ?『森の贈り物』にフリューゲルなんてあったっけ?」と思われたマニアの方。そうなのです。なんと言っても龍谷のコンクール専用、と言うか彼のためのスペシャルパートを書いたのです。(笑)懐かしい…
右側は井上君(1st)彼は、第四回響宴で「Mi-na-to」の1st(鉄琴のソロに続いて管楽器で最初に音を出すのはHorn 1stです!)を吹いてから「湖の畔で」「三角の山」そして今回の「カタツムリの大冒険」などなど。私の曲は1stしか吹いたことが無い!と言う猛者です。いたる作品の初演も今回が四曲目になりました。
それにしても、二人とも、とても良い顔をしていますね〜
この後、日付けが変わるまで、楽しい打ち上げが続きました。
卒業しても、こうやって楽器を続けて、学生時代からの仲間とアンサンブルができると言うのは、本当にとても素敵なことですね。
私も、楽器が吹きたくなりました。(でも、3月の終わりまではピアノと作曲・編曲で手一杯…涙)
2006年01月17日
カタツムリの大冒険(前編)

「さかいいたるさっきょく、『カタツムリの大冒険』」と、アナウンスがあった時には、会場が少しざわつく。想定の範囲内。(笑)
さてさて、このタイトル、昨年の春「四つの練習曲」でホルンを演奏してくれた、京都市立芸術大学の大学院でホルンを専攻している、Yakkoさんが「ホルン八重奏を書かれるのなら、タイトルは『でんでんむしの主題による変奏曲』略して『でんばり』にして下さい。」と言われていたのを思い出し、それをヒントに思い付きました。と言うかYakkoさんの一言で「ホルン=カタツムリ」と言うイメージから抜けだせなくなっていました。(爆)
でも、このタイトルにしたおかげで、とても楽しい作品に仕上げることが出来たと思います。
こちらでも少し触れていますが、ホルン八重奏→八→ハチ→蜂、と言うことで、池の畔のお花畑でチョウチョを助けるためにカタツムリが熊蜂と戦います。
作曲家の友人には「遅い曲なのか、速い曲なのか、想像がつかないタイトルだ」と言われましたが、ゆっくりの序奏のあと、速い主部が続き、コーダの直前で序奏が少し回想された後、速いコーダで幕を閉じる。と、アンコン規定の5分以内に収めつつ、盛り沢山な内容となっています。まさにコンクール向け。
八人揃っての練習が、本番前日と当日だけだったと言うこともあったのか、結構傷だらけの大冒険になってはしまいましたが、本当にホルンアンサンブルの魅力が存分に伝わってくる、ある時はスリリング、ある時は爽快(痛快?)なとても楽しい演奏で、なんとなんと、まさかの金賞を受賞してしまいました。打ち上げで録音を聴いた若林先生が「(この日、出演したクラリネットアンサンブルや、トロンボーンアンサンブルとくらべて)ホルンが一番へたくそ!」とおっしゃっていましたが、金賞は金賞!やっぱり、音楽は楽しいことも大切です。(笑)
写真は、演奏終了後、メンバーと会場のロビーで。
後列左から、ニッシー(2nd)今回のメンバーでは最年長ですが私よりは年下。まだまだ若いですよ〜!
今回のコンクールのために高知から駆け付けてくれた土居さん(6th)
「森の贈り物」のタイトルの由来?ですっかり有名になった森君(3rd)。現在はトヨタのWISHに乗っています。メンバー一の爆音奏者でゲシュトップはプロにも負けません。(但し中音域限定!)今回は、わざわざ家まで譜面を取りに来てくれたり、私がチーズが苦手なのを知らずに「チーズフォンデュセット」を差し入れしてくれたりと、本当にお世話になりました。(^^;
後列右端は、「ペダル君」と言う新たなニックネームがついてしまったと言う大前君(8th)。今回の作品ではペダルBの超低音を吹いてアンサンブルを支えてくれました。低音を出すため今回特製のマウスピースを買ってくれたそうです。ペダルB、ばっちり聞こえていましたよ〜!ちなみにこの音、ブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲」の2番ホルンにもたくさん出てきますよね。スコアには書いてあるのですが、手持ちのCD(ウィーンフィル&バーンスタイン)では、あまりよく聞こえません…
さてさて前列左は、真紀さん(4th)。彼女は2002年度の吹奏楽コンクールで、私の「三角の山」を演奏してくれています。8thの次に低い音を受け持つパートですが、とてもていねいに演奏して、低い音から始まるソロも素敵でした!
で私の右側は、美奈さん(5th)。1stと共に、この曲では主旋律を担当することが多いのですが、メンバー随一の表情豊かな音色の持ち主で、優しい柔らかな音から、男前な音まで、多彩な音色を聴かせてくれました。
みなさんに本当に感謝!
あれ?1stと7thがいませんが、21日に紹介させていただく予定です。
2006年01月07日
おちゃめホルン

練習後は、そのまま新年会に突入です。
今年はトロンボーン四重奏と、ホルン八重奏が私の新作を演奏すると言う、なかなか凄いことになっています。(笑)
ホルンのメンバーのために書き下ろしたのは「カタツムリの大冒険」と言うタイトル。
タイトル通り、とても楽しい曲ですが、演奏メンバーのキャラクターが、曲の楽しさをいっそう引き立ててくれています。
本番が楽しみです。1月8日の16:30頃、京都こども文化会館にて初演です。
写真は、練習後の新年会?でClarinetの美女二人と、ホルンアンサンブルのメンバー、その他。
後ろでこんな顔をしているとは気付きませんでした…
2006年01月05日
オシャレトロンボーン

龍谷大学吹奏楽部の卒業生で、演奏してもらうのは私がメンバーのために書き下ろした「季節の律動」副題は「Le Rythme des Saisons」です。「あれ?どこかで見たことがあるようなタイトルだな〜?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。(笑)
さてさて24日の練習には、京都市交響楽団トロンボーン奏者の井谷さんが駆け付けてくれました。
色々なパートを、メンバーと一緒に吹いて下さって、とても楽しかったです。
社会人になっても、こうやって仲良くアンサンブルが出来るって、本当に素敵なことですよね。
しかも私の曲を吹いてもらえるなんて、仲間に入れてもらったみたいでとても嬉しいです。
本番は1月8日の15:39頃に、京都こども文化会館にて。これが初演になります!
うきうきするような楽しいスウィングワルツになりますように〜!
写真は、左から京都市交響楽団トロンボーン奏者の井谷さんと四重奏のメンバー。
2005年09月29日
序奏とアレグロ@愛知

なんとなんと、6月のN響メンバーによる金管五重奏の演奏から3ヶ月ちょっと。またもや、ビッグなメンバーで「序奏とアレグロ」が演奏されました。
今回公演を主催したのは名古屋芸術大学の音楽学部なのですが、高山市民吹奏楽団もかなり大きく関わっていたようで、高山の方が、私の作品を推薦してくださったそうです!ああ、もう高山に足を向けて寝られない。
結構直前になるまで、演奏会の情報が入らず、私もギリギリまで行こうかどうか迷っていたのですが、行って良かった!
演奏が始まる前、TubaのKathyさんが、
「次に演奏する作品の譜面が、日本から届いたとき、私たちは本当に興奮しました!とても美しく、楽しい曲です!」
と、紹介してくれました。(^o^)
N響メンバーの演奏会の時とは、だいぶ違う…(^^;
それはそれはもう、素晴らしい演奏でした。(^o^)
最後にTrp.の超高速パッセージがあるのですが、「えっ!?そのテンポで吹けちゃうのですか???」と、ドキドキするくらい速かったです。(^^;
しかも、完璧に吹いていました。結構、この曲の前にもキツイ曲を吹いていたのに、びっくりです。
あとTromboneのグリッサンドが、とてもオシャレでした。この曲、やっぱりTrb.が楽しそうです。(^^)
N響の演奏が「華やか」ならば、エアリーズの演奏は「楽しい、軽快、オシャレ」という感じでした。
あまりにも楽々と吹いていたから、会場にいた人は、すごく難しい曲だとは思わなかったかも…(笑)
写真は、終演後にメンバーと。
結成から30年のと言うことで、みなさんベテラン奏者ですが、Trp.はハイトーンを最後までバリバリ吹くし、本当に若々しい方たちでした。
それにしてもTubaのKathyさん、スラッと背も高くてキレイな方でした。(natsucoさんも30年後はこんな感じかな〜?)
Tubaと言えば、身体の大きな男性が吹く楽器というイメージがありましたが、考え方を改めました。
最近は中高生でも女の子のTuba奏者が増えましたが、そんな子たちの憧れの存在になりそうな方ですね。
演奏会の司会進行も務められていました。(^^)
一番左から、ジャズ奏法もばっちりのAlan Hoodさん。
ハイトーンを最後までバリバリ吹かれたF. Joseph Dockseyさん。
私。(一応、所有する半袖シャツでは二番目に高かったものを着ています:笑)
HornのSusan McCulloughさん。
TromboneのJoseph Martinさん。
TubaのKathy Aylsworth Brantiganさん。
会場をあとにするとき、メンバーからASPEN LEAFのブローチとメンバーのCDをいただきました。
もう本当に感激!N響の方たちは何もくれなかったのに!(爆)
I would like tocompose a new music just for you in near future !
と言って、お別れしました。ああ、もっと英語がちゃんと話せれば…
と、悔しくも思った一日でした。
でも、本当に金管五重奏の新しい曲を作らないと!o(^-^)o
p.s.
豪華ランチをご馳走してくれて、最寄り駅までの送迎をしてくださった名古屋芸術大学のみなさまも、ありがとうございます。(^-^)
2005年07月12日
序奏とアレグロ-3

引き続き、打ち上げです。
ホストでもある、高山市民吹奏楽団の方や、高山市の音楽振興に携わっている方が大勢いらしていました。
ドイツグラモフォンで働いていたことがある、と言う人もいらっしゃいましたね。
話の内容が、かなり濃かったです。
写真は左から、Trp.の井川明彦さん。Trb.の吉川武典さん。私。Tubaの池田幸広さん。
吉川さんには、結構この曲を気に入って貰えたのでしょうか?
「みんな、キツイって言ってるけれど、僕はそんなこと無かったよ。」
と、余裕の表情で、
「Tromboneのメロディーがたくさんあって楽しかった。」と言っていただけました。(^^)v
私はいつもNHKの映像で、Tubaの隣でBass Tromboneを吹いている姿が印象的だったのですが、
「二番三番奏者だから、Bass Trb.も持ち替えで吹くけれど、本当はTenor Trombone奏者だから。」
と、おっしゃっていました。京都市交響楽団の小西さんとは逆のパターン。
演奏会では、四オクターブに渡って素晴らしい音で演奏されていました。
これだけ広い音域を操れる奏者は日本でも数人とのこと。(関西のとあるプロ談)
で、Tromboneカルテットを書いてみないかと、かなり熱心に勧められました。(^^;
あまり、知らない世界なのですが、頑張って勉強してみます。φ(.. )
そう言えば、某大学吹奏楽部のOBにも書いてくれと言われている編成なのですが、あの話はどうなったのだろう?
Hornの日高さんにもHorn八重奏を書いてみませんかと、言ってもらえました。
実は、書くのですよね。先日、作曲料の話もまとまりました。(^^)v
依頼主はアマチュアですけれど、完成したら日高さんにも送りつけさせて貰います。(笑)
Tubaの池田さんは、NHKの番組「人間ドキュメント」でNHK交響楽団の37年ぶりのTuba奏者と言うことでクローズアップされていました。と言うわけで、今回は高山でも大人気。
私は、池田さんが大阪市音楽団に在籍しているときに、「大仏と鹿」「風の精」「牡丹の花とねずみ」と言う三曲を演奏して貰っています。
Tuba六重奏を…と、言ってくれましたけれど、それはネタですよね。(^^;
でも、縁の下の力持ちというイメージの強いTubaも今回の演奏で使われたF管は、想像以上に機動力も表現力もありますし、ソロの曲ならば、ちょっと挑戦してみようかなと言う気もします。
書きたい曲がどっさり!忘れないように整理しておかないと!
と言うわけで、本当に高山まで聴きに出かけて良かった!と言う、とても素晴らしい時間を過ごしてきました。(^-^)
N響のメンバーのみなさん。高山の皆さん。そして遠くから聴きに来てくれたnatsucoさんとJUNKOさん、どうもありがとう!
それにしても、この曲、次に聴くことが出来るのは、どこかな?京都かな?愛知万博かな?o(^-^)oワクワク
2005年07月11日
序奏とアレグロ-2

で、いよいよ、「序奏とアレグロ」の演奏が始まりました。
この曲を聴くのは、2000年の初演以来、二度目です。
曲が始まった瞬間から、華やかな響きに満ちあふれて、一気に引き込まれました。本当に五人?そんな錯覚を起こすほどの豊かな響きがホールいっぱいに広がりました。
Hrn.やTrb.でいくつかのメロディーが奏でられたあと、ppでTuba再度提示、残りの四つの楽器もppでそれに答える、序奏のハイライトが美しいの何の!
そして、超絶技巧満載のアレグロの部分へ。
跳躍が多く、リズムも複雑なTubaパートは、なんとも鮮やかな演奏で、トップダンサーの軽やかなステップのよう。
Trp.やHrn.の細かいパッセージも一つ一つが輝いている。そして、この曲で一番休みの少ないTrb.には中間部に長いソロがあるのですが、またそれが超オシャレ!楽譜には書ききれなかったニュアンスがバッチリ再現されていて「そうそう!そう吹いて貰いたかったの!」ともう、すっかりるんるん気分でした。♪
コーダに入ると、テンポがさらに上がり、Trp.の超高速パッセージがやってきます。そしてそのパッセージに乗ってTrb.がアレグロのメインテーマを演奏して、華やかにエンディング。ブラボーでした!
キツイなんて、少しも感じない、本当に楽しくてオシャレな素敵な演奏でした。(^^)
さて、舞台に呼ばれました。さすがに我に返って、顔が青くなりました。足も震えて。(苦笑)
舞台に上がって、演奏メンバーに思わず「すみませんでした!」と頭を下げちゃいました。(^^;
栃本さんに、「高校生の時に、なんでこんな曲を書いたの?」と質問されて、
「当時の自分なりに、金管五重奏の可能性を追求した…」ととっさに答えたのですが、
今思えば、この日が来ることを夢見て書いたのでは?そんな気がしています。
さてさて、打ち上げ。
まずは、Trp.の井川さんにお説教をいただきました。(^^;
やっぱり、各パートに休みが無くて吹き詰めな点をダメ出しされました。
音大に入って、まず師匠から「お休みを書く練習をしないといけないね〜」と言われたぐらいなので、重々承知はしていたのですが、ありがたくアドバイスをいただきました。
同じく、Trp.の栃本さんからも、ちょっと休みがあるだけで、もっと凄いことを気持ちよく吹けると貴重なアドバイスをいただきました。演奏会の最後に、「ウェストサイド」の金五版が演奏されたのですが、確かに序奏とアレグロよりも難しいパッセージ、高い音を吹いていましたが、圧倒的に良い音がしていたのは、金管五重奏の良さを引き出す素晴らしいアレンジがされていたのだからだと、改めて大切なことを教えて貰えました。
そして、「と言うわけで、もう一曲、金管五重奏を書くこと!」と、声をかけて貰えたのが最高に嬉しかったです。(;_;)
きっと書きます。(^^)v
写真は、左からTrp.の栃本浩規さん。かなりワインが回っている私。そしてHrn.の日高剛さん。
2005年07月06日
序奏とアレグロ-1

飛騨ヴィルティオーゾオーケストラという、飛騨地方にゆかりのある音楽家が集まって結成されたオーケストラがあるのですが、今回はそのオーケストラのメンバーによる金管五重奏の演奏会という位置付け。Trp.が栃本浩規さんと井川明彦さん。Hrn.が日高剛さん。Trb.が吉川武典さん。Tubaは池田幸広さんと言う、みなさんNHK交響楽団の豪華メンバー。栃本さんが地元、高山市の出身です。
それにしても「序奏とアレグロ」と言えば、私が高校生の時に書いた作品。それを何故、このようなメンバーが取り上げてくれることになったのでしょう?続きを読む
2005年03月20日
仕上げの作業が残っていますが

で、ひとまず、「モクゴとピアノ」完成です。
・レイアウト
・プリント
・校正
・練習番号を付ける
・パート譜を作る
と言う作業が残ってはいますが、とりあえず、終止線を書いたので、今はテンションが高いです。
結局、
1楽章:1-70小節(70小節)
2楽章:71-438小節(368小節)
3楽章:439-470小節(32小節)
4楽章:471-613小節(143小節)
と、なりました。
3楽章と4楽章、特に予想通り、4楽章は苦労しましたが、
特に、後半は私らしく、楽しい雰囲気の中にも、ちょっぴりせつなさも含まれた、
いたるちっくな仕上がりになっていると思います。
2楽章がスケルツォで、3楽章が緩叙楽章、4楽章が無窮動的な構成は、
2003年作の「クローバーリーフ・スイート」に共通しているかもしれません。
楽章という言葉を使っていますが、正式には、モクゴとピアノの為の「4つの○○曲」というタイトルの予定です。
仕上げの作業が色々と残っていますが、それはまた明日。
作品についての話も、また色々と、語りたいと思います。
2005年03月17日
2楽章完成
「モクゴとピアノ」438小節目まで進みました。
と書くと、3楽章に突入と思われるかもしれませんが、2楽章が7小節延びたのです。
清書中に時々あることです。つまり、
1楽章:1-70小節(70小節)完成
2楽章:71-438小節(368小節)完成
3楽章:439-471小節(33小節)予定
4楽章:472-613小節(142小節)予定
と、なります。
2楽章は、小節数が他の楽章に比べると、異常に多いですが、
3/8拍子の、いわゆる「スケルツォ」なので、演奏時間は多分一番短いでしょう。
さあ、3楽章です。これは、短いから、割と早く仕上がるかな?
ある意味、一番大変なのは4楽章かもしれません。
頑張りましょう。(*_*)
と書くと、3楽章に突入と思われるかもしれませんが、2楽章が7小節延びたのです。
清書中に時々あることです。つまり、
1楽章:1-70小節(70小節)完成
2楽章:71-438小節(368小節)完成
3楽章:439-471小節(33小節)予定
4楽章:472-613小節(142小節)予定
と、なります。
2楽章は、小節数が他の楽章に比べると、異常に多いですが、
3/8拍子の、いわゆる「スケルツォ」なので、演奏時間は多分一番短いでしょう。
さあ、3楽章です。これは、短いから、割と早く仕上がるかな?
ある意味、一番大変なのは4楽章かもしれません。
頑張りましょう。(*_*)
2005年03月15日
下書き完成
さて、さきほどやっと、18日〆切の「モクゴとピアノ」のための新作(の下書き)が、完成しました。
1楽章:1-70小節(70小節)
2楽章:71-431小節(361小節)
3楽章:432-464小節(33小節)
4楽章:465-606小節(142小節)
の予定です。
18日が終わるまで、あと75時間あまり。
平均時速8小節ちょっとで間に合う計算ですが、睡眠時間も欲しいし、作曲以外の用事もあるし…(T-T)
いたろぐの更新をしている場合ではなかったかも…でも、頑張ります。
ここに、こうやって書いておけば、誰かが励ましてくれるかもしれないし。(笑)
応援を貰えて頑張れれば、仕上がりが早くなる可能性もある訳なので、
それを期待しているかもしれません。(^^;
1楽章:1-70小節(70小節)
2楽章:71-431小節(361小節)
3楽章:432-464小節(33小節)
4楽章:465-606小節(142小節)
の予定です。
18日が終わるまで、あと75時間あまり。
平均時速8小節ちょっとで間に合う計算ですが、睡眠時間も欲しいし、作曲以外の用事もあるし…(T-T)
いたろぐの更新をしている場合ではなかったかも…でも、頑張ります。
ここに、こうやって書いておけば、誰かが励ましてくれるかもしれないし。(笑)
応援を貰えて頑張れれば、仕上がりが早くなる可能性もある訳なので、
それを期待しているかもしれません。(^^;