2009年08月

2009年08月21日

衆議院総選挙 党首討論を見て

総選挙も、いよいよ公示され熱が帯びてきていますね。
公示前日に行われた、各党の党首討論会の模様をようやく見ました。

今回の選挙は、日本丸という船のかじ取りを自公で続投か、
はたまた民主に渡すのかという大事な選挙と捉えます。

世論を見ても、民主支持が高く、1度やらせてみるといいというジャーナリストの意見や、中高年の男性意見が多いようですね。

しかし私個人的には、民主に入れよう、一度やらせてみようとは、今回もさらさら思えません。

国が安定しているならまだしも、こんな世界恐慌の真っただ中においての政権選択で、1度やらせてみたらいいなんてゆう著な選択をすれば、この先の4年間で、日本という国は取り返しのつかない方向に傾くことだって十分あり得るわけで。私には直接自分の生活に関わってくることで、そんな高みの見物は出来ません。

前回、民主は惨敗、4年経って、今回勢いがあるのは民主。
自公は、この世界不況の中で、野党から叩かれる要因がいくらでも出でくる中での攻防戦となる。

私が現政権を支持する理由としては、4度の補正予算と共に、国内総生産であるGDPがプラスに転じたこと。

「この世界恐慌を、まっ先に抜け出せる国はどこか?」という世界の問いで、このままいけば日本じゃないかと世界が言うところまで持ってきた。

党首討論で麻生さんも言ってたけど、GDPの回復で、我々に景気が反映される実感まで至るには時間がかかるわけで、しかしながら評価すべき重要な点です。

財源コントロールがうまくいかなければ、こうした結果は出ていないわけで、かといって、景気もこれから、まだまだ他の問題も山積みの国内、国周辺の海外情勢という、現段階において、財源もはっきりせず、ブレまくる民主に一票入れようとは到底思えないわけです。

党首討論の中では、民主の党大会において、掲げた民主旗のマークは、国旗を切り刻んで作ったものとして、麻生さんはこの点も糾弾していたが、鳩山さんは、「広島の運営スタッフが行ったものであり、遺憾であると共に申し訳なかった」とした。私は別に国家主義でもないが、しかし、普通やらないよこんなことはと思うわけで、ましてこれを政権を握るかもと言われている党がやるなんてとんでもないと思います。

官僚主義政治を辞めさせるとも言ってるが、官僚が法案を作り、まとめ、
国会に提出される根回しをする、これは日本の政界ではずっとやってきたことで、確かに変えなければいけない体質であるが、現状、官僚を減らせば、天下るだけ、天下りを撤廃すれば、窓際官僚が増えるだけ、表では官僚主導が見えなくなって、裏で官僚の会議を増やして、同じことの繰り返しになるだけ。

つまり政策の聞こえはいいが、財源は現在やっていることを撤廃して組み直おし。組み直すと言うことは、ようやくここまで来た景気回復の道も一旦どん底まで戻り、組み直すまで待っててねということではないだろうか。
そして、財源が足りないから、国民の皆さん、助けて下さいねと、結局のところ、税をあげるか、特別会計を変えるかになる。

今回も民主は高速道路無料化と言っているが、高速道路を無料にしたら、低速道路、連休には停止道路と化すのは間違いない。

ETCの緩和により、お盆の高速道路の渋滞は、半端じゃなかったわけで。その上、無料にすれば高速道路の国有化は免れず、結局税を上げざるを得ないでしょう。そう考えれば、国民のための、景気回復無料化といいながら、まったく国民のための政策とは思えない。

子供手当の財源も、65歳未満の子供のいない家庭には負担増。
党首討論では、鳩山党首は「一部に痛みを伴うのは仕方がない」と言った。別の所では、政策が果たせなければごめんなさいと謝るしかないと。
この子供手当というのは、たしか公明党が今までずっとやってきており、その際、何度も反対してきたのが民主。今まで公明党がやってきたんだから、それでいいと思うわけで。組み直す財源は有り得ない組み方。

一時は埋蔵金を毎年崩して行けば可能だと言っていたが、あるかないかわからない金を毎年崩して行くなんて、これこそばかげた話ですが、国民もそうバカじゃない、民主がいうなんでも民意だという、政権交代のパフォーマンス的な話し方は辞めた方がいいと思う。

マニュフェストも追加修正ばかりで、マニュフェストへの質問も、答えがブレにブレていて、党としてまとまりが無い。

全国知事会でのマニュフェスト評価は公明、自民、民主の順。

こうしたことが多くの部分が見えてきて思うのは、やはり現政権の続投の方が、現在の日本、海外調整の情勢を見ても、もちろんいまだ不安はあるが、崖から船ごと落ちるよりましだと私は思いました。

党首討論会を見ての、個人的見解でした。

来る30日は、これからの日本のかじ取りが決まる日。
どう選択するかは、我々国民側の問題ですね。
 



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2009年08月18日

ご無沙汰でございます

とても、とても、とーっても御無沙汰しておりました(*・ω・)ノ
毎日、夏日が続いていますが、皆さんはいかがお過ごしですか?

私はというと、あいも変わらず、毎日せわくしております。
お盆も明けて、世の中もまた騒がしくなってきましたね。

ニュースでは、押尾に驚き、のりピーに驚き、
今日に至っては衆議院の公示と。

月末には、日本がどういう方向へ向かうのか、
国民の審判がはっきりします。

私も自身の権利を無駄にしないようにしたいと思います。

久々の更新で、まだ違和感がw

また、ぼちぼち更新して行こうと思います





it_mediaf_001 at 13:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 日々の戯言