2011年07月09日

23.7.9福島県相馬市パート1。「何がなんだかわかりませんでした。」

CIMG3944私の属しているコンサルタント集団「NSP」の仲間の一人Sさんの案内で、被災地である福島県の相馬市を今日訪問しました。
 
この日福島駅に10時集合でした。福島の中心の駅だけに、大きい。タクシーがぎっしりと停まっていました。

 

福島駅の改札の中。小さな七夕に「がんばろう!東北」とありました。ちょっとでも元気が出ます。(^_^)

 

1時間30分くらいで、目的の相馬市につきました。

家が根こそぎ流されたこと、この目で確認しました。しかし、前を知らないだけに、私には少しピンときません。


CIMG3906

ご案内していただいたもう一人、まちづくりに真剣に取り組んでいらっしゃるOさんは、この津波か来たとき「なにがなんだかわかりませんでした」・・・。
とのとでした。

Oさんは女性経営者ですが、ご自分のレストランを津波でなくしてしまいました。


この写真のところ前は家で埋まっていました。今はその跡形しかありません。

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松川浦はとてもきれいなところです。 














「松川浦」にお土産さんがあるのです。「松川浦」の中に、はまっていると表現した方が適切です。

CIMG3884近くから津波で流されてきてそのままなのです。


また、田んぼの中に船があちこちあります。
田んぼにですよ。

津波で運ばれてきたのですね。

 







この町も海から2キロくらいのところにバイパスがあり、そこで津波かとまり、バイパスを挟んで海岸側は至る所に津波の爪痕があります。


反対側は、地震の爪痕はあっても津波は来なかった。

人生の運、不運では済まされません。まさに不条理としか言いようがありません。私はカトリック教徒ですが、やはり不条理を感じます。

 CIMG3896

瓦礫もありました。区分けされています。

これはかなり片付いた後なのだそうです。

今回この企画をしていただいた、私のコンサルタント仲間のSさんも前に来たときに比べ大きく片付いていることにびっくりしていました。


復旧が大分進んでいるようです。

 

瓦礫の中に生活が垣間見えます。こちらの気持ちも静かに動きます。現実には力があります。部分しかなくても、人を動かす力がある。

 

実は、この場所は絶景だったそうです。今でもきれいです。森が赤く染まっているところなど、ちょっとした彩りが、落ち着いた、そして静かな景観です。

この景色、前は天橋立のように、松林がずっと続いていたのだそうです。だから相馬藩主のリゾート地だった。それが松の並木が流された。それだけではありません。今回の地震でプレートが移動して、50造曚錨效呂沈んだんだそうです。だから松の並木の道は途切れてしまった。(>_<)

 

「ここは小さい頃から知っています。だからこの光景が信じられないのです。」

 

「故郷は遠きにありて思うもの」と金沢をうたった室生犀星の言葉があります。しかし確かにそうなんですが、「故郷は故郷で思うもの」でもあります。故郷は物理的な原点ですが、また心の原点でもあります。離れていても、原点に出会うとき、人の心は打ち震えます。静かに嗚咽する。

男の子にとってお母さんがそうです。

故郷にいても、故郷がないのですよ。(>_<)

室井犀星とは違った思いがそこにはある。

原点が流されて今はないということです。それも一瞬のうちになくなってしまった。


だからOさんは「何が何だかわからなかった」です。

神の配剤をどう考えたらよいのでしょうか。まさに、旧約聖書のヨブ記の世界です。いや、「善人往生す、いわんや悪人をや」という私の好きなあの親鸞聖人の世界かもしれませんね。m_ _)m


CIMG3916
ホテルが流されて、別のところにありました。

O
さんは「最初ここに来たときは、どこにいるのかわかりませんでした」。


「清風荘」というホテルは、ここにはなかったからです。 

200
300メート流されて来たのです。


CIMG3907津波に襲われた田んぼの多くは、塩害で浄化が必要だそうです。

その修復が必要なのは20
万屬世修Δ任后

この浄化にどのくらいお金がかかるのか。見当も付かない。

それを一つのまちでできるはずがありません。国レベルの話です。やはりここでも国レベルの話は進んでいませんでした。


CIMG3900

ここは「相馬原釜卸売市場」です。津波で屋根が流されています。










CIMG3928
ここで休憩しました。
ジャズ喫茶店です。

2階まで吹き抜けです。音楽もセンスがよい。なかなか良い喫茶店です。

これは今回のSさんがコンサルティングを担当した商店街の一角にあります。











まだあります。この続きは、明日に載せます。






 



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まちづくり 

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コメント一覧

1. Posted by 大石ゆい子   2011年07月10日 11:52
 平松様、昨日はお暑い中遠くからありがとうごいざいました。

なかなか言葉ではお伝えできない思いがありますが現実は確実に目の前にあり毎日の出来事に対応しているのがやっとです。

 震災当時は原発のことがあって動くこともできず家の中でじっとしていたことを思うと動けけることもありがたく感じますね。

 今日も朝から地震がありました。ちょっと長かったです。

 まだまだ先が見えない毎日の中でどうしたらいいのかあまり真剣に考えると息が詰まります。

でもきっとこれからの方が厳しくなってくるのでしょうが・・・

 それでも平松様や皆様とお会いでき遠い九州の地でも応援していただいているかと思うと元気がでます。
ありがとうございます!

前を見て頑張ります。

2. Posted by 中崎 亮   2011年07月12日 09:38
5 いつも、非常に良い情報を有難うございます。都度御礼はしておりませんが、いつも感謝しております。
この度はまた震災地訪問と、その行動力とエネルギーに感心しました。どうぞお体に留意され活躍されんことを、お祈り申し上げます。
3. Posted by 佐藤健一   2011年07月12日 10:32
お疲れ様でした。
アリアトあんしたっ_(__)_

観光の考え方で、世間相場を満たす接遇が良いか、地で行ったがイイか、
激論になりましたね(^^ゞ

もお、お互い遠慮なく率直にガンガンやりましょう。カッカしてやってるうち、必ずいいアイディア出るもんです♪

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プロフィール

平松 徹
株式会社ソフィア
代表取締役

<主なサービス>
社会保険労務士として
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行政書士として
・建設業の許可申請
・建設業の経営事項審査
・相続に関する手続き業務

経営コンサルタントとして
・ISO認証取得支援
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