蔵主の家呑み日記「キャンプ道具」

コロナウイルスの影響で夜間活動を自粛(気味?)しているので夜が暇…
それなら「普段は出来ないことをしよう!」と、流行りの「家呑み」をしながら日記を書いてみることにいたします。

記念すべき初日となる今夜は、音楽を聴いて一杯やりながら、キャンプ道具の手入れをすることにいたしましょう。
(実は、夜に撮った写真は暗いのと、酔っ払ってるので構図がひどく、何がなんだかわかりにくいので、昼間に改めて撮り直しました。)

呑む酒は「稲里 純米 日本晴」
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それを常温で…
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かけるレコードは…そうですねえ…なんとなくアウトドアな雰囲気漂う「ライ・クーダー」さんの名盤「紫の峡谷」にします。
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確かこのアルバムはワタクシと同い年、1972年生まれだったような…
(間違ってたらごめんなさい)
あっ!誰ですか?「バーボンのほうが合うだろ」って言ったのは?

さて、小学4年製の時にボーイスカウトに入隊して以来(地元稲田にはカブスカウトがなかったため10才から入隊できた)、約40年近く毎年キャンプに出かけているワタクシ。
しかし、最近は家族とか友人とかと大人数で、しかもカヌーを積んでいくので、テント背負って山に登ったり(もう体力的にも無理ですね)、バイクでソロキャンプ…いや、野営と言ったほうがしっくりきますかねえ…は、しばらくご無沙汰でしたねえ…

そこで、まずは、一人旅用の道具を引っ張り出しましたので、手入れをしながら、皆さんにご紹介させていただこうではありませんか!
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(テント以外は全てこのトランクに押し込みます)

それでは、ワタクシの一人野営に必需品な15品を、実際に野営地に行ったつもりで、設営順にご紹介していきましょう!

一人旅道具その1 テント

野営地に行ったらまず、雨が降ってきてもいいように「テント」を張ります。
ここ20年くらい、小学生の頃から憧れていた「モス」と言うメーカーの「アウトランド」と言う、ポール3本で自立するシンプルな一人用テントを愛用しています。
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この「モス」と言うメーカーのテントは古くなると、塗ってある撥水剤が酷い匂い(例えるなら銀杏?)になるので、いったん重曹で撥水剤を落とし、新たに「ポロンT」と言う撥水剤を塗ったり、手間暇かけた分、愛着があります。

一人旅道具その2 寝袋

次に、酔っ払ったらいつでも寝れるよう「寝袋を広げてテントの中に放り投げます。 
寝袋は、薄手のシンプルな、とにかく、しまい寸法の小さいものを使ってます。
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(枡はサイズ比較用です)


これで、設営終了、焚火の準備です。

ワタクシの野営で重要なのは、何お置いても焚火です。
焚火を弄ることを肴に、夜中まで酒を呑むのです。


一人旅道具その3 焚火台

そんな「焚火」ですが、最近は地面で直に焚火をすることが許される場所が減ってしまったので、所謂 「焚火台」が必要となります。
ワタクシがここ数年気に入って使用している焚火台はこれです。
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気に入ってる点はデザインがシンプルなことと、しまい寸法が小さいこと、そして値段が安いことです。
3、4千円だったかな?

実はこれ、2代目なのですが、何度も使用していると、この上の金網が劣化して穴だらけになるので、金網だけ、1000円くらいで別売りしてくれると嬉しいのですが…
いかがですかね?メーカーさん。


さて、これで焚火をするのですが、と、なると大事なのが薪割りですね。
炭じゃダメですよ、薪でなければいけません。
薪を割りながら焚火するのが重要なのですね。

一人旅道具その4 鉈

なので、次に必要になってくるのが「鉈」です。
斧ではダメです。鉈です。ワタクシ、鉈が好きなのです。
あまりに好きすぎて、物心ついた頃から家にあった…多分、5、60年以上前に作られたであろう鉈の把手を鹿の角に付け替えたりしてまで使用しています。
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ホントは富山県の「泊鉈」と言う鉈が欲しいのです。泊鉈にはこれまたいろんな物語があるのです(鉈が好きな方はネット検索して見てください きっと欲しくなりますよ…)が、ちょっと変な方向になりそうなので、話を戻し…

一人旅道具その5 三脚

焚火にはもう一つ不可欠な道具があります。
そう、「三脚」ですね。
せっかく火を起こすのですから、それで湯を沸かしたり飯を炊いたりするには三脚が必須なのですね。
三脚もたくさんの種類が売られていますが、ワタクシの場合、その辺にある木の棒を3本拾ってきて、このパンダ顔のキーホルダーに刺すと…
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あらあら不思議!あっという間に三脚の出来上がり(写真が無くてすみません)…なのですが、昨今のキャンプ地にはそれなりのサイズの木の枝が落ちてない…管理が行き届きすぎな場所が多いので…で、愛用品しているのはバラしてコンパクトになる3本次の鉄(アルミ?)製のものです。
愛用の焚火台に合せると、ちょっと背が低すぎるので、2セット買って4本次にして、背を高くして使用しています。
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さあ、それでは、まずは湯でも沸かしてお茶でも入れますか?
カップラーメン?
え?燗酒?(そりゃまだ早い?)

一人旅道具その6 ヤカン

それでは「ヤカン」が必要ですねえ…と、言うわけでお気に入りのヤカンをぶら下げます。
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このヤカン、本来はパーコレーターと言って、美味しいコーヒーをいれるための道具なのです。
しかし、内部を取り出せばヤカンは勿論、時には鍋の代わりにもなるのです。
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また、横の把手を火バサミで持ち上げれば、三脚から外さずお湯が注げるところも便利です。
サイズ的にコーヒー9杯、カップラーメン3杯くらいのお湯が沸かせますが、願わくば、この3分の2位の大きさだと(しまい寸法的にも)、一人旅にも使い勝手が良いと思うのですが…
しかし、デザイン、質感、気に入っているので、当面は買い換えることはないでしょう。

さて、お湯が沸いたら…次はツマミを作ります。

と、言っても、ワタクシは野営では料理はあまりしません。
食材もあらかじめ買っていくと言うことはほとんどなく、全て現地調達です。
可能であればなるべくその土地ならではの酒の肴を探すのです。

よって、必要になるのは、切るものとまな板くらいでしょうか?
なので「ナイフ」と「平らな板」を使用します。

一人旅道具その7 ナイフ

「ナイフ」は子供の頃から憧れていた「ランドール」と言うメーカーの年代物で、東京に家出してたとき、渋谷の駅前にあった専門店で買いました。
当時でも4〜5万円くらいした気がします(当時のワタクシには清水の舞台から飛び降りる覚悟)。
本来はハンティングの際に小動物や鳥、魚なんかを捌くためのものの様ですが、ワタクシはもっぱら包丁がわりに使用してますね。
持ち手がスタッグ(鹿の角)になっていて、これを真似して鉈も鹿の角にしたわけですね。
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一人旅道具その8 まな板

「まな板」は、子供とアウトドアショップに行った際に見つけたなんてことないやつですが、フライパンのように握れる把手が、テーブルが無い野営には片手で運べて便利(皿の代わりにも!)なとこが気に入っています。
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一人旅道具その9 食器

で、できたツマミは缶詰なんかと一緒に、これまた40年くらい使っている「アルミの食器」で食べます。
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これは入れ子式になっており、お椀二つと皿2枚になります。
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傷と凹みで使う頻度がわかります。
小さい碗は一度上に座ってしまいボコボコになりましたが、裏から押して直し今でも現役です。
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一人旅道具その10 食卓用品

で、食べるのにもう一つ重要なのが「箸とフォーク、スプーン、ナイフ」等です。
割箸をその都度捨てるのがちょっと気になるので、それらの携帯セットを愛用しています。
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そしてこれ、フォークとスプーンも40年位の愛用品です。
なんと!ボーイスカウトのマーク入りですね。
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ナイフと箸は一度無くしてしまったので、新品を買い足しました。
いまだに同じものが売っていることにビックリですねえ。

さあ、これで一通りの準備ができました。
後は夕日を眺めながら酒を…

と、なるのですが、夜の帳が下りる前に準備しておかなければならないのが「灯り」ですね。

「灯り」は、ガソリン、灯油、ガス、電池、最近じゃソーラーなんてのもあるようですが、ワタクシ的に大事なのは「本物の火」であることと「明るすぎない」ことですかね。
やはり主役は酒ですから、明る過ぎては酒がうま…
いえいえ、そうじゃありません!
やはり主役は「焚火」ですから、灯りも出来るだけ焚火を尊重します。
「灯り」は、調理台や通路などの常時明るくしておきたいところに置くために使用するので、焚火を凌いでしまうような明るさは必要ありません。

一人旅道具その11 ランタン

そこで登場するのが「ランタン」ですが、ワタクシには日清のカップヌードルサイズにしまうことができるこちらで十分ですね。
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また、このランタンは通常のカセットガスが燃料で、しかも蓋を広げてガスボンベの下に差し込むと、そのままランタンとなる優れものなのです。
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(あっ!ガスが無い)

この通常のカセットガスが使用できるところがミソで、アウトドアショップに行かなくても旅先のスーパーやコンビニで買えるし、なんと言っても、使って余ったガスは、家で鍋でもやる時に使えるので、ガスが無駄にならないとこがとっても気に入っています。
しかし、先日予備の部品を注文したら「終売で部品は取り寄せられない」との事。
いい製品なのになんでだろうな?

さて、夜もふけてくると酒呑みにつきものなのがトイレです。

その辺で立ちション…できる所はそうそうない昨今、「テントを張るのはトイレからなるべく遠くに…」と設営してしまうので、野営地の暗闇の中、トイレまでの長い道のりに必須なのは懐中電灯ですね。

一人旅道具その12 懐中電灯

ワタクシは昔流行ったこちらを長年愛用しております。
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よく、しまい忘れたり、置き忘れたりするので、最近はテント内用と携帯用と2つ持っていきます。
片方は流行りのLED仕様(お尻にボタン)に改造してあります。
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LEDは明るいですが、光が白っぽいので、以前の電球仕様の方が雰囲気があって好きですかね。

その後は…
酔っ払って…
夜食(カップ麺)を食べて…

〜おやすみなさい〜




翌朝、起きたら、いの一番に焚火を…おこしません。

だいたい酔っ払って寝落ちするたため、片付けず、夜露に濡れた道具、そして炭や薪で、手間暇かけて火を起こすのも良いのですが、早く朝飯にありつきたいワタクシは、ここは携帯コンロの出番です。
焚火が消えた夜中にカップ麺用のお湯を沸かす時にも重宝しますしね。

一人旅道具その13 コンロ

ワタクシは「コンロ」もランタン同様、その辺で売ってるカセットガスが使えて、なるべく小さくしまえるものを選びます。
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これは3代目になります。
2代目は、より小さかったのですが、それゆえに安定感がなく、よくお湯をこぼしていたので、最近は広げることで安定感が出るこちらを愛用しています。
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一人旅道具その14 敷布 と
一人旅道具その15 雨具

さあ、以上の13点に「グラウンドシート」14(軍用銀色シート)と「雨具」15(ポンチョまたはバイク用のレインスーツ)を足した15点が、ワタクシが一人で行く野営に必要な最低限の道具です!
が、これにここ数年、仲間入りした道具が一つあります。

一人旅道具その他 防水袋

こちらです。
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「防水バッグ」です。
携帯電話を水から守ってくれる袋です。
カヌーに乗る時用にかったのですが、野営地は勿論、ロックフェスやバイクで走ってる時等、不意な雨でびしょぬれになっても、これがあれば安心です。

と、言うことで、今回は一人で野営に行く時の必需品をご紹介いたしました。

次回は家族でキャンプに行く時の必需品をご紹介…

いたしません!

やり始めてしまったので、頑張って最後まで書きましたが、音楽を聴きながら…酒を呑みながら…手入れをしながら…パソコンで文章書くのは思ったより大変ですな。

と、言うことで、最初で最後の「蔵主の家呑み日記」楽しんでいただけたでしょうか?

えっ?あんまり?

そうだよねえ…  

カテゴリー:家呑み日記│投稿:2020年05月19日 21:57

蔵主の家呑み日記 第2話「ぐい呑み」

前回、コロナウイルスの影響で呑みに行けず、暇な夜間に「それなら普段は出来ないことをしよう!」と、始めました、呑みながら…音楽を聴きながら…作業しながら…書く「蔵主の家呑み日記」。

先日書きました、記念すべき第1話は、幼少より好きでよく行っているキャンプの道具、中でも「一人旅の道具」を、ご紹介させていただきましたが、思いのほか、ハードな作業により初回であえなく終了を決意したのでございました…

が、しかしっ!
これまた思いのほかたくさんの方々からの反響、そしてサイトへのアクセス(?)をいただきまして、また「もう少し続けて見たらどうか?」等のお声も少なからず頂戴しましたので、不定期では有りますが、今少し、日記を書いてみることにいたしました(ガンバリマスゾ!)。

と、言うことで、再出発となります「蔵主の家呑み日記 第2話」は

「ぐい呑み」

をご紹介させていただきます。

何を隠そう!当蔵にはたくさんの酒器

さて、地元笠間が焼物の産地と言うこと、そして酒蔵と言うこともありますが、ウチの両親が陶芸家さん達と日夜宴会を繰り返し開催し、その都度作家さん達から呑み代替わりに頂いたりしたもの等々、ぐい呑み等、数えれば2、300個はあるのでは無いでしょうか?
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そんな環境に生まれ育ったせいか、ワタクシも酒器が大好きで、そのうち、計らずも「酒器の形の違いによる味の変化」や「日本と西洋の酒器の違い」などを掘り下げて勉強する結果になりました。
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なので、数年前には「街をランキング付するテレビ番組」が取材に来て「笠間焼のぐい呑みを研究している人として取材したいので、お持ちのぐい呑みを全て広間に並べてその真ん中でぐい呑みについて話して下さい」と半日かけて300個近いぐい呑みを並べ、これまた半日かけて「ぐい呑みの蘊蓄」を良い気になって長々と話させていただいたのですが…
実際放送で使用されたのは
「笠間焼でカンパ〜イ!」
と言う…

たった2、3秒…のみでした。

あぁ、なんたることだ!

蔵主の家呑み日記 第2話「ぐい呑み」

まぁ、そのような感じで、当蔵には、昔からあるもの・いただいたもの・好きで購入したもの・等々…たくさんのぐい呑みがあるのですが、今回、ご紹介するのは、その中でも「よく使うぐい呑み」です。

年代モノ、貴重なモノ、珍しいモノ、高価なモノ、等もあるのはあるのですが、今回は、食器棚の一番前の方、一番上の方にあったもの…
それは、よく使っているもの…
それは、使いやすい…
それは、気に入っている…
それは、酒が旨い…
のであろう…
と、言うことで、それらのぐい呑みから、今夜は20個を紹介致します。

しかし!まずは、そう!これを忘れてはいけません。
今夜、呑んでる酒ですね。

今夜の家呑み酒

今夜はこれ!
山
「稲里 純米」
当蔵基準、伝統の最もスタンダードな味わいはひやでも燗でも楽しめますが、今夜も「ひや(常温)」ですね。
そして、今夜は「ぐい呑み」特集ですから、片口を使わず、少し大きめのぐい呑み(そもそもぐい呑みとはお猪口に比べ少し大きめの酒杯を指すようですが…)に、四合瓶から直接注いでやりましょう。
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今夜のBGM

で、BGMはこちらにします。
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なんで「越路吹雪」かと言うと…
この間の晩、笠間のお世話になっているお店の姐さんが、とても上手にカラオケで「越路吹雪」を歌っていたからなのです。
その曲は、ワタクシもよくお世話になった…笠間の夜の生き字引のようだった…スゴク恐くてとっても優しい笠間の妖怪とも言うべき…その姐さんの実のお母さんが、生前よく歌っていた歌でして…
そんなお母さんを彷彿させる素晴らしい歌いっぷりだったので、お母さんを思い出し、随分と感激したからなのでした。

そう言えば、ウチの母親の幼なじみで、ワタクシも随分とお世話になった、水戸は夜の大工町では妖怪級だった、これまた恐くて優しい「Bママ」も、ピアノにもたれながら、よく「越路吹雪」を歌っていたなあ…

※酒場伝説:妖怪級のママさんは越路吹雪を歌う!

それでは、お待たせいたしました!
当蔵で「よく使うぐい呑み」のご紹介です

よく使うぐい呑み No.1

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子供の頃からあった気がする「杯」。常温、燗、冷酒、何にでもよく使ってますね。サイズが絶妙なのかな?

よく使うぐい呑み No.2

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結露してくると色気が増すので、キーンと冷えた冷酒に使います。

よく使うぐい呑み No.3

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これも随分と昔からあります。写真では見えにくいですが、独楽の柄がめでたい感じですね。

よく使うぐい呑み No.4

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冷酒で使うことが多いですが、実はぬる目の燗酒が旨いです。

よく使うぐい呑み No.5

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これはもうお祝いの宴でしょうね。メデタイ!

よく使うぐい呑み No.6

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竹藪は涼しいです。なので冷酒ですね。

よく使うぐい呑み No.7

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こういった感じは、結構万能で使い勝手がいいです。

よく使うぐい呑み No.8

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ぽってり可愛いです。少し厚手なので熱燗や冷酒に良いですが、ワタクシは器も冷やして冷酒に使います。

よく使うぐい呑み No.9

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ウチには珍しい「しゅっ!」っとした形。冷酒に使いがちですが、小振りなので、かしこまった席でのお燗で使いたい!

よく使うぐい呑み No.10

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真夏の冷酒に。もう、器も氷水でキーンと冷やしちゃいます。

よく使うぐい呑み No.11

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これも使い勝手がよく登場回数が多いです。何にでもそこそこ似合うのです。

よく使うぐい呑み No.12

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ちょっと大振りです。ほとんど常温で使いますね。氷を浮かべるのにも良いですね。多分、あまり気を使いたく無い時に使います。

よく使うぐい呑み No.13

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お揃いの徳利があるので、燗酒をガンガン呑みたい時に使います。

よく使うぐい呑み No.14

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写真ではわかりにくいですが、かなり大振りです。なので注ぎ合うのが面倒臭い時や、まさに今回のような一人呑みに適します。後、花見とか野外にも持って行きました。

よく使うぐい呑み No.15

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お客さんに冷酒を出します。洗練すぎてて自分では使いにくいかな。

よく使うぐい呑み No.16

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氷を浮かべてロックで呑むのにちょうど良い大きさです。

よく使うぐい呑み No.17

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平杯は、純米、燗で…と、言う方もいますが、布目の陶器の杯には常温〜冷酒の方が合うような気がします。

よく使うぐい呑み No.18

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で、こちらも冷酒が良さそうな色目の平杯ですが、こちらは、意外に燗酒で使用することが多いですね。小振りだからでしょうね。

よく使うぐい呑み No.19

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こちらも小振りなので燗酒で使います。絵付けは当蔵の酒のラベルでお馴染みの「幸 義明」氏。直筆です。

よく使うぐい呑み No.20

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最後は今夜使っております、友人の作家さんがワタクシ用に作ってくれた酒杯です。
えっ?どこが違うのかって?
ここです!
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まさに一点モノっ!(まあ、磯さん以外はいらないだろうしねえ…)
こう言うものを頂くのは本当に嬉しいですよね。
酒も旨くなるってもんですよ。

と、言うことで、復活しました「蔵主の家呑み日記 第2話 ぐい呑み」。
皆様、如何だったでしょうか?
今回は技法、作陶方法、作家名などは、敢えて書きませんでした。

えっ?文章打ち込むのが面倒だからだろうって?

いえいえ、器も酒とおんなじ!

「考えるなっ!感じろっ!」

(ブルース・リー氏の名言ですね)

でしょうからねえ…

それでは、おやすみなさい…
  
カテゴリー:家呑み日記│投稿:2020年05月22日 21:47

蔵主の家呑み日記 第3話「楽器」

さあ、一度は投げ出したくせに、好評につき、気を良くして調子に乗ってまいりました「蔵主の家呑み日記」。

3話目となる今夜は「ウチにある楽器」を手入れしながらご紹介しましょう!

小学生の頃に近所の先輩のエレキギターにより楽器に興味をもったワタクシは、それ以来30年以上、楽器、特にギターを弄るのが日課となっております。
因みにちゃんと習ったことはないので、全て自己流の雰囲気重視ですね(言い訳)。
そんな30年間には、欲しくて購入したモノ、いただいたモノ、借りっぱなしのモノ、いつの間にかウチにあるモノ、貸しっぱなしのモノ、金がなくて売ってしまったモノ等々…いろいろありましたねえ。
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それでは、現在、ウチにある楽器を、手に入れた順番に手入れをしながら(うまいこと言う)日記を書こうではありませんか。

まずは、そんな楽器のお手入れをしながら呑む酒は〜こちらっ!

今夜の家呑み酒

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呑ん兵衛の大定番!

「稲里 辛口」!

楽器の手入れが忙しいので、今夜もひや酒(常温のこと)です!

今夜のBGM

そして楽器と酒の組み合わせに似合うBGMといえばこちら!
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酔いどれ詩人「トム・ウェイツ」さんの初期のライヴアルバム「Nighthawks at the Diner 」で、まさに酒場で呑んでる気分にさせてくれる名盤です。
「Nighthawk」とは所謂「娼婦」さんを意味し、日本版のタイトルも「娼婦たちの晩餐」と言うのですが…
直訳すれば「Night-Hawk」=「夜の鷹」。
日本でも、江戸時代、夜、道端で客をとる娼婦さんを「夜鷹」と呼んだとの事…
これは、日米「偶然の一致」なのでしょうかねえ?

蔵主の家呑み日記 第3話 「ウチのある楽器」

さて、最初のギターは、小学6年生の時。
・父親が、何故かワタクシが音楽に興味を持つことに抵抗があって(その後の結果を見れば分からなくもない)、なかなかギターを買わせなかった事をかわいそうに思ったのか、近所の陶芸家さんがくれたフォークギターでした(友人に貸しっぱなし)。
・そして、中学生の時、エレキギターやエレキベースを買いたがるワタクシをなだめるように、買ってきたのも、やっぱりフォークギターでした(今は息子が弾いています)。

しかし「エレキ」をあきらめないワタクシは高校志望校入学を条件に買ってもらった人生初のエレキギターがこちら

ウチにある楽器 No.1

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「フェンダー・ストラトキャスター」
待望のエレキギターです。
パンクが好きな当時の私が、すでに「ヘンドリックス」や「クラプトン」にも影響されていたのかどうかは定かではありませんが…多分、初めてのエレキなんで、ピックアップとかアームなんかが沢山付いてるのが良かったんだと思います。

ウチにある楽器 No.2

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「フェンダー・テレキャスター」
高校生の時にオソノさんにお借りして以来、早、30年。
大好きな蔵酒…おっと間違えた…クラッシュのジョー・ストラマーさんに時々なりたくて、借りっぱなしです。

10代 その他の楽器

・ベースにも興味があり、まずは中学時代の友人オオワダ君からエレキベースを借ります。このベースは今も現役で、息子が高校時代に弾いた後、今は友人の息子(高校生)が弾いてます。あ、オオワダ君からの借りモンですけどね(笑)
・人生初の舶来もの高級ギター「GIBSON」は学校をサボって建築現場でバイトして買った「SG」でした。その時の感動は忘れられませんが、後に東京時代、お金に困って手放しました。
・高校卒業間近になると、とうとうコントラバス(所謂ウッドベース/ダブルベース…でっかいバイオリンですな)を母親に借金して購入しました。高額でしたが「これを弾いて生きていこう!」と、高校卒業後、音楽で生きていくために家出し上京したのです。気に入っていた楽器ですが、帰郷後、倒して破壊してしまいました。

ウチにある楽器 No.3

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「グレッチ・カントリージェントルマン(1963)」
上京した時にハマっていた「ポーグス」に影響され、また「マノネグラ」に感化されて始めたバンドで使うために買った、初めてのビンテージギター。
ローンを組む事を知らない10代のワタクシにはあまりにも高価だったため、実は代金の半分をお付き合いしていた女性に借金して現金で買いました。
買った時はあまりの嬉しさに毎晩これを弾きながら「家呑み」してました。
しかし、その後、ギターに詳しくなるにつれ、欠点(コンディソンの悪さ)にも気づき始め、出番が減っていきましたが、現在、楽器の主治医のおかげで、製造されて60年近く、ウチに来て30年な今日も、気持ちよく弾けています。

東京時代 その他の楽器

・ベースを真剣に学ぼうと決意し「ちゃんとした楽器を買おう」と「ワーウィック」と言う最新鋭のメーカーの高級ベースを人生初の「ローン」で購入しました。しかし、この楽器は、実家に戻った際に「音楽は趣味」と言う決意とともに売却したのです。

ウチにある楽器 No.4

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「タカミネ・エレアコ」
バンド活動を止め、酒蔵に就職したワタクシは「一人でブルースでも弾こう」とこちらを購入。
エレアコでハウらないように作られているためか?予想以上に生音が鳴らず、家で練習していても気持ちよくないので、あまり手にしません。
なので、いつまでたってもブルースギターが上達せず…
しかし、頑丈にできてるので、酒場やアウトドアにて酔って乱暴に弾き語るのに活躍します。
貼ってあるシールは、クラッシュのジョー・ストラマーさんのテレキャスターを真似たものです。

ウチにある楽器 No.5

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「ペペ・ガットギター」
この頃は田舎に帰った事をきっかけにアウトドア熱が再燃、キャンプ等、野外に持って出掛けるために小さな子供用?トラベルギター?を購入しました。
小さいですが、スペイン製のちゃんとつくられたもので良い音がします。
現在は、自宅の布団の周り等に常備されており、ソングライティングのお供としても愛用してます。

20代 その他の楽器

帰省して酒蔵に寄生するワタクシは、所謂「独身貴族」と言う身分で、給料は「全てお小遣い」と勘違いし「酒・バイク・音楽」と言う「三種の神器」に投資しまくりでした。
楽器も
・「フェンダー・ストラトキャスター」
・「ギブソン・SG・カスタム(1963?)」
・「ギブソン・レスポール・カスタム(1972)」
・「フェンダー・ベース后1970)」
・「フェンダー・ジャズベース(1972)」
・「フェンダー・ミュージックマスター(1962)」
と、欲望のままに買いまくりました…
が、全て結婚資金になってしまいました。
白いSGカスタムとミュージックマスターは売ったことを後悔しております。

ウチにある楽器 No.6

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「グレッチ・ホワイトペンギン」
まずは結婚記念(笑)という口実で買った怪しいギター。
ペンギンと言うカワイイ名前とは裏腹な、気が狂ってるような白と金の下品なコントラストと、50年代のアメリカを感じる無駄な装飾の多さが妙に気に入ってます。
そして、あちらこちら自分好みに改造もしてあります。

30代 その他の楽器

この後の楽器購入(特にビンテージ)には、何らかの大義名分が必要になりました。
・長女誕生「ギブソン・L5-S(1973)」
・長男誕生「フェンダー・プレシジョン・ベース(1966)」
・次女誕生「フェンダー・ジャズマスター(1962)」
と、購入しましたが、全て結婚10周年記念の家族旅行等になっていきました。
3本ともに手放したことを大変後悔しておりますが、今は価格も高騰してしまい…
欲しくても買えません(哀)。

ウチにある楽器 No.7

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「ヤイリ・エレガット」
そんな中、こっそりと古道具屋で買ったのですが、これが大当たり!
オリジナルの曲を演奏するバンドで出したい音を各種ペダルと組み合わせ、更にはキーボードアンプを使用する事で、ノイズとハウリング、そして壊れたオルガンのような音を出すのです。

ウチにある楽器 No.8

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「オービル・バイ・ギブソン SG」
たまにやる「ダムド」と言うバンドの仮装コピーバンド 「デブド」で使用するため、これまた、こっそりとリサイクルショップで買ってアームを付けました。
あと、Orville by Gibsonと言うロゴがなんか嫌で「稲里」印にしました(笑)。
最も安いギターですが、実は、所有しているエレキギターの中で、最もまともな音がするような気がします…

ウチにある楽器 No.9

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「フェンダー・ジャパン・テレキャスター・シンライン」
茨城に戻って来るハネイシさんの引っ越しを手伝ったときから長年お借りしています…が、ワタクシ好みに改造したら随分カッコヨク、オキニイリニナリマシタ…
ので、いろんな意味で戻したくとも戻せません。
ブルースな音が得意です(と思っています)。
肩がこらない軽さと、アンプを通さず弾いたときのちょっとした箱鳴りが心地よくて、家では割とよく手にします。

ウチにある楽器 No.10

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「フェンダー・プレシジョン・ベース(1979)」
実は、以前に使っていた、白い1966年製(楽器的には格上?)よりも、こっちの方が気に入ってしまったので、1966年製を売却したら…
これともう1本ギターを買ってもおつりがきました(笑)
やはりプレシジョンは白に限りますね。
ポール・シムノンやディー・ディー・ラモーン、そしてシド・ヴィシャスにもなれます。
この楽器はシリアルも、クラッシュのポールさんとすごく近いので、ここそこをポール仕様にしています。

ウチにある楽器 No.11

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「コルスタイン・コントラバス」
ウッドベースはとても高価なので、前に使用していたヤツを壊してからは購入を我慢してました。
しかし、呑み仲間達と「ジプシーなアコースティックバンドをやろう!」と、40才を記念し、頑張って購入。
アメリカのメーカーですが、多分、チェコ?ハンガリー?製なのでは?
詳細はよくわかりませんが、ルックスはとても気に入っています。
音は…生音はともかく、バンドで鳴らす際に使用するピックアップをもう少し好みの音が出るようにしたいのですが、ウッドベースは用品も高くて中々踏み出せません(泣)

ウチにある楽器 No.12

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「ギブソン・ES-150(1953)」
名前が「ISO」に似てる「150」なので(笑)。
ありがたいご縁がありましてとても安く購入させていただきました。
ワタクシの中では、間違いなく「ルックスNo.1!」(2020年現在)ですが、実はロングスケールがとても弾きやすく、ブルースギターが上手くなった気にさせてくれます…

ウチにある楽器 No.13

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「フェンダー・ジャパン・ジャズベース」
久しぶりのコントラバスの練習用にリサイクルショップで購入後、楽器の主治医にフレットを抜いてもらったフレットレス仕様。
ピックガードを外したりしてジャコ・パストリアスっぽくなってますが、実はジャコはあまり聴きません。

ウチにある楽器 No.14

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「ギブソン・EB-1(1954)」
コントラバスを持って行けない環境の場合、雰囲気だけでもウッドベースにするため使います(笑)
ヴァイオリンのようなカワイイ見た目に反し、レゲエが弾きたくなるぶっとい音がします。

ウチにある楽器 No.15

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「ギブソン・ファイアーバード(1967)」
とても下品なミドリメタリックが、とても気に入ってしまいましたが、とても珍しいギターらしく、とても高価だったので、唯一金になりそうな、62年のジャズマスター+αとトレードで手に入れたのですが、いろんな意味でとてもクセが強く、しかもそのルックスがとても似合わない気がして出番がありません…で、現在、売りに出してます(泣)
高価ではありますが、どなたか、いがかですかね?

ウチにある楽器 No.16

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「ギルド・F-30?」
文明の利器により、えいっ!と、酔った勢いでインターネットオークションでの購入でしたが、ほぼ新品で珍しく当たりでした。
で、唯一気に入らなかったペグを雰囲気あるのに替えたら、家で酒を呑みながら爪弾き唄うのに最適、かなり気に入ってます。

さあ、如何だったでしょうか?

興味のない人には、「だから何なの?」だとは思いますが…

楽器と言うものは面白いもので、ギターなんか、基本はアコースティック、エレキ、ギター、ベースそれぞれ1本あれば充分なはずなのですが…
その時聴いてる音楽や影響を受けたバンド等、そしてその楽器の特性や製造された年代等でいろいろと所有したくなってしまう不思議な道具なのですね。

ワタクシも10代に音楽を演奏し始めてから今日までの数十年間、いろんな楽器達が私の元に来たり離れていったり…
中には手放した事を酷く後悔するものも…

ああ、そういえば、書きませんでしたが…
買ったのか?
借りたのか?
もらったのか?
貸したのか?
あげたのか?
売ったのか?
思い出せない…
いや、思い出したくない…
思い出すわけにはいかない…
そんなのもたくさんありましたねえ…

・ギブソン・レスポール・カスタム
・フェンダー・J・テレキャスター・カスタム
・フェンダー・J・テレキャスター
・グレコ・エバリーブラザース
・タカミネ・エレアコ・ライ・クーダー
・ギブソン・B-25
・グレッチ・クリッパー
・ギブソン・J-180
・グレコ・ストラト
・フェルナンデス・リッケンベース

いやあ、キャンプ道具ほどではありませんが、手入れが大変で、一汗かきました。
時間が経つのも、あっ!っと言う間。
その割に酒が減っていませんねえ…
四合くらい?

ともかく、今夜も楽しい晩酌ができました!

それでは、おやすみなさい…  
カテゴリー:家呑み日記│投稿:2020年05月25日 22:54