
先日、Anadolu'dan yŭkselen ısırtılar 展に
行ってきました。
日本語訳では、アナトリアから立ち上る輝きとかという意味の展示会です。
イスタンブールの今もっとも話題のスポット、
ガラタポートで開催されました。
現在トルコ中で、トルコ文化の道というイベントが各地で行われており、9月末からはイスタンブールでも開催されました。
その一貫で、ジュエリーの展示会もあったのです。

この展示会は、私が長く師事している師匠と、その弟子によって開催された様子です。

ディヤルバクルを1つのテーマにしています。
アナトリアのディヤルバクルはメソポタミアの地で、その地に残る伝統工芸や、紋様、文化からのインスパイアをテーマに今回それぞれの作家が作品に昇華しました。






師匠は、トルコで言う人間国宝の称号があり、またこの弟子たちも国認定のジュエリーアーティストでもあります。
私たちは、ロストワックスや3DCADではなく
オスマン・トルコから続く鍛造技法で
制作しています。
つまり、地金を作るところから始め、
切って曲げて叩いてくっ付けて、
留めて磨いて、
などのすべての全工程をそれぞれが一貫して
行っています。
残念ながら、私は外国人でトルコ国籍がないので国認定が貰えません。
この認定試験を受けるレベル位はあるので(と師匠が言ってくれました)、皆の作品を見ながら少し羨ましくなりました。
皆、私にとってこの十数年切磋琢磨してきた良い仲間です。
ありがたいことに、私のような外国人でも
他の人と変わらず教えてきてくれた師匠には
感謝してもしきれません。
今は、長女も教えていただいてて
毎回ちょっと怒られながらも頑張っています。
いつか彼女が国認定をもらえる位になったら良いなぁ…と
ほんの少しだけ期待をしています。
もちろん厳しい道ですので、精進あるのみです。

展示された会場は、海が目の前で、
トプカプ宮殿やアヤソフィアも眺められ
眺望も抜群でした。

この辺りは10年前は問屋や金物屋ばかりの寂れた場所でしたが、
再開発をした結果、今トレンドの場所です。

海外からの大型客船も毎週のようにやってくるので、外国人観光客も多いのです。

夜のイスタンブールも美しく、
久しぶりにこうした展示会に行けて
嬉しい一日でした。

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