2011年03月

2011年03月26日

日常の生活

朝起きて、家族と朝食を食べ、地下鉄・丸ノ内線で歯科医院に通勤し、
患者さんの歯を削ったり、型を取ったり、義歯を入れる仕事をして、
診療時間が終わったら帰宅して、晩酌をして寝る。

「日常生活というものは、今日も明日も明後日も繰り返される。」と思っていた。

ところが、今回の大災害で、それが幻想であることに気づかされた。

普通の日常生活と思っていたものが、明日も続くという保証は無い。
人は常に不確定な明日に向かって生きている。

諸行無常、会者定離、有為転変、無常迅速、老少不定、・・・・・。

瞬間、瞬間を大切に生きていくことの重要性を再認識した。

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2011年03月22日

あきらめないというのは偉大なこと

東日本巨大地震から10日目の20日、津波で甚大な被害を受けた宮城県石巻市で、つぶれた住宅のがれきの中に閉じこめられていた女性と孫の2人が、無事救出された。救助されたのは、阿部寿美さん(80)と孫で高校1年の任さん(16)。国内での自然災害で、9日ぶりの救出劇は極めて異例だ。救出の報を受けて、石巻赤十字病院で記者会見した父親の明さん(57)は「あきらめないというのは偉大なことだ」と語った。(産経新聞)

今回の大災害では、いろいろな事を考えさせられた。

「生きる」ということはどういうことなのか?
「人間の真の強さ」とはどういうものなのか?
それぞれの人間にとって、「仕事」とは何なのか?
人生において、「何が重要」で、「何が瑣末」なのか?
・・・・・・・・・・・・・・・・。

あれこれ考えたが答えは出なかった。
漠然とした虚無感を感じつづけていた。

そんななか、テレビで救出のニュースを見た。

「あきらめないことは偉大なこと」・・・・とても素晴らしい言葉だと思った。
本来なら、私が被災者の方々を励ますべきなのに、逆に、元気づけられました。

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2011年03月18日

プロ野球開幕について

プロ野球のセ、パ両リーグの理事会と実行委員会が17日、都内の日本野球機構(NPB)で行われ、今季開幕はセが予定通り3月25日、パは4月12日に延期すると決めて発表した。セの25日開幕については、選手会が反対したが押し切る形となった。(日刊スポーツ)

セ・リーグの開催理由は、「勇気づけたい。」だそうだ。
しかし、誰をどうやって勇気づけるというのか?
被災地は、現在、電気も通じていないし、テレビもないであろう。
「勇気づけたい。」という言葉が嘘・まやかしと言われても仕方ない。

プロ野球選手会は総意として、「延期要望」を数回出したが、受け入れられなかったようだ。
計画停電が実施されているなかで、球場での大量の電力消費、観客、選手の安全確保などの問題があり、延期が妥当であろうと思われる。

今回の大地震で、いろんな事を学んだ。
人間というものについても、じっくり考えてみた。
そして、
世の中には、「何よりも自分の利益を最優先する人間」がいる事に気づいた。
自己愛が異常に強い。名誉欲、出世欲、金銭欲が異常に強い。
欲が人間の原動力であるから、そういう人達は出世して上に立つ。
平和な時には、それで良いが、今回のような大災害が起こると犠牲になるのは一般庶民である。

自分の内閣維持、政治生命維持に必死な政治家。
自分の会社のために正しい情報公開しない会社。
自分の会社の利益しか頭にないプロ野球球団。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

3月25日、今日から1週間後では、電気の供給量から考えても開催は無理であろう。
今回の開幕開催発表会見は、球団のモラルの低さだけが露呈されただけで、何にもならなかったと思う。

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2011年03月13日

地震

地震が起きた時、私は院長室でコーヒーを飲んでいた。
最初、グラグラっと来た時には、
「どうせ、いつものようにすぐに止むだろう。」と思っていたが、揺れはドンドン激しさを増した。
いつもの地震とは、明らかに違っていた。

その後、テレビで被災地の悲惨な状況が放送され、言葉を失ってしまった。

あれから3日しか経っていないのに、もう何週間もこの状態が続いているような気がする。

津波による被害で壊滅した町、援助を求める孤立している人々、避難所で不安な毎日をおくる人々、メルトダウンの危険性がでてきた原子力発電所、・・・・・。

余震は今も続いている。

大学時代の空手部の後輩が、石巻と気仙沼にいる。
連絡は全然とれていない。
大変、心配している。

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itagakishika at 10:36|Permalink

2011年03月11日

東大入試合格発表

昨日(3月10日)は、歯科クリニックの前を行き来する人がやけに多いと思っていたら、東京大学の前期日程試験の合格発表だったそうだ。
合格者の皆さん、おめでとうございます。

ところで、大学受験と言えば、例の京大入試カンニング事件。

不正があった疑いがあることから、大学は警察に被害届けを提出、無事、犯人逮捕につながった。
これで一件落着と思ったのだが、、、、、。

どういうわけか、「警察に被害届けを出した京大が悪い。」という事を言っている人々がいるらしい。
京大には連日抗議の電話が殺到しているそうだ。

変な話である。
極めて変な話である。

その人達の言い分によれば、「警察に通報する必要はないだろう?」とのことらしいが、警察でなければ捜査は無理。大学には捜査能力は無い。

テレビで、テリー伊藤も散々憤慨した後、冷静になり、さすがにまずいと思ったのか、「我々の世代は教育現場に国家権力・警察が介入することに抵抗がある」というわけのわからない言い訳をしていた。

何を今さら、「映画・イチゴ白書」「ニール・ヤングのオハイオ」もないだろうに、、、、、。

あらためて言うが、警察でなければ捜査は無理。
その頃、まだまだ、大学入試真っ只中だったことから、早めに犯人特定・逮捕は、他の多くの受験生の為にも良かったと思う。

ところで、
早稲田大、立教大も被害届けを提出したが、同志社大だけは出さないそうだ。
その理由は、「大学が受けた被害の程度は軽い」との事らしいが、
これも、妙な話である。

何が正義で、何が不義なのか・・・?
何が優しさで、何が冷たさなのか・・・?
何が幸福で、何が不幸なのか・・・?

よくわからない世の中である。

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itagakishika at 10:18|Permalink

2011年03月08日

歴史は夜作られる

歴史は夜作られる・・・・・世に語り継がれている歴史の多くは、夜、すなわち大衆の多くが気づかない間に、創造されていることを要約した言葉。

まぁ、そういう事ですね。
教科書や、世間一般で知られている歴史は、混合液の上澄み液の部分のようなもので、真実・真相は下に沈殿している沈殿物の中に隠されている気がします。

では、なぜ、その部分は表に出ないのかといえば、
tabooでuntouchableな部分だから、表に出せない、と思うのが自然。

歴史的事実を時系列的に分析して、「こういう事ではないか?」といった想像はつきますが、
「立証もできないので、あくまで仮説に過ぎない。」というのもあると思う。

まぁ、今も昔も、人間の考える事、とる行動、なんかはほとんど変わらない、というのは確かなようです。

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itagakishika at 10:54|Permalink

2011年03月07日

朝からサウナ

昨日の午後から、なんとなく体がだるかったので、
今朝は朝5時に起きて、早朝サウナに行ってきました。

サウナと水風呂を10往復して、ガッツリ汗をかいたら、心身ともにリフレッシュ。

その後、屋外ジャグジーに浸かっていたら、雨がいつの間にか雪に変わっていました。
雪見ジャグジー、それもまた一興。

もう一度、屋内のお湯にタップリ浸かって、食堂で朝定食を食べて元気一杯。
(朝から生ビールを飲んでいるお客さんもいて、とてもうらやましいと思いました。)

月曜日の朝で、なんとなくどんよりした雰囲気の電車の中、
1人だけ、ピカピカ、元気一杯で歯科クリニックに来たのでした。

今日も1日、頑張りましょう!

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2011年03月05日

歴女の会話

休日の午後、地下鉄の車内で女性同士の会話が耳に入ってきた。
話している内容は歴史上の人物のことで、なかなか詳しい。
いわゆる「歴女」と言われている人達のようだった。

昔から歴史好きな女性はいたが、最近の歴女は、それとは微妙に違うようだ。
まず、人気のある人物が昔と今とではかなり変化している。
例をあげると、新撰組隊士人気ランキングで言えば、
昔は、圧倒的に、1位は「沖田総司」だった。天才的剣士だが病(結核)で早世、その儚さが人気だった。
現在は、「斎藤一」が「沖田総司」よりも人気になっている。この斎藤一という人物も剣の腕は超一流、明治時代になって、警視庁に採用され警察官となり、大正4年まで生存した。

坂本龍馬も昔は断トツ人気だったが、最近は、それほどでもないようである。

一方、
中世では、昔は真田幸村が不動の1番人気だったが、現在では伊達政宗が人気急上昇中。
真田幸村は大阪夏の陣で、あと少しで徳川家康の首を取れるところまで奮戦したが、最後は討ち死にしてしまう。
伊達政宗は江戸時代になってからも天下をとる夢を捨てきれなかったが、仙台藩祖となる人物。

総じて、現在の歴女は「最後は幸福な一生を終えた人物」が好きなようで、
「壮絶な戦死、病による早世、横死した人物、不遇のまま死んだ天才」などは敬遠するようだ。

森武蔵守長可、福島左衛門太夫正則、塙団右衛門、岡田以蔵といったタイプは人気が無い。

あれこれ考えてみると、
「自分の理想的な男性像=将来の自分の夫像」を歴史上の人物に追い求めているような印象を受ける。
精神的にも肉体的にも強くて、女性に優しく、高収入で、幸福な一生を全うする男性。
更に、夫の死後、家族が経済的に困らないように、それなりに残してくれる人物。

なるほど、なるほど、・・・・・おおいに分かる。

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itagakishika at 07:52|Permalink

2011年03月04日

世間胸算用

井原西鶴の浮世草子『世間胸算用』は実に面白い。

『世間胸算用』は、各4章、全20編の短編から成っており、元禄5年(1692年)に刊行された。西鶴の作か否か明確でないものを除けば、西鶴生前に出された最後の作品とされる。

「大晦日(おおつごもり)は一日千金」という傍題が付けられているように、大晦日に、当時の貧しい庶民が借金取りから逃れるため、年越し費用を捻出するために、あれこれする話。
ろくでもない人物が次々と現れるが、貧しいながらも「なんとしてでも生きていく」という姿がリアルで逞しい。

借金取りから逃げ回り、大晦日の1日を何とか無事に逃げ切って正月を迎えようと悪戦苦闘している庶民たちの姿を描きながらも、西鶴の描く庶民達に暗さやジメジメした感傷はほとんどなく、おおらかな達観とあふれるほどの生命力が感じられる。
一言で言えば、「屈託が無い」。

少し行き詰まっただけでうつ病になったり、自殺してしまう現代日本人には見習うべき点が多々ある。

井原西鶴の作品は、藤山寛美・松竹新喜劇、吉本新喜劇の原型と考えてよく、上方文化の伝統がよく分かる。

自信を持ってお薦めできる作品なので、是非、一読されたし。

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2011年03月03日

政略結婚

戦国時代、敵対する勢力同士の和睦や臣従、同盟関係の締結などにおいて政略結婚としての婚姻が頻繁に行われていた。

テレビドラマ・映画などでは、政略結婚させられた女性は自分自身の意思に関わらず嫁ぐ相手が決められ、人質として悲しい一生を終えたように演出されているが、
いろいろ、調べてみると、現実にはそうでもなかったらしい・・・・・。
むしろ、「外交官+諜報・スパイ」の役割が主で、夫・嫁家に関する情報を逐一実家に報告している例も多い。
そして、嫁家と実家が敵対し戦争になると、夫・子供・婚家よりも、元の実家を優先する。

織田信長の妹・お市の方は浅井長政と結婚したが、
後年、浅井が朝倉について、織田信長を挟み撃ちにしようとした金ヶ崎の戦いの時には、
「信長に袋の両端を縛った小豆袋を陣中見舞いに送り、挟み撃ちの危機を伝えた。」という逸話が残っている。
これは「できすぎた話」であるため、俗説である疑いが強いが、当時の風習から女性は婚家より実家に属していたので、夫よりも兄の味方をしていた可能性は十分ある。

などとあれこれ考えていると、歴史ドラマとか全く見る気がしなくなるのである。

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