僕たちは まだ   何も 解っていなかったんだ・・・





時の部屋とその成り立ち・・・・





















・   いつの日か   世界は  共に  歩む    






















言葉に出来ない事ほど  伝えたい事はない。









いつだって  大切なのは  僕の横を素通りしていく 毎日













奇麗事だけじゃ 収まらない   世界












なのに  僕は   まだ・・・・・・



















ちいさく 頷いて  もがいて    












僅かな  希望を握り締めて     そして・・・・・・






















体が動き出すとき         ソレは  振りかざされた気がした・・・・・





















【   グラール  太陽系    全世界   】






そこで繰り広げられる   SEEDとの戦い   そして内部での互いの争い






紛争、  人種差別、   最新テクノロジーの 進歩   フォトンの反映。









そこは  入り混じる世界。 混沌としたそうまるで・・・・









なんの変わりもない・・・・  リアルでの世界と







グラール の世界は   なんの  変わりはなかったのだから・・・・

















【  ニューデイズ :  名も無き 空白の 大地 】




フィールドは  ニューデイズとは思えないほど 廃れており


月明かりだけが  光の道しるべを 残す。









草木一本も生えていない。


僅かな 砂利と荒野だけの 場所だった・・・・


























そこにいたのは ただただ  愕然と  一人の 女性の姿を 見つめるだけのプレイヤーがいる。








「  ・・・・  くそ・・・  なんで治らないんだよ!!   」




苛立ちと 焦り  そして  目の前で冷たくなっていく  一人の女性













連続して回復呪文を唱える。 一瞬 傷口が塞ぐが また開き 刻々と・・・・・ 





「   イース・・・・  ねぇ・・・・  また一緒・・・に・・・・



好・・・・ ね・・・・  」






必死に傷口を 抑え、  少しでも抵抗しようとするイースレイに




彼女は  イースレイの手を 握り締める。






  




イースレイ「  ボン!!   しっかり しろよ! 



何がどうなってんだ!!  


GM(ゲームマスター)に連絡しても全然連絡がとれねぇ!





しかも、何で 僕達は  ここにいるんだ!!   」







あたりを 見回す 彼は   感じていた。



















感覚が  今の自分ではなくて   イースレイという彼の中に










自分の 意思が  存在しているという   感覚を・・・・・・  















【  地球:  日本  某所在地  】





季節は  夏から  秋に代わり始めた頃。






新たなスタートと   季節の変わり目が  ボクを 包み上げる。








「  なぁなぁなぁ!   ほらコレ。  




PSUの最新版  イルミナスの野望が出てるんだよ〜!




なぁ  一緒にやろうよ!   結構はまるんだぜ^^  」





片手に  SEGAが作り上げた  RPGネットワークゲームを 








彼は興奮と興味が湧き出ている。







「  えぇ〜!  私がやっても わかんないよ〜。



だって操作とか  解んないし。  夜とか弱くてすぐ寝ちゃうし・・・・」






彼女は いつになく  うれしそうな彼を  見て  思わず彼女も微笑んでる。






いつもそうだった  







つらいとき   悲しいとき  いつも 彼が  傍にいてくれて・・・・・






いつも  私に 笑顔を  くれる。






彼だって つらいのに  仕事で忙しくても どんなに 遅くなっても









彼は  会いに来てくれて   私をいつも  笑って 





時間をすごせたのかもしれない。。






時には    先が 見えなくなっても  






いつも 貴方が  傍にいてくれて・・・・  だから  私は・・・









「  あっ!そうだ。 この際もう一個 買っちゃオー!





にししし。   絶対おもしろいから  やろーぜ!  」




そういって   レジカウンターまで  急いで向かう彼の  後姿を見て。









「  はぁ・・・  もう。   こういう時は 本当に 子供なんだから 」










思わず 一つため息を  吐いて  腰に手をあてる 彼女。










帰りの道    いつになく  秋空は   点々と星を輝かせる。














その日の夜が  僕たちの  運命を 変える出来事が  あるとも知らずに・・・・








【   グラール太陽系:  全世界  】








突如  空は  夕日と共に   辺り一面空が    月夜と変わり始める・・・






なんの 前振りもなくして、  どこのフィールドも  全て・・・












【 某惑星 】


ジロー「  ・・・・アレ?  こんな設定なんてあったのかな?




今まで  あるはずのない  場所で  夜になるなんて・・・  」







空を見上げて 少し不安になる 彼も










ギン「  何だろうね・・・ ちょっと 無い感じで 新鮮だけどね。





ユーザーの 意見でも取り入れたのかな?  」





それなら あらかじめ  HPや  事前に メッセージなどが流れるはずだが・・・








ニーナ「 ・・・・ 綺麗。  」





ハルル「  えぇ。  何かのイベントかしら?   」






オルガ「  ・・・・・  変だねぇ。  一瞬バグかと思ったけど




私だけじゃなさそうだし。  何か起こりそうだねぇ   」









三人が 互いに見つめなおす。


















コギー「  ・・・ おり?   ここで夜設定にいきなり変わるなんて。




ねぇ  アウク。   SEGAのHPに 載ってたこんなの? 」






敵を倒し、  余裕ができて  辺りが  変わった事に気づく コギー。





アウク「  ?  なんだろう・・・  変な感じ・・・ 」




構えていた 銃口を 下に降ろして、  彼女もまた  違和感を感じる。


















コロ「   ・・・・っ!!  なんだぁ?!



おいおいおい聞いて無いぜ  こんなイベント。  ちっと調べてみるかな・・・」








端末を  開き  細かく詳細を探す彼も また    巻きこまれていく・・・・
















雪華「   ほぇ?    コロニー内のはずなのに・・・・  」






上をみると   内部の天井に  グラール太陽系が  映し出されている。









伊織「   ふむ・・・・  惑星が綺麗に 映ってんな・・・  」





上を 淡々と見つめる。   深い闇の 奥に  潜む惑星の 周りが









わずかに  ブレ始めていた・・・











ルナ「   ん?    地下施設なのに・・・・  」








フィールドが  一変して     外に 追い出されるような 感覚で





辺りが 大空に  変わっていく。







タクトス「      まじかよ・・・   せっかくの レアがぁー!w  」







大地は 草木に覆われ       周りは 飲み込まれていくような・・・










そんな   感じがした・・・




















イースレイ「    ・・・・ へ?   」





ボン「  どーしたの?  ねぇーイース イース。   これさどうやったら




拾えるの?  」






イースレイは  突然の事に 驚いたのは 間違いなかった。







さっきまで いた フィールドから   エリアを 変えた瞬間










違う場所に 来ていたのだから。










イースレイ「  あ、 これね!  こうやって 拾うんだよ〜。






なっ簡単d・・・・   」








ボクが   ボンに  伝えようとした  瞬間だった。














大空に  無数の  光が     収縮すると








大きな  光の 塊となっていく
















別エリアでも・・・







ベイダー「   な、 なんだよ アレ・・・・  何かやべぇ  」







嫌な 汗が  流れ出るような 気がした。







ダイ「   ・・・・なんか・・・  吸い込まれそうだ  」







その 光景は   だれしもが  眼を奪われた。







間違いなく  ログインしている  誰もが   その光の 塊を 眼にしている。


























                そして・・・・

















光が   弾けた  瞬間























   世界は        全てを     飲み込んだ


















イースレイ「    ・・・・っ!!!





・・・・ な、 なんだったんだ  」






思わず  唖然としてしまう。




しばらく そのままの 状態で   










空を見つめるだけになってしまったのかもしれない。







ボン「 ・・・ねぇ イース?     風が ちょっと冷たいね 」






少し 寒いように  手を擦り   息をはぁ〜っと手のひらに  吹きかけるボン






息が 白く見えるのが 解った。







イースレイ「  あ、あぁ そうだね、ちょっと 寒い気がするよ・・・







・・・・・え?  」











疑問が 思うのは  当然だった。








リアルの 僕は   部屋にいて  同じ場所で 







 ボンと一緒に プレイしているはずなんだ。









暖房も つけているはずだし。  なのに・・・・・






















       なのに、 なんで    寒いんだ・・・・













「   君たちは  もうしばらく   この世界で






共に  いてもらう・・・・   いや、 君達とは 全ての プレイヤーを







言うのでしょうね・・・・・ ふふ・・  」









乾いた 大智に音も無く    イースレイの 傍までやってきていた






いや、  正確に言えば    そこに 最初から いたのかもしれない・・・














イースレイ「  っ!  何者だ?!   お前・・・ いつから  」









ボンを 庇う様にして   その相手の前に  立ちふさがる。






ボン「   イース?    」




ボンに とって  ただの プレイヤーにしか 見えない 





同じ プレイヤーにしか・・・・











「  そう 怖がる事は  ないよ  イースレイ・・・






私は  ただ・・・  この グラール太陽系を。






現実として  実感したかったんだ・・・・





そのためには    全てのサーバーと  全ての システムを  私の管理下に







置く事としてね・・・・  」






その人物の  手には    僅かに  光の 渦が  出来上がっている 









「 その 代償として    全ての 現実を  飲み込む事となった・・・・







そして・・・  もう一つの  代償が 必要となるんだ。  」








鋭い   視線に  縛り上げられる!!







イースレイ「   っ!!    あああああーーーー!!!   」






プレイヤー同士の  戦いは   タブーだ。






しかし このとき   ボクが  感じとったのは  殺気でしかなかったんだ・・












まるで   現実に  睨まれているような。







杖を振りかざし  すばやい  詠唱で  ギ・ゾンデを







その人物に   放たれる!!!

















が、 それは   片腕で   いとも簡単に   弾き落とされる!!










「  乱暴ね・・・・   いけない子・・・ でも   代償は代償だわ





私の犯した 罪と    世界の犯した  罪






そして   命の代償・・・  」







音も無く      消える・・・・・













イースレイ「     なっ!!   どこに!!   」







数秒  僕が  辺りに  警戒を  放つ!










周りに  感覚を 研ぎ澄ませ     気配を・・・・










気配を   感じとった   










時には  もう・・・・












ボン「   ・・・・・  イー・・・ ス  」








僕の  背中に  生暖かい   感じが  残る。






振り返ると   僕は    絶望に一気に 追い込まれるのが解ったんだ・・・・

















「  ・・・・  代償は  もらっていくよ  イースレイ  」







たった  一本の 腕で    ボンの 腹部を 貫いていた・・・・・











イースレイ「   う  あ あ あ あ あ あ あ あ  あ ! !  ! !! 











凝縮された  ゾンデ が    一直線に   その人物に  直撃する!!










その場から  吹き飛ばされ、  地面に 転げ落ちる








イースレイ「   ボン!!   しっかりしろ!!  





なんで・・・   









どうなっちまってるんだよ!!   」






暖かい 感覚・・・・








触れ合える  感触







恐怖と悲しみの    感情・・・・










そして  怒り・・・・・










「  ・・・  もうすぐだ。  もうすぐで 完成する。。  」












そして









ボンの 体が     デリートされる・・・













それは  光の球体と なって    フワフワと  浮き始める。











そのまま  吸い込まれてしまうかのように    その人物のもとに飲み込まれる・・・









イースレイ「  ・・・・・  何をしたんだ 」





下を うつむいた まま  顔を 上げようとしない





流れ出る     涙が  彼の眼から止まらなかった・・・・











イースレイ「   あぁ・・・  自己紹介が  まだだったね。





私の名は   イースレイ・・・    全てを 統一する者。







我は  一人であり、 一人でない者・・・・





そう・・・  我は  お前の 影を 映す者






お前の・・・       」 







僅かに ノイズが  イースレイという人物に 走る・・・






イースレイ「   ざっっけんな・・・・





誰が  こんな  やり方で   この  世界を 望むというんだ!!!






貴様は 間違ってる!!  」





全身が  奮闘という  覇気で溢れ     雷が





もう一人の   イースレイに    直撃する!!!















イースレイ「    っぐ!!    」







一瞬   うごめく     そして その場に  座り込む・・・













・・・ ふは・・・ふ は は は は ! ! 
 












手を  イースレイに 振りかざしただけで   一気に  吹き飛ばされる!!








イースレイ「     なっ!!!         ぐっ!!   」






吹き飛ばされた瞬間、   もう一人の イースレイは 







瞬時に移動し   拳を   直下に イースレイの  腹部を 貫いた!









イースレイ「     ごぁ・・・  」






あまりの 威力で  大地に  ひびが入り   裂ける










もう一人のイースレイ「    あぁ・・・ 残念だ。






まだ たったのこれっぽっちしか  強くなっていないなんてな・・・








所詮  世界は 力に 支配される。






貴様も  解っていたはずだよ。    リアルも  ネットも同じだ・・・ 」





遠い眼・・・







一体 彼の 眼には   何が映っているのか





それは  誰にも 解らない







イースレイ「 おな・・・じじゃ・・・・ ねぇ!!   」








まるで  ぼろ雑巾のような  その姿は   あまりにも  見ていられないほどだった。





イースレイ「  ハァハァ・・・  同じじゃ・・ねぇ・・・






リアルも・・・ ネットも 同じじゃねぇんだよ・・・・








理屈なんて・・・  どうでもいいんだ・・








何かを  守れるから     俺達は  そこに  いるんだ!!  」






腰から      抜くと それは  フォトンを  交えて  ダブルセイバーとなる。








イースレイ は 自分の名をかたる  イースレイに  その  斬激を 振りかざすが









疲労と  激痛で     力無くして    逆に 吹き飛ばされた・・・








「  残念だ・・・  それは イースレイ 本当に ・・・




まぁいい。   代償は 既に私のものだ・・・





取り返したくば  強くなって 私の もとに 戻ってくるのね・・・




彼女を 取り戻したければ






そして







現実の  世界を  取り戻したければ・・・・

















イースレイ「  ・・・・ く・・・・・ そぉ・・・  」







薄れゆく  意識の中で  確かに   実感したんだ


















   僕は      まだ    生きている・・・


















【    地球 :   同時刻   】 





人々が 行きかう 中で    TVのモニターが 人の関心をもたつして



ただ 放送を 流していた。








「 さて、 次の ニュースです。



有名な ネットワークゲーム

PSUに 繋いでいた  プレイヤー 数百人が




原因不明の  行方不明  となり 捜索届けが 多数警察に 連絡があったという


不可解な事件が 起こっています。





セガエンタープライズ社では   原因をつきとめること、最善の対処をおこなうことで・・・・・・





















    まだ    僕達は    ここにいる・・・

















そう   世界は  まだ      見捨てては いないんだから・・・













      to be continued... いつの日か 世界は 共に歩む( Act 2 )必然