令和7年2月15日(土) 第6回:稲野小学校区地域福祉ネット会議が開催されました。
昨年度から約2年間、”知る・学ぶ・話し合う・体験する”のプロセスを積みあげ、「避難所での住民の住民による支えあいを体験しよう」と準備を重ね、避難所運営体験の当日を迎えました。

スタート前
稲小ネット会議の委員長がネット会議委員に向けた挨拶をされています。当日は、委員のほか、4名の稲野小学校区内の民生委員児童委員さんも参加されました
【どんなことをしたの
】
①避難所設営・物品使用体験
アイ愛センター3階の大集会室を「避難所」に見立てたレイアウトを組み、計測・トイレや段ボールベッドの組み立て設置を体験しました。

②避難者受け入れ・対応体験
避難者受け入れ・対応体験では、ロールプレイを用いました。
本番までには、配役決定・シナリオ読み込み(役作り)が必要です。事例を2つ用意し、避難者・対応者・記録観察者の配役があります。参加者全員がもれなく役割を担いました。
事例1

「視覚障がいのある方が避難所開設3日目に自宅から避難された」という場面からスタートです。
どういったコミュニケーションがよいのだろうか…
どのように移動をお手伝いすればよいか…
ロールプレイ中は、何とも言えない緊張感が張りつめています。
それでも、対応者役はその場その場で試行錯誤されながら、懸命に「伝える」実践をされていました。
(対応者役:黄色のビブスを着用されている方)
事例2

「80代の高齢夫婦が避難所開設3日目に自宅から避難された」という場面からスタートです。
高齢の方へはどういった配慮が求められるのだろうか…
ご夫婦がどんな思いを抱いておられるのだろうか…
姿勢や声色など、【思いやり】が光っていました。
(対応者役:黄色のビブスを着用されている方)
【やってみてどうだったのか?】
避難者役
・何がどこにあるかわからない、慣れない中で、とても不安だった。
・都度、対応してくれるという方がいることがわかった時、とても安心した。
・避難所にはたくさんの人がいるので、sosを出すことができれば助けてもらえる安心感がある。
・対応してくれる方も避難してきた住民ということを思うと、わがままを言っているのではないかと遠慮してしまうかもしれない。
対応者役
・ほんとうにほんとうに、想像している以上に「伝える」ことは大変だった。
・仮設トイレは、高齢の方・障がいのある方は使いづらいと感じる。
・自宅とは環境が異なるので、「本人ができる」と思うことと、「実際にできる」ことには差が生じると思う。
・自分で全部答えられなくとも、ほかのスタッフに確認・相談することも大切だと思う。
記録観察者役
・やってみてよかった。ロールプレイで、自分ができることできないことがよく分かったし、「知らない」のと「知っている」のはやっぱり違うんだと感じた。
・お願いしたいことを自分からすべて言えるという人はいないと思う。聞く、尋ね方やその内容をイメージすることが大切だと感じた。
・避難してきた人にとって、「ここが自分の過ごす個人スペースである」という認識を持ってもらうことだと思う。そこをまずしっかりと伝えられるとよいと思う。
「無事に終わってほっとしました!」とのお声もあちらこちらから
振り返りも皆さんで取り組まれ、多くの「気づき」を共有されていました


その「気づき」が、次回の地域福祉ネット会議へとつながっていきます

↓↓ 「地域福祉ネット会議」についてはコチラをご覧ください ↓↓
地域福祉ネット会議ってな~に?|社会福祉法人 伊丹市社会福祉協議会(公式ホームページ)
昨年度から約2年間、”知る・学ぶ・話し合う・体験する”のプロセスを積みあげ、「避難所での住民の住民による支えあいを体験しよう」と準備を重ね、避難所運営体験の当日を迎えました。



稲小ネット会議の委員長がネット会議委員に向けた挨拶をされています。当日は、委員のほか、4名の稲野小学校区内の民生委員児童委員さんも参加されました

【どんなことをしたの

①避難所設営・物品使用体験
アイ愛センター3階の大集会室を「避難所」に見立てたレイアウトを組み、計測・トイレや段ボールベッドの組み立て設置を体験しました。

②避難者受け入れ・対応体験
避難者受け入れ・対応体験では、ロールプレイを用いました。
本番までには、配役決定・シナリオ読み込み(役作り)が必要です。事例を2つ用意し、避難者・対応者・記録観察者の配役があります。参加者全員がもれなく役割を担いました。



「視覚障がいのある方が避難所開設3日目に自宅から避難された」という場面からスタートです。
どういったコミュニケーションがよいのだろうか…
どのように移動をお手伝いすればよいか…
ロールプレイ中は、何とも言えない緊張感が張りつめています。
それでも、対応者役はその場その場で試行錯誤されながら、懸命に「伝える」実践をされていました。
(対応者役:黄色のビブスを着用されている方)



「80代の高齢夫婦が避難所開設3日目に自宅から避難された」という場面からスタートです。
高齢の方へはどういった配慮が求められるのだろうか…
ご夫婦がどんな思いを抱いておられるのだろうか…
姿勢や声色など、【思いやり】が光っていました。
(対応者役:黄色のビブスを着用されている方)
【やってみてどうだったのか?】

・何がどこにあるかわからない、慣れない中で、とても不安だった。
・都度、対応してくれるという方がいることがわかった時、とても安心した。
・避難所にはたくさんの人がいるので、sosを出すことができれば助けてもらえる安心感がある。
・対応してくれる方も避難してきた住民ということを思うと、わがままを言っているのではないかと遠慮してしまうかもしれない。

・ほんとうにほんとうに、想像している以上に「伝える」ことは大変だった。
・仮設トイレは、高齢の方・障がいのある方は使いづらいと感じる。
・自宅とは環境が異なるので、「本人ができる」と思うことと、「実際にできる」ことには差が生じると思う。
・自分で全部答えられなくとも、ほかのスタッフに確認・相談することも大切だと思う。

・やってみてよかった。ロールプレイで、自分ができることできないことがよく分かったし、「知らない」のと「知っている」のはやっぱり違うんだと感じた。
・お願いしたいことを自分からすべて言えるという人はいないと思う。聞く、尋ね方やその内容をイメージすることが大切だと感じた。
・避難してきた人にとって、「ここが自分の過ごす個人スペースである」という認識を持ってもらうことだと思う。そこをまずしっかりと伝えられるとよいと思う。
「無事に終わってほっとしました!」とのお声もあちらこちらから







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地域福祉ネット会議ってな~に?|社会福祉法人 伊丹市社会福祉協議会(公式ホームページ)
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