【ネタバレ】東京喰種:re トーキョーグール 78 感想【注意】

100p : 78

 

六月「ー私の家族は “喰種” に◯されましたー」

 

冒頭は 捜査官?のような男から なにやら面会室のようなところで質問をうけているようなかつての六月の様子から

*「六月透 ちゃんと話しなさい 家族となにがあったのかー」

下を向き 少し手を震わせつつ表情をかえるような六月「…..」

「..覚えてません…」

 

『ー嘘をつくな!ー』

 

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冴木「ー泣いてる…」

「なにか怖い夢でも見たの」

場面は 目を覚まし 気づけばにじんでいた涙をそっと冴木 に拭われる現在の六月のところへ

六月「…ううん大丈夫」

「(夢の方がマシ…)」

 

六月「…おなか空いたな」

冴木「! ーなにかつくるね」

 

 

六月「ーあなたは昔のことって覚えてる?」

冴木「昔…?」

六月「…私、時々うまく思い出せないから」

 

そうしてどうやらふたりは食事をとりつつ並んではなしをはじめていく様子

「(なにか話させよう…その間はぶたれないで済む…)」

 

冴木「…そうなの?」

 

六月「前後のことは覚えてるのに虫食いになってるんだ」

 

冴木「ー…僕は」

「父さんと二人だったよ」

 

冴木父『ーなあカラオ 人間には近づくなよ』

『お前は馬鹿でのろまだから ”白鳩” に見つかったら俺まで◯されちまう』

『そんときは頼むから一人で◯んでくれよ』

 

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かつての冴木『うんわかった『ー』

 

冴木「ー母さんは どうしても食糧が手に入らなくて仕方なく喰べたってー」

 

「ー僕は言いつけ通り町には出なかった テントがある山が僕の世界だった」

「ありあまる時間 ゴミ捨て場を漁っては人間の本をみつけて読んでいた」

六月「本が読めたの?」

冴木「ううん そのときは絵を眺めたりしてただけ…」

 

「この後読めるようになるキッカケがあったんだ…ー」

 

それから、話はその冴木の父が外へ出て行ったっきり一ヶ月は、もしくはそれ以上の間戻ってこなかったという時の話へ

冴木「ーさすがになにも食べないのがキツくなって 僕は言いつけを破って町に下りたんだ」

「小さな町も僕には大きく感じた」

 

山から、どうやらアスファルトの道路上付近へと出てきた様子の冴木『ーすごい…』

 

冴木「僕は道路に下りるのが怖くてしばらく立ち尽くしていた」

 

アスファルトを見下ろす『(なんだろうこの地面…怖い…)』

 

『ーあっ』

 

*『なん…しよん』

 

そこには 冴木の方を見つめるひとりの少女が

 

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冴木『ー道乃美(みのみ)…彼女は、僕が初めて出会った “生きてる” 女の子』

 

びくびくしているような冴木『ーそこ…あ、歩ける…?』

みのみ『?? どうして?』

 

冴木『う、うん…いやちょっと…』

 

『ー!』

冴木の手をとるみのみ

 

笑顔のみのみ『こわくないよ』

 

冴木『(ーつめたくない…)』

 

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冴木「その日ぼくらは他愛ない遊びをしたような気がする…空腹を忘れるくらい」

 

冴木『ぼく…帰らないと…とうさんが』

みのみ『私も…また会える?…ー』

 

冴木「ー父さんはそれから数日たってからフラッと帰ってきた」

「後々思ったけど 多分町で女を買うか、漁るかしてたんじゃないかな」

「 “家庭の事情” で地方から関東に引っ越してきたミノミは」

「友達がいなかったんだろう、だから僕と遊んでくれた」

「読み書きも彼女に教わった」

 

「ー世界が変わった」

 

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みのみ『ーカラちゃん 学校行ってないんだよね…』

答えづらそうな様子の冴木『ーう ううん』

みのみ『なんで?』

冴木『ーウ ウチが厳しくて』

 

冴木「ー”喰種だから” なんて言えるわけもなく よく分からない言い訳をした」

そうして 場面は再び「私もカラちゃんの家に生まれたかった」と語るみのみのところへ

冴木『ーえ?』

『ミノミの家は食べ物もあるし綺麗な寝床もあるんだろ?…なにが不満なの?』

みのみ『変な慰め方』

 

『ーカラちゃん どっかに行きたいって、思うことない?遠いところに…』

 

草のうえに寝転びながらそういうみのみの肩や腕には どうやらぶたれたようなあとがのぞいている

冴木「ー赤や青や紫」

「 “家庭の事情” で出来たであろうアザや生傷は、」

「彼女の生命力を感じて」

「それはそれは うつくしかった」

冴木父『ーお前町下りたろ』

冴木『えっ』

『な ”なんで” ?…』

父『ー “なんで” ってのは』

『 “なんでわかったの?” ってことだよな?カラオ』

 

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口を乱暴に掴まれ そのふちをぶちぶちと乱暴に裂かれるようされてしまう冴木『あぎっ ぎっ』

 

『う うっ…』

父『ーなんでメシ調達してやってる俺を危険な目に遭わせようとすんだ!?』

『そんなに町に出たいならテメエ一人でやっていけ!!』

『…ったく メシぐらい調達してくりゃこっちも報われるっつーのに…』

テントを出て行く父

その暫くあと?に冴木はまだ涙目になりながらも先ほどの口元の傷はふさがりつつようで 気づけば外は雨が降りしきるなか 父を追いかけるかのようにテントの外へと裸足で駆け出していく

走りだす冴木『「とうさん…』

『いかないで…とうさんっー』

 

冴木「ー結局 僕は子供で」

「どんな屑だろうと 僕は親にすがるしかなかった」

 

 

「ー…そんな僕に ミノミは 手を差し伸ばした」

 

 

みのみ「ーカラちゃん」

 

雨のなか あの道路上近くの小屋でひとりうずくまる冴木のまえにはこちらへと手を差し伸ばすみのみの姿が その様子は冴木と同じように雨に濡れ また外をいつも以上に傷だらけな姿で自転車をおしていたようにも

冴木「ー僕は彼女の手をとった」

 

「…ただ、どこへ向かえば良いかまではわからなかったー」

 

二人して冴木のテント内で並んで座るみのみ達「すごいねカラちゃんの家 秘密基地みたい」

「海が見えるところに行きたいな 昔住んでた町は港が近かったんよ」

冴木「海かあ…」

みのみ「うん 船がたくさん泊まってるんだよ」

「歩いて、歩いて 疲れちゃうかな」

冴木「だったら車がいいね」

「僕…運転できるようになるよ」

「ミノミを海まで連れていってあげる」

 

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みのみ「約束?」

冴木「約束」

 

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そうして そのまま二人で眠りについたような描写

 

パチ

ゴリゴリ

パキパキキキ

 

冴木「ーなにかの音で目が覚めた」

「濡れた枝で焚き火でもするような…」

 

「テントの裏に回ると、」

 

「ミノミは素っ裸で 父さんに解体されていたー」

 

みのみをつまみながら解体している様子の父『ーおうっ お前もやれば出来るじゃねーか ほらこっち来て手伝え』

 

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冴木「ー気がつけば父さんは◯んでいた とくに感情はなかったー」

背景には 冴木のまえでばらばらされてしまったように転がる父と その前にたつ赫子をあらわにした様子の冴木

 

「他の場所にくらべ 綺麗に残されたミノミの胴は、」

 

「カルキみたいな匂いがしたー」

 

 

「…そこからは…」

「…君も知ってる通りー」

 

 

冴木「ーあのとき “こうしていれば” 、”これをしなければ” 」

「そんな考えばかりが僕の脳を占める…」

「トオルが過去を忘れられるならそれでいいと思う…」

 

「…僕は…ミノミを海に連れていってあげたかった…」

六月「…ー」

 

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そして 就寝するような様子の二人

六月「(ー自分の手足を奪った相手に同情するなんて…)」

「(どうかしてる…でも…ちゃんと話せば…私なら…)」

 

 

「(わかってあげられるか…も…)」

 

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寝ている六月を わしっ と掴み上げるような冴木

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