2011年02月21日

社労士相談日記・・・就業規則編  私用の電子メール

 こんな相談がありました。

『社員のAが勤務中に私用で電子メールをしていたので叱ったら、「すみません、気分転換でついやってしまいました。もうしません。」といいながら、その後もこっそり私用メールをしているようです。

 就業規則には「勤務中は職務に専念し、みだりに勤務の場所を離れないこと。」と服務規律にあり、「服務規律に違反したときは情状に応じて、譴責、減給又は出勤停止とする。」と制裁のところにあります。

 どのようにしたら良いでしょうか。』

 こんなようにお答えしました。

『勤務中にこっそりとインターネットを利用して遊んでいたり、私用のメールをしている社員は多いですね。

 「勤務中は職務に専念し、・・・」では少し弱い。
規律を維持するときには具体的に規律の内容を明確にすることが必要です。だからここでのポイントは、次の通りです。

●インターネットの利用に関してルールを明確にして、周知する。
●就業規則にインターネット利用に関しての私用を禁止する旨を明確にし、「制裁」の中に違反した場合の、処分も明記する。

 制裁の処分については幅を持たせることが大切です。規律を維持しようとしたら、ペナルティについては厳しめに規定し、実際に起こした際には、少し軽めにして処分し、もう一度起こしたときには、かなり厳しく処罰するようにします。

 そうすると、厳しく罰せられることを恐れて2回目の違反は起こりにくい。
罰則は犯したことを懲らしめる意味よりも規律違反をさせないようにするための予防処置になってこそ意味を持ちます。

 就業規則は例えば次のようにします。

第・・・条 社員は次の事項を特に順守しなければならない。
      会社のパソコンでインターネット、E-mail等を私的に利用しない(会社は不正使  
      用がないか、定期的にチェックをする)

第・・・条 従業員が次の各号のいずれかに該当する時は、減給または出勤停止処分とす  
      る。ただし、情状により訓戒に留める場合もある。
       1.第○章の服務規律等に違反した場合でその事案が軽微な時  』

いかがでしょうか。


iso_hiramatsu at 17:52コメント(0)トラックバック(0) 
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プロフィール

平松 徹
株式会社ソフィア
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