第二章・・・




定めに立ち向かう者



・プロローグ〜乱入者


・Act 1 〜 追憶
               

・Act 2 〜 違和感 


                        written by 雪華 






 Act 0 〜  【 経緯 】


                         written by  コロ








Act 1 〜 出発  



Act 2 〜接触 

                       written by  ルナ





Act I −引き裂かれた記憶−  



Act II −同じ存在−



ActIII - 片割れ -
                       written by  ギンジロー








・ 1: 夢か幻か〜      
 


               written by   オルガ


                        





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜








いつも世界はそこにあった・・・













素敵に感じるものも、苦しく感じるものも一緒になって















 クルクル と ワルツ を踊り続ける  現 実 世 界 ・・・













そこで 毎日を過ごし、現実に振り回されながら










友人に助けられながら1日1日を何とか乗り切っていく・・・











それが今の私なのかもしれない・・・

でも私には、もう1つの世界があった・・・






  広大な  ネットワーク  で繋がる   世界。









そう・・・PSUと言うオンラインゲームの中での世界・・・











何となく始めてみたゲームだったはずなのに








  今では私の毎日の楽しみにもなってしまった素敵な  世界・・・











そこで友人達と話し合い、笑いあって・・・









時には強敵に立ち向かい、時には喧嘩や仲直りをして・・・






自分の力なさに凹みながらも繋がっていられる瞬間を感じていられる・・・















             それも今の私・・・









        でも何故だろ・・・?














いつもの様に楽しい時間を過ごそうとしていただけなのに・・・










その日、まるで



















【あらかじめ決められていた事だった】とでも言う様に・・・

















       



        世界に・・・亀裂が入った・・・
















  【某所 自宅】



夜空を ただただ  無言で 見上げる 一人の女性





誰かに 伝えたい   気持ちが  あるのかもしれない・・・













私は、星を眺めるのが好きだったりします。








暖かいミルクティを飲みながら部屋の窓から星の瞬きを見ていて










気が付いたら1時間経っていた・・・なんて事も度々だったり。









「ふぅ、やっとイン出来たぁ・・・何だか今日はインする時に重かったなぁ・・・」













             

             ジ・・・ジジッ・・・









「あれ・・・・れ?




・・・何?画面にノイズ・・・?






ん?消えちゃった・・・   何だったんだろ?






TVかなぁ?






まぁ、止まったらその時だし、不具合だとか考えてても仕方ないよね♪」












今日やろうと思っていた事の準備をしようとマイルームからパルム西に向かい、









私の密かな楽しみの1つ、星間移動の画像を見つめながら









あれこれと思案を整理する











画面が切り替わった時・・・















 

 


 


              それがあった・・・







常に晴天のはずなのに、広大な夜空を映し出すパルム・・・











その街の画面の片隅に・・・






キャラクターと同じ大きさ程の黒い亀裂が入っている。








「わわっ・・・パルムって夜になったんだぁ・・・






すごい星空・・・見とれちゃぅ・・・あれ?」














不審に思い、キャラクターを動かして近づいていく。











亀裂の中に何かが見えた気がして主観で真っ暗な画面を覗き込んだ瞬間、











星空が溢れ、画面が眩しく輝き・・・私は・・・何かに抱きしめられる様な・・・













そんな感覚に襲われながら意識を失っていった・・・。











  【 マイルーム 】







フカフカのベッドに腰掛けて、頭の中で思案を遊ばせながら、独り言の様に呟く。







時は  僅かに 経過を示し、 運命は  回り始めているのかもしれない・・・







「欠片・・・かぁ・・・






いくつあって、どんな役割なのか・・・ん〜・・・








誰が持っていて、何処に・・・ううん、誰に集まるべきなのか・・・









イースレイを探せ・・・かぁ・・・イーさん探してどうするんだろ・・・








ふぅ・・・情報が足りないよぉ・・・」





思わず ため息を 一つ吐き




足をブラブラさせながら、目の前に静かに座っているキャストを見つめる。




まったく同じ姿、同じ名前を持つ蒼い髪のキャスト・・・









 スイ・モアを・・・








存在感や質感、まったく現実の人間と変わらない様に感じる私のキャラクター・・・













             だったはずの人物・・・







「えっとね・・・今ひとつ分かってないんだけど・・・








いきなりこんな状態になっちゃってただでさえ混乱してるのに、








私のキャラクターが私を訪ねて来て





        

         「力を貸して」なんて言われても・・・








どうしていいのか決められないよ?」






頭を左右に振り   今までの 出来事を整理しようとするが うまくまとまらなかった。






それを見て、 彼女は 答えを出すべくして





語り始める









スイ・モア「混乱は分かります、でも迷っている暇は無いの。






私としては、あなたを消すか消さずに使うかのどちらかでしか無いの」











冷静な表情で淡々と必要な事だけを告げる存在に恐怖を覚えながら






おそるおそる   問いただす








「消されちゃうのは・・・ヤだなぁ・・・






ねね・・・協力したらこの状況から抜けられるの?」






ブラブラしていた足を止めて  スイ・モアに  しがみ付くかのような勢いで




聞いてくる。











スイ・モア「え、ええ。






不確定要素は多いですが、あなたも・・・









そして私も・・・お互いが望む形ではなかったとしても、










この状況からは抜けられる可能性が高いでしょう」






とっさに 近くにあった  眼鏡をかけると まるで見えていなかったかのような





そんな 素振りをみせて  視界が開けた 瞬間 彼女は 余計に COOLに見えた。










「ん・・・なら・・・へんてこりんな感じだけど、







あなた・・・ううん、私に協力してあげちゃう♪」










そう言って手を差し出し、別々の世界の私達が繋がった瞬間・・・













私達の姿が歪み・・・重なり合っていく・・・













「   ひぁっ!   何これっ!?









あなた・・・何かし・・・苦し・・・あぁっ・・・・」







互いの  肉体が   溶け込んでいくのが ハッキリと 解った。






その 進行は 止められそうにもない


スイ・モア「  くっ・・・不確定因子が・・・いけな・・・ぃ・・・








予想外の・・・

















           ・・・融合すr・・・」














2人の声が薄れ・・・マイルームに静寂が戻った時、









歪みと同じく2人の姿も消えていた・・・










こうして・・・











         2つの私は・・・1つになった・・・








彼女は大空を見つめ想いを馳せる・・・












「いつも・・・いつも皆で」











その沈黙と瞳に決意を込めて、その身を翻す。









      

 そして   引き寄せられる   彼女は  









動きだした・・・・


  
                  ・・・・・・(Act5)空 next .....