2011年01月13日

地域活性化の担い手としての商店街

 商店街というと、すぐに昔と比べて今は・・・と、昔日の商店街がありそれを何とか取り戻したいとの発想がきます。 

しかし、大事なのは、人盛りがしていなくても、商店として、商店街として地域の人たちに役立っていることです。


 
長野県佐久市の「岩村田本町商店街」は空き店舗を活用した「本町おかず市場」を開店しました。


 店舗閉店で食材が入手できなくなったお年寄りに地産地消の手作り総菜を提供しています。
 さらに、子育て世代応援施設「子育てお助け村」や多世代交流拠点「岩村田寺小屋塾」、地域コミュニテ施設「おいでなん処」など、お客様の声に耳を傾け、さまざまな交流の場を開設し、地域の厚い支持を得ています。


ポイントは若い商店街のリーダーが「次の世代にも暮らしやすく自慢できる街を残していきたい」と願う気持ち、「この土地に生まれ育った誇りと愛着」に突き動かされ、自ら汗を流している点です。

 

もう一つ、商店街として「田舎力」を生かすことがあります。

今、地方のそれもかって山間地とか過疎とか離島といわれたころで、地域活力のすばらしいところがいくつも出てきています。


それまでは、

産業がない、若い人か出て行く、働く場がない、高齢化しているなど、「ないないづくし」の田舎でした。

それがかなりの収益を上げ、地域雇用などにも貢献しています。

 

それは、

1.ものまねでなくオリジナル性にとんだ地域特性を明確に出している。
2.その土地にある景観や産物などを総合的な視点で組み合わせて演出
している。 

3.情報発信力が高くイメージ戦略に長けている。

 つまり、田舎にあるオリジナル性の高いいくつかの資源を、地域の全体のなかでうまく組み合わせて、周りに向けて発信することで、大きな収穫につなげることができているということです。

 
 田舎ほど、商店街は衰退しています。しかし、それを逆に打ち破るのも田舎力です。

 そして、総合力としての「田舎力」と思います。


 地域特性を生かすということでは、今話題の「高崎屋台村」などもおもしろい。


「もっと
まちなかを元気にしたい!」その一念から立ち上がったのが、 LLP(有限責任事業組合)高崎食文化屋台通りのメンバーたちです。屋台通りは、田町通りに面した約280坪の敷地に、約20店舗の屋台が軒を連ねています。

1店舗当たりの面積は3坪と小さいですが、これはコミュニケーションを取りやすくするためです。
 コの字カウンターの客席はわずか9席。中国料理、イタリアン、そば居酒屋、鉄板焼きなど
18店舗が営業しています。

21年12月にオープンしたときは、8店舗、月合計の売上高が、600万円、今は18店舗で月合計の売上高が、1億円だそうです。

 地元で採れる農作物や旬の食材を屋台メニューにも登場させています。また夜だけではなく、昼間は産地直送の新鮮野菜の直売コーナーをはじめ、地元農家の人に旬の野菜の一番美味しい調理方法を指導してもらったメニューなども提供するレストランも運営しています。

 高崎でなくてはならないもの、食、歴 史、文化、人に触れるメディアとして、この屋台通りをつくりました。それが今生き生きと実現しつつあるということでしょうか。

商店街とは直接に結びつくものではありませんが、商店街としても今後に生かせることだと思います。



iso_hiramatsu at 12:03コメント(0)トラックバック(0) 
まちづくり | 雑感

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プロフィール

平松 徹
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経営コンサルタントとして
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