自分にとって思い出深いお店ってありますか?

そして、そのお店はまだ続いていますか?

ボクにはあります。
そしてまだ続いています。

今日は一つ、そんなお話を・・・


2/28(木)

PM7:30、会社を出る。

月末の喧噪も昨日まで。
また3月からは想像するのも恐ろしい【年度末モード】に突入するワケだが、取りあえず今日のところはホッと一息。
ヽ(´ー`)ノ ふぅ~

チョイと一杯引っかけていきたい気もしたのだが、明日も呑む予定だ、今日はメシだけにして早々に帰ることにしよう。。。

そー言えば、最近気になってるお店があるんだよなぁ。
ということで、ヤッターワンという名の原チャリにまたがり、早速お店へと向かう。
ε=ε=ε=ε=ε=(o- -)oブーン

しんが10分ほどで到着。
中華料理のお店「新雅」である。

ガラ〜

うおっ!

(;゜0゜)

店内はほぼ満席。
というか、今すれ違いで出て行ったお客さんがいなければ、オイラは入れないところだった。

いや〜、こんなトコにあるのに混んでるのね〜
(^◇^ ;) ほぇ〜

落ち着くぅぅいかにも「街の中華食堂」と言った風情のこのお店、失礼だがホントに辺鄙な場所にある。
周りは住宅街で、お店らしきモノは一切無い。
外灯が頼りなく照らす暗い道を進んでいると、妖しく赤く光るこのお店が忽然と現れる感じなのだ。
その様は、銀河鉄道999に出てくるスノーインカにあるラーメン屋のごとき。
(雪女がラーメン食おうとすると、スープごと凍っちゃって食えないって話ね)

何とも、もの悲しくも温かい、そんな雰囲気が漂うお店だ。

エンジ色のコの字カウンターに着席。

もうこの色合いと言い、使い込み具合と言い、まったくもって正しいね!
うんうん、落ち着くなぁぁぁ。
(#´ο`#) はぁ~

ちょっ!壁に貼られているメニューを見て「ギョッ」とする。
やたらとメニューの数が多い。
( ̄◇ ̄;) ハゥー

見たところ、コンロは1つだけっぽい。
(もしかしたら、餃子用とかにもう1つあるかも)
オヤジさんと息子さんらしきお兄ちゃんの2人体制で切り盛りしているのだが、ほとんどの調理は息子さんの担当らしく、さっきからいそいそと鍋を振っている。

まぁ全部で10人ぐらいしか入らないお店だけど、よくこのメニューの数をこなせるよなぁ。
今どきの「メニューが1つとか2つしかないラーメン屋」なんかにゃぁ、コレはできないよ〜

メニュー、多っ!これだけのメニューがあるのだが、食べたいモノは最初から決まっていた。

「すいませんっ、ニラソバ(700円)くださいっ!」

なぜか気合いを入れてオーダーしてるオイラ。
競走馬で言えば“かかっている”状態と言えよう。

「はい、ニラソバ入りました〜」

「はい、ニラソバね〜」

息子さんからオヤジさんへとオーダーが伝達されてゆく。
(麺上げはオヤジさんの担当らしい)

む!?

フフフ・・・
やっと懐かしきこの店に来られたぜ、楽しみ〜〜!
(o^−^o) ウヒッ

そう、オイラはこのお店を知っている。
いくら辺鄙な場所とは言え、この辺は地元も同然。
まぁ知っていてもおかしくはない。
しかしそれだけではなく、実はかなり思い入れのあるお店だったのだ。

初めてこのお店に来たのは20年以上前になる。。。
( ̄-  ̄ ) ンー

小学生の頃は、駄菓子屋でブタメンにラメックを投入して、

「大盛り、イエ〜ィ!」

\(>▽<)/ワーイ

などとノーウェザーではしゃいでたオイラ。

中学に入ると、そこからステップアップ(!?)して、フトゥーのお店で飲食することを覚えるよーになる。
最初はマックやコンビニのイートインなどから始まり・・・
梅もと」などの立ち食いソバや吉牛などを経て・・・
たどり着く先は、地元のラーメン屋!というワケだ。

黒と白土曜日、部活帰りの午後3時。

「夜飯まで待てない!」

そんな、ブラックホールの様なストマックを装備していたあの頃。
このお店のモヤシソバがおやつ変わりだったワケである。

高校、大学と地元ではなかったこともあり、その後ココへ来ることもなくなっていた。
そして、そのままお店の記憶は、頭の倉庫の奥深くへとしまわれたままであった。

そんなとき、とあるブログでコチラのお店の話を見かける。
急激にフラッシュバックする思い出。
(; ̄Д ̄) アッ!?

「ちょ、おま、コレ!」

「あの店やんけっ!」

「っつーか、まだやってたんだ!」

「ナツカシスのぅ、ギザナツカシスのぅぅぅ」

(T∇T) ウウウ

(しょこたんバンザイ!)

それからは、このお店のことが気になってしょうがなかった。
寝ても覚めても、思い出すのはこのお店のことばかり。
(アホやろ!?)

仕事してても新雅。
(バカやろ!?)

メシ食ってても新雅。
(ないな〜い)

おぉ!そんなこんなでたどり着いた、この一杯!
「ニラソバ」がついに登場だ。

おぉ・・・いいよ・・・

素晴らしく・・・

いい!

ルックス・ソー・ナイス!

 (゜▽゜;)!

ディス・イズゥ・ザ的シンプルな一品。
濃い醤油色をしたスープのラーメンに、ニラ満載の野菜炒めが乗っている。
(他はもやしと玉ねぎとにんじん)
ドンブリはかなり深めな設定なので、意外と量も多い。
コレで700円は至極良心的と言えよう。

お懐かしゅうございます!オイラが中学生の頃、よく食べていたのはモヤシソバの方。
あっちは600円なので、こっちより100円安い。
(値段は当時と違うと思うが、やはり100円ぐらいの差はあったと思う)
厨房、いや中坊のクソガキにとっては、その100円の差が大きかったりするのだ。

そんなワケで、20年後のオイラはあの頃の自分を超えるべく、このニラソバをコールしたのだ。
フフフ ( ̄+ー ̄)キラーン
(100円でそんな威張られても・・・)

でもなぁ、なんか記憶と違うかなぁ・・・
ニラソバとモヤシソバの違いって、ニラが入ってないだけだと思ってたんじゃが、向こう(モヤシソバ)はもうチョイとろみがついたタイプだったような・・・
いや、でもそれは違う店の記憶かも・・・
まぁ20年以上前の話だからなぁ、これは次回にモヤシソバの方も食べてみるしかないのぅ・・・

そうそう、コレコレ・・・どれどれ、早速一口・・・

( ̄π ̄) チュルチュル


・・・・・。

 
う、うみゃ〜〜いぃぃっ!

( ̄▽ ̄;)!!

記憶の中とまったく同じ、いやそれ以上にギザウマシス!
(しょこたんサイコー!)

正直、ココへ来たのは「思い出を食べる」的な意味合いもあったのだが、いやいやどうして、味自体もスゴい!

麺は細く柔い設定だが、“昔から続くラーメン屋さん”という観点から見るとそれほど柔らかくないかもしれない。
プリっとした食感が、何だか楽しい。
しかし、醤油が立ったスープと言い、バリバリに感じるケミカルブラザーズと言い、時代の潮流とは明らかにかけ離れたラーメンであるのは間違いない。

コ、コイケ!?でも・・・ウマイ!

そして何と言っても、この上に乗っているニラ炒めがサイコーだ。
ラーメンの具でモヤシが乗るタイプはあまり好きではないのだが、このように「炒(チャー)」しちゃってるなら話は別。
茹でもやしだと食べてる途中で水分が抜け落ち、スープが薄まったりするのだが、コレなら水分が閉じこめられているため、その心配もない。
さらにチャーすることによって、野菜のシャキシャキ感も楽しめる。
渋谷の「喜楽」なども同じ手法を使っているのだが、具に関してはコチラの方が明らかにウマイ。
(あっちは焦がしネギとか麺がウマイんだよね)

( ̄π ̄) ズルズル〜

( ̄π ̄) ズバスバ〜

あまりの美味さに食べる手が止まらない。
そして食べ進むうちに、やはり頭の中は楽しかった中学時代の想い出でいっぱいに。。。

「(一緒にコレ食ってたアイツ、あん時はあんなコと付き合ってたよなぁ〜)」

( ̄~ ̄) モグモグ...


「(オレ、中坊ん時はモテなかったなぁ〜、あ、今もか・・・)」

(T~T) ウゥ、モグモグモグ...


ゴク、ゴク・・・

カランッ!

プフゥゥゥ・・・ごっそさん!

(*^0^) =3

何故か涙の味がするスープを飲み干し、ドンブリを空にする。
いや〜久々にラーメンの汁を完飲したよ。
σ(^◇^;)

食べ終えてフト周りを見渡すと、お客さんがほとんど入れ替わっていることに気がついた。
当然のように席は一つも空いていない。

ウ〜ム、相変わらず地元から愛されてるお店なんだなぁぁ。
あ〜この店が潰れてなくて良かった〜〜
ヽ( ̄ ̄∇ ̄ ̄)ノ
(↑ 織田裕二的な意味で)

「毎度、ども〜〜」

「ありがとうございますぅ〜〜」

20数年ぶりに来て、「毎度」と言われるのもチト照れくさいトコだが・・・まぁよしとしよう。

「(それにしても隣り客のチャーハンが、また実にウマそうだったなぁ・・・)」
「(でもモヤシソバの方も食べたいし・・・)」
「(よし、今度は間空けないで来ようっと!)」

オヤジさんと息子さんの愛想の良い挨拶に見送られ、より一層その思いを深くしつつ、お店を後にした。。。


自分にとって思い出深いお店ってありますか?


ボクにはあります。。。


新雅
最寄駅:江戸川橋
料理:ラーメン一般 / 中華料理一般
採点:★★★★☆
一人当たりの支払額(税込み):1,000円以下
用途:スノーインカ、想い出がいっぱい