2010年10月12日

世田谷日記1 本当に借りたい人はなかなか借りられない

今日は世田谷区の経営相談員の当番の日です。もう10年以上になります。毎月、月前半の火曜日、私は世田谷区の三軒茶屋にある世田谷公社に朝の9時から夕方5時まで出勤しています。
そのときばかりは、昔のサラリーマンをしっかりと味わっています。

 

朝早く起きてそして、満員電車・・・。住んでいるのが松戸ですから、1時間30分はゆうにかかります。

私が経営コルタントとして独立したのはちょうど12年前の平成10年10月でした。あれからちょうど12年が過ぎました。その時からずっと、ここ世田谷区の融資相談を担当させていただいております。


場所は東急田園都市線の三軒茶屋駅から歩いて2分くらいです。setagaya
茶沢通りという、まっすぐ行くと若者のメッカ「下北沢」に行く道に沿って建っているビルの4Fが相談場所です。

今日の相談は全部で、9件でした。相変わらず、売り上げが減って苦しくなっている会社が多いですね。

でもこの世田谷区は金持ち区です。
制度融資という
世田谷区で制度を作った融資がありますが、この10月から新たに「世田谷区景気対策経営改善資金特別融資」が始まりました。1000万円まで無利子の融資制度です。

金融機関は2.1%の利息をもらえるのですが、それをすべて世田谷区のほうで補助します。

制度融資は全国どこでもあります。
普通にはお金を借りにくいものに対して、都道府県や市区町村が制度を作り、債務の保証をする信用保証協会と組んでその保証を取ることを条件に民間の金融機関が融資をします。

例えば、創業の融資などが典型です。創業してどのくらい業績が上がるかどうかは海のものとも山のものとも分かりません。だから操業計画などしっかりと作らせて、しっかりと審査した後で融資を実行します。

創業融資は東京でいえば、東京都にもあるし、東京23区のどこの区にもります。

ビジネスでお金を借りたかったら、まず事業をしている市区町村の制度融資を当たります。なければ都道府県を当たります。いろいろな融資の制度があります。

世田谷区でいうと、「施設設備近代化資金」「事業転換多角化資金」「省エネルギー対策資金」・・・・。

注意しないといけないのは、納税義務を果たしていることが最低条件であること。世田谷区の場合は、法人都民税や事業税といった地方税を直前1年支払っていなければ融資を受けることはできません。
義務を果たして、初めて権利もあるわけです。

他の自治体です法人税や所得税のこともあります。該当自治体に聞いてみるとよいと思います。

これは概して言えることですが、制度を作る役所が小さいほど条件が良い。
例えば、東京都には「%金利」の融資制度はありません。たぶん今後もないと思います。

でもよく思うのですが、本当に借りたい人にはなかなか融資はされません。例えば「リスケジュール」、、それをした会社にはその後しばらくは融資はされません。
毎月の返済金額を減らすとか、返済期間を延ばすとか条件変更した会社です。

本当に苦しいときは、りスケジュールをせざるえません。だって、お金がないのですから。
しかしそれを銀行にお願いして、実行されたら、本当にしばらくお金は借りられません。これはもうどうしようもないといった世界です。でも、そういう会社が本当は一番お金を必要としています。

なぜか、そういう会社はめったに融資相談には来ません。よく来るのは、金融機関から「こんな有利な融資制度があるから使わないか」と言われ、融資を受けに来る会社です。今苦しい会社が多いですから、それももちろん必要なのですが…。

来週の火曜日は今度は江東区の経営相談員として、東西線の東陽町にある江東区役所に行きます。またご報告します。



iso_hiramatsu at 19:45コメント(0)トラックバック(0) 
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プロフィール

平松 徹
株式会社ソフィア
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経営コンサルタントとして
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