有岡小学校区まちづくり協議会の石田さんに当日の様子をレポートいただきましたので、ご紹介します!
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令和5年1月23日(月)アイホール(伊丹市立演劇ホール)にてシンポジウムを開催しました。
今年度の地域福祉ネット会議は「老い」をテーマに取り上げたいと考えていたところ、たまたま新聞に掲載されていた佐藤眞一先生の記事に出合って、「この先生に講演していただけたら」とひらめき、スタッフのみなさまに相談。
伊丹市社会福祉協議会の担当者が連絡を取ってくださり、講演していただけることになり、ではその講演会に向けて地域福祉ネット会議を進めていこうと佐藤先生に相談させていただくと、「え?これからそういう会を立ち上げるの?ではもっと適任者がいるよ」と大阪大学SSI(社会ソリューションイニシアティブ)の基幹プロジェクトで「超高齢社会」について研究されている鈴木先生を紹介してくださいました。
超高齢社会が大学の研究テーマになってる?
それってどんな研究?
哲学専攻の鈴木先生は「哲学カフェ」でつながり作りをされているとのこと。
今年度は2回の地域福祉ネット会議を「有岡哲学カフェ」という形で開催し、3回目はシンポジウムとして開催することに。
広く伊丹市全体に呼びかけようと行政のみなさまと協力して発信していくことになりました。
そして当日。
果たしてみなさま来てくださるかなあと案じていたところ、「来たよ~」と一人また一人。
寒い中、足を運んでお越しくださるみなさまの気持ちがとてもありがたく心に沁みました。
参加者が50人を超え無事シンポジウムがスタート。
「研究と実践の融合」を楽しむことを目標に掲げ、まず大阪大学SSIの先生方による基調講演、その後有岡メンバーとのフリートーク、最後に会場参加者とのフリートークと大きく3部に分けて企画しました。
はじめの基調講演では、鈴木先生から「対話」の重要性についてお話いただきました。
モデルのない時代、教えてくれる人のいない時代には人は人と対話して生きのびてきた、人は集団で生きるように進化している、自分の感情の調整は一人ではできない、人に頼れない場合は物に頼ってしまい依存症になっていく・・・など哲学を根本にしたお話をしてくださいました。
そして、老年看護学がご専門の山川先生からは、認知症についての説明、地域共生の具体的な取組例としてスーパーや図書館での活動を紹介してくださり、まちづくり活動の考え方として「0から1ではなく、1を10、100にしていくこと」、「何もないところから始めるのではなく、今あるものをリデザインしていく」考え方が大切であることをお話くださいました。
次の有岡メンバーとのフリートークでは、
まちづくり活動について以前と比べてやりにくくなったことは何かという切り口から、活動の担い手も参加者も高齢化していること、参加者の人数が減ってきていること、社会全体に余裕がなくなってきているのではないか、などの意見が出て、
そこから活動に参加していないけど興味がある人とのマッチングの問題をどう解消していくか、参画と協働、広域連携など行政や現在活動している人との横のつながり、また気軽に集える小さな集まり、歴史文化という有岡地区の特色を活かした取組などいろんなメニューを用意していくことが大切で、できることからまず始めること、などの話が出ました。
休憩をはさんで最後の会場参加者とのフリートークでは、
人権啓発推進委員さんからの「哲学カフェの参加者はどうやって集めるのですか?」という質問を皮切りに途切れることなく意見が続き、
男性より女性の方が長生きするのはストレスの差?、
学生は忙しくてボランティアグループに入ってこない?、
個人主義の時代お節介と親切の違いは?、
終活したい今の活動からうまく抜けたい、
かつては長老を大切にする社会だった、
長生きすることは途中で命を落とさなかったのだからとてもラッキーなこと・・・
とみなさま自由に思いを述べられていました。
あっという間に2時間が経過し、初めてのシンポジウムは無事終了しました。
参加くださいましたみなさま、ありがとうございました。
シンポジウム開催のためにご協力くださいました全てのみなさまに心より感謝申し上げます。
これからも有岡哲学カフェ(地域福祉ネット会議)は随時開催いたしますので、みなさま是非お寄りくださり、一緒にこのカフェを育て成長を見守っていただけますようお願い申し上げます。
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石田さんレポートありがとうございました!
次回、有岡哲学カフェ(地域福祉ネット会議)は3月20日に開催されます。
ご興味のある方、お気軽にご参加くださいね!
参加のお申込みは、伊丹市社会福祉協議会(☎072-785-0860)まで。





