2017年06月
2017年06月27日
「労働基準監督署には『労働基準行政情報システム』というものがあり、全国の各監督署を
専用回線で繋ぎ、情報を共有することができる。」
今話題になっている、「労基署は見ている」 の1節です。
(原諭著 日経プレミアシリーズp163)
労働規準監督署が企業調査などでの情報を、すぐに情報システムに登録することで、全国の監督署が情報の共有化が確実に出できている。
文章は続きます。
「それぞれの事業場が、個別事業場情報管理のサブシステムにより登録され、ここに様々な情報が貼りつけられている。
たとえばA杜のB支店という事葉場があれば、まず基本情報として、労働保険や労労働者数、労働時間などの情報が入っている。
そして、B支店に絡んで、本社や各支店を結合する企業全体情報というシステムを用いて、関連する事業場を登録する。
監督を実施したら、監督結果等情報のシステムを用いて監督復命書を作成し、データはそのまま登記される。
申告処理を行う際にもその処理経過など、申告情報管理システムを使って入力する。
就業規則、三六協定、預金管理状況報告、健康診断結果報告、安全衛生管理体制報告など各種報告が出されたら、OCIR(OpticalCharacter and Image Reader)を使い、そのままデータを登記する。
労働者死傷病報告が出されたら、それも同様に人力する。
司法捜査を行い、送検したら、その結果も入力する。
そういう形で、次々に各監督署においてデータを入力することで情報の蓄積を行い、その情報を共有することになっているのだ。
そのため、異動などで新たな監督署に勤務することになっても、データを確認すれば、管内の企業の情報はすぐにわかる仕組みになっている。
臨検監督を拒否したといったことがあれば、その情報もわかり、次にそういう形で問題が出てくれば、知らない会社であっても、すぐに事件としで取り組むべき企業かどうかが、わかることになるのである。
そういうことから、現在、申告常習事業場は、引き継ぎで伝達されなくても、全国のネットワークにより問題企業として洗い出すことができるのである。」(同書)
申告常習事業場というのは、従業員などから監督署に相談や訴えが多くある事業場。
いわゆるブラック企業である。
問題のある事業場は監督署から確実に把握されている。
過去のデータがわかっていることは、企業実態が監督署にはまるわかり、見える化されているということであり、再度調査等に入られれば、送検もされやすい。
企業は従業員のためばかりでなく、自分の企業を守るためにも、ブラック企業をやめて、ホワイト企業に早くならないといけない。
そんな当たり前のことが企業には、しっかり要求されるようになった。(^-^;
2017年06月26日
今日の若尾裕之さんのメルマガ、良かったので転載します。
テーマは『得意なことで力を発揮する』です。
生きていく中では、失敗もあれば成功もあります。
全打席でヒットを打とうとしていませんか?
出来ないことや苦手なことは捨て、自分に「出来ること」「得意なこと」「好きなこと」でチャンスがくれば、確実にヒットにすれば良いのです。
偉人と言われる人達は多くの失敗を重ねた中での僅かなチャンスを確実にものにしています。
野球の打者であれば3割で一流と言われますが、ビジネスの世界であれば、1割であってもチャンスを活かすことができたら大きく前進できます。
●その通りですね。
肩ひじを張って生きていないか、すっと肩の力を抜いてみる。
マネジメント用語に「選択と集中」という言葉があります。
ポイントを押さえて手を打つことです。
押さえどころがまずいと、手数の割に効果が上がりません。
逆にツボを押さえると、ちょっとの努力で結構な効き目になる。( `ー´)ノ
「出来ないことや苦手なことは捨て、自分に「出来ること」「得意なこと」「好きなこと」でチャンスがくれば、確実にヒットにすれば良いのです。」
完璧を目指すと、疲れてしょうがないし、ストレスもたまります。
10割を目指すのは、本当に愚かなことかもしれません。
すこし楽になりますね。(^O^)/
2017年06月21日
元大関琴欧洲、今の鳴戸親方の鳴戸部屋です。
墨田区にあります。
小さいですが、黄色の服装の方が、外を掃除していらっしゃいました。
このアパートの大家さんです。
アパートの下に仮設の土俵と指導するための8畳の畳が敷かれています。
今3人の新弟子の方がいらっしゃるとのことでした。
そのうちのお一人とお話しできました。
マネジャーの成田さんにもご挨拶出来ました。
鳴戸親方の少し後輩で、佐渡が嶽部屋の同門だそうです。
この日はJR錦糸町駅から歩いて、鳴戸部屋まで行きました。
金色のオブジェモニュメントの向こうが、JR錦糸町の駅です。
このオブジェ、近くに設置してある説明板によれば、「“ECHO”エコー」と名付けられ、ヘ音記号を2つ組み合わせたもの。
オブジェを吊るすワイヤーは五線譜です。
墨田区は「音楽都市」です。
北口にある「すみだトリフォニーホール」は1800席の大ホールや250席の小ホールなどのあるクラシックホールで、平成19年には開館10周年を迎えます。
さらに世界的に著名な指揮者、小澤征爾氏が桂冠名誉指揮者を務める「新日本フィルハーモニー交響楽団」がフランチャイズとして使用しています。
そうなんですね。
新日ピルの本拠地なのですね。
錦糸町の駅から、しっかりスカイツリーが見えました。
スカイツリーに着く前くらいに、鳴戸部屋があります。
途中に素敵な店もありました。
洋食屋さん。
落ち付いた店構えです。
お店のご主人、体調があまり良くないのですね。
お昼の3時頃でしたが、「準備中」でした。
錦糸町ですが「渋谷コーヒー」さん。
中では、コーヒー豆を大きな機械で挽いている最中でした。
墨田は「江戸切子」も有名です。
中では、実演されていもいました。
「江戸切子は江戸末期に生産が始まりました。
江戸切子はもともと、透明なソーダガラス(透きガラス)に、切子細工を施し、手摺りと磨きで仕上げていく硝子細工でした。
明治期以降は、薩摩切子の消滅もあって江戸においても色被せ(いろきせ)の技法・素材も用いられるようになるが、色ガラスの層は薄く鮮やかなのが特徴です。」(硝子工房「彩鳳」HPより)
素敵ですね。
言葉がそれ以外出ません。
それで、鳴戸部屋に着きました。
次は、鳴戸部屋のお隣さん。
「機械刃物研磨工場」。
表札がなかなか輝いてました。
作業をしていたのは、二代目でしたが…。
そして・・・。
この道をずっと行くと、スカイツリーです。
道路灯もデザイン豊かでした。
街路樹。
「ハナモモ」です。
着きました。
花がきれいでした。
墨田区環境保全課でした。
そしてこんなのも…。
レンタル公道カート。
スーパーマリオのいでたちの外人ドライバーさんでした。
スカイツリー駅です。
錦糸町駅から、20分くらい歩いたでしょうか。
楽しい街歩きでした。
下から見上げるスカイツリー。
迫力満点でした。( `ー´)ノ
2017年06月17日
パルティノン神殿です。
もう1年以上前になりますが、昨年の3月に、ギリシャのアテネに行きました。
僕は大学では哲学を専攻したのですが、ギリシャ、特にアテネは、ソクラテス、プラトンのまち、もっとも行きたい街のひとつでした。
パルティノン神殿というと、紀元前の昔からこの廃墟かと思いがちですが、1687年のことです。
トルコとヴェネチアの戦争のとき、パルティノン神殿はトルコの火薬庫でした。
そこにヴェネチア軍が大砲を打ち込みました。
この大爆発でパルティノン神殿は壊滅的な被害をこうむりました。
神殿の内部を復旧させるとの、標識です。
パルティノン神殿はいつも工事中で、建設什器が活躍しています。
記念写真を撮るには少し邪魔ですが、昔のパルティノン神殿に戻るととても素晴らしいですね。( `ー´)ノ
破壊される前は、神殿の中にアテネの守護神「アテナ像」が祭られていました。
当時のギリシャで最高の芸術家といわれた、フィディアスの作です。
ペリクレスという希代の指導者の下で、アクロポリスの再建を任されたフィディアスが腕をふるい、神殿だけでなく、アクロポリスの丘を見事に仕上げました。
1846年に描かれた、レオ・フォン・クレンツェの絵、「アクロポリスの再建とアテナのアレイオス・パゴス」です。
アクロポリスの丘からのアテネのまち。
「ドーリア様式」の柱です。
重厚です。
161年に建造された「へロドス・アティコス音楽堂」。
観客席は6000席、最近修復され夏にコンサート、オペラ、ギリシャ古典劇などが上演されています。
アクロポリスに近い、街中です。
観光客で込んでいました。
かばん屋さん。
ダウンタウンはどこも同じです。
ここで食事をしました。
感じの良いお店でした。
感じの良い街。
しかしです…。( `ー´)ノ
街の中あちこちにある落書き。
なかなか見事です。
色調が良い。
とてもバランスしています。
とても素敵です。(^O^)
センスの良さというか、感性の豊かさを感じます。
宿泊したホテルからのアクロポリスの夜景。
ライトアップされてきれいでした。
2017年06月15日
吉田雅紀のGENKIな365日語録、先日終了しました。
そのときの語録です。
---------------------------
▼今日の一言
━━━━━━━━━━━
個人知を集団知に
───────────
課題を共有してはじめて知識を共有する意味がある。
By よしだまさき
●「個人知を集団知」にすると、皆で知識を共有でき、それを文書化すれば、教育訓練をすることもできます。
大切なことを文書化することの意味です。
「暗黙知」を「形式知」にするとも言います。
「BPR」でも要諦の一つです。
「BPR」とは、ビジネス・プロセスを再構築し、顧客満足の高いものにすることです。
ビジネス・プロセスをふくよかで、豊かにするためには、ビジネス・プロセスの創り込みが大切です。
その一つが、知識の共有化、そして知識をできるレベルまで仕上げていくことです。
例えば、営業プロセスでの応酬話法。
営業では必須ですが、知識はあっても、それをうまくできなくては、十分ではありません。
だから、教育訓練が大切になります。
そして、身に着けるためにはその前提としての知識を明確にしないといけません。
営業のベテランが持っている「個人知」を応酬話法に集約化し、「集団知」にする。
それをロールプレイイングなどで身に着ける。
そしてそれは課題の明確化、共有化にもつながります。
課題を明確にし、それを解決するためのロープレ、教育訓練です。
とても良い語録でした。
吉田さんのGENKIな365日語録なくなることとても寂しいです。
また、吉田さん、GENKIください。m(__)m
2017年06月13日
今日の若尾裕之さん未来デザインメルマガ、とても良かったので、転載しました。
テーマは『主観と客観のバランスが大切』です。
熱い思いも大事ですが、それだけではうまくいきません。
主観と客観のバランスが大切なのです。
冷静な目で見ているもうひとりの自分がいることで、仕事もプライベートもうまくいきます。
まっすぐ最短距離に走っているつもりでも遠回りしていたり、場合によっては、間違った方向に走っていることもあります。
自分をナビゲーションシステムにするのです。
鳥になったつもりで空の上から見てみましょう。
●その通りですね。
とても説得力があります。
忙しいほど、少し立ち止まって、自らを振り返ることが必要です。
忙しいときほどです。
「それどころではない」と思ってしまうのですが、そこであえて区切りをつけることです。
忙しいときの会議、「会議している暇があったら、今の仕事をした方がなんぼいいか」とつい考えてしまいます。
しかし会議に出るとそうでもなくて、けっこう気分転換になって、休息することにもなります。
結果として「忙中閑あり」になる。
そのときに,あえて意識的に、自分を客観的に見てみる。
「鳥になったつもりで空の上から見てみましょう。」です。
心理学で「メタ認知」といいます。
「メタ認知」について、東京大学の総合文化研究科では次のように定義しています。
「自己の認知活動(知覚、情動、記憶、思考など)を客観的に捉え評価した上で制御することである。
「認知を認知する」 (cognition about cognition) 、あるいは「知っていることを知っている」(knowing about knowing) ことを意味する。
またそれを行う心理的な能力をメタ認知能力という。
メタ認知は様々な形でみられ、学習や問題解決場面でいつどのような方略を用いるかといった知識や判断も含まれる。
現在では多くの教育現場でメタ認知能力の育成は重要な課題となっている。
またメタ記憶とは自己の記憶や記憶過程に対する客観的な認知であり、メタ認知の重要な要素のひとつである。
人間って不思議ですね。(^O^)