無農薬だと何が違うのか?生き物で見える化してます!
ワタクシはカップラーメンもこよなく愛する人間です。
よって、科学肥料や農薬、保存料などが単純に「悪」とは考えておりません。
ましてや当蔵で毎年使用する酒米全量を「有機農法」のみで作るとなると、除草をはじめ、膨大な人手と時間が発生し、米の価格(昨今は尚更ですね)を始め、非現実的なことは十二分に承知しております。
しかし、そんなワタクシも、科学肥料や農薬を使用せずに育てた米の美味しさ、そして醸造した酒の素晴らしさも十二分に知っているため、そんな米作り、そして酒造りをはじめたいと、今から約15年前より、笠間は上郷地区の「いこまらいすせんたあ(現:穂垂ル里山農場)」さんと、無化学肥料による酒米造りを開始しました。
そして、それは「酒米田んぼオーナー制度」として、田植え、生き物調査、稲刈り、酒蔵見学…と、毎年たくさんのみなさんと一緒に酒米造りをしております。
そんな中、私たちの「酒米田んぼオーナー制度」の最大の特徴と言っても過言でないのが、今年は昨日、6月22日に開催された「生き物調査」です。
「生き物調査」は無農薬、無化学肥料の田んぼは一体何が違うのか?を、その田んぼに生息する生き物の種類により見える化しようという試みです。
そこで私たちは田んぼの生物を研究者であります林 鷹央先生を召喚…
タガメなどの薬に弱い生物群Aグループは3点
その次のBグループは2点
比較的薬に強い生物Cグループは1点
そして江戸時代にいなかった外来種はマイナス1点
と、グループ分けし、完全な無科学肥料、無農薬だった
江戸時代の田んぼにいた生き物が全部戻ったら100点
というレギュレーションを設け鑑定を行なっています。
現代の化学肥料や農薬を使用した田んぼの点数はだいたい「5〜15点」だそうです。
私たちの田んぼもはじめは「20点」くらいでした…
しかし、15年近く無化学肥料栽培を続けた結果…
ここ数年の点数は約「80点」っ!
本当に素晴らしい結果が出ていますっ!
また、有機栽培を数年続けた同じ笠間市内の田んぼでも、20点という結果もあったそうです。
これは米を有機栽培する際の弱点として「水の使い回し」や、平地や市街地など生物の隠れ場所が少ないなどの要素も考えられることから、三方を自然豊かな山に囲まれ、山からの沢水で米を作れる上郷地区の環境に感謝っ!
そしてなにより大変な作業をこなしながら、田んぼを管理してくれております生駒さんに感謝しなければなりませんねっ!
それから「環境」と言えば、かの「ヨセミテ自然公園」では、人間が狼を殺してしまい、生物のバランスが崩れ、山や川までが荒廃し始めたので、動物学者が数頭の狼を公園に戻したところ、その後数年で美しい公園が戻りつつある…
と、いう話を聞いた私たちは、無農薬、無科学肥料の田んぼが増えることで、私たちの愛する笠間の里山の風景・環境が維持されることも願いながら「酒米田んぼオーナー制度」を続けております。
と、言うことで
磯蔵酒造の「酒米田んぼオーナー制度」は
「田舎でどろんこになろう!」
「食の安全とは何か考えよう!」
「旨い酒を飲もう!」
だけでなく
「日本の原風景を留めよう」
というのも大きなテーマでございます。
そしてなにより、作業が終わった後の飯の旨さったらもうっ!
昨今の開発、発展、経済、消費等々にちょっと?を感じている貴方…
子供達の食卓に選択できる未来を残したい貴方…
ぜひ、私たちの「酒米田んぼオーナー制度」に参加しませんか?
オーナーは随時募集中ですっ!
よって、科学肥料や農薬、保存料などが単純に「悪」とは考えておりません。
ましてや当蔵で毎年使用する酒米全量を「有機農法」のみで作るとなると、除草をはじめ、膨大な人手と時間が発生し、米の価格(昨今は尚更ですね)を始め、非現実的なことは十二分に承知しております。
しかし、そんなワタクシも、科学肥料や農薬を使用せずに育てた米の美味しさ、そして醸造した酒の素晴らしさも十二分に知っているため、そんな米作り、そして酒造りをはじめたいと、今から約15年前より、笠間は上郷地区の「いこまらいすせんたあ(現:穂垂ル里山農場)」さんと、無化学肥料による酒米造りを開始しました。
そして、それは「酒米田んぼオーナー制度」として、田植え、生き物調査、稲刈り、酒蔵見学…と、毎年たくさんのみなさんと一緒に酒米造りをしております。
そんな中、私たちの「酒米田んぼオーナー制度」の最大の特徴と言っても過言でないのが、今年は昨日、6月22日に開催された「生き物調査」です。
「生き物調査」は無農薬、無化学肥料の田んぼは一体何が違うのか?を、その田んぼに生息する生き物の種類により見える化しようという試みです。
そこで私たちは田んぼの生物を研究者であります林 鷹央先生を召喚…
タガメなどの薬に弱い生物群Aグループは3点
その次のBグループは2点
比較的薬に強い生物Cグループは1点
そして江戸時代にいなかった外来種はマイナス1点
と、グループ分けし、完全な無科学肥料、無農薬だった
江戸時代の田んぼにいた生き物が全部戻ったら100点
というレギュレーションを設け鑑定を行なっています。
現代の化学肥料や農薬を使用した田んぼの点数はだいたい「5〜15点」だそうです。
私たちの田んぼもはじめは「20点」くらいでした…
しかし、15年近く無化学肥料栽培を続けた結果…
ここ数年の点数は約「80点」っ!
本当に素晴らしい結果が出ていますっ!
また、有機栽培を数年続けた同じ笠間市内の田んぼでも、20点という結果もあったそうです。
これは米を有機栽培する際の弱点として「水の使い回し」や、平地や市街地など生物の隠れ場所が少ないなどの要素も考えられることから、三方を自然豊かな山に囲まれ、山からの沢水で米を作れる上郷地区の環境に感謝っ!
そしてなにより大変な作業をこなしながら、田んぼを管理してくれております生駒さんに感謝しなければなりませんねっ!
(左から林先生、生駒さん、蔵主)
それから「環境」と言えば、かの「ヨセミテ自然公園」では、人間が狼を殺してしまい、生物のバランスが崩れ、山や川までが荒廃し始めたので、動物学者が数頭の狼を公園に戻したところ、その後数年で美しい公園が戻りつつある…
と、いう話を聞いた私たちは、無農薬、無科学肥料の田んぼが増えることで、私たちの愛する笠間の里山の風景・環境が維持されることも願いながら「酒米田んぼオーナー制度」を続けております。
と、言うことで
磯蔵酒造の「酒米田んぼオーナー制度」は
「田舎でどろんこになろう!」
「食の安全とは何か考えよう!」
「旨い酒を飲もう!」
だけでなく
「日本の原風景を留めよう」
というのも大きなテーマでございます。
そしてなにより、作業が終わった後の飯の旨さったらもうっ!
(今回は水無しのトマトで作った絶品!夏野カレー)
昨今の開発、発展、経済、消費等々にちょっと?を感じている貴方…
子供達の食卓に選択できる未来を残したい貴方…
ぜひ、私たちの「酒米田んぼオーナー制度」に参加しませんか?
オーナーは随時募集中ですっ!