大いなる 螺旋と咆哮の中で 僕は舞う

LNKS:十人の中に刻まれる物語・・・・・・

(Act1:wrtten by イースレイ   【 始 動  】



(Act2:written by ギンジロー  【 激 戦  】



(Act3:written by ユイ 【 運 命 】


(Act4:written by メイファ    【 選 択 】


(Act5:written by コギー 【 決 断 】


(Act6:written by ルナ      【 混 沌 】    

(Act7:written by ハルル 【  鍵   】

(Act8:written by 長月 【 黄 昏 】

(Act8.5:written by にーな【 決 戦 前 夜 】



(Act9:written by にーな【 決 戦 前 半 】

(Act9:written by にーな【 決 戦 後 半 】



(act10:written by ジロー【 螺 旋 】

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Another Story




Another story :written by ユイ
THE PASTDAY : written by メイファ


大いなる螺旋と咆哮の中で僕は舞う【Act7予告編、解説】 : written by ハルル










前回までの   あらすじ・・・・・・・









僕たちは     





真実という 名の元に  何も生み出せないでいた・・・・・











いつも  真実は 変わろうとしない








真実というのは   忘れたころに やってくる。







僕たちは  夢だと 思っている  そんな  夢は





夢で終わってしまっているのだろうか・・・










ただ   そこから  振りかえようとも しないまま


















もし   僕が  そこで 何かに 気づき  




振り返れば・・・・





もしかしたら・・・・・








                         あったかもしれない。









          本当の 強さという モノが・・・


【 放棄された Aフォトン 発電施設: 入口 】




今にも 崩れ落ちそうな   その 建物は  何とか形を維持していたが、




そう長く持ちそうになさそうだ。


その 中で








          互いの  意思が 交差する






感情が  思い 思いに  流れ出る






怒り、  悲しみ    そして      痛み・・・・





たった 一人の  女性に 対して 何人もの ガーディアンズが その  勢いに





飲み込まれ   そして  深く、  深く その 彼女の 闇に飲み込まれてしまいそうな





そんな 深い闇を  感じるのだ。






「   イースレイ。  貴様の 守るものは何だ・・・  守れるものはなんだ?





もし、それが 守れなかったらどうする? 





既に 貴様の 大切なモノはお前の 手から 滑り落ちてしまったということを 




忘れてしまったのか?



可愛そうな エフェ・・・・・あぁ・・・  なんという 悲しい話だ・・  」







問いかけるような  その 言葉一つ 一つは 





シンシアの 感情が 深く、深く イースレイにささやいてくる。





イース「   違う!!  違うんだ・・・ 僕は・・・僕は・・・  


エフェ・・・・  僕は、 どうすれば・・・  」




イースレイは  決して消えない 傷が そこにはあった。




そう、  彼の 心の奥に 住みつく  傷・・・




彼自身   自分との  戦いだったのかもしれない。



その 僅かな、  油断も決して 許さない シンシアは  





シンシア「  あぁ・・・ 可愛そうな イースレイ   




今すぐ   楽に してあげるわ・・・・  」





そう 呟くと、   そっと 指先を イースレイの 方向に向けると





暗雲込める そこから  一筋の 




落雷を    落とす!!!







それを かわそうとする 意思さえ感じられない  イースレイ





彼の 眼からは 生気が まるで 無いかのようにも 思えた・・・・・







ニーナ「  イーーーース!!!!  」






ニーナの 悲鳴とも 思える 叫び声は   イースレイの 耳にも 入っていなかった。










そして・・・・・・











何の  躊躇もなく   彼の    全身を 焦がす!!!












イース「  ぼ・・・・・・ぼく・・・・は・・・  」





その 呟くような言葉に  何か  伝えようとした 意思が 見えた。




しかし。






彼の 肉体は   ひどく     回復魔法の 治療では  精神力が追いてきそうになかった・・・















ハルル「  イーさん!!     なんて事を!!  





                 許さない! 」
 




ハルルの 怒りが 肉体に 反応を 起こす・・・




全身に 力が 溢れ、 そして 呼吸が 鼓動する!!







手に 握られた  セイバーを 投げ捨て、  腰に収められていた  二本のダガー



これを 抜き取ると  再び 強く握りしめ、  シンシアを 睨みつける!!








シンシア「   あぁ・・・  忘れていたわ。こんな 


ところで 女神に出会えるなんて なんて光栄なのかしら。 」




急に礼儀正しく   軽くお辞儀をする シンシア。



その 行動は  少し 不自然にも みえたのだが・・・





シンシア「 戦慄の女神・・・   もとい、 幻影のハルル。


実際こんな 形で戦えるのは  他にはないのかしらねぇ!!! 」







振り上げあられた   片手杖から  青色に染まる。





シンシア「   氷結の 精霊よ・・・   」




次の  瞬間!!





 シンシアの 周りに 幾つもの   氷の 氷柱のような 鋭い針が出来上がる!!








ルナ「  くっ!!  詠唱も 僅かなのに、これだけの 生成が出来るなんて!!」






ルナが 驚くのも無理はない。



普通の 魔法には いつくかの  言霊が必要なのだ。



それを 僅かな言霊と時間で  


これだけの  数は そう呼び出せるものではなかったからである。   






ハルル「  大丈夫。   私に任せてください!  」






歯を 軽く食いしばると、  シンシア目掛けて  一直線に 向かう!






シンシア「   あら? 随分単調ね、  なら 私も遠慮なく・・・行かせてもらう!!」






空気中に 出来上がった氷柱は   ハルル目掛けて一直線に 突き進む!!!








アウク「   ハルルさん!!   避けて!! 」






アウクの  言葉が 届いていなかったのか。 それは 無常にも  ハルルに!!














突き刺さる!!     



幾つモノ   鋭い  氷柱は   ハルルを  貫く!!






ハルル「   っ!!!   」




シンシア「    ・・・・  変ね・・・・  」




疑問さえ 覚えるのも無理はなかった。






その  瞬間 確かに 貫いたはずの ハルルの 体が 【  ゆがみ 】始める! 





ハルル「 言ったでしょう。  貴方を 許さないと 」





その ハルルの ダガーは  既に  シンシアの  首筋に  当てられていた!






シンシア「  ・・・・ あら?   こうなると 解っててそんな 台詞はいてるの?


この 私にね!!  」







ハルル「   な、 なんで・・・・確かに・・・・避けた・・・はず・・・ 」







それは 確かに 避けていた はずだった。。





はずだった に 過ぎず、  その 鋭い氷柱は    ハルルを 後ろから 追尾していた。





シンシア「  所詮  ガーディアンズね。 


動きが解りやすくって、 とても素直なの。 ありがとね  」






ハルルに 刺さった 氷柱は 心臓の 上に 刺さっていた。




どうやら  ハルル自身 本能的に 反応したらしい。





ハルル「  ばかな・・・・・    私の幻影を 見破るなんて・・・・ 」






肩に手を当てて  その場に膝をつく 。




ニーナ「  あああああぁぁぁーーーーー!!!  」



赤いその 姿に  赤い瞳。



燃えさかる 施設全体が  彼女の  意思で 動いているかのようにも思える。





シンシア「    ちっ・・・・   」




再び 襲い掛かる 彼女に    杖を 地面に置いて   唱える




シンシア「  弾けろ・・・・ 大地よ  」








シンシアが  その言葉を 発した途端、  ニーナの下の 地面が 盛り上がり






そして  崩れていくかのように    ニーナの 足止めを する!!





ニーナ「    あああああ!!      シンシアーーー !!  」






彼女の瞳からは  怒りがこみ上げえていた。





シンシア「  ふふ・・・  貴方のその怒り もっと増幅させなさい・・・



私の 力になるわ・・・  」





その 言葉は  何かを 得ているかのような 気がした。







ユイ「   ルナさん!!  ハルルさん、イーさんの 治療に専念してください!!




アウクさんと  私が行きます!!  」



状況の 混乱を 防ごうと   ユイが 今まで 黙っていた 口を開く!




ルナ「 もう 既にやってるわ!!   ハルルさんは何とかなるけど 




イースは・・・・  お願い!! 」




祈るようにして、 回復魔法を 維持し 唱え続ける。



彼女の  生命力を  注ぎこんで・・・・・  








雅桜「   ちっ・・・・・  体が 思うように うごかねぇ・・・・  」




体の 回復を 待っていた 雅桜と ちょちょ



ちょちょ「  雅桜さん、 残念ですが 私たちには もう 戦う力は ありません・・・


きっと 今の 私たちが 出来るのは  こうして 見守る以外何もできないかもしれません・・・




それに、 かえって戦いに 参戦すれば  邪魔になるでしょう 」




冷静に 今の 状況を 把握し始める   ちょちょ。




それは 自分の 不甲斐なさを  悔やむかのように 下唇から血が 流れていた・・・




雅桜「 ちょちょ・・・・・ あぁ。    まぁ もう一つ 手段はあるけどな・・・」



雅桜から  不適な 笑みさえ 見てたのは・・・・





ちょちょ「  が、  雅桜さん・・・  それは だめです!!


いくら 貴方でも  さすがに! 」




雅桜「  ま、 それは  万が一だよ  ちょちょ  



今の俺には  これしか出来ねえからな!! 」




その 場から 重い体を 動かす 雅桜。



戦うにしても  もう  無理な体に 鞭を 打っているしかに 見えない。





ちょちょ「  やめてください!!  貴方が・・・貴方が いなくなってしまったら


私は、どうしたら・・・  」





不安。   そんな  彼女に  何か よぎるモノがある。



そして 彼女は  雅桜を・・・・







雅桜「   ごめん・・・  これは、 誰かが 止めないと いけない事なんだ



何より  任務の実行は 間違いなく こなす!!  忘れるな 」




彼の 視線は   再び今   戦っている シンシアと  アウク、ユイに向けられる。







ちょちょ「 ・・・・ はい。    」



その 一言だけだった。








彼女の 眼からは 涙が 今にも こぼれ落ちそうなのを  必死にこらえて・・・









戦況は  明らかに   不利だった。









解ってた。






シンシアという 人物を 見て。 もう  解ってたんだ。





私は この 人に勝てないって。




なのに 今 戦ってる。





体が 動く。










ギン。    










私、  まだ 








      貴方のためにも          死 ね な い ! !










ユイ「   うあああぁぁーーーー!!!   」




ダブルセイバーを   左右に 振り回し、  シンシアを  翻弄する!!







アウク「    くらえぇーーーー!!!  」






二丁拳銃が  シンシアを  追う!!     銃口は 熱く そして 



撃ち尽くす   そんな 勢いで   狙撃する!!








シンシア「  ちぃ!!   邪魔な やつらだね!!  」





それを  フォトンの 薄い膜のような 物で 銃弾を弾き   




ダブルセイバーの 剣撃を  たやすく   片手で  振り払う!!








ユイ「  貴方は!!    今まで何人の者の 命を 奪ったと 思ってるの!!






絶対に  負けられない!! 」





悲しさか?  それとも  悔しさなのか?






 ユイの 瞳から  涙が 溢れる。






アウク「   命の 重み・・・・    それを・・・・・





 思いしるがいいわ!!  」




二つの  拳銃は   弾が切れ




両手を おもむろに  前に つき出し叫ぶ!!






アウク「   SUV転送!!   ユイ!! 」





ユイに 合図を 出すと  それに 反応して  シンシアから  少し離れる!






ユイ「    解ってるわ!!   





開け天空の門よ





契約の下・・・ 七つの星、その力・・・・・・  」








シンシア「   しまっ!!!    」






ユイに 気を とられていた  シンシア   アウクの ほうに 眼を向けたのが 




遅かった!!










アウク 「  データ完了・・・・・・  いけぇぇぇぇぇーーーーーー!!!  」





自分の 体より  数倍大きい 物が アウクの  体にセットされる





そして  その 機械の銃口が 少し唸ると  シンシアめがけ  一直線に




発射される!!










ユイ「    開放せよ!!!    天 空 七 転 星 !!  」





七つの   光が   シンシアに  降り注ぐ!!









アウクのSUVと  ユイのSUVが    シンシアの  体を 飲み込む!!











互いの力が   一つとなり  普段の 倍の威力の 発揮をしたのだ!!









ただ・・・・











シンシア「   ・・・・・・ 貴様ら・・・・









                殺 ス ! !   」






シンシアの 体と 服は  ズタズタに ひどくなっていた。




確かに  ダメージは あったのだが、   その 力は 衰えるどころか




増すような 気がした!





アウク「  そ、 そんな  」



ユイ「  なんで・・・   」







二人の 全力を かけた 一撃だった・・・



泣き叫ぶ事も、  その場に  座り込むことも 無いまま ただ  立ち尽くしかできない。







シンシア「   大いなる 雷撃の 精霊を 大地を焦がす 天空の 雷神よ




全ての 物を 破壊する 雷雲よ・・・    






        死 ネ ! !      雷  迅 !!  」






一瞬にして 辺りは   深い闇に覆われ、  そして・・・・・








雷の  形を した   神という べきなのか?





それは  唸り声を 上げて   アウク、 ユイに  二人にしかける!!







それは  交わすことが  皆無に 等しいものだった。





あまりにも 巨大、  そして   あまりにも 威圧的なものが 二人の足を




動かすことが 出来なかったのだから。









そして、  何の 猶予もなく   直撃する・・・・・









確かに  直撃したはずだった・・・・・








シンシア「    なんだ・・・と?  」



その 二人に  守るように    一人の  人物が  立ちふさがった。







いや








正確には          身代わりに   なったと言うべきか・・・・









雅桜「   ちっ・・・・・   生きるんだ・・・ 二人とも  





そして・・・  決して 振り向くな・・・





全員 つれて  逃げろ!! 」



全身から  煙が 出ている、 ところどころ から 機械が ショートする音も聞こえる・・・







ユイ「 で、 でも!!  」







雅桜 「  うるせぇ・・・ お前らの そんな 台詞は聞きたくもねぇ・・





今回の 任務は お前らは 【  生還 】 だ。  悪いが任務最優先だ・・」





声に ブレを 感じる。




声帯機能が おかしく なってきているようだ・・・・






アウク「  雅桜・・・・ 貴方って人はいつも・・・・  」





同じ 種族といえ  感情は  ある。







感情という 機能を  無くしたいと 思ったことは  あったけど。







アウクは  その 感情という 機能を  とても必要なものだと 思っている。










それは、   人間という・・・  そう、  生きているというこそ




感情の 一つなのかもしれない・・・









アウク「  ユイ。  皆を 連れて脱出しましょう 」




ユイ「  で、 でも!!  」




アウク「  早 く!!!   」




ユイの 言葉を つぶすかのように  吐き捨てるような 言葉に聞こえた・・・








シンシア「  逃がしはしないわ・・・・・  」





どず黒い  オーラは  シンシアの 体から ゆっくりと  溢れる・・・
 









その時!!











シンシアの 右肩から   激痛が 走る!!



  




シンシア「    がぁぁぁ!!    き、貴様!!  」






それは  深く  肩に 刺さった 斧を握りしめて  渾身の 一撃を こめて



放った  ものだった!!








ニーナ「  させない!!    貴女には!!   」




息が いつも 以上に 荒く、 そして   何か こみ上げてくるようなものがあった。







シンシア「   ぐぅぅ・・・・    邪魔だ!!  」







手を ニーナに かざすと、   青白く 光  何かが ニーナに





衝撃を  与える!!!








ニーナ「    きゃぁぁーーー!!!       ぐっ!   」











そのまま  壁に 直撃するぐらいノ威力だった。








その 声に 反応する。











彼は もう 聞きたくない 声だった・・・・・








もう、 いやだ・・・・





誰かが   傷つくなんて。





誰も・・・・  死なせは しない・・・     







              もう・・・・いやだ!!






 

彼の  眼が覚めるとき!!
















シンシア「  どいつも  こいつモ!!    あああぁぁ!!  」












シンシアの  全身が  黒いオーラに 包まれていく!!




  




しかし!!












雅桜「    おっと。  それだけは させないぜ!!   」







雅桜が  シンシアの 後ろにしがみ つき  何かを 抑えようとする!







シンシア「  くっ!!    死に損ないが!!!   」






ハルル「   はぁはぁ・・・ 皆さん!  急いで!



彼の ために・・・  いや、 雅桜さんの ためにも 生きるのです!




なんとしてでも!! 」







合図を出す ハルル。




その 合図と共に  皆 動きだす。













「  ・・・・・ だめだ・・・   僕は 後からいく・・・




足でまといになる 」





ふらふら の状態で   立ち上がる イースレイ  決して完治したという 


訳ではなさそうだ







ルナ「  だめだよ!!   見捨てるわけには!! 」




ルナが はむかう様に  声を高くして   叫ぶ。




彼女の 思いも皆 同じなのかもしれない。






ハルル「  イーさん・・・・  













 解りました・・・












絶対に・・・・  絶対に  目的地まで 着てください・・・









            絶対に  」






ハルルは  何故このとき  イースレイの 意思を 尊重したのか 解らない。







正直 私自身    何故 そう 感じたかさえ わからない。





でもね。






貴方を 信じてみようと 思ったのかもしれない。




私は 貴方の 眼を    見てしまったからなのか?






それとも 私は・・・・   私は・・・・






ユイ「   ハルルさん!!   ハルルさん!!  どうしたんですか?




急ぎましょう! 」







ハルル「  あ・・・ はい!  全員 急いで!  」


















    倒れているものを 背に乗せ  入り口へ向けて・・・・・











施設の 崩壊は  一刻を 争った。






炎の 侵食は   決して止まることはなく 燃え続ける。





天井は 崩れかけ、  そして  崩壊の序曲は   始まった・・・・









シンシア「     こいつ!!    邪魔ナンだよ!! 」





 しがみつく  その 姿は 決して  がむしゃらではなかった





雅桜の 体事態が   もう




限界が きている・・・・・







その 体の 爆発に 巻き込まれたら・・・・・







雅桜「    俺は  僅かな希望さえも  残す・・・・





貴様には   それを  ゆずらねえ!!!  」









そして









雅桜「  ・・・・・・・・・・    今いく・・・・  」



 



爆発は ごく  小規模 であった。










しかし




それは    密度が高い 爆発だったのかもしれない・・・・








何かを 守ろうとする   意思なのか、  それは 誰にもわからなかった










シンシア「   ぎ・・・・・  ばかナ・・・ 私が、  私がここまで





ココまで   オイコマレルとは・・・・  」




かろうじて、  生命を 維持していた  シンシア 






しかし  立ち上がることは 出来ず、  今にも崩れ落ちそうな




施設から 何とか  脱出を 心見ようとする。








シンシア「  はぁはぁ!!    たすk・・・タスケて・・・・・  」





少し  虚しささえ 感じた。





決して 彼女も  忘れた 訳ではなかった。



ただ、  シンシア自身 それを    自分で 閉じ込めてしまったから・・・











そのとき   彼女の 目の前に  立っていた  人物がいた。
    








シンシア「  お、 お前は!!   はは… 助かった・・・  これで助かるぞ!




見てろ あいつら・・・   今度こそ!     



早く。  早く 医療施設に  向かわないと・・・




はぁはぁ・・・  頼む、 転送装置まで 連れて行ってくれ  」





シンシアの  対処からにして   彼は 仲間のような 感じに 思えた。




同じ組織なのか? それとも・・・








「 哀れだね・・・・・  シンシア、  今 眠らせてあげるよ・・・・  」







シンシア「  ま、 待ってくれ!! まだ 私には することが山ほどあるんだ!




なぁ ジロー!  わたしには まd・・・・・  」






  一突きされた  ダブルセイバーは シンシアの 心臓を  停止させる・・・








ジロー「  悪いな 僕の  監視対象外だ・・・・  」






冷静に  放つその 言葉は まるで  感情さえ ないように感じた・・・






シンシア「  が・・・ がっ・・・・ ちき・・・しょう」





そして  シンシアが その場に   倒れる。





父「  ジ・・・   ジロー・・・・  お前 」










ジロー「 あぁ。 悪いな 親父。    全ては 思い通りだ。 



だけど、 親父まで 巻き込むことは できねぇ・・・・




すまないけど、  そこで しばらくの間 寝ててくれ 」




うっすらと 見せる ジローからの  顔には 何か抱えているような気がした・・・








父「   ばか・・・ 息子が・・・・  」




気を失い その場に   倒れる ジローの父。





ジロー「  ごめん・・・・・  父さん  」










イース「ジロー。   お前は一体 何者なんだよ? 」




その場に まだ 踏みとどまっていた イースレイ。





ジローという 相棒を 見捨てるわけには いかないと 彼はそのために ここに



踏みとどまっていた。









ジロー「  なんだ、 イースか。 あぁ・・・ ちょうど良かった。




まさか お前から そんな 言葉が 出るなんて 思ってなかったからね 」




イースに 話しかけながらも   近づいていくジロー






そして   






イースレイを  思いっきり  蹴り飛ばす!!!








イース「    ぐあっ!!!     ジロー・・・ 」





思わず  体を くの字に して   苦しむ。







ジロー「   まっていたよ! 僕は  貴様を 殺すこの タイミングを!!








決して忘れはしない・・・・・   俺の 母さんを・・・・  







イーーーーーース!!   貴様を殺す!  」






ジローの 顏からは 既に 相棒という 欠片も残っていなかった・・・









イース「   くっ・・・ ジロー  まさか、 お前も 【 監視者 】だったのか・・・」




苦しむ  イースレイは    彼に問う。




何故 ジローが  その 中に。




イースの  頭の中は  訳が 解からなかった 




ジロー「  ・・・・まぁ いい。  一様 言っておこう。



【 監視者 】は ガーディアンズの ある意味   裏の 舞台だ。




いわゆる、   裏の掃除屋みたいな もんか・・・ 




S級クラスの 指名手配人物を 極秘調査し、そして 潜入する。




そして その者と接近し そして 暗殺するのが われわれの使命だった。





今は 既に 秩序は 崩壊。   そして  【監視者】という 組織は

 
自分の 意思で 一人歩きし始めたんだよ。





そう、それが 今 表に 頭角を 表れ始めたって訳さ  







そして、 僕は この  組織を 利用し、 お前に 近づいた・・・・





イースレイという   人物を 探し当てるために!! 」







ダブルセイバーが イースに  襲い掛かる!!







それを  長杖で  何とか しのぐ。




イース「  なぜだ!!  僕は  お前と 戦う理由など無い!  」




ジロー「  俺は おおあり  ナンだよ!!  





そんなに 俺と 戦いたくないのか?




ならば 教えてやる。






エフェを こちらに  誘導させたのも  俺の 計画だ。





そして   シンシア が この 計画を 発端するのを 解かっていた。






そして   エフェ を 最悪の 結果に 招いたのは  予想通りだったよ!!!」







ジローから 笑いが  こぼれる・・・ そして  それは 止まらないかのように・・・





ジロー「 滑稽だったよ・・・・  あまりに おかしくて  耐え切れなくなったけd」





言い切る前に  落雷が  ジローの 目の前に 落ちる。










イースレイ「   やめろ・・・・・  それ以上  言うな・・・





それ以上言うと  僕も   







許さない・・・・・   」




抵抗の中には 友情と 愛情と  ・・・・・   彼の中で渦巻く









    まるで   何かかが  くり返し     くり返し






           回っているような 感覚さえ 覚える・・・ 

  









ジロー「    はははは!!   イース!  あんまり  笑わさせるな・・・




お前との 友情ゴッコは 






            終わりだ!!!!  」





振りかざす  ダブルセイバーは イースを  狙う!!







イースレイ「   ジロぉぉぉーーーー!!!   」





構える イースレイは  ジローに向かって  唱え始める!!







ジロー「  くらえぇーーーー!!  トルネードダンス!!!  」




体が  まるで 竜巻のように  回転数が上がっていく!!




巻き込まれたら  ひとたまりも無い!!





イース「  雷撃よ 天空よ 水の精霊の力と その眠りし力よ・・・




 きらめけ!!    【  雷 雨 龍 水  】  」






水の 塊が    一つにまとまり 始めると その 周りに電撃を帯びる!!





そして 形が 竜のように なり 唸り声を 上げ  ジローに 襲い掛かる!!






















ジロー 「「   うおおぉぉぉぉぉーーーーーーーーー!!!! 」」イースレイ

















            僕たちは・・・・・・・




















            忘れないために・・・・・・






















   
ニーナ「   嵐が くる・・・・・・・・   」







風が  彼女の 髪をなびかせる。



夜は  深く 深く  そして   静かに    すぎていた・・・・・











             〜 2 年 後 〜





この 炎侵食事件は  一部のガーディアンズの 活躍によって 幕を閉じた・・・・



炎侵食事件について 多くのガーディアンズは 命を失った。


しかし、 それにより ガーディアンズの 意識は 大きく強まったのは他でもなかった・・・・







ちょちょ「 ハルル総司令、  この件につきまして すこし疑問点が・・・」




ハルル「 どうしたの?   ・・・・そうね、 これは後で取り上げてみましょう!


・・・・にゃんこさんの言っていた 監視者・・・  これは 繋がりそうね・・・ 」






現場にもどっていた  二人の姿は 今や有名で 名も聞けば皆誰もが 尊敬する人物となっていた。





ちょちょ「  雅桜さん・・・ 私、  必ずやり遂げてみせます・・・ 必ず」
















アウク「  ねぇ、 ユイ。  だめよ・・・ここじゃあ だめ  」



ユイ「  なんでよぉーーー! いーや。ここが 絶対いいの!! 」




二人が  立ち往生していた  場所は とある喫茶店だった。





アウク「 ねぇ  ユイ・・・ だいたい 何なのこの 喫茶ゲンゾウって名前?


変でしょ〜!  何か変な物でてくるって!  」




ユイ「  大丈夫だよ〜!  だって この前とっっっても 


おいしい ケーキとかチョコレートパフェとか  すごかったんだもん!!  」





アウク「 ほんと?!  じゃあ  入ろ!入ろ!!  」



ユイ「   うん!!  」





二人は  いつもの生活にもどっていた。


ただ、 あの事件 以来   ガーディアンズとしての 仕事は一切こないしていない・・・・





アウクの 首に 付いている ネームプレートような ネックレスが付いている




そこには  コギーの  名前が  彫られていた・・・











ルナ「  ・・・・・はぁ  」





彼女は   ただ  なんとなく   窓から  外を のぞいている。







ゆっくりと 時間が 流れている。



何気ない  静かで  平凡な 毎日・・・・




ルナ「  ・・・・ はぁ・・・  」




ベイダー「   おい!  ルナ〜。 頼むぜぇ〜  任務入ったよ」




ベイダーは ルナに 報告しに きたのだが  とても そんな状態じゃないような気がする




ルナ「 あ。 うん。  今行く・・・  」



ベイダー「  あ、ああ・・・・  」






ルナ「     忘れるもんか・・・・   」






彼女の  中では  その 事は  とても 大事な 事なのかもしれない・・・




大切な・・・ そう   







ルナが 今大切な 物は  きっと・・・・・






きっと・・・・












ビルの 屋上で ただ 遠くを 見つめるニーナの 姿




ニーナ「  ・・・  この 世界は  どこに向かってるんだろう・・・ 」





実際考えれば 考えるほど  意味がないような 気がしてきた。





でも それは 考えずには いられない。






ニーナ「  心は  心でしか 語れない・・・・か・・・ 」





まるで  誰かから 教わったような 言葉を 放つ ニーナ







遠くを 見つめていた 視線を 戻すと    







決心が ついたように  意思を はっきりとしている 姿は どこか 勇ましい気がした。






そして 再び  ビルを 飛び越えて 次に 移っていく




まぶしい 太陽が  ニーナを  夕暮れまで  照らし続けた・・・




















街は 人が 幾人も  重なって るように 見えるくらい 人が横行している。





その 中で  一人 何かにすがるように、 そして  今でも 探し求めているかのように・・・・・







「 ・・・・・ 」





空を 見上げて  まぶしい 日差しを 見上げる。



何も 変わりは しない 毎日・・・・







エフェ が 2年 前 経験した  炎侵食事件。








彼女に襲った  幾多の 試練。  








ジローとの出会い、  前線で出会った ユイ、ギン。








野営地で共に行動した アウク、 コギー




施設で 戦った ロメオや  にゃんこ   シンシア







全ての    物語は    彼女のエフェの 体験なのだ








全て・・・・






彼女が 体験したことは   イースレイ 自身なのだ





そして






イースレイが  体験 したことは 、  エフェの 体験なのだった・・・・






つまり、   イースレイと  エフェが 全て 逆だったという事を・・・・










ただ 何でもない 日々




その 時  自分の 目が  とある 人物に 止まるまで・・・・







エフェ「  えっ!?     ま、 まさか!! そんな!!!  」








すれ違いに    自分でも 思わず 驚く ほどだった 。




あまりに  似て、 そして  後ろ姿さえ・・・・








確か    死んで しまった  はずなのに!!





うそ・・・・  まさか!








「 ま、  待って!!     待って!お願い!! 」





後を 追う その姿は  今にも自分の 前から消えそうだったが






人ごみを  かき分け   そして・・・・・








「 はぁはぁ!!    イーーーーーーース!!!!  」






 
おもむろに  肩をつかみ そして  その 人物は















   「   僕は・・・・・  」






























    大いなる  螺旋という 名の 果てに・・・・・・
















                        〜  Fin 〜