2011年05月15日

マスコミが風評被害のモトになってはいけません(>_<)

風評被害がいろいろなところで猛威をふるっています。

 

少し前の話ですが、毎日新聞の朝刊に次のような見出しが躍っていました。

 

「放射線予測 『浪江町で235ミリシーベルト』1年後福島市でも10ミリシーベルト超」(毎日新聞23427日朝刊)

 

私はこれを見てびっくりしました。郡山に、顧問先の営業所があるからです。郡山についてどうなっているのか、記事を追いかけました。

 

別の表に郡山も載っていました。23311日までの累積線量は推定で10.1ミリシーベルトとありました。やはり郡山もまずかった。

 

発がんに影響が出始めるのは、50ミリシーベルトと別のところで発表されています。

これは大変なことになったと思いました。

 

私が今住んでいるのが千葉県の松戸です。福島原発からは、200厠イ譴討い泙后だから、とりあえず大丈夫と思っていました。

 

しかし、福島原発から50~60厠イ譴討い襦∧‥腓箏柑海1年経ったら、10ミリシーベルトになるのだったら、自分の住んでいる松戸だってどうなるかわかりません。

 

おしりがスーッと寒くなりました。(>_<)

 

それで急いで本文を丹念に読み返しました。詳しく理解したかったからです。


しかしよく読むと、文部科学省の発表なのですが、そのデータは地震翌日の
312日から421日までの累積線量の実績値に加え、その後、4月22日の線量がその後ずっと続くと仮定して来年24年3月11日までの累積線量を算出したというものでした。

 

えっと思いました、というか良かったと思いました。

だって422日の放射線量がずっと続くわけがありません。


政府や東京電力が放射線を生む放射能物質を出さないように必死に頑張っています。常識的には、この予測数値はありえない話です。

 

文部科学省が数値として出し、一定の仮定の下に予測数値を出すのは、文部科学省としては情報を隠さないということで良いと思います。


しかし、見出しを見れば、これは大変なことです。本文にもわかりやすく注釈するような文章は見あたりません。

 

天下の毎日新聞が何をしているのかと、しばらく怒りが収まりませんでした。

 

ただ、怒っている場合ではありません。顧問先にすぐ電話しました。郡山営業所の人がびっくりして騒ぐことがないように、風評被害にならないようにと社長に伝えてくださいとお願いしました。

 

毎日新聞には朝刊の第一面の右下に「新聞関連のご意見」という欄があり、連絡先の電話番号も載っています。

すぐに電話しました。なかなか出ないだろうなと思ったのですが、すぐに女性の担当者が出ました。

 

「この記事こそ風評被害のモトはないか」と私はクレームをつけました。

「わかりました、責任者に話し、連絡をさせます」とその窓口担当の女性・・・。

 

しばらくして電話があり、担当記者KSさんの上司にあたる責任者のOデスクからでした。

 

Oデスクは、

1. 必要な報道と考えている。

2. 隠すのは良くない。

との趣旨のことを話されました。

 

しかし私は、見出しの書き方、報道の仕方に問題がある、として次のように話をしました。

1. 伝え方が問題である。

2. 風評被害の原因を作っている。

3. 400万部とたくさん人が読んでいる毎日新聞の責任は極めて重い。

 

Oデスクはわかりましたと言い、

1.上にレポートを上げる

2.平松さんにもその後の対応について連絡する。

 

私は、新聞記者の現実を私は知りません。毎日が戦争のような忙しさで、余裕がなく、記事を書いている記者たちの状況を考えると、ある程度の許容せざるえないかもしれません。

 

しかし今回のことはそれでは納得できません。

風評被害をなくすことに責任があるのが良識あるマスコミの責務です。
だから、担当記者が書いたものをチェックする機能としても上司のデスクがいるはずです。その仕組みがうまく機能しなかったということです。

 

私は、再発防止の仕組みについて連絡してほしいとお願いしました。忙しいだろうからすぐにでもなくて良いですから、ともお話ししました。

 

しかし、すでに2週間以上たちました。まだ連絡がありません。私の意見をどのくらい重く受け止めていただいたか、今はちょっと疑問です。

 

Oデスクには、2〜3日のうちに再度電話するつもりです。

 

私は毎日新聞がとても好きです。今回、すぐにクレーム対応の電話がつながったのは、今年の1月4人体制だった窓口を、社長指示で4月に10人体制に増やしたとのことでした。さすがに毎日新聞、とても良いなと思いました。

 

マスコミは世論を左右し、その結果として国の運命をも左右することか多い。大新聞は特にそうです。

 

だから風評被害のモトなど決して作ってはいけません。

再発防止の取組をぜひ聞きたいと思います。



iso_hiramatsu at 22:41コメント(0)トラックバック(0) 
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プロフィール

平松 徹
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