学ぶ

15 juillet 2017

センス・オブ・ワンダー

福岡伸一さんが新聞のコラムに書かれていました。

驚きを感じる心「センス・オブ・ワンダー」。
自然に対して驚き、感じることの素晴らしさについて。

・・・心臓の鼓動がセミしぐれの声に、吐いた白い息が冷たい空気の中に、
あふれた涙がにじんだ夕日に溶けていくことを感じる心が
センス・オブ・ワンダーである。  ー新聞記事の抜粋ー

祖母が亡くなってからというもの
私は白髪になることもしわくちゃになることも
死んでいくのも怖くなくなった。
とても素敵な老婆であり人間だった私の祖母。
私も自然に歳とっていきたい。
そして彼女のように、いつまでも好奇心をなくさない人でありたい。
そう思っている。

慌ただしい毎日のなかで、
犬のために散歩する時間をつくる。
するとその間は散歩しかできないから、
やるべきことをあきらめて、感性を解放する。
毎日通る道や公園でも、毎日発見がある。
いつも違うのはなぜ?
それはすべてが昨日とは違うから。
天気も風もさえずっている鳥の種類も、
湿度も陽の長さも私の歩幅も犬の歩幅も。
毎日がちがう。
そんなとき、公園にいる私と犬は
どんどんどんどん、宇宙の広がりに吸い込まれていくようで、
いや、拡張してくようで、
時の流れや物質の動きを体全体で感じているようになるのだ。

料理をするために野菜や肉、魚を触っている時も
ときどき、急に感覚が鋭くなることがある。
素材の匂い、香り、みずみずしさから始まって
切った時の感覚、美しさ、細胞の叫び(みたいなもの)とかとか・・・
熱を加えたり、その加減での変化や味の想像、
調味料を加えるタイミングやその効果などなど。
そんなときは、いつにも増して(笑)美味しい料理が出来上がる。

「センス・オブ・ワンダー」
この言葉を握っている限り、きっと私は
一人になっても寂しくなく生き抜いていけるような気がしてきた・・・。




isogaifuki at 01:25|PermalinkComments(0)

3 juin 2009

生きるとは分子の流れ・・・

昨日、気持ちよく飲み過ぎたせいか、
本日はやらねばならぬ勉強に手が着かない。

そんなときは
自分からやる気がでるように
再び、その学ぶべき物に興味を持つ事が必要です。

福岡伸一著 「動的平衡」を読みました。

新聞やら、私の愛読している雑誌に紹介がしてあって
ちょっと興味があった。
いや、凄く興味があった。
ので
アマゾンさんにお願いして家まで本を届けてもらいました。

全く、本当に私の思うところや
疑問に感じていたところを
すっきり納得させてくれた本です。
素晴らしい!!

もともと、
子ども時代は
「自分は動物とある程度気持ちが通じ合う」
と考えていた夢見る少女、
中学、高校と生物学の神秘に興奮していた人です。
現在、
改めて自分の食生活と生き方をみなおして
学び始めたのも
生物関連のこと。
私が兼ねてから感じていた事柄が
読みやすい文体できちっとまとめてあって、
本当に感動したし、学ぶ意欲も湧いてきました。
内容も決して難しい事満載ではなく、
わかりやすく、一冊、あっと言う間に読めてしまうほど
面白い本でした。

さ、ということで
ちょっとやるべき事をやるかな。

なんせ、一日に2度も更新しちゃって、ははは。
すごい!!

isogaifuki at 18:03|PermalinkComments(0)

15 avril 2008

フランス語の勉強

本日より、ちょっとだけブログの形式変えました。
よろしくです。

ひょんなことから
フランス人に日本語を教える事になりました。

「あなた、フランス語できたでしょ?!」
なんて言われて決まった話。

私がフランスで勉強していたのはもう10年前のこと。

焦るなぁ。

で、
頭の中にあるはすの(あって欲しい)フランス語を
蘇らせる努力が続く毎日です。はは。

Au revoir!!

なんとかなるっしょ!!

isogaifuki at 09:35|PermalinkComments(3)