2020年05月02日
沖縄の浦添ロータリークラブ、なかなかでした。(^_-)-☆
昨年の1月、沖縄県浦添市にある浦添ロータリークラブに、お邪魔しました。
本当は、例会メークアップの為に例会の時間にお伺いしたかったのですが、飛行機が遅れて例会時間には間に合いませんでした。
会場は、ヒルトンホテルでした。

左から、田中久光さん、大城裕美さん、事務局の方(すみません。名刺交換しなかったのでお名前わかりません)。
この3人の方から、いろいろとお話し伺いました。
浦添クラブは、月刊誌「ロータリーの友」で紹介があり、ぜひお邪魔したいと思っていました。
その記事のタイトルが「沖縄で華やかに咲き誇る3代続く女性会長」でした。
今回お会いできた大城裕美さんも元会長。
世界遺産首里城の守礼門から徒歩5分くらいのところにある「首里琉染」という染織工芸のお店の代表です。
この浦添クラブは、35人の会員のうち、12人が女性会員。
女性だけでもいろいろと活動されているとのことでした。
しかし今回は、「社会奉仕活動」としての「フードライブ」について、お話をお伺いしました。
2016-17年度に「地区補助金制度」を使って、このクラブが「フードドライブ活動」を実施しました。
「フードドライブ活動』とは、会社や家庭で余った米や缶詰などの食品を、生活困窮家庭に届ける活動です。
このクラブがフードドライブ活動を実施した理由は、
1)「沖縄県の子供の貧困率が29.9%で全国平均16.3%の約2倍であること。
2)浦添市の生活困窮世帯は16.8%で、困窮度合いが高い。
ひとり親世帯、高齢者世帯、生活保護世帯がが多い。
3)浦添市の社会福祉協議会、ボランティア連絡協議会がフードライブ活動を行っているものの、なかなかその周知が出来ておらず、食料が不足している。(フードドライブの食糧の一部は子供食堂へ)
そして、浦添クラブが実施した支援策は3つでした。
1)「食品庫の購入」。
一時保管をする食品庫です。
そこに一時保管し、連絡協議会で必要なところに配ります。


2)チラシ作成と配布。
浦添市全世帯約4万に自治会を通して配布しました。
作成は5万枚でした。

3)ノボリを作成し、市役所や社会福祉協議会に設置しました。

・チラシやノボリは浦添クラブの名前が入っており、地域での認知度向上にもつながっているそうです。
このチラシ、なかなかよくできています。
「気軽にできるボランティア活動。
『フードドライブ活動』。
始めよう小さなことから♪」
「ご家庭(会社)で余っている食品を「おすそ分け」してください!!」
「集めた食品は、福祉施設等(生活困窮者)に提供させていただきます。」
本当は、例会メークアップの為に例会の時間にお伺いしたかったのですが、飛行機が遅れて例会時間には間に合いませんでした。
会場は、ヒルトンホテルでした。

左から、田中久光さん、大城裕美さん、事務局の方(すみません。名刺交換しなかったのでお名前わかりません)。
この3人の方から、いろいろとお話し伺いました。
浦添クラブは、月刊誌「ロータリーの友」で紹介があり、ぜひお邪魔したいと思っていました。
その記事のタイトルが「沖縄で華やかに咲き誇る3代続く女性会長」でした。
今回お会いできた大城裕美さんも元会長。
世界遺産首里城の守礼門から徒歩5分くらいのところにある「首里琉染」という染織工芸のお店の代表です。
この浦添クラブは、35人の会員のうち、12人が女性会員。
女性だけでもいろいろと活動されているとのことでした。
しかし今回は、「社会奉仕活動」としての「フードライブ」について、お話をお伺いしました。
2016-17年度に「地区補助金制度」を使って、このクラブが「フードドライブ活動」を実施しました。
「フードドライブ活動』とは、会社や家庭で余った米や缶詰などの食品を、生活困窮家庭に届ける活動です。
このクラブがフードドライブ活動を実施した理由は、
1)「沖縄県の子供の貧困率が29.9%で全国平均16.3%の約2倍であること。
2)浦添市の生活困窮世帯は16.8%で、困窮度合いが高い。
ひとり親世帯、高齢者世帯、生活保護世帯がが多い。
3)浦添市の社会福祉協議会、ボランティア連絡協議会がフードライブ活動を行っているものの、なかなかその周知が出来ておらず、食料が不足している。(フードドライブの食糧の一部は子供食堂へ)
そして、浦添クラブが実施した支援策は3つでした。
1)「食品庫の購入」。
一時保管をする食品庫です。
そこに一時保管し、連絡協議会で必要なところに配ります。


2)チラシ作成と配布。
浦添市全世帯約4万に自治会を通して配布しました。
作成は5万枚でした。

3)ノボリを作成し、市役所や社会福祉協議会に設置しました。

・チラシやノボリは浦添クラブの名前が入っており、地域での認知度向上にもつながっているそうです。
このチラシ、なかなかよくできています。
「気軽にできるボランティア活動。
『フードドライブ活動』。
始めよう小さなことから♪」
「ご家庭(会社)で余っている食品を「おすそ分け」してください!!」
「集めた食品は、福祉施設等(生活困窮者)に提供させていただきます。」

「始めてみませんか『フードドライブ』
『フードドライブ』とは、家庭や企業で余っている食べ物を持ち寄り、それらをまとめて地域の福祉団体や施設、フードバンクなどに寄付する活動です。
フードバンク発祥の地、アメリカでは半世杞以上前から盛んに行われています。
[集荷場所:浦添市福祉プラザ ・・・
主催:浦添ロータリークラブ
共催:浦添市ボランティア協議会」
http://www.boraren.com/
共催:浦添市ボランティア協議会」
http://www.boraren.com/

裏面です。
「フードドライブ活動」の仕組みが図解されています。
要するに、家庭や企業で余った米や缶詰などの食品を「ボランティア連絡協議会」に持ち込み、地域の困っている人や「子供食堂」に食材として届けます。
浦添RCとしては、毎月例会の最終週に各自が食品を持ち寄り、それを「ボランティア協議会」に届けます。
それをずっと続けています。
「継続は力なり」です。

この日に集まった食品です。

この車で運びます。
そして、今の日本です。
今回のコロナ禍で学校が休校になり、食費がかさんで困っている家庭が、増えています。
2020年5月2日(土)の毎日新聞朝刊にも、「休校ひとり親家庭を直撃」とのタイトルて、「フードバンクの利用が全国で増えているが、外出自粛の影響で寄付は逆に減っている…。」とあります。
ロータリークラブの大切な使命に「社会奉仕」があります。
それぞれのクラブで、社会奉仕委員会を作り、いろいろな取り組みが実施されています。
今回お話を伺ったのも、元社会奉仕委員会の委員長の田中久光さんでした。
それぞれでできることを、確実に実行することが、いつの時代でもとても大切です。
この活動をずっと続けていることが、地味ですが、とても重要だと思いました。
こういうクラブに出会うと、改めて平松君も、イチロータリアンとして、しっかり胸を張れます。( `ー´)ノ
今は、食品ロスの問題もあります。
日本では、このような貧困家庭には食品不足なのに、逆に年間612万トンの食品ロスが出てもいます。
このミスマッチ、しっかり改善しないといけません。
フードバンク、フードドライブの活動がその一つの解決策であることは、間違いありません。
それでです。
実はこのクラブでびっくりしたのが、事務局の方の対応に速さ、良さでした。
飛行機が遅れて、例会にも参加できないとの連絡を入れたら、その後フォローのメールなどあり、とても助かりました。
このような方が事務局としてクラブを支えていれば、会員の方もさぞかしやりやすいとしっかり感心しました。
浦添クラブの会報がHPにありますので、ご覧ください。
例会には、来訪ロータリアンが多いのですね。
https://www.dropbox.com/s/uhgslt5hf5fqy58/2020.2月一括.pdf

この日の沖縄です。
やはり沖縄は、もう一度ぜひとも来たい・・・。
また来ます。(^O^)/