痛い話 ブログ

いろんな話題を勝手に収集しまくるブログ。おもしろい、たのしい、痛い、めずらしい、注目されている、されていないを関係なくまとめてます。

    僕のヒーローアカデミア

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    【ネタバレ】僕のヒーローアカデミア 96 感想【注意】

    No. 96 家庭訪問

     

    「ヒーロービルボードチャートJP!

    事件解決数、社会貢献度、国民の支持率など 諸々を集計し、毎年2回発表される現役ヒーロー番付!!

    不動のNo.1がまさかの!!日本のみならずヒーローの本場アメリカでも騒然!

    オールマイト本当の姿!!体力の限界!!事実上のヒーロー活動引退を表明!!

    そしてNo.4ヒーロー、ベストジーニスト!一命は取りとめたものの長期の活動休止!!

    更にNo.32ヒーロー!!根強い人気のプッシーキャッツが1人、ラグドール!ら致後 “個性” を使用できなくなるという変調から活動の見合わせ!

    一夜にして多くのヒーロー達が大打撃を受けた “神野の悪夢” !!

    これからどうなる日本!そしてヒーローよ!以上、今日のクイックニュースでした!続いてはお天気 木原さーん…」

     

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    抱き合うプッシーキャッツの4人

    その光景を見ている洸汰

     

    校長室に呼ばれたオールマイト、相澤、ブラドキング

    根津「その身を犠牲に多くを救ってくれた 国民、ヒーロー、そして校長として感謝してもしきれやしない

    ただ…世間では君が雄英教師を続けるのに少なからず批判意見も出ている

    “元はと言えばオールマイトが雄英に赴任したのが問題” ”戦えない体になった今こそ再び子供達が巻き込まれるのでは?”

    皆不安なのさ だからこそ今度は我々で紡ぎ、強くしていかなきゃならない 君が繋ぎ止めてくれたヒーローへの信頼をね」

    ブラドキング「あの1件で気付かされました あなた1人に背負わせてしまっていたこと、背負わせていたものの大きさ」

    根津「脅威はまだ拭いきれていない、これからはより強固に守り育てなければならない そこで兼ねてより考えていた案を実行に移すのさ

    私はブラドと被害の大きかったB組へ、オールマイトとイレイザーヘッドはA組へ…よろしく頼むね家庭訪問」

     

    耳郎の家を訪ねているオールマイトと相澤

    父「んー…ロックじゃないよねえ… 大事に至らなかったとはいえ1人娘が被害に遭った後でしれっと全寮制にしますって」

    相澤「お父さんの仰る事はごもっともです しかし…

    我々も知らず知らず芽生えていた慢心・怠慢を見直し、やれる事を考えております

    どうか今一度任せては頂けないでしょうか 必ず響香さんを立派なヒーローに育て上げてみせますので…」

    そう言って頭を下げる相澤

    そこに耳郎が飲み物を持ってやってくる「あー先生いいスよ、頭なんて下げなくて!プリント郵送されてきた時点でもう結論出てたんで

    このオッさん、オールマイトの戦い観て “こんなロックな人に教えてもらえるなんてウチの娘マジブライアンザサンだぞ!” って泣いてたらしいすスもん」

    父「響香やめろ、折角厳格な父親で通そうとしてんのに!!」

    耳郎「うっさいなオッさん」

    母「2人ともやめてよ、ラウドパンクじゃないんだから」

     

    無事終わり、車で次へと向かうオールマイトと相澤

    相澤「もっと非難されるものと覚悟していました …一杯…奢ります」

    オールマイト「ハハハよせやい、らしくない 私飲めないしさ それに次のお宅はそう上手く行かないと思うぞ」

     

    次は爆豪の家

     

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    爆豪の頭を叩く母「あっ、はい よろしくお願いします」

    爆豪「バッバア叩くんじゃねえよブッ飛ばすぞコラ!!」

    母「うっさい!!元はと言えばアンタが弱っちいからとっ捕まってご迷惑かけたんでしょ!!」

    気の弱そうな父「2人とも…や、やめろよォ 先生方が…驚いてるだろォ…」

    爆豪「うっせんだよクソオヤジ てめェは黙ってろ!!」

    叩く母「うっせえのは勝己でしょ!あんたも喋るならハキハキ喋りなさいよ!」

    オールマイト「(何この闇深い家庭)」

    相澤「あの…本当によろしいのでしょうか」

    母「ん!?ああ、寮でしょ?むしろありがたいよ!

    勝己はなまじ何でも出来ちゃうし能力も恵まれちまってさ

    他所様からチヤホヤされてここまで来ちまった 薄っぺらいとこばっか誉められて…

    だから会見での言葉が嬉しかったんだよね ”ああ、この学校は勝己を見てくれてる” って」

    会見での相澤の言葉「誰よりも “トップヒーロー” を追い求め…もがいてる あれを見て “隙” と捉えたのなら ヴィランは浅はかであると私は考えております」

     

    母「一時は不安でどうなるかと思ったけど こうして五体満足で帰ってきてるワケだしさ

    しばらくは風当たりは強いかもしんないけど私は信頼して任せるよ な」

    父「うん」

    爆豪の頭を手で押さえて下げさせる母「こんなどうしようもない奴だけど みっちりしごいて良いヒーローにしてやって下さい」

    呆然?としている相澤

    小声で言うオールマイト「一杯奢ろうか?」

     

    爆豪の家を出た2人

    相澤「さて次は…緑谷ん家が近いですね」

    オールマイト「あぁ、それなんだが相澤くん…」

    そこに爆豪が家から出てくる「オールマイト」

     

    カメラに向けて「次は君だ」とオールマイトが言った時、デクが大泣きしていた事を思い返す爆豪

     

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    爆豪「デクはあんたにとって何なんだよ」

    オールマイト「…生徒だよ 君と同様に前途あるヒーローの卵だ

    (…すまない爆豪少年 ここだけは話せないんだ)」

    母「勝己コラあんた外出るなってケーサツに…」

    家の方に振り返り、背を向けて言う爆豪「そっか あんたが言いたくねえなら いいわ ありがとよ」

     

    デクの家の前に到着する

    相澤「本当に大丈夫ですか」

    オールマイト「ああ!今日中に回らないといけないんだろ?この調子だとディナータイムに差し掛かっちゃうぜ

    ここは私が行くから君は他を急いだ方がいいんじゃない…かな!?」

     

    デクの家に入るオールマイト

    デクも母もドキドキしている

    母「ささ…あっあっ上がって下ささい!」

    廊下にもオールマイトのポスターなどが貼られている

    母「オオオオオオオールマイトが家に…」

    デク「お母さんオチツイテ…!!」

     

    オールマイト「えー、事前にお話行ってるとは思いますが 雄英の全寮制について…」

     

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    母「ハイ…えとその件ですが…私、嫌です」

    デク「お母さん!?昨日は “うん” って…」

    母「考えてたんだよ!?でもね!嫌なの 出久は個性が出なくて…それでもずっとあなたに憧れてきました

    でも… “奇跡的” に個性が発現してから 雄英に入ってから出久、どんどんボロボロになっていくんです

    出久の腕知ってますか?これ以上怪我が増えると動かなくなるかもしれないって…!

    先日の戦い、テレビで拝見しました 1人の一般市民としても感謝しています が…親としては怖かったです

    出久はあなたに憧れてます 出久の行く末があんなちみどろの未来なら 私は…」

     

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    小さい頃にヒーローごっこをして遊んでいた時の事などが思い浮かび、涙を浮かべ始める母

    母「私… “無個性” のまま…ヒーローの活躍を嬉しそうに眺めているだけの方が この子は幸せだったんじゃないかって…思ってしまったんです」

    立ち上がるデク「お母さん」

    母「出久 応援はするけど、それは心配しないってことじゃないって言ったよね」

    先日のオールマイトの言葉「全て無に帰るところだったんだぞ」がよぎるデク

    母「出久はこのまま雄英に通いたいよね でも…ごめんね出久」

     

    デク「(母の気持ちをないがしろにしてきた 当然の帰結…)」

     

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    母「ハッキリ申し上げます 出久の親として…今の雄英高校に息子を預けられる程 私の肝は据わっておりません」

    次回、僕のヒーローアカデミア 97 へ!!

     

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    【ネタバレ】僕のヒーローアカデミア 95 感想【注意】

    No. 95 始まりの終わり 終わりの始まり

     

    一夜明け…世間は騒然としていた

    テレビでも新聞でもこの話題で持ち切り

     

    警察の上層部?では話し合いが行われている…

    「捕えた脳無はいずれもこれまでと同様、人間的な反応がなく 新たな情報は得られそうにありません

    保管されていたという倉庫は消し飛ばされており、彼らの製造方法についても追って調査を進めるしかありません」

    「そもそもその倉庫というのもフェイクじゃねえのか?生体実験なぞ行える環境じゃねえし場も安易すぎる

    バーからも連中の個人情報はあがってねえんだろ?」

    「現在調査中です」

    「…んー…」

    「大元は捕えたものの…し柄木をはじめとした実行犯らは丸々取り逃がした…とびきり甘く採点したとして…痛み分けといったところか」

    「馬鹿野郎、平和の象徴と引き換えだぞ オールマイトの弱体化が世間に晒され、もう今までの “絶対に倒れない平和の象徴” はいない

    国民(われわれ)にとってもヴィランにとってもな たった1人にもたれかかってきたツケだァな…

    馬鹿も集まりゃここまで出来ると…全員が知った 俺は恐れているよ

    最初期のプロファイリングじゃ、子供の癇癪とまで言われていた主犯格のし柄木弔の犯行計画は

    数を重ねるごとに回りくどく…世間への影響を見据えたものになっている

    し柄木は考え、成長してる そしてオールマイトが崩れ、以前にも増して抑圧がなくなろうとしている状況

    連合は失敗する度、力をつけていく こうも都合良く勢力拡大の余地が残っていくものかね?」

    「手の内だと?結果論じゃないか?」

    「ネガティブに捉えすぎでは?」

    「わからん ただ1つ確実に言えるのは…奴等は必ず捕えなきゃならん

     

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    我々警察も “ヴィラン受け取り係” などと言われてる場合じゃあない 改革が必要だ」

     

    場面は病院

    ベッドの上で上体を起こしているオールマイト、傍らにはグラントリノと塚内

     

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    オールマイト「私の中の残り火は消えた、”平和の象徴” は◯にました しかしまだやらねばならぬ事があります」

    グラントリノ「し柄木弔 志村の孫…か」

    塚内「奴の発言だろ?根拠が薄くはないか?2人ともその先代の家族とは交流がなかったのか?」

    グラントリノ「ああ…志村は夫を◯されていてな 我が子をヒーロー世界から遠ざけるべく、里子に出している

    俺や俊典には “私にもしもの事があってもあの子には関わらないでほしい” と…」

    塚内「故人との約束が逆に…やるせないな」

    オールマイト「お師匠がせめて平穏にと決別したけつ縁…!私はし柄木を見つけなければ…見つけて彼を…」

     

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    グラントリノ「だめだ、見つけてどうする お前はもう奴をヴィランとして見れてない、必ず迷う 素姓がどうであれ奴は犯罪者だ

    し柄木の捜索はこれから俺と塚内で行っていく お前は雄英に残ってすべき事を全うしろ

    平和の象徴ではいられなくなったとしてもオールマイトはまだ生きてるんだ」

     

    事件終息後…デク達は轟と八百万と合流し、爆豪を警察に送り届けた

    デク「(かっちゃんは静かだった)」

     

    そして半日以上をかけて家路を辿ったデク達

    飯田「では」

    切島「ありがとうなみんな」

    八百万「お三方! “真っすぐ” 帰って下さいね!?」

    デク「うん、本当にありがとう」

    轟「じゃあ…また学校で」

    家に到着した轟

    出迎える姉「もォ〜何か凄い事起きてるわ焦凍お見舞いから連絡返してくんないわで心配したよ!おかえり!」

    轟「わりィ姉さん…」

    その時、家の奥からドガァン…と鳴り響いている…

    姉「ちょっと前に帰ってきてね…ずっとああなの…」

    轟「(オールマイトが本当にもう前線に立てなくなったのなら…No.1の地位は…)」

     

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    訓練場で荒れているエンデヴァー「こんな形で…認めんぞ 認めてたまるか認めるわけにはいかんのだ…っ!!」

     

    デクも帰宅する

    母「おかえり オールマイト…大変だったみたいだね 出久も帰り道大変だったでしょ」

    デク「…うん…」

    デクは自室に行き、ベッドに俯せになる

    デク「(この先どうなるのか 僕の行動は本当にあれで良かったのか オールマイト…)」

    疲れていたのか眠ってしまう…

     

    日が暮れていく

    着信のバイブで目を覚ますデク

    すぐに慌てて家を出ていく

    母「ちょっと!!どこ行くの!?もうご飯できてるよ!?」

    デク「あっ、後で!!」

     

    砂浜に行ったデク

    そこにいたのはオールマイト「お!やっと来た!」

    走るデク「オールマイト…!!」

    オールマイト「遅いよもー!!」

    デク「オールマイト…」

    駆け寄ってきたデクを…

     

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    殴るオールマイト「テキサス…SMASH! 君ってやつは本当に言われた事守らない!!

    全て無に帰るところだったんだぞ 全く誰に似たのやら…」

    デク「…」

    オールマイト「緑谷少年、私ね 事実上の引退だよ もう戦える体じゃなくなってしまった」

    そう言ってマッスルフォームになったオールマイトは左腕で正拳突きをする…が、4発目でトゥルーフォームに戻ってしまう

    オールマイト「ワンフォーオールの残り火は消え…おまけにマッスルフォームもろくに維持出来なくなってしまった

    だと言うのに君は毎度毎度、何度言われても飛び出して行ってしまうし…!何度言っても体を壊し続けるし!!

    だから今回!君が初めて怪我せず窮地を脱したこと すごく嬉しい

    これから私は君の育成に専念していく この調子で…頑張ろうな」

     

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    そう言ってデクを抱きしめるオールマイト

    泣き出すデク「うっ…オル…オールマイト僕っ… ううっ…ああ ああ…」

    オールマイト「君は 本当に言われた事を守らないよ… その泣き虫なおさないとって言ったろう」

    泣き叫ぶデク

     

    デク「(頬に残る弱々しい痛みが 僕に “オールマイト” 時代の終幕をじんじんと告げていた)」

    次回、僕のヒーローアカデミア 96 へ!!

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    【ネタバレ】僕のヒーローアカデミア 94 感想【注意】

    No. 94 師弟のメッセージ

     

    戦闘中にグラントリノがオールマイトに言った言葉

    “正面からはまず有効打にならん 虚をつくしかねえ”

     

    あらゆる個性を掛け合わせた最大威力の右腕で攻撃してくるオールフォーワン

    オールマイトは唯一マッスルフォームにできた右腕で正面からぶつかり合う

    衝撃反転も使われ…オールマイトの右腕からは砕ける音が聞こえるが…

    左拳を握る…オールマイトの左腕がマッスルフォームに…!!

    左腕で殴るオールマイト「(まだ◯ねんのだ!!)」

    グラントリノ「( 最後の一振り(右のパワー)を左に移した!!右を囮に…だが…!! )」

    オールフォーワン「浅い」

    そう言ってすぐさま左腕を膨らますオールフォーワン

    オールマイトは左腕から再び右腕に力を戻す「そりゃ腰が 入ってなかったからな!!」

    オールフォーワン「!」

    顔面を思いっきり殴るオールマイト

    「(さらばだ オールフォーワン

    さらばだ ワンフォーオール)

     

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    UNITED STATES OF SMAASH」

    物凄い衝撃が辺りを包む…

    土煙が晴れていく…

    倒れているオールフォーワン、立っているオールマイトが映し出される

    全員が息を飲んでその光景を見ている…

    よろめきながら左腕を上げるオールマイト

    グラントリノ「…!!(ああ…)」

    そして全身マッスルフォームになって拳を突き上げる

    国民達が叫ぶ「オールマイトォ!!」

    報道「ヴィランは…動かず!!勝利!!オールマイト!!勝利の!!スタンディングです!!」

    またよろめくオールマイト

    駆け寄ろうとするエッジショット「な…!今は無理せずに…」

    グラントリノ「させて…やってくれ」

     

    「この国には今 “柱” がいないんだって だから自分がその “柱” になるんだって」

    志村から聞いたオールマイトの考え…そして昔の事が思い浮かぶグラントリノ

     

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    グラントリノ「…仕事中だ (平和の象徴… No.1ヒーローとして最後の…)」

     

    ヒーロー達や警察等によって救助活動が進む…

    報道「オールマイトの交戦中もヒーローによる救助活動が続けられておりましたが ◯傷者はかなりの数になると予想されます…!!

    元凶となったヴィランは今…あっ、今!!移動牢(メイデン)に入れられようとしています!オールマイトらによる厳戒態勢の中、今…!」

    その時、オールマイトがカメラに向けて指を差す

    街にいるデク達

    飯田「身動きがとれんな…轟くん、八百万くんらと合流したいが…」

    切島「とりあえず動こうぜ 爆豪のこと、ヒーロー達に報告しなきゃいけねーだろ」

    デク「ん…」

     

    オールマイト「次は

     

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    君だ」

    その言葉に沸き上がる国民「オールマイト…やっぱすげえよあんた…!!」「おお…おおお!!」

    デク「(短く発信されたメッセージ それは一見、まだ見ぬ犯罪者への警鐘 平和の象徴の折れない姿…

    僕には真逆のメッセージ ”私はもう出し切ってしまった” )」

     

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    溢れてくる涙を止めれないデク

    その様子を見ている爆豪…

    そして翌日…

    オールフォーワンは…事の大きさから特例中の特例として刑の確定を待たず、特殊拘置所へと入れられた

    拘束され、車椅子に乗せられて運ばれるオールフォーワン「…ここは?」

    看守「黙っていろ!!見ればわかるだろう!!◯刑すら生温い程の罪人が行き着く場所だ!!」

    オールフォーワン「ああ…監獄なのか… “わからなかった” ここは…センサーが多すぎて…」

    看守「…? 何を言っている 貴様…眼が視えてないとでも言うのか?」

    オールフォーワン「布ずれの音や空気のわずかな震動に加え、”赤外線” という個性で微かながらに “感知” して6年間過ごしてきた

    “音・震動” で動作を… “感知” で感情の動きや空間把握を補助しているんだ ここはセンサーだらけで感知が意味を成さない…悪いね」

    看守「(嘘だ…そんな状態で…オールマイトと戦っていたと…!?)」

     

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    その特殊拘置所には…ステインの姿も…

     

    オールフォーワン「(負けたよオールマイト 実に醜い足掻きだった

    しかし君は間違えたよ 戦いの果て、弟子に寄りそう道を望んだ

     

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    君は “離れ時” を見誤った ◯に時を失った

    先生というのは 弟子を一人立ちさせる為にいる

    頼りにしてきた師が手の届かぬ場所へ去り、彼は憎悪を募らせる 彼は真に先頭を歩んでいく

    仲間もいる 仲間を増やす術も学んでいる

    大丈夫だ し柄木弔

    経験も 憎悪も 悔恨も 全てを糧としろ

     

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    次は 君だ)」

    次回、僕のヒーローアカデミア 95 へ!!

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    【ネタバレ】僕のヒーローアカデミア 93 感想【注意】

    No. 93 残り火ワンフォーオール

     

    内なる篝火より響く師の声…

    志村「限界だーって感じたら思い出せ」

    オールマイト「(…思い出す…)」

    志村「何の為に拳を握るのか」

    オールマイト「(何の為に…)」

    志村「原点(オリジン)ってやつさ!そいつがお前を限界の少し先まで連れてってくれる!」

     

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    若い頃のオールマイト「皆が笑って暮らせる世の中にしたいです その為には… “象徴” が必要です」

     

    右拳を握るオールマイト…右腕だけがマッスルフォームに…

    吹き飛ばされたグラントリノが起き上がる「痛…っ」

     

    あれ程の大規模攻撃を何度も相◯した…とうに活動限界を迎えている…

    右手のみのマッスルフォーム…その歪な姿が物語っている…

     

    オールフォーワン「渾身 それが最後の一振りだねオールマイト 手負いのヒーローが最も恐ろしい」

    そう言って空中に浮くオールフォーワン「腸を撒き散らし迫ってくる君の顔 今でもたまに夢に見る 2・3振りは見といた方がいいな」

    右腕に衝撃波をためるオールフォーワン…そこに炎が襲いかかる…!!

    ためた右腕でその炎をはらうオールフォーワン

    オールマイト「….!」

    やってきたのはエンデヴァーとエッジショット

    エンデヴァー「なんだ貴様…その姿は何だオールマイトォ!!」

    オールフォーワン「全て中位(ミドルレンジ)とはいえ…あの脳無達をもう制圧したか さすがNo.2にのぼりつめた男」

    エンデヴァー「貴様(オールマイト)…

    (貴様を超えようと研鑽を重ねてきた…!重ねる程に痛感する 貴様との差が…貴様の背中が…!!絶望が!!俺を…)

     

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    なんだそのっ情けない背中は!!」

    オールフォーワン「応援に来ただけなら観客らしくおとなしくしててくれ」

    攻撃に出ようとするオールフォーワン…そこにエッジショットが素早い動きで突っ込んでいく

    かわすオールフォーワン

    エッジショット「抜かせ破壊者 俺達は救けに来たんだ」

    シンリンカムイが倒れているベストジーニスト達を救ける

    シンリンカムイ「頑張ったんだな…!!Mt.レディ」

    軟体で瓦礫の下を移動してきた虎がオールマイトの背後にいた女性を救ける

    虎「我々…にはこれくらいしか出来ぬ…あなたの背負うものを少しでも…」

    オールマイト「虎…!」

    虎「あの邪悪な輩を…止めてくれオールマイト…!!皆あなたの勝利を願っている…!!どんな姿でもあなたは皆のNo.1ヒーローなのだ!」

    若かりし時の事を思い出すグラントリノ

     

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    グラントリノ「八木俊典?」

    志村「面白い奴だよ、イカレてる いわく…犯罪が減らないのは国民に心の拠り所がないからだと

    この国には今、”柱” がないんだって だから自分がその “柱” になるんだって」

     

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    虎「みんなあなたの勝利を願っている!」

    (地面に衝撃波を撃って?)周囲に衝撃を起こすオールフォーワン「煩わしい 精神の話はよして現実の話をしよう

    “筋骨発条(バネ)化” 、”瞬発力” ×4、”膂力増強” ×3、”増殖” 、”肥大化” 、”鋲” 、”エアウォーク” 、”槍骨”

    今までのような衝撃波では体力を削るだけで確実性がない 確実に◯す為に今の僕が掛け合わせられる最高・最適の “個性” 達で

     

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    君を殴る」

    右腕を巨大に変貌させたオールフォーワン

    地面にいるオールマイトめがけて空中から突っ込んでいく

    オールフォーワン「(先程手を合わせてようやく確信を得たよオールマイト 君の中にもうワンフォーオールはない

    君が今使っているのは余韻…残りカス…譲渡した後の残り火だ

    そしてその火は使うたびに弱まっている…もはや吹かずとも消え行く弱々しい光…)

    緑谷出久 譲渡先は彼だろう? 資格も無しに来てしまって…まるで制御出来てないじゃないか

    存分に悔いて◯ぬといいよオールマイト 先生としても君の負けだ」

    右の拳がぶつかり合い、とてつもない衝撃が辺り一帯に広がる…

    オールフォーワン「( “衝撃反転” 君の放った力は全て君に返って…)」

    オールマイト「そうだよ」

    オールフォーワン「!?」

    バキッ…ブチッ…オールマイトの右腕からは骨の折れる音などが聞こえる…

    オールマイト「先生として…叱らなきゃ…いかんのだよ!私が叱らなきゃいかんのだよ!!」

    シュウウッ…

    そして右腕のマッスルフォームがしぼみだす…

    オールフォーワン「…なる程 醜い

    (吹かずとも消え行く…弱々しい残り火 抗っているのか

     

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    役目を全うするまで絶えぬよう 必しで抗っているのか)」

     

    “限界だーって感じたら思い出せ”

     

    オールマイト「( “象徴” としてだけではない…!!お師匠が私にしてくれたように…私も彼を育てる それまでは)」

    左拳を握るオールマイト…左腕がマッスルフォームに!!

    オールフォーワン「そこまで醜く抗っていたとは…誤算だった」

     

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    左腕で殴るオールマイト「(まだ◯ねんのだ!!)」

    次回、僕のヒーローアカデミア 94 へ!!

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    【ネタバレ】僕のヒーローアカデミア 92 感想【注意】

    No. 92 ワン・フォー・オール

     

    連絡する轟「緑谷そっち無事か?」

    デク「うん!轟くんの方は!?逃げ切れた!?」

    轟「多分な 奴の背面方向に逃げてるプロ達が避難誘導してくれてる」

    デク「よかった!僕らは駅前にいるよ!あの衝撃波も圏外っぽい!奪還は成功だよ!」

    爆豪「いいか、俺ァ助けられたわけじゃねえ 1番良い脱出経路がてめェらだっただけだ!」

    切島「ナイス判断!」

    爆豪「オールマイトの足引っ張んのは嫌だったからな」

    デク「(そうだ…足を引っ張る これが今できる最善のハズだ…グラントリノだっている 僕らはこれで…良かったんでよね…?

    大丈夫…ですよね…!?オールマイト…!)」

    報道のヘリが現場へ向かっている

     

    場面は戦場へ

    オールフォーワンの顔面にパンチを打ち込んだオールマイトだったが…1歩及ばず…

    オールフォーワン「ワンフォーオール先代継承者・志村菜奈から…」

    オールマイト「貴様の穢れた口で…お師匠の名を出すな…」

     

    志村菜奈の言葉「誇れ俊典!ハナから持ってる奴とじゃ本質が違う お前は “力” を勝ち取ったんだ!」

     

    オールフォーワン「理想ばかりが先行し、まるで実力の伴わない女だった…!ワンフォーオール生みの親として恥ずかしくなったよ

    実にみっともない◯に様だった…どこから話そうか…」

    左腕を振りかぶるオールマイト「Enough!!」

    しかしその瞬間、衝撃波を放つオールフォーワン

    上空へ吹き飛ばされたオールマイトがヘリの方に飛んでいく…

     

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    そこを助けるグラントリノ「俊典!」

    オールフォーワン「ゴホッ…邪魔を…」

    グラントリノ「6年前と同じだ!落ち着け!!そうやって挑発に乗って!奴を捕り損ねた!!腹に穴を開けられた!

    お前のダメなトコだ!奴と言葉を交わすな!」

    オールマイト「…はい…」

    グラントリノ「前とは戦法も使う “個性” もまるで違うぞ 正面からまず有効打にならん!虚をつくしかねえ

    まだ動けるな!?限界超えろ!正念場だぞ!!」

    かなり息を切らしているオールマイト「…はい!」

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    テレビの報道「悪夢のような光景!突如として神野区が半壊滅状態となってしまいました!

    現在、オールマイト氏が元凶を思われるヴィランと交戦中です!

    信じられません!ヴィランはたった1人!街を壊し!平和の象徴と互角以上に渡り合って…」

     

    報道を見ている根津・相澤・ブラドキング

    根津「(潰された…!塚内くん…オールマイト!)」

     

    報道を見ている人達の声「何これやば」「オールマイトボコられてなかった?」「うっわめっちゃやられてんじゃん!」

    「神野ってどこだっけ?」「明日パパ会社休みかも…」「他のヒーローは何やってんだ!?」

    「最近ヴィラン暴れすぎじゃね?」「むしろヒーローがやられすぎな気ィする…」「たるんどる!!なんつって まー実際あると思うわ」

    「いやあしかし結局今回もオールマイトが何とかするっしょ!」

     

    生徒達は固唾を呑んで報道を見ている

     

    オールフォーワン「弔がせっせと崩してきたヒーローへの信頼 決定打を僕が打ってしまってよいものか…

    でもねオールマイト 君が僕を憎むように僕も君が憎いんだぜ?

    僕は君の師を◯したが 君も僕の築き上げてきたモノを奪っただろう?

    だから君には可能な限り醜く酷たらしい◯を迎えてほしいんだ!」

    衝撃波を腕にためるオールフォーワン

    跳ぶグラントリノ「でけえの来るぞ!避けて反撃を…」

    オールフォーワン「避けて良いのか?」

    ガラッ…

    オールマイトの背後から瓦礫の音がする…

    急いで空中で切り返すグラントリノ「おい!!」

     

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    衝撃波を放つオールフォーワン「君が守ってきたものを奪う」

    グラントリノ「ぐっ…!!」

    オールフォーワン「まずは怪我をおして通し続けたその矜持 惨めな姿を世間に晒せ 平和の象徴」

     

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    真正面から受けて守っているオールマイト…その姿が…テレビに映し出される

    市民達「え…?」「なんだあのガイコツ…」

    リポーター「えっと…何が え…?皆さん見えますでしょうか? オールマイトが…しぼんでしまってます…」

    オールマイトの言葉「これは世間に公表されていない 公表しないでくれと私が頼んだ

    人々を笑顔で救い出す平和の象徴は決して悪に屈してはいけないんだ」

     

    デク「そんな… ひみ…つ…」

     

    オールフォーワン「頬はこけ目は窪み!!貧相なトップヒーローだ 恥じるなよ、それがトゥルーフォーム(本当のキミ)なんだろう!?」

    しかしオールマイトの目は◯んでおらず、真っ直ぐにオールフォーワンを睨みつけている

    オールフォーワン「…そっか」

    オールマイト「身体が朽ち衰えようとも…その姿を晒されようとも…私の心は依然平和の象徴!!一欠片とて奪えるものじゃあない!!」

    オールフォーワン「素晴らしい!まいった、強情で聞かん坊なことを忘れてた じゃあ “これ” も君の心には支障ないかな…あのね…

    し柄木弔は志村菜奈の孫だよ」

     

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    目を見開いて固まるオールマイト…

    オールフォーワン「君が嫌がることをずぅっと考えてた 君と弔が会う機会をつくった 君は弔を下したね 何も知らず、勝ち誇った笑顔で」

    オールマイト「ウソを…」

    オールフォーワン「事実さ、わかってるだろ? 僕のやりそうな事だ あれ…おかしいなオールマイト 笑顔はどうした?」

    そう言いながら指で頬を上げる動作をするオールフォーワン

     

    志村菜奈の言葉「人を助けるってつまり、その人は恐い思いをしたってことだ 命だけじゃなく心も助けてこそ真のヒーローだと…私は思う

    どんだけ恐くても “自分は大丈夫だ” っつって笑うんだ 世の中笑ってる奴が1番強いからな」

     

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    オールマイト「き…さ ま…!」

    オールフォーワン「やはり…楽しいな!一欠片でも奪えただろうか」

    オールマイト「(お師匠のご家族…彼が!!私はなんということを…)

    〜ぉおおおー…!!」

    叫ぶオールマイト

    その時、背後にいた女性が言う…

     

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    「負けないで…オールマイト お願い…救けて」

     

    報道を見ている市民達「オールマイト…やばくない…!?」

    爆豪「ー…て」

    市民達「そんな…嫌だ…オールマイト…!」「あんたが勝てなきゃあんなの誰が勝てんだよ…」

    「姿は変わってもオールマイトはオールマイトでしょ!?」「いつだって何とかしてきてくれたじゃんか!」

    「オールマイト!頑張れ」「まっ負けるなァオールマイト!!」「頑張れえええ!!」

     

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    爆豪「勝てや!!」

    デク「オールマイトォ!!」

     

    オールマイト「お嬢さん もちろんさ

    ああ…!多いよ…!ヒーローは…守るものが多いんだよオールフォーワン!!だから負けないんだよ」

     

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    右腕に力を込めるオールマイト

    次回、僕のヒーローアカデミア 93 へ!!

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