窖は完全撤収いたしました!

先日の浅草は「日本酒文化専門店 窖(あなぐら)」の閉店に伴い
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その4階にありました「磯蔵酒造東京事務所」も
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昨日を持ちまして閉鎖、無事引っ越しも終わりまして
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その後、少し開花し始めた夜桜の並ぶ隅田川を歩いた
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浅草の老舗の名店「ちんや」さんで
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「窖スタッフ慰労会」を開催いたしました。
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これにて、東日本大震災の時に「東北と茨城の酒を飲もう」と
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誰も気にかけてくれなかった茨城の酒を「ちんや」の住吉社長をはじめ
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浅草の飲食店さん達が応援してくれた「復興支援イベント」に始まり
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「花やしき」で数年間開催しました「いばらき地酒まつり」
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そして「日本酒文化専門店 窖」の出店と
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12年間続いてまいりました磯蔵酒造の浅草での業務は
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一旦、完全撤収となりました。
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浅草の呑み仲間に始まり、飲食店や周辺で商売される皆さん、一緒に頑張ってくれた従業員のみんな、そして何より浅草に足をお運びいただきました呑んべえの皆さんに心より感謝を申し上げます。
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「窖 最後の夜」にも言いましたが、また必ずや浅草で何か楽しいことをしたいと考えておりますので、その際は、どうかよろしくお願いを申し上げます。
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2016年より6年間、本当にありがとうございましたっ!

令和4年 春
日本酒文化専門店 窖 主宰
磯蔵酒造 蔵主 磯 貴太
窖 従業員一同





  

カテゴリー:直売処「窖 あなぐら」│投稿:2023年03月17日 14:18

あの日から12回目の3月11日

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毎年この日が来るといろいろな事を、思い出し、強く思う
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あの日「日常」があっという間に無くなる事を知り
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生きて酒が呑める今日…こんなに嬉しい事はない
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いろいろあるが、今日も目が覚めれば大丈夫
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そして仕事が、帰れる街や家が、守るべき家族や仲間がある
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そんな何気なくも有難い「日常」に感謝しながら
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死ぬまでは必至に楽しく生きようと
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今年も、忘れないようにと、強く思う
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令和4年 3月11日 磯蔵酒造 蔵主 磯 貴太
  
カテゴリー:蔵主│投稿:2023年03月11日 05:43

窖はあと三日で埋め戻します

玄関狛犬両方
思い起こせば随分前だったような気がしますが、まだ、10年ちょっと前、あの震災をきっかけに浅草の皆さんと酒を酌み交わすようになったのがきっかけですね。
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当時はまだまだアルコールの匂い漂う浅草の地を、日々梯子酒しているうちにご縁をいただいた「炉端焼 たぬき」さんの店舗。
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富士山の溶岩で作られた洞窟のような店内は、妖しく、そして圧巻で、一目惚れした私は閉店されることを耳にし、ぜひ引き継ぎたいと手を挙げました。
陶器棚正面
運よく引き継がせていただけることになった暁、ヨーロッパや中国では古くから酒を洞窟に貯蔵する文化があることから、まさに世界基準の日本酒の貯蔵庫にすることを決意
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そして当蔵の酒、そして日本酒文化を、あまり取引先のなかった東京は勿論、それこそ世界中から浅草を訪れる外国人の皆様に、当蔵のスタッフが直接伝えていこうと考えました。
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そして、外国語ができなくとも「こだわりでなく味」「SAKE don't think. Feel!=酒は考えるな!感じろ!」等をテーマに、とにかく試飲していただき、流行りのスペックやストーリーではなく「酒の味のみで勝負しよう!」と開業しました「日本酒文化専門店 窖(あなぐら)」でした。
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しかしながら開業2年で「新型コロナウイルス」が流行となり浅草からは「呑んべえ」と「外国人」がすっかり消え去ってしまい「長く厳しい新コロの冬」が訪れて3年、外国人観光客こそ戻りつつあるものの、呑んべえの私達にとっては全くの別の街になったと言っても過言ではない浅草に、私は「日本酒文化専門店 窖(あなぐら)」の移転を決意いたしました。
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移転先につきましては「より深く、より濃い個性の伝達」をテーマに、酒蔵敷地内の大正時代の米蔵や道具蔵を改装、名称新たに「日本酒文化長屋 磯蔵」として、この春、4月に開業を予定しております。
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残念ながら、浅草での営業は、本日を含め、あと三日となってしましました。最終日にはワタクシ、磯も店頭に立たせていただく予定です。
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そして、31日の夜には友人のシンガーソングライター「JabBee」に唄って頂きながらのクロージングパーティー「窖 最後のうたげ」も開催する予定です。夕方18時ごろから、入場は無料にて開催予定ですので、ぜひお時間がありましたらお出かけください。
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この約6年間、浅草は窖の運営に際しまして、ご縁をいただいた浅草の皆さん、運営に携わってくれたみんな、そして何より、窖にお立ち寄りいただきましたたくさんの呑んべえの皆様に心より御礼を申し上げます。
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本当にありがとうございました。
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そして、吹けば飛ぶよな酒蔵ではございますが、今後とも、磯蔵酒造「稲里」を、どうかよろしくお願い申し上げます。

日本酒文化専門店 窖
主宰 磯蔵酒造 蔵主 磯 貴太
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Sake culture specialty store ANAGURA will be closed

ISOKURA Sake Brewery's Tokyo direct sales shop "Sake Culture Specialty Store ANAGURA" will be closed at the end of January 2023.
After that, we will move to the premises of ISOKURA Sake Brewery in Kasama City, Ibaraki Prefecture and restart as “Sake Culture Nagaya ISOKURA”.

It's been five and a half years since ANAGURA opened in 2017, and it was tough days due to the new coronavirus.
However, visitors from all over the world were able to enjoy sake culture, such as sake, tableware and miscellaneous goods.
It was a very meaningful and valuable experience.

The people of Asakusa who gave me a lot of connections.
The people who cooperated in the construction and operation of ANAGURA.
The people at the restaurant that did the deal.
And above all, the many drinkers who visited the ANAGURA.
I would like to express my sincere gratitude to many people.
Thank you very much.

Sake Culture Specialty Store ANAGURA
2-2-1 Asakusa, Taito Ward, Tokyo
ISOKURA Sake Brewery 
Owner Takahiro Iso
Manager Miwa Inamura
All employees
  
カテゴリー:直売処「窖 あなぐら」│投稿:2023年01月29日 05:56