2011年06月23日

もらわないと損する助成金の話 パート1

『均衡待遇・正社員化推進奨励金』という助成金があります。厚生労働省の助成金です。これがなかなか使い勝手がよいのです。この助成金は次の5つの奨励金からなっています。

「正社員転換制度」「共通処遇制度」「共通教育訓練制度」「短時間正社員制度」「健康診断制度」

 

まず、その一つを紹介します。

「正社員転換制度」を導入すると出る助成金。

 

これは、非正規社員を正社員へ転換するための試験制度を導入し、実際に一人以上転換して、6ヶ月たつと受給できます。非正規社員とはパートタイマーや期間契約社員のことです。

 

最初の一人に40万円。2人目から10目まで20万円が出ます。大企業はちょっと少なくて、30万円、15万円です。


ポイントは、正社員への転換制度について、転換の基準が明確であること、面接試験や筆記試験、人事評価による選考や推薦など公平な選考過程があることが必要です。それを就業規則などで文書化することも必要です。

 

転換前と転換後の2つの就業規則を労働基準監督署に届けることも必要です。10人未満の企業は労働基準監督署への届け出義務は本来はありませんが、この助成金の受給をするには必要です。

 

もうひとつのポイントは、正社員に転換してもすぐには助成金は受給できないということ。6ヶ月正社員として勤務し、給料なども正社員並みの処遇で6ヶ月もらった実績をもとに受給ができることになります。


これはその正社員が自分でやめてもダメですし、最悪の場合ですが、死亡したとしても助成金は出ません。会社の責任かどうかは問題ではないということです。だからしっかりと辞めさせないように手厚くケアーをしないといけません。今のこの世間の状況では、従業員にはとても良い助成金の一つです。

 

しかも少しでもその正社員になった人の処遇が良くならないと受給要件を満たしません。他の正社員の方々とのバランスも大切です。


もらわないといろいろな意味で損する助成金の一つと思います



iso_hiramatsu at 11:31コメント(0)トラックバック(0) 
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プロフィール

平松 徹
株式会社ソフィア
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