フゥ〜〜アチ〜〜〜

(;−_−) =3 フゥ

今日も外は暑かった。
「うだるような暑さ」とは、まさにコレのことだろう。
そんな中、1日中外にいたのでだいぶ汗をかいた。
現在17:00を少し回ったところ。
一刻も早く、“失われた水分”を補給せねば!

mixiで「まっすぐ家に帰れない病」というコミュに入っているぐらいのオイラだ。
当然、ココはどこぞに寄って一杯やるという選択肢以外の道はあり得ない。

さて、どーしたモンかね・・・

現在いる場所は池尻大橋というところ。
まずは半蔵門線に乗り、都心方面へ。

1つ目の駅、渋谷で降りる。
「オマエ、どんだけ早く飲みたいねん」と思われるかもしれないが、そーゆーことではない。
(いや、そーゆーことなんですけどね!)
(どっちやねん)

P1001668実は、ココ渋谷にはオイラが一番好きな立ち呑み屋さんがあるのだ。
南口を出て246方面へ。
歩道橋を通って246を渡ると・・・

お、あそこあそこ、見えてきたよ〜

あそこと言っても、店が見えているワケではない。
目印の上州屋が見えているだけだ。
焦るな、オレ!
(´∀`;)

その上州屋の脇を入り、直進すること50mほど。
目的のお店が見えてきた。

P1001669老舗の立ち呑み屋「富士屋本店」である。

「大衆立呑酒場」

と書いてある。

何ともシブい響きだ。
(コッチの響じゃないよ!)

フトゥーの人には何てことのない字面なのかもしれないが、オイラの様な手合いにはこの響きが何とも心地よい。

この渋谷という街は、開発が進んだ大きなターミナル駅の割りには、意外とこの手の酒場も数多く残っている。
同じ様な大きな駅である池袋や新宿などよりも、大衆酒場偏差値的には高い街と言えるのかもしれない。
普段、縁がないのであまり来られないのが惜しいぐらいだ。
その中でも代表格と言ってもよいのがこのお店。

オイラも久しぶりだな〜
楽しみ〜
(o^−^o) ウヒッ

バイオハザードに出てきそうな、若干、不気味な階段を下り、地下へ。
中へ入ると、店内は5割ほどの客の入りだ。
まだ時間が早いこともあって、いつも混んでいるこの店にしては空いている状態と言える。

このお店、真ん中に厨房があり、それを取り囲むようにグルッとカウンターが一周している。
デコボコといびつな形をしているせいもあってか、噂では「東京一長いカウンター」などと呼ばれているらしい。
(何と、一周約30mもあるらしい!)

入って左手を周り、真ん中辺りの凹んだ部分に陣取る。
早速、目の前にいた店員さんをつかまえ、「瓶ビール(大瓶・450円)とマカロニ(サラダ・200円)ね!」とコールする。

バックから財布を取り出し、カウンター上にエントリフィー(千円札)を置く。
すると、ビールとマカロニサラダを持ってきてくれた店員さんがその千円札を取る。
そして代わりにお釣りの350円をカウンター上へ。

P1001670この間、お互いに無言である。
完全に儀式と化しているやり取りのため、言葉を発する必要がないのだ。
何だか自分がチャップリンの映画にでも出演しているかのような錯覚に陥る。。。

ウ〜ム・・・この目の前の光景・・・
何と美しい様式美・・・
我ながら、実に“正しい行い”をしてるね、どーも・・・

コップにビールを注ぎ、まずは喉を潤す。

( −_−)旦〜 フゥ

あ〜落ち着いた〜
さ〜て、マカロニくんを・・・

P1001671_editedこのマカロニサラダ、ココでは定番の一品である。
だが、マカロニサラダという名前には若干というか、かなりの違和感を昔から感じていた。
よーは「パスタをキュウリ・にんじん・玉ネギなどと一緒に、マヨネーズで和えちゃいました〜、オス!」な食べ物なのだ。
(オス!はいらんと思うよ・・・)

しかも、そのマカロニーな部分は「パスタ」などと呼ぶよーな代物ではなく、「すぱげっちー」と呼ぶ方がしっくりとくる感じのクラシカルなモノだ。
まぁつまり・・・ハッキリ言ってしまえば、「チープな食いモン」という一言で終了である。

だがそれがいい

なんだよね〜
ヽ (´ー`)┌ フフフ

早速、一口。

( ̄〜 ̄) モグモグ...

出た!

ドスン!

ストライクっ!

(何か、ますだおかだっぽいんですけど・・・)

「マヨネーズ一直線」とも言えるダイナミックかつストレートな味付けは、オス度100%、荒法師的なプロレスラーを容易に想像させてくれる。
そして、そのあまりのシンプルテイストぶりに、思わず酒を飲まずにはいられなくなってしまうという罠が内包されているのだ。

うんうん、ビールビール・・・
⊂(▽^*) ゴクゴク

しかもこのマカロニサラダ、オサレ系な店なら1人前ぐらいあるんじゃないの?という量なのに、何と200円というロープライスなのだ。
もしコレが深夜の通販番組ならば、KABA.ちゃん辺りが大げさな喜びリアクションをしているであろうことは想像に難くない。
\(*´∇`*)/ ヤッス〜イ!

そー言えば、この店に来たのは久々なのだが、見るとメニューの値段にほとんど変更がない様に思える。
いや〜昨今、どこでも値上げしてるっちゅーのに、しかもこの渋谷で・・・
やっぱエエ店だよな〜

さて、もう一品ぐらい頼むか・・・

壁に掛かっているメニューをガン見して、何を頼むか吟味する。
じー ( −_−)

ココはフライヤーがあるから、揚げ物が旨いんだよな〜
コロッケ・・・ハムカツ・・・ゴボウ天・・・
ウ〜ン・・・

みな150〜200円と安い。
その中にあってはお大臣メニューの「串カツ(300円)」を頼んでみた。
(全く以てお大臣な値段ではない件)

P1001672早速、目の前のフライヤーで揚げたばかりの串カツができあがる。
1串が10センチぐらいはある立派な串カツくんである。
それが2つ乗り、さらにキャベツの千切りもついてこのお値段。
いくら立ち呑みとは言え、充分すぎる内容だろう。

どれ・・・

( ^o^)( ^−^) パクッ

うぬ〜、ウマイ〜〜

((^へ^)v

今度はマヨではなく、ソースによる直接打撃がきた。
そのシュート攻撃を抜けると、今度は「ジュワッ」と溢れる豚肉と長ネギのエキスが・・・
とーぜん、コレも酒を欲する味だ。

ビールビール・・・
⊂(▽^*) ゴクゴク

ビールで喉を潤し、マカロニサラダと串カツくんで腹を満たす。
取り敢えず一息ついたので、残りのビールをやりつつ、ボーッとテレビを眺める。
TV画面の中では「今年の24時間テレビのマラソンランナーに珍獣ハンター・イモトが決定」というニュースが流れていた。

富士真奈美すると、カウンターの中にいた『冨士眞奈美に塩沢とき的なメガネを掛けさせたら、シンクロ率が90%超えしそうな女将さん』(よしえさんと言う名物女将らしい)が、テレビを眺めている他のお客さん達に色々と話しかけ始める。

「あぁ〜このコ走るんだ〜」
「ね、ね、このコ、スゴいの知ってる?」
「こないだ、キリマンジャロ登ってたの観た?」
「スタッフとかガイドとかもリタイヤしてんのに、このコは登っちゃったんだよ〜」

一気にまくし立てる。
その様は冨士眞奈美や塩沢ときというよりも、むしろ黒柳徹子のそれに近い。
(; °0°) ペチャクチャペチャクチャ・・・

だが、周りのお客さん達は、皆「ふ〜ん・・・」という感じで今一つピンときてない様子。
( ̄-  ̄ ) フ〜ン・・・

多分、「世界の果てまでイッテQ」でやってた企画だろう。
オイラもチョットだけ観た記憶がある。
(コレコレですな)

塩沢とき「ね、ね、知らない?」
「スゴいんだよぉ!」

女将さんは必至にアピールするのだが、どうも皆乗ってきてくれない。

すると、女将がチョイと離れたトコにいたオイラの方を見る。
|_ ̄)) チラリ

「(ヤバッ)」

思った時はもう遅かった。

「ね、ね、スゴかったよね〜?」

「(ほらキタよ・・・)」

正味の話、オイラもたまたま何分かチラ見しただけなので、女将の期待には応えられそうもない・・・
だがこの状態だ、誰かがやらねばなるまい。

「あ、観た観た、スゴかったッスよね〜」
「スタッフとかガイドとかリタイヤしてんのに、コイツは登っちゃうんですよね〜」

ハッキリ言って女将さんのセリフをまんまオウム返ししているだけだ、何の足しにもなっていない。
まぁこの場合は“乗ること”が大事なのだ、話の中身は大した問題ではないだろう。

「ね、ね、スゴかったよね〜」
「いや〜今年のマラソンはこのコなんだ〜」

女将さんも、さっき言った自分のセリフをリピートするのみ。
顔は笑っているが、「これ以上、この話は広がらない」と判断したのだろう。

「あ、すんません、コロッケ〜」

「は〜い」

他のお客さんから注文が入り、女将さんがそちらに行く。
ちょうどいいタイミングだ、助かった。
残り1杯だったビールを、あおるように流し込む。

まぁココは長居するトコじゃないからね、コレで帰るかね。。。

別にそーゆーつもりじゃないのだが、何だか言い訳っぽく感じてるのが自分でも可笑しく感じる。

「あ、ありがとね〜」

帰り際、女将さんと目が合うとお礼を言われた。
多分、「乗ってくれてありがとう!」の分も“込み”なのだろう。

P1001673

階段を上り、外へ出ると、街はまだ明るかった。

地下だったこともあり、時間の感覚が無くなっていたので、だいぶ長いこと旅していた気になっていたが、そんなワケはない。
そりゃそーだ、時間にして約30分ほど、950円の小さな小さな旅だ。

しかし旅はいい・・・

自分を見つめ直すきっかけを与えてくれる。
例えそれがどんな小さな旅でも、だ。

さしずめ今回は・・・

「自分の知らない話にテキトーに答えるのは止めよう」

ということでよろしいか?
(誰に聞いてんねん・・・)


駅へ戻り、電車に乗り込む。
頭の中は「次の旅」のことで一杯だった。。。

採点:★★★★