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 第42回いそご文化資源発掘隊の活動は、神社ソムリエの小沢朗さんを迎えての座学でした。タイトルは「まち歩きが楽しくなる神社の話 へえ〜、そうだったのか、村の鎮守様」。
 お話は、なぜ神社があるのか? なぜ祭りをするのか? など素朴な疑問に答えていくことから始まりました。

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 興味深かったお話は、神社の向き。たいていは南から東の間の方向を向いて建てられるそうです。磯子区内にある神社のうち、大岡川周辺の神社がなぜ左岸に集中しているのか、その謎が解明されました。

☆第42回文化資源発掘隊配付資料 (1)

 区内を流れる大岡川の左岸は東〜南側が低くなっています。つまり、こちら方面が開けているということです。逆に右岸は東〜南側の方が標高が高くなっています。

 神社は東〜南側を向かなければならないのですから、右岸に建てると正面が高台になり、見た目も配置も妙なことになってしまいます。
 左岸なら、神社の正面がだんだん低くなり、風景も開けてくるので立地的には好ましい状況になるわけです。

 磯子区内を流れる大岡川の左岸に神社が並んでいるのは、そんな理由があったのでした。

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 これは会場で回覧された写真で、上は鶴岡八幡宮神楽殿と輪蔵(りんぞう)が一緒に写っています。輪蔵というのは仏教の寺院内等に設けられる経蔵のこと。
 下の写真は鶴岡八幡宮本殿楼門と仏教施設の六角堂。
 江戸時代までは神仏習合をしていたため、このような景観が普通に見られたそうです。明治時代になって神仏分離が行われると、神社から仏教的要素が取り除かれていきますが、それでもどこかに名残があったりするようです。

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 今回の講座には小さなお子さんを連れたママさんも参加していました。2時間超のお話でしたが、ぐずることもなくおとなしくしていたのには感心♪
 そのご褒美に、杉田劇場館長のピアノ伴奏で「村の鎮守」と「ドレミの歌」を合唱して終わりました。
 次回はお囃子付きの講座なんていうのもいいかもね。