「赤ちゃんが乗っています」「Baby in car」などの表示を付けた車をよく見かける。デザインは様々だが、黄色と黒でシンプルにデザインされたものが一番多いかな。
ところで、これを表示をする意味をご存じだろうか。誰に対して「赤ちゃんが乗っています」とアピールしているのか。
「運転がモタモタしてるけど許してね」とか、「急に割り込んだり、あおったり、まかり間違っても追突したりしないでね」と、他のドライバーに対してアピールしていると思っている人が多いのではないだろうか。
実はオレもその一人だった。そんな表示を掲げたとしても、無茶な運転するドライバーが気を使ってくれるようになるわけないじゃん、意味ねーし、と思っていた。しかし、それは大きな間違いだった。
これは、事故などの時にレスキュー隊に対してアピールするためのものなのだ。
「赤ちゃんが乗ってるから、助けて」ってこと。万が一の事故の時には、一番弱い子どもを真っ先に助ける必要がある。小さな子どもはシートの隙間や、荷物の影に隠れてしまう場合がある。乗っている大人が意識不明などで「子どもが乗ってるのよ」って伝えられないと、放置されてしまう危険があるので、表示によってレスキュー隊にアピールしているのだ。
マタニティマークについても同様のもの。妊婦が意識不明の時に、妊婦であることをレスキューに伝え、適切な対応を求めるものである。
だから、子どもや妊婦を乗せていない場合は、その表示を外す必要があるので、使っている人は心がけてください。
なるほどね。
ならば、こういう表示も必要ではないかと思うんですけどね。
「私は妊婦ではありません。ただのデブです。」