ISO

2017年08月11日

先日ですが、中小企業診断士の「労務管理研究会」で発表しました。

しかし、そのときに使うマウスをしっかり忘れてしまいました。(>_<)
マウスがなくても何とかなったので今回は大したことないヒューマンエラーですみました。

これが外でパソコンを使って仕事をするときだとマウスがないと、けっこうきつい。

思うように仕事が進みません。

私など外でパソコンは、ほとんど使いません。
仕事がけっこう、てんぱっているときにだけ外に持ち出します。
そんな時に限って慌てているので、マウスをうっかり入れ忘れてしまいます。


出かけるときに、確認すればよかった。


旅行に出るときは必ずパソコンを持参します。
旅行のときの準備物の「チェックリスト」はすでに作成してあり、しっかりそれを使っています。
それでマウスを忘れることはありません。


しかし、日頃の外出にまで「チェックリスト」はさすがに作りません。

こんなのを作るのが悪いISOです。

だったら出かけるときには、マウスを持参するとの仕組みを徹底することです。

この仕組みの徹底のためには、出かけるときに確認すること。これが5Sの4S目の清掃になります。

直接にイメージしにくいですが、仕組みができていてもきちんと実行できないと成果は出ません。
いらないものを捨て「整理」し、残った必要なものを「整頓」する。
その仕組みを都度確認(「清掃」)する。

そしてそれができているかを確認(「清潔」)し、できていなければ、「躾」し、習慣化する。


 今回、現地で入れたはずのマウスがないので、チョッと慌てました。
しかし、マッいいかと、いつもの調子であきらめて、帰って見て、よくかばんを調べたら、僕の愛用のマウス君しっかりカバンの片隅に隠れていました。

今回は大事に至らなかった、チョっとしたヒューエラーですみました。


大したことないからよいのでしょうか。

とんでもありません。


建設業ではどこでもしっかり取り組んでいる「KY」。
空気読めないではありません。
「危険予知」活動です。

有名な「1:29:300」の「ハインリッヒの法則」から出てきた活動です。

「ハインリッヒの法則は、労働災害における経験則の一つである。1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在するというもの。彼がアメリカの損害保険会社にて技術・調査部の副部長をしていた1929年11月19日に出版された論文が法則の初出である。」(ウィキペディア)

「1つの重大事故には29の軽微な事故が背後にあり、300のヒヤッとしたことがその下にある。「ヒヤリハット」の法則とも言われます。

「風邪は大病の元」とも言います。
小さなことにも、あるときにはこだわらないといけません。

特に仕組みに関すること。仕組みを変えると良くなることが周りにいくつもあります。

しかし、仕組みを変えても、すぐにそれを維持できなくて、また同じ失敗をしてしまう。
これが、怖い。だから5S目の「躾」でしっかり「習慣化」します。

ヒューマンエラーの防止は、「確認」(4S目「清掃」)で良くなります。

ISO9001:2015版でも、「ヒューマンエラーの防止」が要求事項になりました。

ヒューマンエラーがあっても不適合ではありませんが、ヒューマンエラーの防止の取り組みをしていませんと不適合です。

検討したいところです。(^-^;



iso_hiramatsu at 10:26コメント(0) 

2017年02月05日

手帳は大切ですね。
なくなったら顔が青くなる。

これからの予定が書かれていますので、なくなったら明日からの行動が曖昧になってしまいます。
もう一回、いろいろな記録をもとにスケジュールを手帳に書き込まないといけません。

 

チョッとした訪問など口約束などもあるので、それは記録に残っていない場合などもあり、約束が果たせないことなんかになりやすい。


しかし手帳があり、そこに必要事項を予定日時ととともに入れているので、スケジュールの明確化自体はとても重要です。

 

私にとっては、手帳がスケジュール管理の有力ツールであるとともに、未来プロセス管理の有力ツールにもなっています。

未来は創り込むものです。創り込んで豊かにそして充実させないといけません。

哲学的な表現になりますが、今この時に、過去も未来もすべてある。

このことは、ものすごく大切です。


現実的な話ですが、スケジュールが確実に見えていると、それに向かっていろいろな準備ができます。


例えば私のメインの仕事の一つであるセミナー講師の仕事など、いかに専門の事柄であってもやはり関連の書籍の読み直しての確認、必要な知識の補充などかなり必要になってきます。

セミナーの主旨、出席者などをはっきりさせて、それに応じてレジュメを作る。
それに沿って必要な知識を確認し、不足分を本を読んだり、ネットで検索して、追加していきます。


それをパワーポイントのデータにしていく。

そして、セミナー当日に役に立ったとの手応えがあればとてもうれしい。


未来は創り込めます。


しかし、手帳も良いですが、今はITでスケジュール管理、簡単にできます。

それも、クラウドでデータ保管されている場合が多いので、なくなる心配もありません。

それでアウトルックを使って管理したいと考えています。

もう1年前から考えていたことですが、やっとこの間とを付けました

少しずつ亀のスピードですが、進歩している平松君ではあります。(-_-;)



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2017年02月02日

プロセス管理は、日常生活でも、仕事でも大切です。

そして、成果を出すためには「プロセスの創り込み」がぜひとも必要です。

 

プロセス管理では、時間と空間をしっかり考え、うまく設計し、活用することです。

 

今自宅やオフィスでできること、外出先でもできることにまず分けること。


自宅やオフィスでないとできないこと、例えば、デスクトップのパソコンでの作業。
デスクトップパソコンを持ち運ぶことはできませんので、自宅やオフィスでやるしかありません。


自宅やオフィスにしか資料がないものの業務処理なども外ではできません。

それを見ないと仕事が進まないものについては、自宅やオフィスでするようスケジューリングするしかありません。


プロセス管理の中に空間の要素をうまく、織り込んでいくことが、ポイントです。

 

プロセス管理といいますが、プロセスは時間だけでなく、空間も大切とすること、あらためて確認したいですね。

 

だから、朝のラッシュ時に会社までの時間をいかに有効に使うかなどは、ビジネスマンの重要な能力の一つです。

 

私は,新入社員のときに1時間かけて会社まで電車通勤しましたが、簿記の勉強をテスキトだけでしました。
独学です。
税理士になりたくて税理士の「簿記論」を勉強、次の年に合格しました。

西武新宿線の狭山市駅から会社のある西武新宿まで始発電車があり、ホームに並べば座って行けました。

座って電卓をたたいてテキストを読み、楽しみながら簿記を勉強しました。

簿記ってものすごく論理的で、考えることが好きな私には、独学も結構楽しかった。(^^♪


税理士の簿記論は、簿記学校に行かないと普通は合格できないのですが、通勤の1時間を有効に活用でき、合格できました。
 

プロセス管理をうまく実行すると、普通の人でも一定の水準が達成できるとの好事例です。

やはり「継続は力なり」です。

 

そしてもう一つ、プロセスをうまく管理するためには、「記録」も重要です。

 

私は毎月、定期的に病院に行きます。

内科ですが、定期検診をのために、毎月せっせと通っています。

内科を受診したとき、それを手帳にメモします。手帳の一か月後の欄にです。

先月は1月23日に行きましたので、今月は2月23日の欄に「医者?」と記入しました。


これで手帳を見れば、次にいつ医者に行くかわかります。

必ずしもその日に行けるかどうか、1か月前なので自分でもわからないのですが、2週間前くらいになるとスケジュールがかなりはっきりしてきますので、そのあたりで確定して、確実にその日に行けます。

これが手帳にメモしていないと、薬がなくなり慌てて調整して、ドタバタしてしまいかねません。


メモ、記録はやはり重要性です。

 

プロセスは「創り込む」こと。「作り込む」ではありません。創作活動の一つです。

人生を豊かにするためには、プロセス管理への創り込み、結構大切です。(^O^)/



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2017年01月31日

今、小山のホテルでこのブログを書いています。

これからISOのコンサルティングで、結城市に行きます。


そんな朝なのですが、髭剃りのシェーバーと整髪料を忘れたことに気づきました。

旅行に出るときは、海外ですとチェックリストを作っているのですが、国内では作っていません。


いつもは、旅行のときは少し慎重に準備するのですが、今回はうっかり簡単に出てきてしまいました。

ヒューマンエラーです。


もう一昨年前ですが、ISO9001が大きく改訂されました。

「意図した成果を達成する」を最大の目玉として、がらりと変わったのですが、その中で、ヒューマンエラーの防止というのがありました。


今回の小さな事件、まさにそのヒューマンエラーです。


ISO9001:2015では、ヒューマンエラーを防止するための処置の実施を要求しています。

 

8.5.1 製造及びサービス提供の管理

組織は,製造及びサービス提供を,管理された状態で実行しなければならない。

管理された状態には,次の事項のうち,該当するものについては,必ず,含めなければならない。

 

g) ヒューマンエラーを防止するための処置を実施する。

業務は、管理された状態で実行されないといけない。

 

ここの要求事項では、管理された状態の条件が、a)~h)まで8項目上がっているのですが、そのうちの一つです。

今回の私のヒューマンエラーでいうと、処置は簡単でした。

チェックリストを作成すること。

それで今、海外用のチェックリストを出して、国内旅行用に修正して作成しました。

 

これはこのISO9001:2015では、「知識」と「文書化」の活用です。

どちらも第7条の項目。

組織の持っている内部の「知識」、外部の「知識」を最大限活用すること。


そしてそれをうまく文書化すること。

 

チェックリストはすでに海外用があり、文書化されています。
それを少し修正すればよい。
海外用ですと、外国での電圧が違うので変圧器具を忘れると大変なので、必ず持参します。
国内用は、他はあまり違いません。


こういうのをカストマイズといいますが、状況をよく考えて、使い勝手の良いものにする。
この使い勝手をよくするというのが、下手な組織が多いですね。

 

「文書化」の要求を過大にとらえて、自縄自縛に陥っている。

 

そんなISOは本当に下手なISO、「意図した成果を達成する。」ことができない、典型です。


しかし、そんな悪口も言っていられません。

平松君も必要な文書化を怠っていたのですから。(-_-;)



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2016年04月17日

イヤー参りました。


昨日になのですが、中小企業診断士の新人歓迎会とでもいうべき「スプリングフォーラム」
http://www.t-smeca.com/event_info/2016/02/2016.htmlが、市ヶ谷の「TKP市ヶ谷ビル」でありました。


私は「企業の見える化研究会」を主宰していますが、なかなか人が来なくていつも苦労しています。(-_-;)


スプリングフォーラムは研究会の会員をゲットする、一大チャンスです。


それで私も、見える化研究会のご案内チラシや、公開セミナーのご案内などを持って、研究会表示のA3版で作成して、セロテープなどもばっちり用意して、勇んで行きました。

しかし、それでです。

行ったのですが、見える化研究会のブースがないのです。

イヤーそんなはずは・・・・。

会場の一覧を確認したら、いつもはあるはずの箇所にしっかりありません。(>_<)

そういえば、この1か月自分の会社の決算や私個人の確定申告など一人で全部やって、てんてこ舞いでした。

いつもしっかり申し込んでいるので、今回も「申し込んだしたつもり…」。

これがいけなかった。


ヒューマンエラーです。

しかし、これにはしっかり困りました。


そうしたら、私の属している、ある研究会の代表がその研究会のブースに居候させてくれるとのこと。

イヤーもつべきはよき友達です。
そのときのTさんが仏さまに見えました。

私は、カトリック教徒ですので、決してイエス様に見えたわけではありません。
念のため。
あっ、これは余計でした。(^o^)丿

そこに見える化研究会の「ご案内」を置かせていただいて、来た新入会員に、しっかり見える化研究会のPRをさせていただきました。

先月出たばかりの「企業診断ニュース」の見える化研究会で執筆した特集記事などもしっかりアピールできました。

マッ、何とかそれなりです。ヽ(^。^)ノ

今回改正されたISO9001でも、ヒューマンエラーを防止する取り組みを要求しています。


ヒューマンエラーがなくならなくても不適合ではありませんが、取り組みがなければ不適合です。

今回は忙しすぎたことが原因ですが、忙しいがなくなるのは無理ですので、忙しくても忘れない仕組みが必要です。

チェクリストが必要ですね。


それも大げなものでなく、毎年年初に一年を振り返り、大切なイベントについては、手帳の所定の場所に入れておくとか・・・。


今はスケジュール管理など形態やパソコンで結構簡単にできます。それを使うとか…。

いろいろできます。

使いこなすのが大変ですが、慣れるとこんなに便利なものはありません。

IOT
で第4次情報革命。
「モノのインターネット」がアベノミックスでも最重要ポイントで、取り組みが国家レベルで進んでいます。

ただ、上記のITによるスケジュール管理は「第3次産業革命」の段階のものですが…。

いずれにしても、しっかり冷や汗をかいた平松君でした。m(__)m
でもそれなりに心地よい冷や汗になりました。( `ー´)ノ



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2016年04月16日

記録はなぜ大切か、よく考えます。

私の専門のISOでも、記録の大切さしょっちゅういわれます。


しかし本当に大切と、皆さん思いますか。


こんなことがあります。


私はもう年金もらっていますので高齢者です。

高齢者は筋肉がドンドン弱くなってきます。


それで簡単な筋肉トレーニングしています。

CDを聴きながら、区切りに合わせ、ひっしこいて頑張っています。(>_<)


今だと「長谷川慶太郎の世界は変わる日本が動く」を聴きながらです。


この
CD6つに区切られ再生されます。

そのCDに次に聴く区切りの番号を書いておいて、次に聴くときにその番号を確認してその番号のところを聴きます。


そうすると、確実にそこを聴くことができます。まっ、当たり前です。
(^-^;


これってやってみるとわかりますが、この管理をしていないと、どこを聴いたらよいのかわからなくなって困ります。


だいたいこの辺りと思って聞くと、前回聴いたところとかになってしまいます。


記録の大切さです。


次に聴く番号を記録しておくから間違わないで確実に必要なところが聞けます。

同じところを聴く重複がなくて済みます。


業務の効率化です。


記録が確実なマネジメントにつながっています。

PDCAを確実に回すためにも、記録は大切ということです。


ちなみに、長谷川慶太郎の
CD安いんですよ。

年間会費24,000円で、毎月1CDが送られてきて、年間で 合計12枚が送られてきます。

発行元は李白社という新宿にある出版社です。


具体的な説明が多く、かなりわかりやすいので、私は重宝して聴いています。

お勧めの「月間CD情報」です。(^O^)



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2015年11月04日

成果が問われるISOになったことご存知でしょうか。

ISO9001ISO14001も同じです。
この
9月に両規格とも大きく改正されました。


成果が出てなんぼのISOです。


そして、
ISOを本業と別に実施している二枚舌のISOを厳しく指弾、ISOを使いこなしての本業での成果を要求しています。


だから、内部監査の在り方も、変わらないといけません。


作るべき書類は作ったか、とるべき記録は確実に取ったかだけでは、不十分です。

もちろんそれも大切です。

決めたことが実行できていない組織は結構多い。
まず決めたことを確実に実行すること。


そして、内部監査も組織の状況に合わせ、メリハリをつけながら実施する。


そして、成果を問う内部監査。


これは例えば、個人ごとに実施するのも有効です。


その人のメインの「業務」を聞き、その業務の「成果」が何かを改めて確認する。

そして、その成果がどのように、そしてどの程度出ているかを質問する。
 

大事なことは、ここでも何のための業務かを、外さないことです。


資料作りであれば、その資料が何のためのものであり、結局売上のアップや業務の効率化のためのものであれば、その視点から成果を確認する。


質問は例えば・・・。


「あなたのメインの業務は何ですか」

「その業務の成果は、結局、何ですか」


「成果は出ていますか。具体的にはどうでしょうか。その業務に対して、上司、同僚からどのようなコメントがありましたか。」


「成果を確認するコミュニケーションはありますか。それはどのようなコミュニケーションですか。」

「成果達成のための教育訓練などありますか。それはいつどのように実施されましたか?


いかがでしょうか。

内部監査について、もう一度考えてみては・・・。(^O^)



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2015年08月15日

ISO9001の規格が9月に改正されます。

もう来月です。

かなり大幅に変わります。

そこでとても私が気に入っているのが、「7.1.6 組織の知識」と「8.5.1(g)ヒューマンエラーを防止するための処置の実施」の二つです。


まず、「7.1.6 組織の知識」。

まだ最終の案なのですが・・・・。


「7.1.6 組織の知識

組織は,プロセスの運用に必要な知識,並びに製品及びサービスの適合を達成するために必要な知識を明確にしなければならない。


この知識を維持し,必要な範囲で利用できる状態にしなければならない。


変化するニーズ及び傾向に取り組む場合,組織は,現在の知識を考慮し,必要な追加の知識及び要求される更新情報を習得する方法又はそれらにアクセスする方法を決定しなければならない。


注記1 組織の知識は,組織に固有な知識であり,それは経験によって得られる。それは,組織の目標を達成するために使用され,共有される情報である。


注記2組織の知識は,次の事項に基づいたものであり得る。


a)内部資源(例 知的財産,経験から得た知識,失敗から学んだ教訓及び成功プロジェクト,文書化していない知識及び経験の取得及び共有,プロセス,製品及びサービスにおける改善の結果)


b)
外部資源(例 標準,学界,会議,顧客又は外部提供者からの知識収集)」


これはナレッジマネジメントそのものです。

「知識」をうまく活かしている組織は繁盛するが、活かしていない組織はなかなか繁盛しないといったところです。


「暗黙知」を「形式知」にすることの重要さなど、「知識の見える化」そのものです。


今回の改正規格ですごく良いのは、注記がとても充実していることです。
まさに良い参考資料になっています。
上記の注記も、自組織で知識をうまく活用しているかどうか確認のためのチェックリストに使えます。


失敗に学ぶことはとても大切ですが、それを財産にでている組織が取れだけあるでしょうか。
高い授業料が無駄になっていないでしょうか。


そんなことを9001規格はいっているような気もします。

もう一つ「「8.5.1(g)ヒューマンエラーを防止するための処置の実施」。

これも、まだ最終案の段階の文章ですが、次のようにあります。


「8.5.1 製造及びサービス提供の管理

組織は,製造及びサービス提供を,管理された状態で実行しなければならない。

管理された状態には,次の事項のうち,該当するものについては,必ず,含めなければならない。


g)ヒューマンエラーを防止するための処置を実施する。」


これは聞いたところによると、最初の規格案のころ一度取り上げられたのですが、その後消えてしまい、今回復活したとのことです。

それを主張したのが日本のエキスパートだとのことでした。


「ヒューマンエラー」いわゆる「ポカミス」です。

これってなかなか減りません。どの組織も結構悩み深きテーマです。


私も一度高校の教頭先生が組織する会のセミナー講師でこのテーマで話をしました。
なかなか苦労したのを思い出します。


「ポカミス」の原因って、本人の性格やそのときの状況にしっかり左右されることが多い。
その再発を防止するためには、それこそ配置転換や解雇なんかしか手がない場合も少なくありません。


それにそのときの本人は、組織での仕事だけではありませんので、家庭での環境や本人の体調だって関係します。

寝不足で失敗したのを、その原因を取り除けますか???

「ヒューマンエラーの防止」はもっとも難しいテーマの一つです。

だからこそ規格要求事項として取り上げ、組織ぐるみで再発防止を図る必要があります。

そのときくれぐれも注意しないといけないのは、個人を責めることは厳禁ということです。
個人を責めても組織は良くなりません。
かえってメンタルヘルスやパワハラの問題になりかねません。


そのところ十分な注意が必要です。(-_-;)



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2015年07月20日

ストレスチェック制度が121日から義務化されます。
50人未満は努力義務ですが、50人以上の事業場はストレスチェックの実施が義務になります。

労働安全衛生法です。


このストレスチェックは、うつ病患者をあぶりだすための制度ではありません。
うつ病を予防したり、メンタルヘルス不全を防ぐためのものです。


ストレスチェックをしたら個人にフィードバックされ、企業としてそれを集団分析して、職場環境改善に役立てる。
組織風土もそれでよくなっていく。


これってまさに環境ISOそのものです。


環境
ISOの環境はエコロジーではなく、エンバラインメントです。
生態系がコアですが、範囲はもっと広い。

ISO用語の定義には、「環境」は「大気、水、土地、天然資源、植物、動物、人及びそれらの相互関係を含む、組織の活動を取り巻くもの」です。


組織の活動を取り巻くものですから、内部外部合わせて相当に広いし、かなり曖昧です。
なんだって、環境に入るといっても良い。


従業員の心の環境は、その中でも最も大切なところです。

だから、メンタルヘルスは環境ISOを取得している会社は決してほってはおけない問題です。

環境目標としてしっかり取り上げることも必要です。

そのあたり意識している組織はあまりありませんが・・・。<(`^´)>


内部コミュニケーションを充実させて、組織風土を良くしていく。
風通しの良い組織にしていくことが、環境
ISOの会社では期待されます。
そのためにストレスチェック制度についてうまく仕組みを作り、職場風土の改善につなげると良いですね。
m(__)m

 

 



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2015年07月16日

ISO9001ISO14001ともに、9月に改正版が出て、今の規格とは大きく変わります。

かなりの変りようです。



とりあえず、ISO9001の改正規格の特徴ですが・・・。

まず、

1)パフォーマンスを最重要視していること。

パフォーマンス、成果を出して何ぼの要求です。

今までは、仕組みが良くできていれば、パフォーマンスが出るのが当然との考え方でしたが、パフォーマンにつながっていないISOが多かった。

今回はパフォーマンスをしっかり要求しています。


そしてパフォーマンスを出すためには、ISOを使いこなさないといけません。



2)ISOと事業との統合を強調

ISOを本業と別にやっていれば、成果が出るわけありません。
あくまでも本業にISOを活かしていくことが大切です。

二重帳簿のISOは良くありません。しっかり無駄でもあります。

そして良いマネジメントするには、組織を取り巻く状況を把握しないといけません。
そこから、どのような手を打っていくかが問われることになります。


だから、

3)組織の状況、組織の課題を明確にする。

これはSWOT分析などで組織の内部、外部の課題を明確にするなど有効です。



そしてです。
組織の効果的な運営には良いリーダーシップが欠かせません。
4)課題解決のためにトップマネジメントがリーダーシップをしっかり発揮する

今までの要求事項に比べて、かなり踏み込んだ要求になりました。


そしてここからPDCAです。
マネジメント規格ですから、PDCAをうまく回すことが大きなポイントになります。

5)良い目標管理とそれを達成するための具体的計画を作る

今回、計画に対する評価基準、そのための指標などを使うことも要求されています。



FDIS(最終国際規格案)の段階の文言ですが・・・・。


6.2.2 組織は、品質目標をどのように達成するかについて計画するとき、次の事項を決定しなければならない。

a)  実施事項 b)必要な資源  c)責任者 d)達成期限 f)結果の評価方法
 

そして、マネジメントにはリスクをどのようにコントロールするかが大切です。


6)リスクマネジメントが要求されている。

これも、FDISの段階の規格案ですが。


6.1品質マネジメントシステムの計画を策定するとき,組織は,4.1に規定する課題及び4.2に規定する要求事項を考慮し,次の事項のために取り組む必要があるリスク及び機会を決定しなければならない。

a)
品質マネジメントシステムが,その意図した結果を達成できるという確信を与える。
b)望ましい影響を増大する
C)望ましくない影響を防止又は低減する。
d)改善を達成する。」

事業運営をしていて、悪い状況になったらどうするか、ならないようにするにはどうしたら良いか、必ず検討します。

また、状況を把握して、良い結果を得るためにどのようにするかなどの事業機会についても検討します。


そのことについて要求されています。

マネジメント規格であれば当然の要求です。

7)
知識を大切にしている。

ナレッジマネジメントも要求されています。


FDIS
では。

7.1.6組織の知識

組織は,プロセスの運用に必要な知識,並びに製品及びサービスの適合を達成するために必要な知識を明確にしなければならない。


この知識を維持し,必要な範囲で利用できる状態にしなければならない。

変化するニーズ及び傾向に取り組む場合,組織は,現在の知識を考慮し,必要な追加の知識及び要求される更新情報を習得する方法又はそれらにアクセスする方法を決定しなければならない。

注記1  組織の知識は,組織に固有な知識であり,それは経験によって得ら れる。それは,組織の目標を達成するために使用され,共有される情報である。

注記2  組織の知識は,次の事項に基づいたものであり得る。

a)
内部資源(例知的財産,経験から得た知識,成功プロジェクト及び失敗から学んだ教訓,文書化していない知識及び経験の取得及び共有,プロセス,製品及びサービスにおける改善の結果)

b)
外部資源(例標準,学界,会議,顧客又は外部提供者からの知識 収集)」

知識をうまく使えるかどうかで、事業運営や業務実施に大きな差が出ます。
注記に参考情報がありますので、これをガイドラインにして、ご自分の組織を振り返ると良いですね。

そしてしっかり使いこなしていく。

今回の規格よくできています。(^o^)


7)
今までと同じく戦略展開も要求されている。

8)予防処置がなくなった(全体を予防処置と考えて)

予防処置がなくなったのは、システム全体が予防処置ということです。
だからあえて、部分的な要求事項としての予防処置は不要ということです。

9)
そして何よりPDCAをうまく回すことが最大のポイント

そして何より、今回の規格改正が、PDCAをうまく回すことに力を存分に入れているということです。


要求事項の並びを見れば一目瞭然です。


6
条が「計画」、8条が「運用」、9条が「測定、分析」、10条が「改善」です。

まさにPDCAです。


そして良い計画のために組織の状況の理解、4条、しっかりリーダーシップを果たして良いPDCAを回しす、
5条です。

計画がうまく実行に移せないことが結構多いですね。

だから、計画と運用の間の7条には「支援」が入っています。

コミュニケーションや教育訓練です。
計画を周知して、できないことは教育訓練する。


なかなか今回の規格よくできています。(^O^)



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2015年03月12日

ISOでは、今品質ISOと環境ISOで規格の改正作業が進んでいます。

その中で、基準の明確化が、あらためて強調されています。

それには意味があります。


昨日も、新技術開発センターで「ISO90012015の改正動向と新規格対応『品質マニュアル』のつくり方(東京・大阪)」講座の講師を担当し、その中でも改めてしっかり業務プロセスを、確実にしかも効果的、効率的に実施するには、何より基準が大切ということについてお話ししました。

ISO90012015の改正動向と新規格対応「品質マニュアル」のつくり方(東京・大阪)
http://www.techno-con.co.jp/item/17768.htmlです。

基準には、行動基準と評価基準があります。

PDCA
Pは計画ですが、しっかりと計画を立てるには「行動基準」がしっかりしている必要があります。

より効果的な行動基準を磨き上げていけば、それなりの効果が出ます。


できる人にはできる行動基準があります。

人事管理ではそれを「コンピテンシー」と言います。


だから、例えば営業マンは必死こいて、鏡の前で笑顔づくりを練習します。(^O^)

「営業は何より笑顔である」との行動基準があるからです。


そしてもう一つ、評価基準。

PDCAC、チェックの基準として重要です。


これは比較的明確な組織が多い。
例えば、人事考課制度の考課方式などがこれに該当します。

人事評価がいい加減ですと、やる気が出ないですし、成果につながりません。
だからしっかり評価します。


ただ、小さな会社は社長のさじ加減でやっていることが多い。
多くの場合、それは良い状況を生みません。

注意したい点です。


いずれにしても、基準の明確化は重要です。(^o^)



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2015年02月15日

今甲府の組織なのですが、ISO13485の認証取得のお手伝いをしています。
ISO13485は医療機器の安全を確保する規格要求事項なのですが、薬事法を確実に理解し、しっかり守ることを要求していますので、かなり難しいコンサルティングです。

昨年の秋にまたこの法律かなりの改正がありましたので、結構わかりづらくなっています。

その甲府の組織のご担当の方が、山梨県に聞いてもよくわからず、東京都のHPを見てくれとかいう話もありました。

それで私の方で、細かいところの確認で、担当である「東京都安全健康研究センター」に行きました。

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http://www.tokyo-eiken.go.jp/

場所は新宿区のJR大久保駅から歩いて10分くらいです。
annaizu[1]













この日も足の調子が万全でなく、20分くらいかけて、青息吐息での道行でした。

でもさすがです。
細かい問い合わせに、細かくご回答いただけました。


「東京都健康安全研究センターは、都民の生命と健康を守る科学的・技術的拠点として、食品、医薬品、飲料水や生活環境などの日々の安全・安心確保と感染症などの健康危機への備えの両面から、試験検査、調査研究、研修指導、公衆衛生情報の解析・提供及び監視指導を行っています。」
とHPにあるとおりでした。
http://www.tokyo-eiken.go.jp/center/

ISO9001など、マネジメント規格で継続的改善がポイントなのですが、このISO13485は医療機器の安全使用が最大のポイントです。

15ISO13485規格表紙

















だからしっかり、改正薬事法を守らないといけません。
しかし、これが本当にわかりづらいのです。(-_-;)

でも、今回しっかりわかりました。

ありがとうございました。東京都安全健康研究センター様。
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こちらは向いのビルです。
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「サンケンビルヂング」
蚕糸科学研究所です。
日本マクドナルト、味の素ゼネラルフーズなども入っています。
CIMG0762

















日本マクドナルト。
http://www.mcdonalds.co.jp/company/message/index.html

本社はここから近い新宿駅近くのアイランドタワーにあります。
ここは営業所でしょうか?

味の素ゼネラルフーズ。
http://www.agf.co.jp/company/index.html

こちらの本社は東京オペラシティにあります。
京王線初台駅のそばにあります。
こちらは、開発研究所です。

マックの方も、研究所なのでしょうか?

 この後、あまり調子のよくない足を引きづって、JR大久保駅に向かいました。(-_-;)

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2014年07月25日

ISOでは、大事なものは、文書や記録を作成することをしっかり要求します。これをうっとうしいと思い人が多いのですが、大切なことを文書化することはとても大切です。


例えば、自分の属している会に、どなたかをお誘いする場合、会のホームページなどあれば、それを見ていただければ、どのような会かわかります。


また、例会などのご案内を出していれば、それを転送すれば、会の内容も良くわかり、オブザーバーなどの参加も安心してできます。


何より、いつどこで何をなどの手順通りにそのご案内が作成されている場合が多いので、ご案内する方も、簡単にご案内できる。


これもISOの標準化の効果の一つです。(^^


私もいろいろな会に属していて、それに合った方をオブザーバーとしてご参加いただき、良ければご入会いただくことにしています。


そのときに、文書化されているととてもいろいろとうまくいくことが多い。

ISOの文書化は、文章でも映像でも、音声でもOKです。だから、写真やICレコーダーの音声記録だって、しっかりOKです。

要するにISOの「文書化」は「見える化」することです。


私は、中小企業診断士の研究会で、「企業の見える化研究会」を主宰しています。

それへのご案内で、今私のホームページで、うまく見える化することを考えています。


大切なことは、いろいろなことをしっかり見ていただくことが大切ということです。無理に入ってもらっても、お互いによくありません。

事実を冷静に、そしてよく見ていただく。


良い意味で、お互いが相互に「活かして活かされる」関係でいたいと思っています。

私はカトリック系の大学で学んで、そこのキリスト教研究サークルで、ある神父さんの指導をしっかり受けました。


そのとき私がよく言った言葉に「活かして活かされる関係」というのがありました。

今考えると本当に冷や汗ものです。(>_<)


しかし、結果としては結構当たっていることを今感じます。

若い時は若いなりにいろいろと考え、そして行動します。


それも結構周りには見えている。

これは「見える化」というより、「見えてしまう化」です。


これってけっこう怖いことです。(-_-;)



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2014年07月12日

ISOでは、仕組み、手順について明確にすることを要求することが結構多い。

そのわけが、この頃少しずつ分かってきました。


仕組みを改善して実行すれば、良くなります。

しかし、それがなかなか続かない。
だから改善提案をし、決定しても、継続性がないので、「元の木阿弥」で成果が出ない。

元の木阿弥とは・・・・。

「戦国時代の武将筒井順慶が、幼い時に父の順昭が病死した。
父の遺言によりその死を隠し、顔や声がよく似た木阿弥という盲人を薄暗いところに寝かせ、順昭がまだ寝床にいるかのように見せかけた。

その死は順慶が成人するまで敵に知られずに済んだが、順慶が成人した折に順昭の死を公表したために、木阿弥は用済みとなりもとの庶民に戻されたという故事によるものとされている。

語源には諸説あるが、この説が最も有力な説である。」・・・インターネットの「故事ことわざ辞典」より。

木阿弥は、いったんはウソでも偉くなったが、実体がそうでなかったので、事態が明らかになったら、元に戻されたということです。

今回のISO9001ISO14001の規格改正では、パフォーマンス重視で、しっかり成果を要求するようになります。
しかし、継続的な実行がないと成果も出ません。


仕組みを明確にするとは、仕組み、手順を皆がしっかり理解し、大事なことがぶれないで実行できるようになることです。

だから本当に大切なものは、文書化する必要があります。


文書にするとは、手順である5W1Hの必要なところについて、皆に確実に見える化し、だれでもが実行できるようにすることです。
どのように実行するかなど大切なところは留意点なども含めしっかり見える化することなども大切です。


ただ、過度に文書化すると、文書が多くなりすぎてよくありません。

そのあたりがバランス感覚です。
マネジメントに要求される最も大切な一つが、このバランス感覚。

結構難しいですが…。<(^´)>


木阿弥は筒井順昭には転んでもなれませんが、仕組みはどんどん変えられる。
そしてそれをきちんと実行すれば、確実に成果が出る。


それには、どうしたら良いか。
ここで5S5番目の「躾」が登場します。そして具体的には「習慣化」です。


教育訓練の大切さです。(^o^)



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2014年07月10日

改正予定のISO9001,ISO14001の規格内容から、管理責任者の名前が消えるということ、再度考えてみました。


これは今までの規格内容が、実は経営マネジメント規格ではなかったということですね。


品質や環境、情報など、経営の中の一つの側面を切り取ってのマネジメントであれば、トップマネジメントが担当することはない。部下に任せて、それを後ろからフォローすればよい。


しかし、経営責任を考えると、それを部下に任せるのは、経営者の本来の役目ではありません。役割り自覚が乏しくなって当然です。

今回の改正ではトップマネジメントへの要求事項がきわめて重たくなったことが注目されます。



ISO  DIS 9001
5.1 リーダーシップ及びコミットメント」


トップマネジメントは,次に示す事項によって,品質マネジメントシステムに関するリーダ一シッブ及びコミットメントを実証しなければならない。


a) 品質マネジメントシステムの有効性に責任を負う。


b)
品質マネジメントシスデムに関する品質方針及び品質目標を確立し,それらが組織の戦略的な方向性及び組織の状況と両立することを確実にする。


c)
品質方針が組織内に伝達され,理解され,適用されていることを確実にする。


d)
組織の事業プロセスへの品質マネジメントシステム要求事項の統合を確実にする。


e)
プロセスアブローチに対する認識を高める。


f)
品質マネジメントシステムに必要な資源が利用可能であることを確実にする。


g)
有効な品質マネジメント及び品質マネジメン卜システム要求事項への適合の重要性を伝達する。

h) 品質マネジメントシステムがその意図した結果を達成することを確実にする。


i)
品質マネジメントシステムの有効性に寄与するよう人々を雇用し,指揮し,支援する。


j)
継続的改善を促進する。


k)
その他の関連する管理層がその責任の領域においてリーダーシップを実証するよう,管理層の役割を支援する。


トップマネジメントは背後に控えていて、最終責任を負えばすむというものではなくなります。

実行責任がある。成果を出す直接責任がある。

そのためには、人を雇い、管理層をうまくリードし、しっかりフォローアップする責任もある。

これがタテの分業です。


結局、全体的な経営責任という点、経営マネジメントという点を重視し、トップマネジメントの責任を重くし、管理責任者のポストをなくした。


しかし、管理責任者は「representative」の和訳です。
トップマネジメントの代理人ということです。
ISO9001であれば品質面について、トップの代わりということです。


これにそもそも無理があった。

経営責任を品質や環境に分けることはなかなか難しいからです。

やはり経営マネジメントがまずあり、その中で品質面はどうする、環境面はどうするとの経営の枠組みが本道です。
それでこそ、事業運営はスムーズにいきます。

これで審査の結果を気にして、不適合を出すとしっかり厭な顔をする管理責任者も少なくなるかもしれません。(^O^)



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2014年07月07日

ISO9001ISO14001の規格改正作業が進んでいます。

それぞれ、DISという、国際規格案の段階まで来ました。


今回の改正案で目立つことの一つが、トップマネジメントへの要求の重さです。
課題・目標を確実に達成する事や、人を雇い、支援し、また管理層をしっかりバックアップする事など、かなり踏み込んで要求しています。


その替わりなのでしょうか、管理責任者という役割がなくなりました。

共通テキスト(附属書SLといいます)というISOの委員会がマネジメントについてのスタンダード(規格)を作成するときに従わないといけない上位規格には、すでに管理責任者の文言はありませんでした。


ISO9001改正では、CDという委員会案の段階ですでになく、今回出たDIS(国際規格案)にももちろんありませんでした。


環境のほうのISO14001では、CD(委員会規格案)の段階では注記で残っていました。
しかし、今回出たDIS(国際規格案)では、その注記もなくなっていました。


私は、MSA(螢泪優献瓮鵐肇轡好謄猊床船札鵐拭)という審査機関の契約審査員ですが、その中で、審査員フォーラムに属し、改正規格の研究をしているグループにいます。
そこで今月の例会のときに、この問題について検討しました。


経営は本来、経営者が経営責任をしっかりおって担当しています。
そこに管理責任者という役割は必要ない。

経営者に替わって経営管理をすることを専務取締役や常務取締役が担当することはありますが、ISOについての管理責任者をあえて立てて、文書管理などを実行することに本当に意味があるのかということです。

文書管理なら、総務部長が担当したらよいし、教育訓練であれば、人事部長が担当すればよい。それをトップマネジメントがしっかり統括する。

管理層をうまく組織化し、効果的に役割を果たすようにバックアップするのがトップの責任です。


その本来的な役割に戻っただけ、というのがだいたいのそのときの結論でした。


しかし、今の審査では、管理責任者の審査が非常に重要視され、物理的な時間もしっかりとさかれ、審査の報告でも管理責任者の審査内容が大きく取り上げられます。


これはどの審査機関でも同じと思います。

規格が改正されても、管理責任者が残る組織が多いと思いますが、これから新しくISO9001ISO14001を取得するところは、管理責任者を置かないところも多いでしょうね。


審査機関の審査自体もそのあたり対応をしないといけません。

これからどうなるのでしょうか????


この点でも、今後に大きな影響を与えそうな、今回の規格改正です。(ー_ー)!!



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2014年02月11日

昨日、ISO14001の改正についてのセミナーに参加してきました。
螢謄ノファの本社で開かれたものです。合同会社グリーンフューチャーズの吉田敬史が講師でした。
吉田さんはTC207/SC1の国内委員長です。
今回の改正の日本での責任者ということです。

そのお話の中で印象的だったのが、国際の方の改正委員会の主査であるスーザン・ブリックスさんが、

今回のポイントについて、What are the emerging changes?(何が新しくなるの?)ということで、次の7点を挙げていることでした。



・戦略的環境マネジメント

-戦略計画プロセスにおける環境マネジメントの重要性が増大

-組織が環境に与える影響+環境から織織への影響 → リスクと機会の認識と対応



・リーダーシップ

-システムの成功を確実にするために卜ップのリ一ダシップに関する責任の導入



・環境の保護

-汚染の予防に加え,持続可能な資源の利用、気候変動、生物多様性などへの対応拡大



・環境パフォ一マンス

-システムの継続的改善から、パフォ一マンスの継続的改善へのシフト



・ライフサイクル思考

-EMSによる管理と影響の範囲をライフサイクル全体に拡大



・コミュニケ一ション

-環境コミュニケ一ション戦略の確立と実施



・ドキュメンテーション

-クラウドベースシステムなどIT技術革新を反映した『文書化した情報』概念の組込み



スーザン"ブリックスさんはJS014001改正WG(作業委員会)主査で、米国のテクストロンシステムズ社の環境・安全・事業継続部長です。

かなり柔軟な思考をされる方のようです。



私の方で思い切って意訳をすれば、汚染の予防だけでなく、持続可能な資源の利用、気候変動、生物多様性を確実に考慮した環境保護を組織の戦略展開の中にしっかり組み込む。



それをトップマネジメントが、リーダーシップを確実に果たすことで確実なパフォーマンスを確保する。



そのためには、ライフサイクル思考がポイントであり、環境コミュニケーションの取り方が大切になる。



文書についてもクラウドシステムをはじめとして、IT技術革新がものすごい勢いで進んでいることを考えて、ITを活かした、あるいはITを前提にした「文書化」の取り組みを重視する。



以上でしょうか。

ここから出てくること、またブログします。(^o^)/
 



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2010年12月23日

最近ですが、「環境ISOがマンネリ化しているがどうしたらよい?」という質問を受けました。


それで8月に川崎ゼロエミッション工業団地協同組合』で講演をしたときの内容でお答えしました。


「もっと効果的な環境ISOの進め方〜1社1社がもっとよくなるために環境ISOを使いこなす」という内容です。


その中で特に強調したのは、


「拡がりのある環境ISO でメタボ要素を放逐・・・」というところ。


業務の有効性を図るには、拡がりのある環境ISO が必要になります。

コア部分にISO14001 の趣旨である「環境負荷の低減と汚染の予防、ムダはぶき」、周辺部分に「業務の有効性」をはかる仕組みを作ります。


それで「業務の効率性と有効性」を図るマネジメントシステムが出来上がります。

従業員満足も必要。業務のスムーズな運営、効率化、そして役立つ仕事をするためには、業務を遂行する人の意識が大切です。


詳しくは当事務所のHPに当日のレジュメをPDFで載せています。ご覧ください。


「もっと効果的な環境ISOの進め方〜1社1 社がもっとよくなるために環境ISOを使いこなす」

http://www.iso-hiramatsu.jp/documents/seminar220909r.pdf


環境ISOをうまく使っていない組織が多いですね。参考にしてください。(^o^)


 


 


 


 


 


 


 


 


 



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プロフィール

平松 徹
株式会社ソフィア
代表取締役

<主なサービス>
社会保険労務士として
・就業規則作成
・助成金申請支援

行政書士として
・建設業の許可申請
・建設業の経営事項審査
・相続に関する手続き業務

経営コンサルタントとして
・ISO認証取得支援
・Pマーク認証取得支援
・Gマーク認証取得支援

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