2010年12月09日
プロテインスコア100は卵だけだそうです
今回も「医学常識はウソだらけ」(三石巌著:祥伝社黄金文庫)からです。
「すべての生物は、「個体」と「種」の保存を目的として生きている。体の器官や機能は、個体や種の保存という目的に合致するようにできている。これが生体の「合目的性」である。体には病気や危険は避け、自ら健康になろうとする力があらかじめ備わっているのである。」p128
病気になっても自然に治癒することが多いのは、身体自体に修復する力があるからなのですね。
人体が傷みそれを回復するためには、それを修復するための材料やエネルギーが必要です。そこでます必要なのが、タンパク質。英語で「プロテイン」「第一のもの」という意味です。
「人間は一日に体重の1/1000の「良質」たんぱく質を摂取する必要がある」p132
食物を食べることでタンパク質を取るのですが、それがそのまま、人間のたんぱく質になるわけではありません。タンパク質に含まれるアミノ酸が、DNAの指示で、並べ替えられてタンパク質になります。
アミノ酸は20種類あります。体が作れる「可決アミノ酸」が11種類、体では作れない、食品から取るしかない「不可欠アミノ酸(必須アミノ酸)」が9種類です。
このアミノ酸を体の設計図であるDNAの指令で並べ替えて、人間の体に必要なタンパク質にします。
体ではできない9種類の「必須アミノ酸」、身体が求めるのと同じ比率で含んでいるのが良質タンパク資質です。これれが「プロテインスコア100のたんぱく」です。
「DNAの要求を充たす事の出来るプロテインスコア100の日常食品は卵しかないのである。」p135
あの女優の森光子さん。かなりご高齢ですが、今もかくしゃくとしていらっしゃる。毎日、卵を何個も食べているというのをテレビで見たことがあります。
卵が良いのですね。(^−^)