ThinkPad X61 TabletにUbuntu 12.04 LTS

Ubuntuの最新版がリリースされたので、早速メインマシンにインストールしてみました。12.04は2年に一度のLTS(長期サポート版)で、デスクトップ版のサポート期間が5年となっています。

■インストール
今回はホームフォルダを残してシステムフォルダのみ新規インストールしました。アップデートとパーティションの分割についてはこちら。
 半年に一度のアップデートに備えるディスク・パーティション | LiberOS

インストール手順の詳細は省きますが、こちら等を参考にしてください。
 Ubuntu 12.04 LTS Precise Pangolinのインストールとインストール直後のシステム設定 Ubuntuアプリのいいところ

OSをインストールした状態で、大半のデバイスは正常に機能していました。トラックポイント(中ボタンクリック&スクロール)、ペン入力、Bluetooth、音量ボタン、ファンクションキーの機能割り当て(画面の輝度やロック、画面切り替えなど)、サウンド、LAN、等。

一方で、画面タッチは位置が追従しないタッチパッドのような挙動になっています。タブレットボタン(画面側に付いてるボタン)はタブレットショートカットメニューボタンが画面のロックに、画面ローテーションボタンがタッチパッドの切り替えに設定されてました。

■指紋認証
リポジトリを追加してFingerPrint GUIを導入しました。
$ sudo add-apt-repository ppa:fingerprint/fingerprint-gui
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install fingerprint-gui

■画面の回転
「モニターの設定」から回転させることはできますが、そのままだとペン位置が回転に追従しないので、wacomrotateをダウンロードして導入しました。ただ、NavDialの方向は回転に対応しないようです。11.04用の古いパッケージなのでもしかすると問題が起こるかもしれません。
 Packages in “Useful packages for (wacom) Tablet PCs.” : Tom Jaeger

■ランチャーの設定
Unityの画面左側のランチャーは標準で常時表示になっています。ワイド画面ならこれでも良いのですが、XGAでは画面が窮屈。「システム設定」→「外観」→「Launcherアイコンのサイズ」からアイコンサイズを変更しましょう。ランチャーを自動的に隠すには、「外観」→「挙動」タブから、「Launcherを自動的に隠す」設定をONにします。

しかしこのままだと、表示感度を最高にしてもカーソルをかなり左に押し込まないとランチャーが表示されません。以下の手順で感度を更に細かく設定できます。
・ Ubuntuソフトウェアセンターから「CompizConfig設定マネージャ」をインストール。
・ CompizConfig設定マネージャを起動。
・ 「Ubuntu Unity Plugin」→ 「Experimental」タブ→「Launcher Reveal Pressure」の値を2〜5くらいにするといい感じです。

ただ、従来は設定できた”ウインドウと重なったときだけ隠れる”という挙動は選択できないようです。

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12.04 LTSは11.10のブラッシュアップという感じで、それほど大きな変化はない印象です。Unityもだいぶ成熟してきたのか、11.04や11.10のリリース直後より安定感は増しているようです。不得手だったマルチモニタも一応は使えるレベルになっていました。

今回からの新機能であるHUDはまだうまく使えていません。慣れれば便利かもしれませんが、どうも日本語/英語の切り替えに意識をとられている感覚です。

先日Windows 8も正式に発表され、今年はOS界隈が賑わいそうですね。5年後のLTSサポート終了までにOSを取り巻く環境がどう変化しているのか、興味深いところです。
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