2012年10月

2012年10月31日

渋沢栄一翁の「論語」と「算盤」の意味少しずつわかってきました。

「論語」つまり倫理と、「算盤」つまりビジネスは両立しないといけないとの、渋沢翁の主張です。

(以下カッコ書きは、渋沢栄一著 守屋淳訳 「現代語訳 論語と算盤」からです)


ビジネスで儲けること、利益を得ることが、少し賤しいところがあるなどの感覚が日本人には結構あります。

ビジネスには売れればよい、儲ければよいなど顧客本位でない場合も多々あります。

だから、報酬を支払う側の顧客ともらう側では、上下(うえした)の位置になる・・・・。

だから、顧客に対して卑屈にもなる。


しかし、倫理はビジネスの裏付けがあって続きます。

もっとわかりやすく言うと、利益というエネルギーがあるからこそ、よいビジネスも長続きする。

逆に言うと、「ボランティアは続かない。」です。


これはかなり本当です。

理想や理念は大切ですが、空気を食べてはいきてはいけません


そして、渋沢栄一翁の場合です。

「論語と算盤」に次のようにありました。


「わたしは、常に『士魂商才』―武士の精神と、商人の才覚とをあわせ持つ、ということを提唱している。」


『士魂商才』・・・、人の世の中で自立していくためには武士のような精神が必要であることはいうまでもない。

しかし武士のような精神ばかりに偏って『商才』がなければ、経済の上からも自滅を招くようになる。


だから『士魂』とともに『商才』がなければならない。」


渋沢栄一翁にとっては「論語」は「武士のような精神」でした。


「武士道のもつとも重要な部分とは、次のようなよき習わしを足していったものに外ならない。

「正義」・・・みなが認めた正しさ

「廉直」・・・心がきれいでまつすぐなこと

「義俠」・・・弱きを助ける心意気

「敢為」・・・困難に負けない意志

「礼譲」・・・礼儀と譲り合い

・・・・。」


武士道が日本の代表的な長所だったにもかかわらず、古来もっぱら武家社会だけで行われ、経済活動に従事する商工業者の間では、重んじられなかったと翁は言います。


昔の商業者たちは、武士道をひどく誤解していて、「正義」「廉直」「義侠」「敢為」「礼譲」などを大事にしていては、商売は立ち行かない、「武士は喰わねど高楊枝」というような気風は、商工業者にとってはあってはならないものだった。


「武士には武士道が必要であったように、商工業者にも商業道徳がないと真の豊かさは実現不可能なのだ。」


そして、翁は実践の人でもありました。


75歳でパナマ万博出席、81歳ではヮシントン会議視察のために、再び実業団とともに渡米を果たした。

いずれの訪米でも、栄一は当時のアメリカ大統領との会見を果たし、各地で親善の努力を続けていった。

こうした彼の行動が評価され、栄一は、1926年と1927年に、 ノーベル平和賞の候補にもなっている。」


しかし、(-_-;)


「普段やかましく道徳を口にしているわりに女性関係にだらしがないのは、渋沢家の女性たちにとっては格好の攻撃材料となっていたようで、孫の華子、「わたしも若いころは祖父をなんというヒヒじじいと軽蔑していた」と述べているし、妻の兼子も、父さまは儒教といううまいものをおえらびだよ。ヤソ教なら大変だよ」と皮肉交じりに語っていたという。


栄一自身も晚年には、「婦人関係以外は、一生を顧みて俯仰天地に恥じない」とみずから語っていたという。

さすがに本人も、この点は少々引け目を感じていたわけだ。」


人間だれにも弱いところはあるのですね。

翁も人の子<(_ _)>



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ビジネス 

2012年10月28日

毎日新聞の朝刊の「余禄」(24.10.24)に次のようにありました。


「さてこちらは専門家の怠情が問われての重刑のようだ。


イタリアで09年に死者309人を出した地震をめぐり地震学者ら7人が予知失敗の責任を問われ、禁固6か月の実刑を言い渡された。」


ええっ????

地震の余地を間違えて、禁固刑、それも実刑判決ですか?<(^´)>

専門家の怠惰を問われての責任・・・・。


「何しろ彼らが『大地震の可能性は低い』と発表した当の街で、6か後に死者多数が出たのだから住民にすれば責任を問いたかろう。」


科学者としての責任は確かにあります。

しかし、それが法で裁かれるものでしょうか。

怠惰を問われたとのことなので、いい加減さや事実認識、科学判断の甘さなどがあったのでしょうか。


「東日本大震災後の曰本の地震学者の間では『時間と場所、大きさを特定する予知は困難』というのが共通認識である。


代わって中長期の地震の可能性を示す『予測』で警戒を促すという先日のニュースだった。


大地震の危険性を軽視した専門家には受難の時代だ。


被告の責任について多くを知らぬ他国の裁判にロをはさむつもりはないが、もしそこに正義の名で科学の試行錯誤を裁く見当違いがあるのなら困る。


厳罰で地震学を進歩させることはできないからだ。」


日本の地震学者は「地震予知」でなく「地震予測」で警戒を促すとのこと。


地震の時間、場所、大きさを特定する「地震予知」はできないので、
「首都直下型地震」は「30年以内に70%の確率」という「地震予測」で警戒を促すということです。

地震がいつ起こるのかわからないのは、地球50億年の歴史を考えればその中の30年はほんの一瞬です。
人間の時間感覚では地球が主体のことはなかなか測れません。
「地震予測」で警戒を促すということ妥当です。


しかし日本にも「過失致死」ということが裁判で問われます。

「怠慢」が「過失」として認定されたのなら、今回のイタリアの裁判も致し方ないのでしょうか。(>_<)



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ビジネス 

昨日(10月26日)入った中華レストラン。

回鍋肉を頼んだのですが、その時のお皿が写真のものです。
CIMG8572









食べ終わって、残った油が半端ではありませんでした。
油が電気の灯りに反射して光っています。

尋常ではありませんでした。
それですぐにカメラを出し写真を撮りました。


東急田園都市線の池尻大橋の出口近くの店です。

人もそれなりに入り、味も良いのですが、この油の量はなかなかすごい。<(`^´)>

メニューがこちらです。

CIMG8576









近すぎたのか、ピントがうまく合っていませんが、このメニューの回鍋肉がこの皿の前の姿です。


あまりのすごさにブログに載せることにしました。
失礼しました(-_-;)



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日記 

2012年10月25日

「ゆっくり生きると病気は逃げる」こと、前に書きました。

副交感神経を優位に働かせると、健康にはとても良いということでした。


そのためには呼吸をゆっくりすることがとても効果があります。


浜松医科大学名誉教授の高田んの著書「責めず、比べす、思い出さず」(コスモ21刊)にとても参考になる呼吸の仕方がありました。


「禅では呼吸について厳しく指導します。

とにかくゆっくり呼吸をせよというのです。

もう一つ言われていることは、呼息はゆっくりで吸息は早くということです。」(同書p112)


「スッと吸って、ゆっくりゆっくり吐き出す」ということです。


これはよく知られています。いろいろな本に書かれています。

それをうまくできる方法が次です。


「さて禅では最初に数息観という方法を教えます。
これは自分の呼吸を数える方法です。

白隠禅師も『始め数息観をなすべし。

無量三昧の中には数息をもって最上となす』と述べておられます。


まず息を吐くときに『ひとーーー』と吐いてゆき、十分に吐いた後で吸うのですが、

そのときに『つー』と言いながら吸います。


次にまた吐くときに『ふたーーー』と吐いていって、吐き終わったら『つー』と吸います。

これを1から10までやり、10になったらまた1に戻ります。」(同書 p113)


試してみてください。

なかなかやりやすいですよ。何ごとも試して合点ですので・・・・。

どこかの放送局がそのような番組放送していましたね。(^_^)/~



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健康 

2012年10月24日

事実だけ書きます。
今日の出来事です。


ソースネキスト蠅箸いΣ饉劼離愁侫箸鬟優奪箸嚢愼し、ダウンロードしました。


それで、使ってみました。

そうしたら、最後にエラーメッセージが出ました。

ソフトの内容は、PDFをワードに変換するものです。


ソフトの製作会社は、ソースネクスト
蠅任呂△蠅泙擦鵝
アビーUSAソフトウェアハウス蠅箸いΕ▲瓮螢合衆国が本拠地の会社です。


その、アビーUSAソフトウェアハウス蠅法∋篳疹召、今後どのように対応をどうしてよいかメールしました。



そうしたらすぐ返信が来ました。
自動的にサーバーが対応してすぐにメールが返ってくる、あのメールです。


それが英文でした。


少しは英語を習っているので、何とか意味は分かりました。
この後対応するので、少しお待ちくださいといった内容でした。


しかし、英語で来たのには少し面喰いました。


これってちょっと日本人顧客には不親切ではないでしょうか?


これが当たり前の世界もあるのですね。

ちょっと驚きでした。(-_-;)


ちなみにソースネキスト蠅蓮屬いなりPDF」などのヒット商品を数生み出している、あのソースネクスト蠅任后



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日記 

2012年10月23日

健康は誰しも気になります。


「その健康法では『早死』にする!」。
高須クリニック院長の高須克弥さんの今話題の本です。
もちろん高須さんは医学博士です。


まず、「コーヒーを飲むと脳が活性化する。」(高須克弥著「その健康法では『早死』にする」扶桑社刊 p149)


「杏林大学精神神経科の古賀良彦教授の実験結果を紹介します。


挽いたコーヒー豆、レモン油、蒸留水の3種類の香りを順に被験者にかいでもらい、そのつど脳の認知や情報処理能力がどのように変化するか、脳の電位を測定した結果『頭を使っているときにコーヒーの香りをかぐと、脳の働きが格段に向上する』ことがわかったそうです。」


「香りばかりでなく、コーヒーを飲料として飲んだ場合にも頭がよくなる可能性が出てきました。」


「富山医科薬科大学の服部征雄教授はコーヒーの成分『トリゴネリン』が脳神経細胞の活性化をもたらす可能性を示唆する実験を行いました。・・・・。


この実験でわかったことは、トリゴネリンは失われた脳神経のネットワークの再生に有効であるということと、脳に直接投与するより経口摂取のほうがより多くの効果が期待できるということの2つ。


コーヒーを飲むことが認知症改善への可能性を示唆した実験でした。」


「ところで、大脳の働きには興奮作用と抑制作用があります。


前者はプラスの過程、後者はマイナスの過程と呼ばれています。

これらの過程の相互作用によって、人間の思考は進むと考えられています。・・・・。


コーヒーに含まれるカフェインは、プラス物質とマイナス物質を作り出す働きがあるのです。


普通、人は夜寝ると、頭の中で2つの物質がひとりでにたくさん作られて、翌朝には頭がすっきりするものなのですが、カフェインを摂ると、目を覚ましたままでもこれらを作り出すことができるのです。


これが『コーヒーを飲むと頭がすっきりし、思考力が高まる』カラクリなのです。」


次はがんの話。


「独立行政法人国立がん研究センターの研究チームがまとめた成果です。

4069歳の男女約9万人についての追跡調査です。


調査開始時には、対象者の33%はコーヒーをほとんど飲まず、一方、37%はほぼ毎日コーヒーを飲んでいると回答していました。
調査開始から約10年間の追跡期間中に、334人(男性250人、女性84人)が肝臓がんになりました。
調査開始時のコーヒー摂取頻度により6つのグループに分けてコーヒーをほとんど飲まないグループと比較検討しました。


コーヒーをほとんど飲まない人に比べ、ほぼ毎日飲む人では肝臓がんの発生率が約半分に減少し、一日の摂取量が増えるほど発生率が低下する傾向が見られました。」


最後に、コーヒーは糖尿病にも効果がある。

「フィンランド国立公衆衛生研究所の健康調査結果も紹介します。

大腸がんにも同じような調査結果があるようです。


調査対象は、3564歳の1万4600人です。


こちらは一日3〜4杯のコーヒーを飲んだ場合、飲まない人に比べ、糖尿病にかかる率が女性で29%、男性で27%減。一日に10杯以上飲んだ場合は、女性で79%、男性で55%も減少しました。」


「コーヒーは『奇跡の飲料』とも言えるほどありかたい飲み物なのです。」(p143)

しかし、「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」とも言いますよ。
ほどほどに・・・。(^o^)



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健康 

2012年10月20日

「責めず、比べず、思い出さず」。
今ベストセラーになっている本です。

著者は浜松医科大学名誉教授の高田明和さん。


その本に、行動のビタミン剤になる一節があったのでご紹介します。


「『困ったことは起こらない』。
これは私の運命を変え、私を「うつ」から救った言葉です。


今だから言えるのですが、私の人生には『これが起ったら嫌だな』とか『こうなったら困るな』というようなことが、数限りなくありました。


たしかに困ったことはいくつか起きました。
しかし、この言葉を唱えていると、その困ったことが、別にどうといったこともない、心配するほどのことでもなかった、ということになるのです。


ですからみなさんもこの言葉の言霊としての力を信じて、常に閑を見つけては、あるいは不安な気持ちが芽生えたら、『困ったことは起こらない』とくり返してください。


その効果が絶大であることは保証します。」
(「責めず、比べず、思い出さず」高田明和著 p63  コスモ21)


もう一つ、次のようにもありました。


「また、思ってもいないようなトラブルが起こり、もしこれがうまく処理できなければ、自分の未来はないなどとクヨクヨ悩んでしまうこともあります。


 このようなときに『すべてはよくなる』、『すべてはよくなる』と口ずさむのです。
すると不思議と悪いようにはならないことが多いのです。


何か心配事があったようなときには『困ったことは起こらない』という言葉と同時に『すべてはよくなる』という言葉もくり返してください。
本当に事態は改善し、心配したようにはならないから不思議です。


言葉を信ずることが言葉の効果を増し、そのことがさらに言葉を信じさせるようになるのです。
さらによい言葉によって変わった脳は、今までできなかったよう
なさまざまなことに挑戦できるように私たちを変えます。(同著 p61)


昔から「言葉」には「言霊」が宿っているといいます。確かに、言葉には力がありますね。


「言葉は『よくありたい』という心のシステムを刺激し、私たちを『よくある』状態に変えるものだと言ってもよいでしょう。」(同著 p61)


ちなみに高田明和さんの専門は、「生理学」「血液学」と同時に、「脳科学」です。


さっそく今日から、僕も、唱えようかな(-.-)


「困ったことは起こらない」「すべてがよくなる」・・・・。
(^O^) 



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健康 

2012年10月18日

私は、「フェニックス」という労働法令を研究して、企業がトラブルに巻き込まれないようにするための研究をしている社会保険労務士のグループに属しています。

月に2回の研究会ですが、前回は私平松が担当でした。

興味深い事例がありましたので、ご報告いたします。


企業の安全配慮義務についてです。


企業が従業員の安全について配慮するのは当然のようですが、実は最高裁の判例を通して徐々に法制化されていきました。

今では、企業の安全配慮義務については、「労働契約法」と「労働安全衛生法」で法的にしっかり要求されています。


安全配慮すべき内容は、「事故災害型」と「職業性疾病型」に分かれます。


「事故災害型」は,建物、設備機械の整備,人の配置への配慮、安全教育の実施や安全に配慮した業務指示を行うなど、そして安全衛生法令をしっかりと順守することが、企業が配慮すべき具体的内容です。


「職業性疾病型」の方では,まず従業員が病気にかからないようにする予防処置をしっかりと実施することが大切です。

有害物質を出さないようにする、安全環境を保つ、衛生設備を設置する、作業中には疾病予防の保護具をつける、安全衛生教育の実施や危険性について周知する、各種健康診断を実施する、作業環境の測定,そしてメンタルヘルスケア等々です。


しかし不幸にして病気になってしまったら、それが悪化しないように配慮しなければなりません。
病気の増悪回避措置が必要になる。

これには、健康診断結果の労働者への告知、医師の意見の聴取、軽易作業への転換、過重労働を抑える、メンタルヘルスケア等々になります。


以上については、個別の企業で該当するものについては、しっかりと実施する必要があります。


安全配慮義務の一般的内容については,

1)業務の 遂行が安全になされるよう使用者として予測される危険等を排除しうるに足る物的人的諸条件を整える義務,

2)使用者の支配管理を受けて業務に従事する者が業務上,危険の発生を防止するために尽くすべき注意義務を含むとするもの、

3)労働者の生命・身体に対する安全それ自体を確保するという高次の義務と解する見解

3つがあります。


今までの最高裁判所の判例では、1)をとっているようです。


そして、研究会から私の方に宿題が出されたのですが、

2)使用者の支配管理を受けて業務に従事する者が業務上,危険の発生を防止するために尽くすべき注意義務を含むとするもの」とはいったいどういう意味かということでした。


これは、企業ばかりに責任を問うのではく、従業員にも注意義務があるということです。
それを怠ると企業はもとより、従業員も責任を問われることになる。
従業員にも責任があるのだから、過失責任を従業員も問われるということです。
その法理論をとると労働者に少し厳しい判決なども出るかもしれません。


今回の研究会では「佃運輸事件(神戸地裁23.3.1判決)」について取り上げました。
これは従業員同士が喧嘩した事例です。


タンクローリーの運転手と運行係が喧嘩して、二人ともけがをしたので双方損害賠償で訴えた。
運転手の方は、会社の安全配慮義務違反についても訴えました。


しかし、前から仲が悪かったから配置を変える必要があったり、うまく仲裁に入りけがをさせないことが会社の安全配慮義務とすると、その会社については責任を問われ、損害賠償ということにもなります。


しかしこの二人、前から仲が悪かったわけではありません。
また、喧嘩をしたとき上司が間に入って、掴み合いはいったん収まっています。


判決の一説です。

「しかし、小学校、中学校ではあるまいし、会社が一般的な従業員間の暴力抑止義務のようなものを負っているとは認めがたい。」


そうですよね、個人的な感情のもつれやその結果まで企業の責任にされたら企業もたまったものではありません(-_-;)



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労働法令 

2012年10月13日

独立して何が良いって、たまに昼間からお酒がいただけることです。(^o^)/


今日はコンサルティングなどないし、昼に大好きないつも行く蕎麦屋さんで、これも好物のチキンカツにほんの少しのご飯を頂くつもり、楽しみにして蕎麦屋の「M屋」に行きました。



お酒は、私は血糖値が高いので、ビール、日本酒はご法度です。
それで今日は芋焼酎のそば湯割り。これ
はコクがあって、のど越しも良いですね。(^o^)
      

ところで、隣に座って食べていたおじいさんが、帰る時のこと、「私にはちょっと多めだな」・・・、私に聞こえるようにおっしゃって席を立ちました。



レジでも店員さんに同じことを繰り返しておいででした。


店員の方によると、たまにいらっしゃる方とのこと。
ちょっと多めだといいながら、普通の軽い蕎麦です。

店員さんに、「今の方は食べた蕎麦、ちょっと多めだとおっしゃっていましたが・・・」と聞いたら、「たまにいらっしゃる方なんですよ。」と答えにならない答えでした。

マッ、どうってことないという様子でした。(-.-)



ご老人にはふつう盛りが大盛りにあたるのですよね。
この店はなかなか繁盛しています。
接客が良いし、落ち着いた店で、全国のこけしがテーブルに飾られており、それを見ているだけでも、楽しくなるお店です。



しかし、顧客の一言が、生かされていません。



品質ISOであるISO9001に次の要求事項があります。



8.2.3  プロセスの監視及び測定

 組織は、品質マネジメントシステムのプロセスの監視、及び適用可能な場合に行う測定には、適切な方法を適用しなければならない。

これらの方法は、プロセスが計画どおりの結果を達成する能力があることを実証するものでなければならない。

計画どおりの結果が達成できない場合には、適切に、修正及び是正処置をとらなければならない。


簡単に言いますと、業務プロセスがうまくいっているかどうか、確実に「監視測定」し把握できる仕組みを作り、計画通りにいっていなければ、修正、是正をしなさいという要求事項です。



ここの蕎麦屋さんであれば、顧客の一言が、メニューの反省材料になり、改善の課題として把握され、店でご老人用のメニューを見直すことにつながらないといけません。



飲食業や小売業は、最終の顧客としっかり接します。
その分確実にいろいろな改善のための課題が、収拾できます。
それをしっかりと「見える化」しないと損です。
これはISOの有無には関係ありません。



ISO9001では顧客がその組織をどのように評価しているか確実に把握する仕組みも要求しています。


顧客アンケートなどをとるところも多いのですが、顧客の一言をしっかり皆で検討するコミュニケーションの装置があれば、しっかり改善できます。

朝礼などで検討しても良いですね。


ところで、ISO9001を取得している組織の方、そのようなことができていますか?  (-_-;) 
 



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ビジネス 

2012年10月11日

CIMG8314八重洲地下街からJR東京駅に上がるところにある「幸運の仔豚像」です。

CIMG8315

















「幸運の仔豚像」


と題して、次のように書かれています。

「このブロンズ像は、イタリア・フィレンツェにあるウフィツィ美術館第2廊にある「猪」の大理石像を摸刻したものです。

この像は、ローマ法王からイタリア・メディチ家に贈られたものと言われています。

また17世紀に活躍したイタリアの彫刻家ピエトロ・タッカが作ったこの大理石像の複製が、フィレンツェ市内の市場に設置され、「Porcellino(仔豚)」と呼ばれて長く親しまれてきました。

この仔豚像の鼻先を撫でると、幸運がもたらされる、と言われており、フィレンツェを訪れる人々に人気があります。」


CIMG8319





















鼻先を撫でると幸運かもたらされるから,確かに鼻のまわりが光っています。

私がここを通った時に、ここの地下街の洋食店のシェフらしき人がこの像の鼻をこすっていたので、「何しているですか?」と聞いたら、「鼻をこすると良いことがあるので、撫でているのですよ・・・」と答えてくれました。

CIMG8321
















確かにフィレンツェです。
「ウフィツィ美術館」「サンタマリア・デル・フィオーレの大聖堂」・・・・の写真が壁に貼ってあります。

CIMG8326「江戸」の展示会のコーナーが隣にありました。

第5回「EDO ART EXPO」というイベントの中の催しです。


東京駅もすっかりリニューアルしました。
外観は昔の懐かしい東京駅にかえり、中は近代的な、そしてごったがえした空間に生まれ変わりました。

人の波がすごいですね。(>_<)


CIMG8318
ところで、「猪」がなぜ「仔豚」????

<(_ _)>



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まちづくり 

2012年10月08日

前から書いていますが、新技術開発センターhttp://www.techno-con.co.jp/

で、10月11日(木)に「使いこなしてなんぼの「JTCG共通テキスト」(ガイド83)特別講座」

http://www.techno-con.co.jp/item/17326.html

を担当します。


新しい形での品質マニュアルの様式モデルを提供し、
品質ISOについてのどのように取り組んだら良いのかを話すつもりにしています。

環境ISOも合わせて話をします。


「ガイド83」はISOがマネジメントシステム規格を作成するときに、採用しないといけない、マネジメントの枠組みと文章について要求したものです。


品質、環境、情報といっても、マネジメントとしては同じです。

総論が同じで各論を変えるだけでOKとでもいったらよいのでしょうか。


良いマネジメントについて枠組みなどを標準化するという、まさに国際標準化機構(ISO)が標準化を促進する団体であることに沿っています。


この「ガイド83」のセミナー、今週ですので、再度見直しをしています。

最初のセミナーだけに、責任も感じ少し緊張もしています。


そんな中なのですが、特に、この「ガイド83」がマネジメントとして大変優れていることをしっかり話すことにしています。

しかし、研究すればするほど良くできていますね。(^_^)v


マネジメントはもちろん効果があって何ぼです。


「ガイド83」の「9.パフォ一マンス評価 9.1監視.測定,分析及び評価」

前と同じく、品質マネジメントで考えてみます。


組織は,次の事項を決定しなければならない。

・必要とされる監視及び測定の対象。

・該当する場合には必ず、妥当な結果を確実にするための、監視、測定、分析及び評価の方法

・監視及び測定の実施時期

・監視及び測定の結果の、分析及び評価の時期


組織は、この結果の証拠として、適切な文書化された情報を保持しなければならない。


組織は,品質パフオーマンス及び品質マネジメントシステムの有効性を評価しなければならない。


マネジメントはパフォーマンスがあって何ぼです。
相応のパフォーマンスを求めて仕組みを作りそれなりに力量を上げチャレンジしていきます。
それでどのくらいできたかの評価を本来していないといけません。


当り前のことなのですが、マネジメントの結果としてのパフォーマンス評価の仕組みをしっかり作り実行できている組織がどのくらいあるのか?

これは甚だ疑問です。


「ガイド83」ではしっかりそれを要求しています。


もう一つ、リスクについての取り組みです。


「ガイド83」には次のようにあります。

「6.1リスク及び機会への取り組み」


品質マネジメントシステムの計画を策定するとき、組織は、4-1に規定する課題及び4.2に規定する要求事項を考慮し、次の事項について取り組む必要があるリスク及び機会を決定しなければならない。


・品質マネジメントシステムが、その意図した成果を達成できることを確実にする。

・望ましくない影響を防止又は低減する。

・継続的改善を達成する。


組織は,次の事項を計画しなければならない。

a)それらのリスク及び機会への取組み

b)次の事項を行う方法

・それらの取組みの品質マネジメントシステムプロセスへの統合及び実施

・それらの取組みの有効性の評価


「意図した成果を達成できることを確実にする。」ために「望ましくない影響を防止又は低減する。」。その結果が、「継続的改善を達成する。」事につながる。


成果を上げるためのリスクマネジメントです。

良くできています。
 

悪いことを最小限に抑えるのが良くあるリスクマネジメントです。
それに比べて、成果をしっかり出すためのリスクマネジメントに脱皮しています。


なかなかです。(;一_一)



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ビジネス 

2012年10月07日

観光カリスマの土居年樹さんの「天神さんの商店街」(東方出版)という本に次のようにありました。


土居さんは大阪梅田に近い、天神橋筋三丁目商店街の理事長です。


"心が一致"するなんていうことは誰がリーダーになっても難しいのが商店街なんや・・・。
それを一番よく知っているのが、実は私のなのだ。」(p186)


「商店街の会長ほどつまらんもんありまへんで。
良かつて当たり前、一つ間違うたらボロカス。やってられまへんわ」。
「会長はしんどいわ。ふと後ろ見たら誰もついてきてへんがな」。
こんな会長談話をしばしば聞く。

コンサルの中には「やる気のない人が多うてやってられまへ」と言う人もいる。
 

私の答えはこうである。

「それがいややったら手引きなはれ!」。 (p186)


「馬鹿者、若者、よそ者」が居る商店街は良くなるとよく言われる。


しかし、土居さんはさらに踏み込んで言う。


「1.
ほんまもん 2.支え者 3.知恵者 4.伝え者」がいれば街は盛り上がると」。


まず1番目が「ほんま者」。


頑張っている商店街には懸命に働いているリーダーがいる。
「俺がやらないと誰がやる」との思いで頑張っている一人がいる。
私利私欲を離れて何年も街の為に働く。

そして少なくとも10(理事長任期5)その任にあってやっと「馬鹿者」になる。


馬鹿者にも簡単になれない。


そしてその任期の積み重ねで馬鹿者が「ほんまもん」になる。


2番目が、支え者。

副理事長クラスの役員と担当委員たち。ツーといえばカーと答える人が必要である。

土居さんは理事長就任10年目ぐらいから支え者に恵まれてきたといいます。
それまでは反対派、無視派、反逆派が沢山いた。

若気の至りもあって年上の幹部に向かって抵抗もした。喧嘩もした。
やっぱり若さだけでも駄目。年と共に人間も練れ者になる。

時を経て「今の私の支え者はみな素晴らしい」と土居さんはいいます。


3番目は「知恵者」。


多くは商店街以外の方たち。
土居さんの場合だと、観光とみやげづくりのエキスパートはBさん、大型企業の流通に詳しいNさん、陶芸家で親友のSさん・・・・。
長年活動をしていると人脈が少しずつ出来ていく。


そして最後4番目は「伝え者」。


これはマスコミの皆さんの力を借りることの重要さ。
そのためになすべき事は次の通り。


1.常に記者たちとコンタクトをとっておく。

2.新聞記者、テレビ記者が興味を示す話題性のある企画を提供する。

3.次々と新しい企画を実践し続ける。


この事が新聞を通じて雑誌、単行本の取材につながる。

土居さんには「理事長職20数年続けられる秘訣は?」との質問が良くくる。

土居さんの答えは「その秘訣は組合員に否決されないこと」。

「所詮全員がこちらを向いてくれる事なんてありえないのだ。
そんなことしていたらいつまで経ってもなにもできないだろう。


考えを実践していくにはどれだけ足を引っ張られないようにということに尽きるのだ。

手はなかなか引っ張ってくれないものと覚悟する。


旅芸人のようにいつも大道具を積んでリヤカーを引っ張っている私が足を引っ張られたらこけてしまう。

後ろから押してくれる人は少ないけど客が多ければせめて拍手ぐらいしてよと思いながら頑張ってるのが理事長の本音なのだ。」
(社会といきる商店街 p113 東方出版)


商店街リーダーの「厳しさ」と、「哀しさ」と、しかしチョッと「楽しさ」もわかりました。m(__)m



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まちづくり 

2012年10月04日

前回よりご紹介しているISO規格要求事項の「共通テキスト」、マネジメントの大切なポイントを押さえてなかなか良くできています。


改めて少し驚いています。(>_<)


今回も品質マネジメントシステム(以下QMS)に置き換えて書いていきます。


4.1組織及びその状況の理解

組織は,組織の目的に関連し,かつ,そのQMSの意図した成果を達成する能力に影響を与える,外部及び内部の課題を決定しなければならない。


「課題」を明確にしなさいと言っている。
課題が明確になれば問題は半分片付いたも同じです。
検討の仕方もおのずから明らかになります。


5.3組織の役割,資任及び権限

トップマネジメントは,関連する役割に対して,責任及び権限を割り当て,組織内に伝達することを確実にしなければならない。

トップマネジメントは,次の事項に対して,責任及び権限を割り当てなければならない。

a)QMSが,この規格の要求事項に適合することを確実にする。

b)QMSのパフオーマンスをトップマネジメントに報告する。



http://www.techno-con.co.jp/

ISO9001要求事項への適合だけでなく、QMSのパフォーマンスについてトップに報告することをしっかり要求しています。


「パフォーマンス」とはこの手順書によると「測定可能な結果」です。
量的成果といったらわかりやすいですね。
マネジメント責任者は、マネジメントの効果を数字として評価し、トップに報告しないといけません。
これは大変なことです。

確実に成果を上げ、それをしっかり報告できないと、責任を問われことにもなりかねません。
だから効果的なQMSを目指すことになります。


しかし、実はこの前の「5.1リーダーシップ及びコミットメント」で「QMSがその意図した成果を達成することを確実にする。」といっています。


トップからして成果を上げることを確実にしないといけないのですね。


成果を上げるためのリーダーシップであり、役割責任権限の明確化、そして結果の報告というわけです。
効果があってなんぼ、役に立って何ぼのISO9001ということ。

パフォーマンス重視に大きく舵を切っています。


マネジメントも絵に描いた餅ではだめということです。(;一_)


新技術開発センター

を担当しますが、品質マニュアルの様式モデルを提供し、品質ISOについてのどのように取り組んだら良いのかを話します。
環境ISOも合わせて話をします。


前回もご紹介しましたが、日本規格協会のホームへページで、「統合版ISO補足指針-ISO専用手順」がPDFで公開されています。

http://www.jsa.or.jp/itn/pdf/shiryo/iso_supplement_sl234.pdf

全部で300ページ以上あります。

MSS共通テキスト」のところは、p143154です。
ぜひ参考にしてください。

とても良い内容ですよ。(^_^)v



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ビジネス 

2012年10月03日

がんにならない方法について、順天堂大学医学部教授の奥村康さんが書いています。


NK細胞さえ強かったら、まずがんになりません。


NK
細胞の活性を上げる、自分でできるもっとも効果的なことは笑うことです。」(「健康常識はウソだらけ」奥村康著 p40 WAC出版)


ですから、ドンドン笑えばがんになりにくいということです。(^_^)v


NK細胞は私たちの体に毎日できる異型細胞をやっつけてくれます。

私たちの体のなかでは毎日約1兆個の細胞が新たにできますが、そのうちできそこないの遺伝子の突然変異を起こした細胞(異型細胞)3,000〜5,000個できるのですが、それががん細胞です。」(同書p31)


血液の中には、酸素を運ぶ赤血球、血液を凝固させる血小板、そして免疫を担う白血球があります。

そして、白血球はマクロファージ、顆粒球、リンパ球の三種類からなっています。


マクロファージは、異物が侵入するとすぐに駆けつけて異物を貪るように食べ、顆粒球は、細菌などの異物に気づくと血管からはい出して異物を取り込み、リンパ球は顆粒球で処理できないウィルスなど小さな異物の処理を担います。


そのリンパ球の中に、NK細胞があります。

NK細胞さえ強かったら、まずがんになりません。
ですから、ふつうは若いときは大丈夫です。
60歳前後からぐんと下がってしまうので、50歳くらいになったら、そろそろNK細胞を活性化させる生活を心がければいいのです。」(同書p40)

NK細胞の活性を上げる、自分でできるもっとも効果的なことは笑うことです。
NK活性を常に上げておくためには、日頃から笑いを心がけるのが一番いいのです。
笑っているときには当面の悩みを忘れています。
一瞬でも頭のなかが空っぽになっています。

そういう瞬間を持つことで、NK細胞の活性が高まるのではないかと考えられます。」(同書p40)

NK細胞は心の動き、精神状態の影響を大きく受けます。
NK細胞は、ちょっとしたストレスで、ドスンと下がります。」(同書p34)


「ストレスを解消しNK細胞を活性化するためにも、笑いをこころがけましょう。

とはいえ、日常的には笑えるようなことは少ないかもしれません。


歳をとればとるほど、ちょっとしたことでは笑えなくなるかもしれません。

そういう方は、テレビのお笑い番組をばかばかしいと片付けずに、努めて見るようにして笑ってほしいものです。


また、つくり笑いでもNK細胞が活性化するのですから、ちょっと口角を上げて笑顔をつくるように心がけたいものです。

人と話すときにも笑顔を心がければ、免疫力が上がるだけでなく、人間関係もよくなるというものです。」(同書p185)

皆さんとにかく笑いましょう。

むりくり、作ってでも・・・・。(^o^)



iso_hiramatsu at 23:27コメント(0)トラックバック(0) 
健康 

2012年10月01日

822日水曜日に大阪の天神橋筋商店街に行き、観光カリスマのお一人である土居年樹さんにお会いしました。

土居さんは「街あきんど」という言葉をよく使います。


「街あきんど」の真意はその地に住み、そこで商いをし、街を守り見張り番をする。

そして次の世代につなぐあきんどの事。・・・。「街あきんど」に存在感のある時の日本の社会は安全、安心であった。

 (土居年樹著 「社会といきる商店街 茶碗屋のおやじの一人言」 P87 東方出版刊)


実はこれは、お店にお邪魔した時に、カウンターに土居さんの新しい著作として積んであった本の中の一節です。早速購入して読みました。


訪問当日に伺ったことが明快に書かれていました。


「社会全体が違う方向に進んでいるようだ。便利さ、速さ、大量などがもてはやされ無駄をどれだけ省くかの社会になっている。実はその無駄が人間関係のひずみを埋めてくれるように思えてならない。『ほっとする』『一服したい』が出来る街が必要なのではないだろうか。」

(同書 P127)


「ほっとする」「一服したい」まちは、文化の匂いのするまちだと土居さんは言います。


「文化の無い街は崩壊する。

天神橋筋(一丁目.ニ丁目.三丁目)は常に文化的な街であることを前提に企画、運営をしてきたつもりだ。

天満の持つ文化、大阪の文化を守り育てる事で街が評価され、商店街機能が発揮されると考えている。

それが『街が持つ匂い』なのだ。そしてそれを大切にしていくことが人間回帰の街になるだろう。」(同書 P92)


それで土居さんが周りと協力して、東奔西走し作り上げたのが、「天満天神繁昌亭」という落語ホール。


「大阪府、大阪市,大阪商工会議所,天神橋筋商店街、大阪天満宮、建築家そして()上方落語協会の幹部たちが相寄って準備委員会を設立した。その思いは「1.上方落語の発展、2.天神橋筋商店街天満の街の再生、3.大阪の文化の復権」であった。


ひたすらこの信念だけで走り続けた準備の三年間は私にとっては人生の集大成でもあった。
天満の街が持っている文化の匂い、これを取り戻したい。

そして大阪を元気にしたい、と多くの人々、企業に語りかけての募金活動は2年半に及んだ。

この間の噺家さんの活躍ぶり、マスコミさんの応援も見逃すことは出来ない。
しかし何よりも大きかったことは天満宮の宮司の一言。『やる気があったら土地はタダで貸したげる』であった。」(同書 P170)


土居さんの豊かなネットワークが生きている。


「天満天神繁昌亭」は4年目に入り天神橋筋は大きく変貌した。まず来街者が1.5倍になった(135,000)
特に土、日のお客さんが増えている。
しかも客層が面白い。

ドレスアップをした人、和服の女性、仲良く手をつなぐ夫婦づれなど およそ消費者でない方々が増えてきた。ぎらぎらした目で特売品を買う人とは違う街を愉しんでいる人が多いのだ。」(同書 P173)


土居さんに共感することの一つに「お客様」についての考え方があります。

「商店街の人みんなが以下のような心構えであれば嬉しいことだ。・・・・。

・お客様と共に人生を喜びあえることができるか。

・お客様にどれだけ信頼されているか。


人に惚れる。これは消費者に惚れることではない。社会人として人間として触れあうことだ。お客様になってもらえるのはそれからである。ましてお客様を消費者と呼ぶのは私たち街あきんどとしては失礼だと思っている。あたかもお金を使う人だけがお客様のようだ。

信頼され、お店のファンになってもらうことが商いの第一歩だと思っている。」(同書 P91)


お金をくれるからお客さまが大切ではないということです。交流し、信頼し合うことが何より大切ということ。


最新の著作からの引用ばかりでしたが、土居さんのお話し、上記でかなり尽くされています。


そして最後におっしゃった言葉が印象的でした。


「経済の原点は分かち合い」です。


これは渋沢栄一の「論語と算盤」と相通じます。

それを実践されている、土居さん、とても素晴らしい、そして尊敬できる方だと思いました。(^o^)



iso_hiramatsu at 12:16コメント(0)トラックバック(0) 
まちづくり 
プロフィール

平松 徹
株式会社ソフィア
代表取締役

<主なサービス>
社会保険労務士として
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行政書士として
・建設業の許可申請
・建設業の経営事項審査
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経営コンサルタントとして
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