大いなる 螺旋と咆哮の中で 僕は舞う

LNKS:十人の中に刻まれる物語・・・・・・

">(Act1:wrtten by イースレイ   【 始 動  】




(">Act2:written by ギンジロー  【 激 戦  】




(Act3:written by ユイ 【 運 命 】



(Act4:written by メイファ    【 選 択 】



(Act5:written by コギー 【 決 断 】



(Act6:written by ルナ      【 混 沌 】    



(Act7:written by ハルル 【  鍵   】



(Act8:written by 長月 【 黄 昏 】



(Act8.5:written by にーな【 決 戦 前 夜 】



(Act9:written by にーな【 決 戦 前 半 】


(Act9:written by にーな【 決 戦 後 半 】




〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



Another Story




Another story :written by ユイ

THE PASTDAY : written by メイファ


大いなる螺旋と咆哮の中で僕は舞う【Act7予告編、解説】 : written by ハルル








心はいつでも繋がっている。





いつまでも。







いつまでも・・・・








            


              永遠に・・・・・・







〜 放 棄 された Aフォトン 発電施設 : 大ホール 〜





ハルル「すぐに脱出します!!急いで!!」



ハルルは 必死の形相で  大声で叫んだ。




イース「そうだな・・このままだと、この施設ごと吹き飛んじまうぜ」





ニーナ「そうね、急いで脱出しよう!」





ユイ「走るのは得意じゃないですよぉ〜」







ジロー「はいはい、行くよ!」



皆互いを 認識しあい




ジローはユイを促し、 みんなで   大ホールを後にした。















〜  放棄された  Aフォトン 発電施設 : 中央廊下  〜







先の戦いの影響により、  辺りは炎に包まれている・・・・・









ルナ「うわ!!  





もう炎がこんなところにまで!





このままじゃ爆発物に引火しちゃうよ!」







ルナは慌てた様子で言った。



それほど 火の回りが 速かったのである。






アウク「爆発物 はいろんなところに仕掛けられているみたいね・・・・・」








ユイ「なら逃げるしかないですよぉ〜!」





ユイが 意見に 賛同をかけると




ハルル「そうですね・・爆発物の処理は考えずに、逃げることを最優先とします」







ジロー「・・・」





ジローは左肩を押さえながら必死に痛みをこらえている。









イース「あの傷が痛むのか?」






イースは少し心配そうにジローに話しかけた。










ジロー「あぁ・・・・




まあ大丈夫だ。







逃げるだけならなんとかなるさ。   ・・・・サンキューな!」






ジローは笑顔で答えた。




それは 少し 無理に笑って 皆を安心させるかのようにも 思えた気がした・・・






イース「しかし、にゃんこはいったいどうしちまったんだ・・・」






難しい表情でみんなに語りかけた。






ハルル「【  監視者   】 ・・・と言っていましたね」





アウク「誰かに命令されていたのかな?」






ルナ「ん〜誰なんだろう」








ユイ「はぁはぁ・・・」





ユイはひとり走り疲れている。









ニーナ「なんだろうね・・・まあ、今は逃げることだけ考えようよ!」




ニーナはいつもの明るい調子で言った。









???「  秘密を知ったものを  逃がすわけにはいかないな・・・」




男の声が低く、 前方から聞こえた。






思わず  みんなの足が止まる。




ハルル「誰です!?」




ハルルは驚きながらも、冷静に辺りを確認しながら言った。







前方の煙の中から現れたのは、細身の赤い色をしたキャストだった。







ジロー「  おまえは・・・  」






細身の赤いキャスト  「ほぉ・・・・   まだ生きていたのかお前 」





ユイ「誰なんですかぁ?」



ユイはわけがわからず混乱している。






ルナ「あいつは!!!




GRM研究所でジローを襲ったやつだよ。





たしか名前は・・・マガシ」






ルナは身構えて言った。


額から 冷たい 汗が流れ出る・・・・








マガシ「 覚えてくれていて光栄だ。  


        
           さっきは世話になったねお嬢ちゃん」





マガシは苦笑いしながら言った。




アウク「秘密ってまさか・・・・ナノマシンのことなの?」







マガシ「察しがいいな。



さすが我が同胞だ・・・なら話が早い・・・





おまえたちを



ここから逃がすわけにはいかないんだよ!!!








マガシはいきなり腰の剣を取り、  ゆっくりとこちらに向かってきた。





と思った 瞬間!!  斬撃は アウクを 一閃しようとした!!






ジロー「  くっ・・・・ 」




とっさにジローがダブルセイバーでそれを食い止める。





マガシ「ほぉ・・・少しはましになったのか・・」





ジローはマガシの攻撃を受け止めながらみんなに言った。









ジロー「 みんなは先にここから脱出するんだ!!!





俺はこいつを倒してからすぐ追いかける!  」





イース「  ひとりで大丈夫なのか!? 」






ユイ「ひとりじゃ危ないですよぉ〜」




心配しながらジローに声をかける。






ジロー「爆発まで時間がないんだろ?さぁ!早く!」





ハルル「仕方がありません、みなさん行きますよ!」







ハルルは何かを決心したかのように言った。








マガシ「クク・・誰が逃げていいと言った!」







マガシは攻撃対象をイースレイたちに変えて攻撃を仕掛けてきた。





ジロー「おっと・・・」





その間にジローが割って入る。






ジロー「おまえの相手はこの俺だ!」







マガシ「生意気な小僧だ・・・」




マガシは攻撃対象をジローに戻した。


しかし、 それは 期待を裏切らない ジローに 少し興味さえ感じているようだ。







ジロー「いまだ!行けっ!」



急かすように言った。






イース「絶対来いよ!約束だからな!」





ルナ「来ないとお仕置きだからね」





ユイ「待って入口でますよぉ〜」




アウク「死んじゃだめだよ・・・」




ハルル「また入口で・・」



みんなは急いで入口へ向かった。




炎は勢いを増している・・・。







〜 放棄された Aフォトン発電施設:  入口〜







              同時刻・・・・・・






シンシア「どいつもこいつも・・・・みんナ・・・みんナ











               消シテ・・・」














シンシアの体にはどす黒いオーラが纏わりついている。




空も真っ黒に染まる。





クオレ「なんなの・・・」





クオレはアセルスを抱きかかえながら震えている。







シンシア「  目障りなんだよ・・・ 






          私の邪魔ばかりしやがって・・」






シンシアの瞳は地獄の炎のように赤く染まり、 クオレを睨みつける。








クオレ「  ・・・・  」




クオレは怖くて声が出せなかった。





雅桜「・・・これはまずいな」




シンシアたちから少し離れた場所で雅桜は言った。




ちょちょ「・・・うん」







ラピス「・・・」






長月「・・・」





激しい戦いを終え、ラピス、長月は意識を失っていた。





雅桜「これではまともに戦えないな・・」







ちょちょ「そうですね・・どうしましょう」








雅桜「しかし、あの  女の子 を一人にしてはおけないな」




ちょちょ「  ですね 」




ラピスと長月を安全な場所まで運ぶと、ふたりはクオレの元に歩いていった。





シンシア「 まずは おまエ  からだ・・・」




シンシアはクオレの方を見ながら 小さな声 で言った。






 
      クオレ「・・た・・す・・・・け・・・・」






怯えていて   声がうまく出せないでいる。







シンシア「さよなら・・」


その 眼光は まるで 下位の者を 見定めるかのような眼差しだ




そう言いながら空に手をかざす。






シンシアの体はさらにどす黒さを増し、少し黄色のオーラも帯び始めた。






その瞬間、空から雷がクオレめがけて落ちてくる。







        クオレ「  きゃああああ!!!  




ちょちょ「そうはいかないわよ!」






ちょちょはクオレのまわりにバリアを張った。






そのバリアはシンシアの雷より先にクオレを包む。






シンシア「  っちぃ!       邪魔しやがって!  」





シンシアは怒りながら言った。




ちょちょ「わたしの方が早いですから♪」





ちょちょは得意そうに言い返す。





その隙に雅桜はクオレとアセルスを助け出していた。





雅桜「あんたたちは早く逃げな!   ここは俺たちに任せておけ!! 」






クオレ「で・・・でも・・」








クオレは逃げたい衝動を抑えて、震えながら雅桜たちを気遣う。







雅桜「・・・任せておけ」




雅桜は  力強く  優しく   クオレに声をかけた。





クオレ「・・はい・・お願いします・・」




クオレは アセルスを連れてこの場を急いで離れていった。








シンシア「ふん。





まあいいわ・・どうせみんな消しテやるんだから。順番が狂っただけよ」





ちょちょ「雅桜さん・・






私たちの倒せる相手じゃないよ・・」




ちょちょは自信がなさそうに話しかける。






雅桜「わかっている・・隙を見つけて逃げるんだ・・」






雅桜も承知しているかのように言った。







ちょちょ「・・わかったわ」







シンシア「何をこそこそやっているの!こないのならこちらからいくわよ!」




シンシアはまた空に手をかざした。






体に黄色いオーラを帯び始める。






ちょちょ「くるよ・・・」







雅桜「ああ・・・」




空は黒さを増してきた・・・。











〜 放棄された  Aフォトン発電施設: 中央廊下  〜








静かな廊下に男がふたり面と向かって話している。






ジロー「あんたの目的はなんなんだ?」




ダブルセイバーを構えながらマガシに言った。






マガシ「目的なんておまえに言う必要はない・・どうせすぐに死ぬんだからな!!」






マガシは一瞬でジローの後ろに回りこむ。







マガシ「終わりだ!」



マガシの剣はジローの背中めがけて振り下ろされる。






そのスピードに反応できなかったジローは、左肩を斬られてしまう。






ジロー「ぐあ・・・」



左肩から  大量の血が流れ出した。





マガシ「なんだ・・勢いは初めだけか・・」






マガシは少し残念そうに言った。








ジロー「はぁはぁ・・・これはさすがにまずいか・・」






ジローの意識は朦朧とし始め、マガシの姿も霞んで見える。








ジロー「こいつは・・やべぇな・・あんたが見えなくなってきた・・」








マガシ「すぐ楽にしてやるよ・・・」







マガシはジローの前に立ち、剣を振り上げる。



抵抗無くして  それは  振り下ろされた・・・・






ジロー「みんな・・・すまねぇ・・約束は守れそうにない・・」






ジローは力なく言い放った。





マガシ「終わりだ!!!」






マガシは振り上げた剣を勢いよく振り下ろす。





しかし、マガシの剣はジローに命中せず。






地面に 剣が激しく 音をたてる   だけだった!!








マガシ「・・?!!  」





マガシは困惑した様子で振り下ろした先を見つめる。






そこにはいたはずのジローがいなくなっていた。




マガシ「どういうことだ!!」





マガシは状況を把握できていないようだった。







ジロー「ははは・・・おかしいな・・なんであんたがここにいるんだよ・・」












ジローは苦笑いしながら言った。







ジロー「もう俺も終わりだな・・おやじの姿が見えるなんて・・はは・・」










ジローの父「  ガハハ!  俺はここにいるぞ! うん、いるぞ!」





調子の良い大きな声ではっきりとジローに話しかけた。




ジロー「まじかよ・・・  なんで・・・・おやじが・・」






ジローはまだ信じられないでいた。








父「 まあ細かいことは気にするな!  うん、気にすると体によくないぞ!」







マガシ「・・・貴様は何者だ!」





少しの間あっけにとられていたが、事態を把握してジローの父に問いただした。






父「だから俺はジローの父である!!ガハハ!」





相変わらず調子良く答える。





マガシ「そんなことは聞いていない!!





・・・まあいい。貴様も死んでもらうぞ!」






いっきに父との距離をつめる。






マガシ「終わりだ!!!」











勢いよく剣を振り下ろすが、それは父の腕に当たって弾き返される。







マガシ「  な!!なんだと!?





         なぜ斬れないんだ!?」





マガシは動揺を隠せないでいる。






父 「  ガ ハ ハ !    修行が足りないんじゃないのか!




         ガ ハ ハ ! 」









ジロー「おやじの体は・・・げほげほ。





鋼のように硬く、あらゆるものを弾き返す・・たとえ弾丸でもな 」






思わず   笑みさえこぼれた。




父「ガハハ!よくわかってる!さすが我が息子!」





父は得意そうに言った。









父「  息子が世話になったようだな!    お礼をしなければな!」





今度は  父 が マガシ との距離をつめる。








ジローの父「      はぁぁぁ!! せいやぁーーーーー!  」


何の 武器も 必要としない  その屈強な 強靭な 肉体は



既に  己自身が  武器と化していた。








突進力、 瞬発力は   マガシを  凌駕する!!!







父の正拳突きが マガシの腹に 深々と突き刺さる!!!







その  正拳は  マガシを  貫くほどの   正確無慈悲な 一撃だった・・・







マガシ「・・く!!こんなやつに・・」





マガシはその場に崩れ落ちた。








マガシ「親子愛・・・見せてもらった・・。






これならこの世界もまだ捨てたもんじゃないな・・・親子愛・・・万歳・・」












マガシは力尽きた。








ジロー「なんだよ・・・強いじゃないか・・俺よりも・・」






ジローは安心した表情で言った。





しかし、 呼吸は 少し荒い。







父はジローの腕に目を向けると何かを発見した。








父「・・・ジロー・・その時計・・・まだ付けていたんだな」





ジロー「  当たり前だろ。 お袋の形見   手放せるわけないじゃないか」




父「・・・そうだな」




少し 顔が 昔を 思い出すかのように 緩む





ジロー「お袋は死んじまったけど、心はいつも俺の中にいる。俺はそう信じている」







父「成長したな・・・よし!家帰るぞ!」






父は倒れているジローを肩車すると、急いで出口へ向かった。







ジローは少し恥ずかしそうだった。












〜 放棄された Aフォトン 発電施設: 入口 〜







辺りはいつもより静かだった。













ニーナ「もう・・遅いよ!」





ニーナは一番に到着していた。





イース「はぁはぁ・・・やっとついたぜ」







息を切らせながらイースが言った。





ユイ「う〜ん、疲れたぁ・・」






ユイはもっと疲れているようだ。





ルナ「もう走れないよ〜」





アウク「まったく・・・だめね♪」





アウクはまったく疲れた表情を見せていない。







ハルル「 みなさん無事ですね 」




みんなの無事を確認すると、安心した表情を見せた。






イース「  ジローのやつ 大丈夫なのか・・・」






心配そうに言うと、みんなの表情が曇り始めた。







         「 きゃあああああ!! 」










         「 ぐおぉぉぉぉぉ!! 」




突然ふたつの悲鳴が聞こえてきた。




イース「なんだ!? どうしたんだ!?」




イースは驚きながらも、急いで声のする場所へ向かった。











みんなも後を追っていく。






シンシア「・・・・相手にならないわね」








辺りには落雷のあとがたくさん残っている。






雅桜「く・・これほどとは・・」






ちょちょ「つよい・・」






ふたりは落雷を受けたのか、体が黒こげになっていた。







イース「これはいったい・・・」





イースは驚きを隠せない。   現状を理解しようと必死になっていた。






シンシア「またザコが増えたのね・・まあいいわ」







ハルル「 あなたは・・・シンシア・・・」






シンシア「  よくご存知ですね  」



シンシアは嘲笑しながらハルルに答える。





イース「これもおまえの仕業なのか!」






シンシア「だったらどうだっていうの?」




イース「 おまえのせいで エフェは・・・」





拳に力が入り、イースは話を続けた。




イース「もう人が死ぬのは御免だ・・・・






俺は守りたい、すべての人を・・・







もう誰も死なせはしない!!!





         俺は、みんなを守ってみせる!」







シンシア「 ふ・・・ふは・・・・ふはははは!!



おもしろい! 守ってみなさい!









            すべてをね!!  」














To be continued?   



                



                 next.....始まりの螺旋・・・・