ああ降ろう、血:13

冒頭 最近ナッツクラッカーが出没するらしいクラブを訪れている佐々木達4人

人酔いしそうという六月 佐々木はアキラとの捜査で一度は経験があるらしい

不知「なぁ…俺たち…いや、俺だけ違和感ねえか….」

ふきだす才子

佐々木「コラ シーちゃん言葉遣い気をつけて」

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不知「だってよォ…!!こんなデカイ女周りにいねえだろ…ぜってえおかしいよ!」

佐々木「長身ギャルと思いなさい」

才子「よっ デルモ」

六月と不知を仕上げたのは才子らしく 不知はその仕上がりの差に文句を言い始める

佐々木「ーんで! 自分でやっちまうサッサンはなんなんだよ!!」

本で勉強したらしい佐々木「グダグダ言わないの 今はササコ」

「この間の失敗を取り返すんでしょ 自分を解き放って」

言い返せない不知「~!!」

才子「顔見られてるからそのぐらい厚化粧の方がおもし….バレないよ班長」

不知「わかったわよ!!」

 

短い回想シーン

ミーティングでおとり捜査を捜査を行うという佐々木

ナッツの”食材リスト”によると 相当の数を注文された10代から20代の女子がまだノルマに達していないらしく

ナッツはそれ(商品)を”バイト”と称して集めているらしい

 

店内をうろつく六月「彼女(ナッツ)の目に留まるようにってー」

「(女の子の格好…久しぶりだな…

視線に、脊柱がぞわつく

私に….”男性の心”が”あるわけ”じゃない ただ…嫌なんだ

男性の、目が 気持ち悪い)」

店内を歩きながら周囲からの視線をとても嫌悪している様子の六月

佐々木「ムッちゃん」

六月「!」

佐々木「大丈夫 可愛いよ」

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六月「……、ど、どうも」

「(そういう心配じゃ、ないんだけど….)」

ちょっと照れたような顔をしつつ 店員?からサービスと言われグラスを受け取る

そしてナッツの方はパーティの手伝いのバイトだと称して女の子に声をかけている様子

 

不知と共にナッツの様子を伺う佐々木「…マズイな あの人ついて行っちゃいそうだ ここで一人誘うのに成功したら

ナッツが場所を変えるかもしれない」

不知「…..サッサン 才子の事なんだけどよ」

佐々木「ん?」

不知「俺はサッサン アイツに甘いような気がすんだけど…それってなんか理由があんのか?

佐々木「……甘い….」

「才子ちゃんは….」

ゆっくりと才子のことについて語り始める佐々木

 

そもそも才子とその兄がCCGのアカデミージュニアスクールに入ったのは経済的な理由らしく

母親が兄妹を連れて旦那さんの家を去ったあと 恋人のサポートでスナックを始めたがうまくいかなかった事が直接の原因

だという

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そして学費の安いCCGのスクールに入ったものの 才子本人には捜査官になる気などさらさら無いため

学業も実技も散々な成績だった

不知「ーああ 授業中もゲーム持ち込んでよく先生に怒られてたな…」

だが捜査官になる気がないまま進路を決める時期に差し掛かったとき

ジュニア生を対象にした Qs施術適性テストが行われる事になった その結果

才子は”適正者”6名のうち ダントツの”適正アリ”だった

補償金が出ることを知った母親は即座に同意したという

 

佐々木「ー危険性の説明は母親の耳入っていないようだった….って話だよ…」

快諾している様子の母親と その横で暗い表情を見せている才子の描写

佐々木「…僕も立場上才子ちゃんを指導しなきゃくちゃいけないし 勿論そうしていくつもりだよ でもね…

本人の意志に関係なくQs施術を受けて なるつもりのない捜査官になってやる気の出せない才子ちゃんに

これ以上何かを押し付けるのどうかなって考えちゃって….」

不知「….ひでぇ親だな…ー」

親がいるからって幸せってわけじゃなねーんだなという不知

ちなみに4人の中では 両親どっちかでも近くにいるのは才子だけらしい

「ー瓜江はどっちもいねーみてぇだし トオルは…家族全員グールに殺されちまって

俺も…親父がアレだし …母ちゃんはどっかにいんのかもしんねーけど…」

だが”あの家に”いる以上仕事はしなくちゃなんねーと思うし 金で困ってるなら働いて稼げばいいという

「そもそもんな母親とは縁切っちまえばいいじゃねえかー」

そうかもねと穏やかにかえす佐々木

「(サッサンは….俺らとも 才子とも違うんだよな

親が”いる”とか”いない”じゃなくて ”なにもわからない”って 俺なら….

怖ェな、 スッゲェ ”せんぱい”)

….あー  ーのさ、サッサン….」

不知はちょっと言いづらそうしながら もし記憶が戻ったら捜査官を辞めてしまうのかと佐々木に尋ねる

なに?寂しいの?と茶化す佐々木

不知「ちっ!ちげーよ!!サッサンがいなかったら…瓜江がチョーシこくだろ….」

佐々木「ハハ 確かに」

「….辞めないよ 僕は」

穏やかながらも少し切なげな表情で佐々木がそうこたえていると 向こうで大きな笑い声が

ナッツに絡む六月「アハハハハ!いやーいいですね!その髪型本当素敵!」

ナッツ「!?」

六月「オシャレでスタイルもいいし!私も稼いでそーなりたい!」

ナッツにグイグイ絡んでいく六月 その光景に驚く佐々木達

 

才子「ママン」

「ムッちゃんこ なんか飲んじゃったみたいス すげぇ酒臭いの」

佐々木「えーっ!? だからあんな大胆なアプローチ….ってまだギリギリ未成年でしょ….!なにやって…」

「こっち来る!?」

佐々木たちの所へやって来た六月「先生!!今彼女に”バイト”に誘われまして….連絡先もばっちり聞き出しましたです!…」

不知「でかしたトオル!」

六月「へっへっへー」

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佐々木は心配そうにナッツの方を伺ってみるが どうやらこちらには特に気をとめていない様子

佐々木「ムッちゃん…でも….」

なにか言いかける佐々木 しかし六月と才子は勝利の舞を踊りに行ってしまう

まったく….と言いつつ三人の楽しげな姿を見守ることに

才子「ゴウゴウヒアウィゴウ」

不知「才子ッてめえのダンスなんか古ィんだよ!!」

六月「見てみて私はどう!?」

才子「いいボックスを踏むねえムッちゃん!!」

不知「トオル…戻ってこい!!」

 

笑顔で眺める佐々木「(…….シラズくん…もし記憶が戻ったら…..)

(僕”ハイセ”は 死んじゃうんじゃないかなあ

…覚えていたいな

….君達のことー)」

 

「ーあらあ….?」

「見た顔ねぇ?ロマ」

店内で佐々木の様子を伺っているニコとロマ

ロマ「ニコ姐さん あれがウワサの?ウワサの?」

ニコ「….ハイセくん」

ロマ「雰囲気変わってる上に女装スけど 見た目カネキ様っすよね

…でもぉ”ほわーん”っつーか”のほーん”っつーか

どーっか幸せそうなツラでムカつきません?」

カネキ様は悲劇の沼でもがき苦しむ姿が美しいというロマ

「ーアレはなんっつーか”悲劇なんかに負けないぞ!”的な 薄ら寒いノリを感じるッスよ ロマは」

「さっさとその身体明け渡して また白くて綺麗なカネキ様をロマに返してほしいと思うのです…

あっ ハイセが死ねばいいんスかねえ?」

笑みを浮かべるロマ

ニコ「…..もう アンタ本当勝手ねえ….」

「んでも…ワインの溢れる姿も….確かに美しいのよねぇ…

今度のオークション ンフ 中々に面白いものが見られそうじゃない….?」

 

会議室に呼ばれている様子の佐々木と什造

和修「座れ」

呼びつけているのは あのⅡ課の和修准特等

和修 政(まつり) (29)准特等捜査官

179cm79kg

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