刈り取り終了!地元の水と米で仕込んだ酒を地元に飲んでいただけるのが本物の地酒
昨日をもちまして、今期の全ての酒米の収穫が終了いたしました。
本年も「ひたち錦」をはじめ「五百万石」「山田錦」「日本晴」、そして試験的に使用しております「愛山」や「吟のさと」、それから今年は「虹のきらめき」を地元笠間を中心とした、顔の見える関係で日々意見を交わしながら、時には喧々諤々やることで「目指す旨さ」を共有できる茨城の農家さんたちに作っていただきました
(年内出荷の搾りたて生大吟醸に使用する早稲の「五百万石」は富山のなんと農協の皆さんに作っていただいております)。
地元産の酒米を主力として四半世紀、25年以上の月日が経ちました…が、その間の農家さんたちのご協力により、多少の気候変動があっても、安定して高品質の酒米を作っていただけます環境に心より感謝を申し上げます(山間部が多いためイノシシの被害だけは大きな問題として残っておりますが…)。
地元の酒米を作り始めた当初は20代だった若輩蔵主の「地元の水と米で仕込んだ酒を地元の皆さんに飲んでいただけるのが本物の地酒」という、生意気で無責任な「夢」にも関わらず「よし、それじゃあまずは酒米作ってみっか?」と、協力、当時はまだ「ひたち錦」という名称もついてなかった種籾を徐々に増やすことから地元産酒米作りを始めてくれました。

そんな、当時60代だった言い出しっぺの農家さん達…
しかし若造も今では50歳を超えたように、農家さん達も当然その分は歳をとられる訳で…
引退されたり…そして残念ながら本年はお亡くなりになられた方も…
無事稲刈りを終えた今日、その25年の日々を思い返すと、なにかこうずいぶん遠くへ来たと感じるとともに、それはあっ!っと言う間だったようにも感じますね。
日本酒は米を醸す醸造酒。
良い米あってはじめて良い酒が造れます。
農家さんの高齢化や温暖化、そして米の価格問題などなど、問題が山積みな「地酒」の原料米ではありますが、先に天国に移住された先輩方に「若造め、結局は、投げ出したか?」と笑われないよう…
長年掲げてまいりました「地元の水と米で仕込んだ酒を地元の皆さんに飲んでいただけるのが本物の地酒」をこれからも粉骨砕身踏ん張って醸してまいりたいと誓った令和7年の秋でございました。
本年も「ひたち錦」をはじめ「五百万石」「山田錦」「日本晴」、そして試験的に使用しております「愛山」や「吟のさと」、それから今年は「虹のきらめき」を地元笠間を中心とした、顔の見える関係で日々意見を交わしながら、時には喧々諤々やることで「目指す旨さ」を共有できる茨城の農家さんたちに作っていただきました
(年内出荷の搾りたて生大吟醸に使用する早稲の「五百万石」は富山のなんと農協の皆さんに作っていただいております)。
地元産の酒米を主力として四半世紀、25年以上の月日が経ちました…が、その間の農家さんたちのご協力により、多少の気候変動があっても、安定して高品質の酒米を作っていただけます環境に心より感謝を申し上げます(山間部が多いためイノシシの被害だけは大きな問題として残っておりますが…)。
地元の酒米を作り始めた当初は20代だった若輩蔵主の「地元の水と米で仕込んだ酒を地元の皆さんに飲んでいただけるのが本物の地酒」という、生意気で無責任な「夢」にも関わらず「よし、それじゃあまずは酒米作ってみっか?」と、協力、当時はまだ「ひたち錦」という名称もついてなかった種籾を徐々に増やすことから地元産酒米作りを始めてくれました。

そんな、当時60代だった言い出しっぺの農家さん達…
しかし若造も今では50歳を超えたように、農家さん達も当然その分は歳をとられる訳で…
引退されたり…そして残念ながら本年はお亡くなりになられた方も…
(言い出しっぺの一人 故 小里敏郎氏)
無事稲刈りを終えた今日、その25年の日々を思い返すと、なにかこうずいぶん遠くへ来たと感じるとともに、それはあっ!っと言う間だったようにも感じますね。
日本酒は米を醸す醸造酒。
良い米あってはじめて良い酒が造れます。
農家さんの高齢化や温暖化、そして米の価格問題などなど、問題が山積みな「地酒」の原料米ではありますが、先に天国に移住された先輩方に「若造め、結局は、投げ出したか?」と笑われないよう…
長年掲げてまいりました「地元の水と米で仕込んだ酒を地元の皆さんに飲んでいただけるのが本物の地酒」をこれからも粉骨砕身踏ん張って醸してまいりたいと誓った令和7年の秋でございました。
磯蔵酒造 蔵主 磯 貴太












