2015年07月18日

心に沁み入る京都「鞍馬寺」でした。(-.-) 15.7.19

CIMG2630













京都の鞍馬寺です。
6月下旬の京都。

CIMG2631













「鞍馬寺は、京都府京都市左京区鞍馬本町にある寺。
1949年まで天台宗に属したが以降独立して鞍馬弘教総本山となっている。

山号は鞍馬山。
開基(創立者)は鑑真の高弟鑑禎(がんてい)とされている。

本尊は寺では「尊天」と称している。
「尊天」とは毘沙門天王、千手観世音菩薩、護法魔王尊の三身一体の本尊であるという。」(ウィキペディア)

CIMG2632













annai_pic1














CIMG2633

















CIMG2634


















CIMG2635


















清少納言は、随筆『枕草子』で鞍馬の九十九折りの道を、『近うて遠きもの、くらまのつづらをりといふ道』と書きました。

CIMG2637

















CIMG2638

















清少納言が、近くて遠いといった「九十九折り」の参道に建っている石碑の一つです。

CIMG2641













CIMG2643

















「童形六体地蔵尊」。

「子どもはみんなほとけの子。

子どもは天からの預かりもの。

子どもは親の心をうつす鏡。」

と書かれています。

CIMG2642

















とてもかわいい。(^O^)

CIMG2648













CIMG2649













CIMG2647













CIMG2644













「ここは、鞍馬山の本当の姿と心を知っていただくための道場です。
すべてのものは互いに連なり合い支え合って、共に大きな力によって生かされていることを感得してくださることを希っています。」と書かれています。

annai_pic15[1]








またここがケーブルカーの登りの駅でもあります。
鞍馬寺への輸送機関としてのケーブルカー(鞍馬山鋼索鉄道)は、宗教法人としては唯一の鉄道事業者です。


CIMG2645













CIMG2646













「羅網によせて」

「見えぬ縁の糸の織りなす大宇宙のいのちの模様、

時の流れの縦糸と無限の広がりの横糸の結び目、
そこに今、まさに生かされている一人の私、
すべての命に照らされて輝く私のいのち、
いのちの姿形はそれぞれにちがっていても、

宇宙の大生命尊天に共に共に生かされる同じいのち、
互いに響き合う大宇宙のいのちの相、

それが羅網、

小さくとも大宇宙に響く私のいのちの力、
照らし照らされ支え支えられ輝く三千大千世界、
素晴らしき尊天の世界、
その一員、私のいのち、

尊いいのち、一枚の羅網」

仏教哲学です。
深く心に広がります。

CIMG2650

















CIMG2651













「鬼一法眼社」

CIMG2653













「魔王の碑」です。


CIMG2654














少し行くと鞍馬の火祭りで有名な「由岐神社」。
CIMG2657













CIMG2658













CIMG2659













「由岐神社の祭神の「靫明神」は、天慶三年(940)天慶の乱が起きたので朱雀天皇の勅により、鞍馬寺に遷宮し、北方鎮護を仰せつかった鎮守社です。

鞍馬の火祭は、そのときに里人がかがり火を持って神霊を迎えたことによるものだと伝承。」
とこの寺のホームページにありました。 
http://kuramadera.or.jp/

CIMG2660













次は、「冠者社」
CIMG2662

















CIMG2663













「古く冠者町にお祭りされていた社」です。

CIMG2664













CIMG2666













CIMG2667

















CIMG2668

















CIMG2669

















CIMG2670














次は、「義経公供養塔」。
CIMG2674

















CIMG2676

















CIMG2675

















「「義経公供養塔」は、牛若丸が住まいした東光坊跡に昭和15年建立されました。

義経の魂は少年時代を過ごした鞍馬山に鎮まっていると伝えられています。 」
(鞍馬寺のホームページから。)

CIMG2677



















CIMG2678

















「愛と光と力の像「いのち」」

この像は、鞍馬山の本尊である尊天(大宇宙生命・宇宙エネルギー・宇宙の真理)を具象化したもの。

像の下部に広がる大海原は一切を平等に潤す慈愛の心であり、光かがやく金属の環は曇りなき真智の光明、そして、中央に屹立する山は、全てを摂取する大地の力強い活力を象徴しています。」
(鞍馬寺のホームページから。)
CIMG2679



















CIMG2681

















CIMG2682

















CIMG2683



















CIMG2686













CIMG2687

















「筒鳥に神尊ければ磴けはし  海道」
「花杉に息のにごりは許されず 佳子」

CIMG2693















CIMG2697

















「皇后陛下行啓御休息蹟」。
大正13年、貞明皇后(大正天皇の皇后)が行啓の際、休息された場所です。

CIMG2696



















CIMG2705













宇宙の大霊、尊天のお働きを象徴する千手観音菩薩・毘沙門天王・護法魔王尊(脇侍、役行者・遮那王尊)を奉安する中心道場。

御本尊は秘仏で、60年に一度、丙寅の年に開扉されます。
本殿の地下は、宝殿で信徒の清浄髪が厳かに祀られています。
(鞍馬寺のホームページから)

CIMG2707













CIMG2704













「本殿の左側の参道を登って2分程で霊宝殿(鞍馬山博物館)に至ります。

その途中には、先代管長信樂香雲の歌の師である與謝野晶子・寛の歌碑と移築された晶子の書斎、冬柏亭があります。(鞍馬寺のホームページから)

annai_pic46












「冬柏亭」です。

annai_pic44











「何となく君にまたるるここちしていでし花野の夕月夜かな」
與謝野晶子
akiko


















annai_pic51













「木の根道」

根が地表面でアラベスク模様を描くのは、この辺り一帯の砂岩が、灼熱のマグマの貫入によって硬化したために根が地下に伸びることが出来なかったため。

牛若も「木の根道」で兵法修行をしたと伝えられています。

「下に這う鞍馬の山の木の根見よ 耐えたるものはかくのごときぞ」
與謝野寛(鉄幹)

(鞍馬寺のホームページから)


annai_pic54













「義経堂」

「奥州で非業の死を遂げた義経の御魂は、懐かしい鞍馬山に戻り安らかに鎮まっていると伝えられ、遮那王尊として祀られています。

この辺りは、牛若が天狗に兵法を習った「僧正ガ谷」です。」

(鞍馬寺のホームページから)





yoshitune3




















annai_pic50















「背比べ石」

「平家が父の仇であることを知った牛若は奥州平泉の藤原秀衡を頼って鞍馬寺を出奔します。
その際、名残を惜しんで、この石と背比べをしたと伝承されています。」

(鞍馬寺のホームページから)

annai_pic45

















「遮那王が背比べ石を山に見てわがこころなほ明日を待つかな」
與謝野寛(鉄幹)
tekkan2

















tekkan




















CIMG2640

















トイレ。
CIMG2639













「鞍馬鳥獣保護区区域図」の表示。
CIMG2636














annai_pic5












奥深さを感じる、心に沁み入る「鞍馬寺」でした。(^O^)


iso_hiramatsu at 09:00コメント(0)トラックバック(0) 
歴史・文化・文明 

トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
プロフィール

平松 徹
株式会社ソフィア
代表取締役

<主なサービス>
社会保険労務士として
・就業規則作成
・助成金申請支援

行政書士として
・建設業の許可申請
・建設業の経営事項審査
・相続に関する手続き業務

経営コンサルタントとして
・ISO認証取得支援
・Pマーク認証取得支援
・Gマーク認証取得支援

最新コメント
記事検索